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梅苑画廊では、白い額縁の絵を買うと "あるサービス"を受けられるという――。
Heavenly white cube
緋汰しっぷ先生の作品の中ではこれが1番大好きです。
今回こちらのCPの同人誌がもうすぐ届くので、嬉しくて久々に読み返しました。
BLにハマり出した頃に読んだのですが、今思うといろいろ地雷が埋まっている作品なのですね。
まあ、私はビッチ設定も、受けが別の人相手には攻めになるとかモブプレイだとか気にならない人なので当時も美味しく読めました。
カラダを使って絵の販売をする薫とライバル画廊の真澄。
2人は皆の好きな執着も溺愛もほぼ見せずに話が終わりますし、水族館デートも温泉旅行も出てきません。
彼ら2人の登場シーンはたいていホテルか画廊の部屋に限られています。
かなりレアな設定なんじゃないかと思いますね、読み返してみて分かったんですが。
で、とにかく大人の男という印象。
ベッドシーンも格闘技を思わせる肉弾戦。
でも最初からキスを交わし合うのはカラダ込みとはいえど惹かれあっているから。
繰り返されるベッドシーンがとてもイイんです。
薫が出生の因縁から続く理不尽なしがらみから解き放たれるのは真澄が尽力したおかげ。
真澄が冷静で頼もしくてカッコいいです。
薫の相手が真澄だからこそお話が甘ったるくならず、最後までビターで大人のボーイズラブになっています。
ま、最後の描き下ろしは甘いですよ(当社比)
結局2人は同じ画廊で働き始め公私共にパートナーとなり、薫の兄もまだ何か企んでいるようでもあり遠くない将来、続編が読めるとばかり思っていました。
早く読みたいですねー
ところで、ヘブンリーホワイトキューブって何ですか??
キューブって角砂糖やルービックキューブの形、立方体です。
私、最初読んだ時なにかヒントを読み落としたのかと思ったりしましたがフレーム(額縁)の間違い?
マンガには校正者っていないのでしょうか?
わざとキューブを使っている?
どなたか分かるかた、教えて下さい。
久々に再読して改めて楽しめたのでレビュー、残そうと思います・ω・
狭い業界(美術商)の中でのお話しなので
"もしかしたらそんな闇ルールみたいな事が実はあるのかも?!"
"えー!なんかちょっと禁断の世界観やーん"
と勝手に想像しながらその世界観にズブズブと浸っていけました。
緋汰先生、お上手過ぎます、、、!
この設定を活かし切る魅力的なキャラクター達!
読み応えと満足感はボリューミーなページ数以上!
表紙からはココ迄の濃厚さは予想していなかった、、、
ステキな裏切り♪
正直、セックス自体が話のキーになっているのでCP以外や人前、無理矢理とかがあるので地雷ある方は注意が必要ではあるかもデス!
私は背徳感のあるこの手の展開も好きなので、むしろありがたく楽しませてもらいました!
こんな世界もあるのかも?!と覗いてみたくなる好奇心旺盛なお姐さん、ちょっと人間のダークさと性を求めてしまう時などにゆっくり読んでみてはいかがでしょうか~(*´ω`*)
チル7 6様
嬉しくもご返信迄頂き恐縮です!
わざわざもぅありがとうございます!
いや、美術館どころかデパート上の展示場も長い間行ってませんし、絵も描けません。
あの空間が箱でキューブだなんて考えもつきませんでしたし。
ダウナーがヘロインでアッパーはコカインで、、と昔の音楽好きな知識の一端で覚えてしまっていただけです。
しょーもない雑学ですみません。
BL自体も数年しか読んでいないのでその知識も乏しいので、またなにか不明点があればお願いするかもしれないです。
助けて頂けるとありがたいです!
レビューも楽しみに読ませて頂いてます。
お相手して下さりありがとうございました♡
チル7 6様
コメントありがとうございます!!
とても丁寧に教えて頂き感謝、感激致しております!
教えて下さいと綴って良かったです。
本当にずっと疑問だったんです。
キューブなんてまさか間違うわけないよねーとは思いつつも、めちゃくちゃヘンな英語のタイトル使ったBLもあるしなーとも思っていまして、、
なるほど!
