必ず、ともに生きて帰る。

ハザードライン・ファック

hazard line fuck

ハザードライン・ファック
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神10
  • 萌×210
  • 萌14
  • 中立5
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
11
得点
137
評価数
40
平均
3.6 / 5
神率
25%
著者
鳶田瀬ケビン 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス moment
発売日
価格
¥690(税抜)  
ISBN
9784801968578

あらすじ

年長の孤児・アンバーへの恋心を抱えきれず、孤児院を飛び出した幼いレイヴン。
時が経ち成長した彼は、入隊し赴いた戦地でまさかの再会を果たす。
「戦場で再会したくなかった…」
アンバーを死なせたくない苦悩と、こじらせた想いに揺れるレイヴン。
対するアンバーはかつてのように世話を焼くばかりで、恋愛対象としてみてくれるはずもなく…。
そんな二人がとある争いに巻き込まれ――…!?

せまくて蒸れた戦車の中、熱に浮かされたようにアンタを抱いた…。

描き下ろし13P収録!!

表題作ハザードライン・ファック

レイヴン・ホワイト 孤児院育ちの兵士
クロード・アンバー 兵士、同じ孤児院の長兄

その他の収録作品

  • Bonus track(描き下ろし)
  • あとがき

レビュー投稿数11

軍人BL…カッコいい

軍人同士のBLコミック

作家買いですが軍人さんかあ…地雷ないかな?と思いましたが
帯に『生還保証』ってあったので安心して購入←死ネタのみ地雷

先生の作品はほぼ読んでいると思いますが、変わらず骨太でカッコいいキャラクター
今回は軍人というコトで余計に男クサくてカッコいいいい
でも強靭な肉体は生命をかけた現場で生きる二人には必要なもの…

先生しか描けない作品だと思います

物語は孤児院育ちの二人が軍人になって再会するところから始まります
過酷な環境でも生き抜くコトを誓った二人の行く末は…

ハラハラしながら読みましたが、幸せな結末で本当よかったです

そして先生の画力は本当すごいなあ…

2

ガタイのいい男が受の安心感

SNSの広告があまりにも好みで購入。
一冊まるごと表題作で、読み応えがあった。軍隊の中での話なので全体的に重たく、これはあの世で結ばれるエンドかと最後までハラハラした。
後書きにも書いてあったアンバーの優しさと顔の良さが全編通して凄かった。ずっと好きだった優しくてデカくてHなお兄さんと再開したら、確かに気持ちを抑えらんかろう。
冒頭の戦車内セックスは最終話で発生するが、とにかくHなので是非読んで欲しい。ムチっとした筋肉と熱量が凄い。
作中で大体ひどい目にしかあってないけど、Bonus trackでその後の2人が描かれてるおかげで全部浄化された。

2

レアな軍人BLです。

ガチムチイケメンに惹かれて覗いた1話が衝撃で分冊版追いしてた作品で、
コミック発売で描き下ろしが13Pもあると喜んでたら、
内容が本当に素晴らしくて、描き下ろし込みで完成された作品になっていました。

ガチムチイケメン兵士の戦車内おせっせで始まったと思ったら過去に遡っていく。
引き込みの技ありにやられますが、
戦場という舞台設定や、どうなったら死ぬかもしれない瀬戸際におせっせ展開になるのか、
2人の関係が気になって読まずにはいられない。
しかも、エロで始まりますがエロ重視ではなく、孤児院育ちの二人が家族を求めるシリアスラブです。

黒髪褐色年下ツンデレ攻め×赤毛ガチムチ包容力受け

同じ孤児院で育った長兄アンバーへの想いを抱えきれず、孤児院を出たレイヴン。
兵士となる戦地で再会した二人、変わらず世話焼きで弟としか見ないアンバーに、
拗らせ愛のツンデレレイヴンはやるせない想いを抱える中、
世話焼きから基地兵士のトラブルに巻き込まれたアンバーが輪姦される。
その後、助けたことで想いを抑えられなくなるレイヴンですが、
訓練を終えて違う部隊に配属された二人は離れ、再び再会したアンバーは戦いで疲弊していた。

前半はレイヴンの想いを拗らせた一途な愛に焦点が当てられていますが、
後半は人の幸せを優先してきたアンバーの隠された想いや葛藤が描かれています。

前半の基地でのトラブルが如何にもという感じで、輪姦シーンはサラッと描写。
アンバーは自分が傷つきながらも、
嫌なもの見せてしまったとレイヴンを気遣う…漢って感じです。
拗らせレイヴンがアンバーを重ねて名前も知らない相手とやるシーンも辛い。

