よつもじ。~今日も、明日も~

yotsumoji

よつもじ。~今日も、明日も~
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神65
  • 萌×237
  • 萌19
  • 中立2
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
18
得点
532
評価数
125
平均
4.3 / 5
神率
52%
著者
 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックスDX
発売日
価格
¥685(税抜)  
ISBN
9784866533773

あらすじ

大人の日常ラブがたっぷりつまった珠玉のおじさんBL—――

編集者として働く中井は、担当作家の岡村先生と恋人同士だ。
早めに帰宅できる日は、通い慣れた先生の家へ少し浮かれて向かい、仕事ではない2人きりの甘い時間を過ごしている。
歳を重ねた者同士ゆえの安堵感や充足感に満たされる日々。
けれど、急に甘えてくる先生にドキドキしたり、同じ銘柄の煙草を吸って欲情したり、まだまだ甘酸っぱい刺激的な日もあったりして…?

表題作よつもじ。~今日も、明日も~

岡村康彦、小説家、42才
中井優誠(ゆうせい)、担当編集、40才

その他の収録作品

  • あとがき
  • カバー下:イラスト・4コマ漫画

レビュー投稿数18

癒される

二人のおじさんのほのぼのとした日常が描かれる作品です。おじさん系のBLでは作家x担当者が確かにありがちな設定ですが本作の質がとんでもなく高くて似ている作品を全部楽に超えます。

ネタバレは避けますが、タバコキスのシーンと自撮りのシーンが可愛くて可愛くて胸を打ちました。

繊細な恋愛描写、そして映画のような絵の構図のお陰ですぐに二人の関係に惹かれます。絶対に。

0

じんわり日常系

暮先生初読みです。

既に恋人同士のお話、あまり当たらないのでうれしいです。

しかも、淡々とした日常を楽しく描いて下さる作風好きです。

文字量も少なめだし、展開的にもすんなり入ってくるし、流れるように読めて気持ちがいい(好き)。

岡村先生がスキンシップ好きで、中井くんにいちゃいちゃするのいいですね。

基本無表情な中井くんのツレなさもじわるw

そんな中井くんが、眠っている岡村先生に三四郎(猫)を乗っけておもしろがるところは笑いましたw

基本ツレない中井くんだけど、岡村先生のお誕生日にお高めの腕時計をプレゼントしたり、仕事がんばって終電でかけつけるとか、気持ちを行動で表すタイプでいいですね。

こっそり、岡村先生のことを可愛いと微笑んだり。それを三四郎に言ったり。
こういう可愛いところがあるのも岡村先生が好きなところなんでしょうね。

できれば、目の下のクマが取れた中井くんが見たいです。
欲を言えば、岡村先生といちゃいちゃして、ちょっとはデレてほしい〜。

続編楽しみに読みます。

0

すきです。

初めての作者さんの作品。
オジ×オジがこんなに刺さるとは思ってなかった!
40歳の中井と42歳の先生。
若者みたいにがっついてない感じが良い。
だけど枯れてるわけでもなくて、丁度いいんですよねー。

先生は中井のこと大好きが態度に溢れちゃってるんですけど、中井はクールなんだけど時々隠せないデレがたまらない。

当て馬もおらず、波乱も起きず、カップルの日常を描いておられるのですが、萌えが止まりませんでした。
煙草のエピソードなんかは大人ならではの色気がありましたね〜。
濡れ場もなんとなくシットリしてる感じが、大人のエロスの香りがしてドキドキしました。

私は三四郎になりたいよ!

0

幸せを積み重ねていく日々

始まりからすでに出来上がってるおじさん二人のお話でした。短編集のような構成で、Web連載をまとめたものらしく納得。四文字縛りの各話タイトルもいい感じ。小さな幸せエピソードを積み重ね、積もり積もっていく優しさや温かさで癒し効果はバツグンでした。
特に好きなのが、先生が飼ってる猫視点で語られるエピソード。中井の油断してる本気の笑顔が可愛いです。サンシローはぜひ先生の秘密っぽいものも今後暴露していって欲しいと思います笑。
絵柄はあまり安定してないですが、この顔の作画めちゃくちゃ気合い入ってるーってのが分かりやすくて、なんかすごく良いです!必死にお願いする決め顔だけ妙に立体的だったりして笑。40のおじさんぽさは無いかなあ。くたびれっぷりはまさにおじさんですが。
描き下ろしはちょっとだけH。終わり方が衝撃的で笑えます。
穏やかな安定カップルの幸せを分けてもらったような読後感で、お幸せに~と言いたくなりました。

0

じんわりと染み入る薬

仕事で疲れたときにこの作品を読むのですが、くさくさしていた心が読後はじんわりと温かくなっています。

日常でほのぼの。普通のありふれた生活が描かれていて、劇的な展開はないのですが、そこに魅力がつまっています。
大人の恋愛ですが、色気ましましの濃さがあるのではなく、あっさり。
けれど淡泊なわけではなく、確かな愛情と恋が描かれているのです。
落ち着いた恋愛は、安心感を与えてくれます。

お互いがお互いを想っていて、相手の様子を見て気遣ったり、甘えさせてあげたりする。
幸せってこういうことだな、とか、恋や愛ってこういう感じだよな、なんて感傷に浸ったりしてしまいました。