そんな深い意味があったんですね!
ゾクゾクしました。
校正する人、思いっきり罵倒して申し訳ない。
目から鱗でした。
大昔に美術館に足を運んだ日を思い出しました。
絵は買えないけど、ポスターとか目録を買って満足してました。
それと、眞澄の字も私間違えてましたね。
恥ずかしい、、、
チル7 6様のお名前も間違えているかもしれません。
7と6の間に空白があるのか分からなかったです。
コピーしようとしたらチル7 6様のページに飛ぶだけだったので。
先に謝らせて頂きます。
同人誌、全年齢みたいですがまだ届いてないです。
ちょっと絵柄が変わってしまっているみたいですが仕方ないですね。
あ、それと頂いたコメントに返信してRe.になってそちらに通知がいくのかも分からなかったのでこちらにコメントする形にさせて頂きました。
では本当にご親切にありがとうございました♡
やはりしっぷ先生の絵の綺麗さとシリアスな雰囲気はたまりません!
特に、作画は個人的に好きな作画TOP3に入るほど好きです!素晴らしいです!
レビューでモブ絡みが多いと書かれていたのでどんなもんかと思っていたのですが、やはり多かったですねー…
地雷の方は注意です…
宇田さんは、最初こそ「なんやこのイケおじー!離れろー!」と思っていましたが、薫の言う通りなかなか憎めないキャラで、最終的に薫をあそこから救ってくれた1人でもあると思うと、まぁ…って感じです笑
三角関係というレビューも見かけましたが、そこはかなりあっさり完結していたので、そこまで身構えなくてもいいかと思います。
ただ、やっぱりモブ絡み多い!分かってたけど多い!
そして作画が綺麗だから余計ずるい!苦手だけど見てしまう!
ということで、自分の好みもあるので申し訳ないですが萌2にさせていただきます…!
父親の遺した画廊と作家たちを守るために、金払いのいい客に身体を差し出す受と、やり手の画廊で正義感と狡賢さを武器に立ち回っている攻の話。どちらも仕事ができて、受のカオルはリバなこともあり、美しくも男らしいビジュアル
カオルの兄がゲスくて、、マスミとカオルは割と早い段階で体の関係を持ちますが、そこにはあまり甘さがないので、でろあまハピエンBLを好む身としては全体的に糖度が足りない!という感想です
「もう身体を使って稼ぎたくない、泣」
「あなたにだけ抱かれたい、泣」
的なあまーい受ちゃんは存在しません。もっとオトナな感じです。マスミくんの強引さは、若さも感じますが、、落ち着いている美人受が好きな方に
※モブたちによる複数プレイ(腹違いの兄の命令による)もあるので地雷に注意です
体を使ってお仕事を勝ち取る痛々しい感じが、『狂い鳴くのは〜』に似てました。
これは完全に好みの問題ですが、辛い系は苦手なので読んでてキツかったです。
でも、外面がいい受けが攻めだけに見せる素顔には萌えました♡
あと、登場人物の顔がとてもいいです!!
しつこい様ですが、辛い系よりも同級生ほのぼのblが好きな人にはあまりおすすめ出来ません。ストーリーはとても面白いです。
腹黒×腹黒!!
外面良いのに2人っきりだとガツガツ貪り合うの堪らん!!
第三者ルイが奔放に2人を引っ掻き回すのもまた!
攻め受けそれぞれに抱いた(抱かれたようにして)って強請ったり、煽ったりのナイスプレー!!
腹を探って探って、えろえろ惹かれ合うの好きっ!