訓練シーンがメインだった前半とは違い、
戦地に配属されてからは、闘いや荒んだ町の様子も描かれ、高い画力は見事です。
死に直面して戦車内で求め合う濃厚シーンが丁寧でエロかった。

そして、惹きつけて止まないのが、レイヴンの美麗な黒髪褐色の軍服姿。
ガチムチなアンバーよりも少し小柄ですが、
筋肉美が堪らないちょうどいいラインなんですよね。
私は赤毛が大好きなので、アンバーの包容力受けも魅力ではあるんですが、
一途な年下攻めが大好物、溢れる想いが抑えられないツンデレレイヴンの泣きにやられました。

描き下ろしでは、安心して暮らせる国になったことも伝わる、
家族になった二人の姿がステキなラスト、これから先もずっと変わらないと思わせてくれます。

※Renta:修正は白抜きです。

8

honobono

腐った、たら子様

もしかして役ボまで押してく下さってますか?
こんなお恥ずかしレビューに申し訳ないです…
読んで下さってありがとぅございました。

honobono

腐った、たら子様

ご指摘ありがとうございます。
早速修正しましたが、メチャクチャ間違ってましたね、ほんと助かりました。

究極の選択?

ケビン先生の新刊は、
一途で愛想なしの年下攻め×面倒見のいいムッチリ年上受け
の再会ラブです♡

戦場を舞台にした作品ですが、
そこまでリアルな戦闘シーンは出てきません。
戦争映画など苦手な方ですが、本作は問題なく読めました。

ーー以下ネタバレあります。

死期が迫る戦車の中、
「どうせ死ぬなら あんたを抱きたいーー…」

幼少の頃、アンバーへの恋心を抱えきれず孤児院を飛び出したレイヴン。
時が経ち、戦地でまさかの再会を果たす二人。
アンバーを失うのではという不安と、
募らせる恋心に揺れるレイヴン……
そんな二人は、ある日敵に囲まれてしまいーー…⁉︎


ポーカーフェイスで寡黙な年下レイヴンが、
離れている間もずっとアンバーを想っていたという一途さにキュンです♡
募らせる恋心への葛藤から他の男を抱きながらも、
兄貴肌のアンバーを番犬のように守る存在感!
褐色肌で男前な見た目そのままに、
とてもカッコいい年下攻めなのですよ‼︎

そんなレイヴンに一途に想われるアンバーは、
その気持ちに気付きながらも兄弟のような関係を崩しません。
ムチムチの身体に色気のあるお顔がとっても魅力的^^


兵士たちにアンバーがレイプされたり、
二人で懲罰房に入れられたり、
色々なことがありながらも戦地へ送り込まれていく二人。

お前にまた会うために俺は死なないーー

離れ離れになる戦地で、
そう誓い合う男同士の熱い想いに胸アツです。

敵に囲まれる戦車の中で愛し合う二人ーー
死が迫る究極の状況でレイヴンの想いを受け入れるアンバーですが、決して絆されではないと思います。
アンバーもまた、レイヴンを特別に思っていたのです。
そして、最期まで続けようという二人のHが非常に官能的なんです!

兵士だけあって、どちらの筋肉美も素晴らしい!
特に、アンバーはけっこう巨乳です(〃ω〃)
後ろからレイヴンに抱えられる体位とか、
戦車の狭さを存分に活かしているところが良きです。


ラストはハッピーエンドなのですが、
数十年後までを描いた描き下ろしがとても良かった!
どシリアスの作品の中で、
ケビン先生のあとがきの軽さには笑いましたね^^;

キラキラもデレデレもあまりないのですが、
男らしい二人の生還必死のラブストーリーです。
ちょっと変わった趣向で、とても面白かったと思います!