しんどいときにぜひ読んでいただきたい作品です。

0

今日も、明日も、続く穏やかな日々を

表情があまり変わらないと言われるクーデレ系編集者の中井さん(40歳・受)と中井さんの担当している作家でちょっと甘えたがりの岡村先生(42歳・攻)の、とても静かで穏やかな日常BLです。もう出来上がってる「おじ×おじ」且つ「作家×担当編集」カップルの日常を切り取ったエピソード集でした。

新刊が発売されるので復習がてら読み返してたらしっかり再燃してしまいました。
ひとつひとつが短編でそこに萌えがギュッと込められていて各話ごとに読んで幸せな気持ちになりました。

同僚には「感情が表にでない人」だと思われてる中井さんが、先生の前ではちょっとかわいかったり色んな表情をするところがたまりません。先生も中井さんのことはお見通しだし。

私的には冒頭の「こいびと」での二人のやり取りの時点で先生はカッコいいし中井さんはちょっとセクシーだしでノックアウトでしたね…

まったりしたいとき、ほっこりしたいときに、読みたい一冊です。
「この後二人はどうなっちゃうの!?」といったドキドキハラハラが一切ないBLもいいものだなぁと思えました。

ちなみに…
新刊ではどうやら二人のなれそめが描かれているそうなので、これから早速読んでこようと思います。

1

あったかい

二人の日常の一コマに近いお話が、各話完結形式で綴られた単行本です。
全体として起承転結があるわけではないので、クライマックスとかラストでびっくりとかそういう本ではないのですが、二人の愛情に満ちた生活をのぞかせてもらっているようで、何かあったかい気持ちになります。

編集の中井(表紙でみるからに受けの方)と、作家先生の岡村。最初からカップルです。
お仕事でのやりとりももちろんあるのですが、脱稿あけの先生が中井を求める様子とか、あまり表情を変えない中井が、先生の誕生日、都合がつかないはずだけれど一生懸命仕事を早く終わらせて会いに来るシーンとか、お互いが大切なんだなあということが伝わるお話が多いです。

こんなほっこりするお話なのに、Hシーンも何か官能的。

2

連載続いてます

pixivで追いかけてた「よつもじ。」がついに単行本化!目的を持って絵を描き続けてるとこんなに上手くなるんだなぁ…というのが感慨深いです。暮先生が昔の絵を下げないでいてくださってるのもありがたい。

◾︎岡村(作家)×中井(担当)
まとまって読むと岡村大先生の色気がすごい。また、その色気の最高潮が、タバコ吸ってる中井さんが見た幻みたいなシーンであることも萌。中井さんの思い浮かべる岡村先生がこの色気ってことでしょ?あるいはこのとき求めてた岡村先生がこれ…
黒Tシャツから伸びる長い腕が素晴らしい。

まだ連載も続いてますし、サ◯エさん方式ではなく、40代から順当に年齢を重ねてくれる作品になったらより嬉しいな。長期連載作品でこの年齢の主役ってない気がして。

萌〜萌2

3

も・え・し・ぬ

じっくりじっくり、タバコの火が夜にぽっとともってるような。小さく微かなのに触れると熱い二人の日々がどの日もどの日も大切です。

四十路の恋なんですけども、じわじわと灯される幸せとその四倍くらいの萌が襲います。
中井くんはオジさんてよりはくたびれています。でも可愛い。可愛いひとです。先生は少しだけ上ですがそんな中井くんよりかなり上に見えます。垢抜けてるのは先生の方なんですけども中井くんが可愛過ぎるのです。中身が。くたびれたクマもチャームポイントにしか見えません。先生が中井くんにわりとぐいぐいいくところもドキドキします。

タバコに妬くくらい中井くんが好きな先生はお猿と中井くん間違えちゃうひとで、そういうとこも好きとしか…
これまで好きな人との過ごし方っていうのをしてこなかった、て先生が何気なく言う場面がきりきりするほど切なかった。
描き下ろしの「ゆびさき」は、ふ、ふたりの、こんなトコロを目に出来るなんて…!!!という、自分の脳内叫びがうるさくて読み進められないくらいなご褒美でした。熱を帯びて火照るふたりの表情にも身体にもやられました。中井くんを気遣いつつも自分のペースな先生、攻様だ…!!好きにされてるのかと思えば、中井くんが最後指先でしたことに転がり回りました。書籍で手元におけるのに電子でいつでもどこでも見られるのにさらにご褒美とは?いいの?ていう。

三十路越えても老けるのでも枯れるのでもなく、好きな人といる社会人の日常があるんだよ、て。とても幸せになれます。三四郎になりたい。
なんのレビューにもなってませんが好きだとひたすら言い続けたい。
web連載…といいますか某●ixivから大好きで…この「よつもじ」が書籍化してうれしくてうれしくて…
引っ張り出しては眺めている好き過ぎる作品です。

6

年齢設定がいい

40代の小説家と編集者の、既に恋人同士になっている二人のお話。

今日は、たまたま、作家と編集者のお話の本を2冊続けて読んじゃったんだが、こういう地味なお話の方が断然好み!
お互いに40代で、それぞれのお仕事をちゃんとこなしつつ、今の二人の関係を大事にしていて、この先もそんな関係がずっと続いていきそうな感じ。
岡村が中井を甘やかしながら甘えている感じも、中井のそっけなさそうにしながらも甘えている感じも、この、40代になったばかりっていう、微妙な若さの残るおじさん具合が、とってもいい。
おまけの50代妄想にも、すごく萌える。

5

この作品が収納されている本棚

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