父の遺した大切な画廊を守るため、義兄の嫌がらせにも負けずに立ち向かう薫と新人作家ルイのマネージャー兼ライバル画廊のやり手真澄とのお話。
義兄に恨まれながらも画廊を守るためなら体すら差し出す薫は、強気で健気で色気たっぷり。
真澄は自分の信念を貫く意思のブレなさがカッコいい。
でも色んな要素がありすぎて、ルイの登場した意味や白い額縁の絵の意味は何だったんだっけ…?と終わり間際に前のページをぺらぺらめくることに(汗)
めちゃくちゃボリュームのある一冊で読みごたえはあったけど、盛りだくさんすぎて迷子になりかけました…。
しかし!キレイなお顔のスーツ男子が汚い言葉を使ってがつがつエッチしちゃうのはすごく良かったです。
ドロドロしてます
しっぷ先生の絵が繊細なので
余計に薫ちゃんが痛々しいというか
すごく辛いシーンもあって
けど、ストーリーが魅力的なので
ひきこまれます
ビッチ誘い受けというより
そうせざるを得ない不幸な薫が
真澄と出会ってお互いにお互いを
認め合っていくお話
ルイがネコみたいで可愛かった
アーティストって理解を超えた存在
というのを設定としてうまく使ってる
お話でした
薫がだんだん真澄に惹かれていくのが
すごく可愛かった
これから2人は幸せになれるのかしら
まだ完全に摘みきれてない気もするけど
読み応えのある一冊でした
特典付きがあったので購入してみました。
ストーリーがしっかりしていて美術系が絡んできて難しい!と思いながら読みました。
読み進めれば進むほど暗くなって、瑞口が体を売るようになった理由も瑞口は悪くないのに!と思って、辛い道を選んだのは瑞口だけど可哀想でしかなかったです。
変な出会い方ではあったけど本当に好きな人ができてよかったし、いままで一生懸命仕事をしていたし才能がある人なのに辛い思いをたくさんしたと思うので幸せになって欲しいなと思いました。
ハッピーエンドっぽいのに読み終えたらため息がでるせつない作品でした。
地雷多めの方には無理におすすめはしませんが、競い合いながらも高め合う関係が好きな方は地雷を飛び越えて読んでみることをおすすめします。
と、いうわけで複数ありです。
しんどかった…。結構精神的にエグかった…。
父の遺した画廊を存続させるために、異母兄の言うなりに出資者にからだを差し出す瑞口薫と、関西から新店舗をオープンすることになったギャラリーに勤める久坂。
久坂が扱う新進気鋭の画家ルイの気まぐれで引き合わされた2人が、ときには挑発し合い、認め合いながら、それぞれの想いに気付いていくストーリーでした。
兄、エグいよ。
完全にネタバレですが、父が本当に愛していたのは薫の母で、無理矢理別れさせられて結婚させられたのが、この兄の母なのですよ。父を恨み、薫を恨み、その恨みをすべて薫にぶつけまーす!みたいな。
対する薫も「サッコーイ!」的な感じでかわしません。全部受けて立つ。結局それが兄への贖罪でもあったのでしょうね…。
宇田というひとりの大口出資者が倒れたことで怪しい出資者にまで薫を差し出すシーンもガンガン出てまいります。なので複数苦手な方はそこにご留意を。
久坂と薫に関して言えば、初顔合わせ(ギャラリーで見かけたのを除いて)から、拳で分かり合う!じゃないけど、からだで分かり合ってますね。
ルイが「久坂が瑞口を抱いたときみたいに」というのにこだわっていましたが、あれは「大事なクライアントとして丁寧に扱う」んじゃなくて、「ただ熱をぶつけ合う」ことで創作の面で何かが得られると思ったからだったのかな。てっきり久坂に執着していたのかと思ってました。
とにかく2人の関係が見ていて気持ち良かったです。
顔を合わせれば憎まれ口ばかりだけど、あくまで対等に、足を引っ張り合うのではなく高め合えるって素敵だね、と思えたCPでした。
描き下ろしでは、久坂がルイに聞かれて答えなかった「薫の好きなところ」が聞けますよ。
この作家さんの感応性プレイシングスが好きで、繰り返し読んでます。
この作品はそれを超えて惹かれました。
画商として働く瑞口とライバルの久坂の関係性がいいです。瑞口の受けっぽくないルックスもいいです。
白い額縁の絵を暗黙のルールで身体で取引する瑞口。
クールで仕事もできるが、久坂の前だとギャップがあり、それが魅力でした。
身体を使う取引は悲しいけどお互いに惹かれていく2人を見て癒されました。
緋太先生の絵柄は特段好みではないはずなのに、何故だかとてもハマる先生。受けの気性が好きなのかもしれない。絵も自分の好みでないというだけでとても綺麗で読みやすいです!