レイヴンとアンバー目線で見ている本作ですが、
敵側にも誰かのラブストーリーがあったりするのかな?なんて、
戦争ドラマならではのことも考えてしまいましたーー

Renta!修正は白抜き





4

眼福

一途な年下褐色攻め(レイヴン)と包容力と優しさの塊の受け(アンバー)。
二人ともガチムチ男前。
そんな二人の絡まり合いは色気の大奔流。
それも生きるか死ぬかの瀬戸際での戦車内でのセックス。もう、なんだかやたらエロかったです。
眼福。


ただエロ特化ではなく、二人の孤児院時代のシーンが挟み込まれる度にレイヴンの一途な想いに心をグッと掴まれますし、この時代があったからこそ今の二人の関係があるのだと時の流れを無理なく感じられる構成だったと思います。
物語はいい意味で想定内のストーリー展開で進み、テンポ良く読了。
読了後は素直に「あぁ良かったな」と気分良く本を閉じられること請け合いです!(途中、部隊内でのレイプシーン等の痛みを伴うシーンはありますが)
特に描き下ろしの年を重ねた二人の幸せな姿はまさに大団円のエンディング。
なかなか二人が結ばれたあとの中年以降の姿を描かれる物語はないので個人的に非常に印象残る作品となりました。


ガチムチもエロももちろん魅力的な要素ではありますが、それだけでは終わらない愛情溢れる優しい物語。
ハッピーエンドはいいものだな、と再確認!

3

場面設定と絵柄の相性が、非常に良い

軍人BL とても珍しいですね……!!
ケビン先生の動きのある 且つ美しいタッチのイラストと、この殺伐とした場面設定……非常に相性が良いです。

戦車の中での行為。
緊迫した状況でのこの行動は 冷静に考えてしまうと、びっくりですよね……
萌えよりも「大丈夫かな……??」という気持ちが先行してしまいます。
しかし、孤児院時代のお話や 長年に渡るレイヴンの片想いに関する描写はとても丁寧で、魅せられました。

戦後、平和になった世界で暮らす2人の姿が描かれた描き下ろしに 胸が温かくなりました。

2

二人で勝ち取った未来

戦車内セックスから関係が動き出すのかと思いきや、
それが終着点だった事にまず驚かされました。

私は帯に「生還保証」って書いたのが、少し勿体無く感じました。
バッドエンドを匂わせると避ける読者も居るので、どっちもどっちですが、
結末が解らないまま読んだ方が、よりスリルを味わえたと思うのです。

戦う男達の世界が甘くて楽しいBLな訳が無い。
孤児院出身の二人、厳しい訓練に不良兵士達からの性的暴力、
死と隣り合わせの戦場で見た地獄絵図…。

主人公達の苦しみ、悲しみ、葛藤、試練…
シリアスな作品はそのような描写があればあるほど燃え上がる私は、
5話までは重めのストーリー展開がメインで面白かったです。
特に同じ孤児院から来たメルンの処遇が印象的でした。
善意的なキャラクターを敢えてこういう結末にしたのが、
戦争の残酷さを伝えてきます。

それらの反動か、6話は殆どHシーンと言った感じで、
あまりそればかりだとちょっと飽きちゃうんだよな…。
私は戦車の内部がよく解らないので何とも言えないのですが、
あまり戦車内特有の有難味を感じる事は出来なかったかな。
一方的に攻める感じでは無く、双方が互いに求めあうような
対等を感じさせる行為なのは良かったです。

困っている仲間を放っておけない、仲間の為に身を穢し、
仲間達の死に自分を責め、大切な人の為に命すら投げ出そうとする…
アンバーはまるでヒーローのような人間の理想像。

しかしレイヴンの方は、大切なアンバー以外の人間は、
どうでもいいかのような発言、態度、心情描写が目立ちました。
私はレイヴンがあまり好きになれなかったです。
でも殆どの人がきっと同様で、
レイヴンは人間の現実像寄りなのかもしれない。
こんな二人はよく言われる
「月と太陽」のような、真逆のCPにも見えました。

正直、ご都合主義のように突然終戦したのが物足り無いとか、
やっぱり私は「もっと戦闘シーンが見たいー!」ってなっちゃうけれども、
終始、高い画力のイケメンで描かれた命懸けの軍人BL、
この作品が出た事自体が良かったと思いますし、目の保養にもなりました。

描き下ろしの見せ方、ページの使い方が上手く、
二人の未来をここまで見せてくれたのにもちょっと驚きました。
あとがきの「一緒になれて良かったね」に同意し、
ほっこり暖かい気持ちになれるラストも良かったです。