今回も瑞口のキャラクターがとても好きでした。美人で、賢くて、表向き自分を抑えてる…そこがまたエロい。そんな受け大好き!
久坂とのバランスも良い。久坂はいやらしさというか毒もありつつ、根が真面目で真っ直ぐな男なのが好きポイント!
瑞口はタチネコどっちもできるけど、久坂相手に攻めて欲しいとは思わないな。リバ好きなのに珍しく。賢い美人は圧倒的に受けが好き!
突飛な設定が乗っかっていますが、画廊のお仕事BL的要素もあり面白いです。ストーリーはふに落ちない点もままあり、正直問題解決のくだりはなんで解決したのかよく分からないし、撮影とかしてる輩いそうだよな〜怖いね〜とか思ったりもしましたが、キャラクターがとにかくよかった。ルイくんとの三角関係未満ぐらいの関係性も好きです。
萌〜萌2
表紙やタイトルから想像していたよりずっとどろどろしていて、暗めの作品でした。緋汰先生はやはりこういう雰囲気を描くのが得意ですね。薫のビッチさを魅力的に思えるかどうかが、この作品の好き嫌いの1つの分かれ目になりそう。モブ達には好きで抱かれているわけじゃなく、画廊を守るため兄の言いなりになっているという点では消極的なので、ビッチ受けが苦手な人でも受け入れやすそうです。ただし、対久坂には情事中ほとんど隙を見せずに、上からな物言いで積極的にビッチに徹しています。ストーリーはしっかりしているのであまり構えずに読んでみて欲しいですね。
薫自身に非のないことで彼の兄の恨みを買い続け、結局兄と和解できないまま終わってしまったのは残念でした。でも、兄の境遇を思えば、薫への仕打ちは許せるものではないにしろ、彼を恨んでしまうのは仕方なかったとも思います。他人がとやかく言えるものではないですよね。諦めと惨めさが充満した生活から多少強引にでも薫を引き上げてくれた久坂。2人のやりとりは肝の据わった男同士、常に喰っては喰われての繰り返しで見応えがありました。甘さが欲しい方には物足りないかもしれませんが、私はこういう関係性も好きですね。くっついた途端互いに甘えるようになったわけでもないけれど、2人なりのペースで、他の男の介在しない穏やかな蜜月を楽しんで欲しいなと思います。
神よりの萌2です。
正直 策略のために身体を差し出す的な話は好きじゃないんですが、この作品は楽しく読めました。なんでなのかいまいちわからないんですが、多分緋汰先生の描き方がお上手なんでしょうね。気づいたら読み終わってたくらい、緋汰先生の世界観に引き込まれました。
緋汰先生の絵のテイストも好みから大きく外れてはいないものの、そこまで好みじゃないんですが、全然気にならなかったですね。絵のテイストに関してはめちゃめちゃ好みが激しくて、いつも少しでも合わないともう読めないんですけどね。不思議です。
緋汰先生の作品につい引き込まれてしまうというのは恐らく、緋汰先生のテンポ感が天才的だからだと思います。疲れない程度に程よく動く感じです。
この作品はページ数的に見てかなりボリューミーなので読み応えを感じるのは当たり前っちゃ当たり前ですが、さほどページ数が多くない他の作品でも読み応えがあるというのは緋汰先生ならではです。
買って損はないので、迷ったら読んでみて欲しい作品です。
表紙ではもっといきいきとした感じの主役たちに見えたのですが読んでみるとなかなか重めのお話でした。
引き取ってくれた親の愛した画廊を残したい気持ちはわかりますが義理の兄の陰湿な復讐に耐える薫がその日々を淡々とこなしているだけなのがちょっと頭が悪そうで好きではないです。それに引き換え、ライバルの久坂は最初こそ何を考えているのかわかりませんでしたがなかなかいい動きをしてくれました。個人的にはルイと久坂の恋愛を期待しましたがルイが好きな二人がくっつくと言うことで表紙からしてそっちの二人でしょとわかっていても、キャラの魅力としては薫はいまいちで最後まであまり好きになれませんでした。
亡くなった父親の梅苑画廊を継いだ義兄・譲の元で画商として働く瑞口と、梅苑画廊の傍に新しく他所の画廊の支店がオープンしそこの画商の久坂。