0

戦車内で…

同じ孤児院で家族として育った寡黙な褐色黒髪レイヴンと朗らかで兄貴肌な赤毛のアンバー。

一時離れ離れになるも兵士を志願していたふたりは戦争中の兵舎で再会します。
アンバーへ家族以上の想いを寄せていたレイヴンとそれに気づかないフリをしていたアンバー。

それぞれ明確に言葉にしないまま
戦地に赴くことになるふたり。

戦争が終わったら一緒に(孤児院に)帰らないか?
また会えた時に言いかけた事を話すよ。
また会おう、生きて必ずーーー…

などなど幾度となく死亡フラグが立ちドキドキさせられますが、ちるちるインタビューで生還保証と確認していたのでそこは心配なく読めました。

そしてこの作品の真骨頂である戦車内セックス。
窮地に追い込まれ、生死の狭間で最期になるかもしれないならと覚悟を決めお互いを求め合う…
最高潮の盛り上がりですが、敵、放置戦車があったら中確認しないかな〜?とかちょっと思ってしまったりして少し気がそれてしまいました(汗)
張り詰める緊張の中、戦車内という場所が特殊シチュとして新鮮ではありました。

レイヴンの褐色はもちろんですが、アンバーより少し体格は小さいながらもぎゅうっと引き締まった体躯に、ふと見せるかわいい表情がよかったです。

3

男臭いけど甘い肉弾戦

…とタイトルには書いたけど、はじめから甘いわけじゃありません。
舞台は前線の基地。
これから戦場に赴かんと訓練している兵士たち。
そこでアンバーは、孤児院で世話していた子供の一人だったレイヴンに再会した…
どことなくよそよそしいレイヴン。だがそれは、レイヴンが年上のアンバーにずっと恋心を抱いていたから。
トゲトゲしい基地内でも弱い者思いのアンバーは、一人の兵士のためにゴロツキの兵士たちからレイプされる…
レイヴンは思わずアンバーに想いを告げてしまうが、アンバーは受け入れてくれず、2人はそれぞれ戦場に。
…と、一度は離れ離れになる2人です。
しかし、戦闘という極限の中で確かなものは生きている肉体だけ。
2人は敵軍に囲まれて逃げ込んだ戦車の中で求め合う…
ずっとアンバーを慕っていたレイヴンは涙を浮かべながらアンバーを抱き、一方アンバーは慈愛をもって若いレイヴンを受け入れる。
肉体的には正に鍛え上げられた漢である2人だけど、死と隣り合わせの交合は慈しみに満ちて。
そして戦争は終わり、2人で旅をして共に生きる2人。
ラストシーンは年を重ねた2人の姿が尊いです。
戦車の中での激しすぎるFxxK、兵士同士の戦場BL、なんていう気持ちで選んだ作品ですが、内容は年下攻めの一途な恋心と優しく包容力のある受けの包み込む愛の物語でした。
もちろん肉体美もおすすめです。

2

戦場BL

孤児院で育ったレイヴンは最年長のアンバーへの恋心に耐えれず孤児院を出るが、のちに入隊した軍隊で、孤児院の仲間たちと入隊してきたアンバーと再会。
訓練中、気持ちを打ち明けそうになるもタイミングを逃したレイヴンは、訓練が終了し戦地へ赴く際に「生きて会えたら続きを話す」と約束。
戦地でボロボロになったアンバーと再会したレイヴンは気持ちを打ち明けるが、戦地で孤児院の仲間たちを亡くしたアンバーは「今は応えられないからよしてくれ」と断る。しかし自暴自棄になってるアンバーは何も考えたくないからと体を求めてくる。
改めて戦場へ向かった二人は味方とはぐれ敵に囲まれるが、戦車の中に隠れやり過ごそうとする。
戦車の中で死と隣り合わせの極限状態のレイヴンは抱かせてほしいと懇願し、受け入れるアンバー。
事後、気が付いたら敵は去っていて無事帰還することが出来る。
戦争終結後、二人で暮らす家を求め旅に出る。


戦車の中で死と隣り合わせのセックス。。。。
敵ももし見つけてたらビックリですね(笑)

アンバーが孤児院時代からレイヴンの気持ちには気づいてたけど応えられないから気付かないふりをしていたってのはちょっと切なかったです。
ですが、戦地で味方とはぐれた際に負傷したアンバーが足手まといになるからと自害しようとしてレイヴンに止められるシーン。。。
「自分の為に死のうとするなんてアンバーは俺の事が好きだ!」的な発言をレイヴンがして、アンバーもそれを受け入れますが、アンバーは孤児院の他の仲間だったとしても同じことをしそうな気がして若干「それはどうでしょう?」とレイヴンに突っ込んでしまいました。
実際にはアンバーもレイヴンを好きだったのでしょうが、恋愛の愛情と孤児院仲間への家族愛との狭間が若干わかりづらかったかな??
なんたってアンバーがいい人過ぎたので。。。。

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