久坂がマネージャーを務める新人作家・ルイを介して知り合い合同展をすることに。
以前ルイの我儘(?)でセックスをさせられた二人は、今までとは違う特別な快感にハマりそのままセフレのような関係になり、合同展の打ち合わせで会った際も体を重ねる。
瑞口が自分を引き取って育て絵の事も教えてくれた父親に感謝し「梅苑画廊」を特別に思っているからこそ、父親の浮気と義弟の存在が許せない譲は父親の死後画廊を処分しない代わりに瑞口に大口の客との性接待を強要してて、そこをどう久坂が助けるかが後半の面白さでした。
しかし、最終的には瑞口が久坂のギャラリーに移籍。。。
私個人的には梅苑画廊で幸せになって欲しかった。。。。
でも、瑞口と久坂の好敵手感は素敵でしたし、なかなか素直になれない両者にもどかしくも萌えました♡
二人の関係性には「萌2」ですが、瑞口の背景に残念さもアリ「萌」でした。
他の方も書いている通り、いつもの闇と傷を持った受け(モブに身売りしまくり)でした。
そういうものとして読む分には出来た作品ですが、人によっては色々地雷だと思います。
せっかくの絵なので、もう少し普通の恋物語も読んでみたい。
ただやっぱりしっぷ先生は学生より大人の恋の方が上手に描ける気がします。
次も同じ作風だとしても、やはり作家買いしてしまいそうな魅力がありますがw
いつも緋汰しっぷの美しい絵に惹かれて購入し、開けてみてその内容には、、、;;
この作家先生は本当にビッチ好きだな(闇、傷あり)…今回もやっぱり。本人が好きでやってる乱交とかちょっと汚い関係はまあいいですけど、、これは何っと言えばいいのかな…
個人的にはメインキャラがモブと絡んだり、Hするのか苦手なので今作も無理でした。
前作の単行本も輪姦されてビッチになった受けとか、自分の恋心を隠して他の男に抱かれたり、目の前でやるの見せつけたりするキャラだったので、今回は少し違う属性のキャラを期待しましたが、やはり…同じ展開でした。
画廊を舞台に繰り広げられる愛憎劇という感じですかね。
ページ数たっぷりで読み応えはありますが、
なんとなくスッキリしないという感覚です。
梅苑画廊には、買った客に特別なサービスが付いてくるという、
『白額縁の絵』があります。
サービスとは梅苑画廊ディーラーの薫による性的なもので、
それはパトロン・宇田と義兄が結託して仕組んだ事でした。
ある日、白額縁を買った新人作家・ルイの意向で、
ライバルギャラリーのディーラーである久坂とセックスさせられてーー…!
梅苑画廊を盾にとられて仕方なく薫は身体を売っていますが、
オーナーである義兄がクソ野郎です(`・д・´)
逆恨みだし執拗だしネチっこい……
クソめ!と思いながら、後半はこいつのザマァだけを期待して読んでました(笑)
ストーリーとしましては、薫はライバル・眞澄との身体の関係に溺れていきながらも、次第にプライベートも仕事も支えられていくーーという感じでしょうか。
薫も眞澄も長身なので絡みは雄×雄という感じで、
どちらも攻めているという印象!
薫はリバですが、眞澄に対しては常に受けでした。
ここにルイという画家が絡んできて三角関係になるかな?
と予想しましたが、ルイはあくまでも芸術家で、
自然とアートの世界に戻っていきます。
ただ、薫×ルイのセックスを眞澄に見せつける場面があり、
ここは、なんだかなぁ……という気持ちになりました。
お互いが気になり、足りないものを補っていくような薫と眞澄。
この大人な関係における仕事上の駆け引きや打算は面白く、
その中に少しの嫉妬が混ざったりしていて楽しめました^^
薫を義兄から救い出したのも眞澄で、
最終的に眞澄は薫にメロメロなんだなという感じ。
描き下ろしで、薫の好きなところをツラツラ言い連ねる眞澄にニヤニヤが止まりませんでした(*//艸//)♡
薫ももちろん満更ではなく、
本気で眞澄を求めた薫のエロの威力は凄かった‼︎
ただ一つ納得できないのは、あの義兄がそれほど痛手を負わなかったところ(怒)
もっとコテンパンにやっつけて欲しかったな……
それと、モブ×眞澄の絡みがかなりあるので、
苦手な方は要注意です!
Renta! 修正は白いグシャ塗り
チル76
かりんていんさま
わーー!
お返事、ありがとうございます!
ちょっとでもお役に立てたようでホッとしています(´ ˘ `*)
確かに、謎な英語のタイトルたまにありますよね(笑)ワカル‼
美術館、行かれるんですね!素敵♡
そんな方になんか講釈垂れちゃってチョット恥ずかしい///
因みに、ユーザー名なんて気にしてないのでそんなお気になさらず!
私自身も7と6の間にスペースああるのかないのか分かってない位ですし(´ε`;)w
同人誌、お手元に届いたら良ければ情報と共にまたレビューして下さるととっても嬉しいです!
私も同人誌、大好きなんです♡
お手数でなければですが…勝手にかりんていんさまのレビュー、楽しみにさせていただきますね
全くこの作品に関係ないですが、先程チラっと拝見したレビューでの「ダウナー」のストレート解釈に密かにめっちゃ笑っちゃった事、お伝えしておきます(ΦωΦ)フフフ
では!御礼までに!
素敵な日々をお過ごし下さいませ~
チル76
こんにちは
突然すみません(>ㅅ<)
私もこの作品が大好きで、久々にレビューが上がって嬉しくなりかりんていんサマのレビューを楽しく拝見させて頂きました
(知ってる作品のレビューってどうしても読んじゃうんです)
実は先日私もレビュー上で「どなたか教えて欲しい」と書いた所とても親切なユーザー様からこのコメントを活用してお返事を頂けて、自身の解釈に広がりを持てた経験をしたばかりだったのでこちらのレビューにあった>>ところで、ヘブンリーホワイトキューブって何ですか??
に微力ながらお応え出来たらな、と思い、思い切ってコメントを書く事にしました
私なりの作品を通しての解釈ですが「ホワイトキューブ」について残しておきますね
先ず、「ホワイトキューブ」は確かに直訳だと白い立方体なのですが美術用語として使われる事もあります
今回は画廊のお話しなので直訳での白い立方体の意味ではなく「美術用語」として用いられる意味でタイトルにされたと思います
美術用語で使われる「ホワイトキューブ」の意味は
美術館やギャラリーでの「展示空間」の事を指します
展示する場そのものを「箱=キューブ」として捉える
基本展示場は白い壁で創られているのでホワイト
展示されている作品と作品の間にある空間、作品の無い場所が「ホワイトキューブ」という事になります
つまり今作で言えば「画の無い額縁」がそれに当たると解釈出来るかと思います
美術の解釈に於いて空間そのものをアートとする解釈などが近代美術で広がったりしていったので「ホワイトキューブ」はアートワードとしてはエッジが効いていてステキな言葉です(白い立方体そのものをアートとして作成して展示する事もあります)
目には直接見えないけれどその空間にある「価値」に対価を払う
薫さんの価値を取引する、というその世界ならではの闇ルールみたいな演出なのかな?って私は捉えてました
更に言えば、薫さんそのものが「ホワイトキューブ」としての暗喩でもあるかも知れません
こちらは1話目の扉絵を見て頂くと分かると思うのですが額縁と額縁に挟まれて薫さんが並んでいます
つまり作品と作品の間の「空間に薫さんが居る」事になります
その薫さんの価値を求めて倒錯した金持ちが対価を払う遊びなのかな?と勝手にゾクゾクしてました(笑)
そんな「ホワイトキューブ」をタイトルにした上に「ヘブンリー」を修飾語として付ける辺りのセンスもグッと来ますね
薫さんのカラダを対価に世に出る事が出来る新たなアート自体にとっての天国なのか薫さんのカラダを味わった相手が天国にいるのか…
間違いなく眞澄に会う迄は薫さんに取ったら地獄そのものだったと思いますが…
長くなりましたが、そんな訳で「ホワイトキューブ」は敢えての使用だと私は思っています
大変長くなってしまいすみませんでした‼
ホントに突然失礼しました
続刊があったらホント、嬉しいですね(*˘︶˘*)