烈火の血族

rekka no ketsuzoku

烈火の血族
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神130
  • 萌×217
  • 萌10
  • 中立1
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
16
得点
749
評価数
160
平均
4.7 / 5
神率
81.3%
著者
夜光花 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
奈良千春 
媒体
小説
出版社
大洋図書
レーベル
SHYノベルス
シリーズ
烈火の血族
発売日
価格
¥917(税抜)  
ISBN
9784813013235

あらすじ

十八歳になったマホロは、ある使命-失踪したジークフリート・ボールドウィンの手がかりを得るため、ローエン士官学校に入学した。ローエン士官学校はこの国唯一の魔法を学べるエリート士官学校として知られている。そこで、マホロは名門セント・ジョーンズ家の子息ノアと知り合う。学生に絶大な人気を誇り、親衛隊まで持ちながら、ノアが唯一興味を示すのは、落ちこぼれのマホロだった。ノアによれば、直感がマホロを手に入れろと言うらしい。平穏なはずの学校生活に、嵐が吹き荒れる!?魔法にドラゴン、秘密が絡まり合う壮大な恋と闘いの物語、開幕!!

表題作烈火の血族

ノア・セント・ジョーンズ,ローエン士官学校3年生,名門ジョーンズ家子息
マホロ・ボールドウィン,18歳,ローエン士官学校の新入生

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数16

ノアのリビドー…!

大型連休前に、夜光花先生のシリーズものに手を出してしまった…もう最後まで止まれる気がしません。

一巻ということで、次第にわかって来た事実はありつつもまだまだ謎の多い展開。

クリムゾン島の重大な秘密とは!?ジークフリートが貪った禁断の果実!って具体的には!?
光の魔族??

と、読後の今いろんな「?」が頭の中を駆け巡ってます。

自分でも理由が分からないままにマホロに執着・溺愛するノア、めちゃくちゃ好きなキャラでした。

なんと先生の後書きによると、当初は当て馬ポジションだったの!?当て馬にするには勿体なさすぎる。

守り守られ、いざ体を繋げようとしたら…最後の最後でかけられた魔法に阻まれる展開にも、ものすごく萌えました…ノアのリビドーよ、残念だったね。

2巻で色んな謎がどのぐらい明かされるのか、今からワクワクです。眠れない連休になりそう…

0

最高です!!

大好きな作家さんです!
このシリーズも
やはり面白くて一気に全巻を揃えました!!

魔法が絡んだ壮大なストーリーで、先が読めずハラハラします。
もちろんとびきりのイケメンたちが
登場するので、はあ〜極楽、極楽♪

奈良先生の繊細で美しいイラストも
作品世界に深みを与えてくれていて、
目が離せません。

登場するカップルの攻めが、
受けを溺愛していくので、
溺愛ものが大好きな私としては、
嬉しい限りです♪

ハラハラするストーリーなので、
たまにある2人のイチャイチャが
良いアクセントになっていて
ホッと一息つけます。

あーでも、最終巻が出てしまいました。
完結してしまう‥‥。
まだ、もったいなくて読めていません。

とにかくおすすめのシリーズです!

0

「呪縛の血族」からワープ

シリーズ6冊目から読んでしまうという馬鹿をやらかしてしまった私。こりゃいかんと1冊目にあたる「烈火の血族」を読んでみました。

「呪縛の血族」から読んだことで、登場人物が多すぎて何が何だか…と言う気持ちが見事に晴れました。呪縛に登場していた人物や物語の世界観、背景が見事に分かりました。全部が全部じゃないけど、少しだけ話が繋がって今とても嬉しいです。

ノアとマホロの出会いや、心臓に埋められた魔法石の意味になるほどと…。それとジークフリートの立ち位置。6冊目からだと、どういうこと?ってなりっぱなし(当たり前ですが 苦笑)だったのが、始まりを理解することで見えてくる複雑な人間模様と壮大なストーリー。

これが全7冊(予定らしいです)ですか…。これだけのストーリーを7冊ですか……感服いたします。

私は6冊目だけを読了していますが、それに至るまでにノアとマホロの関係がいかに深く密になっていくのか、読まずしても分かります。今はまだ1冊目から読み始めていますが、これからのストーリーを追うのが楽しみです。だけど、楽しみの一歩で胸が苦しくなるような展開が待ち受けていることも受け入れないといけませんね。6冊目にあたる「呪縛の血族」はドロドロした不気味さを醸し出していましたから…

ノアとマホロのBLというよりは、彼らを取り巻く1つの魔法世界のお話だと捉えた方が良さそうです。それほどにこの世界観は濃密です。
だからこそBL展開があるととても嬉しくて、ニヤるし楽しいです(*´∀`*)
ノアのアプローチがストレート過ぎて、スカッと気持ちが良い。もっと攻めて欲しいと願うばかりです(笑)


世界観がハリー◯ッターみたいにワクワクするところ、バックグラウンドの複雑性や細かな設定が本当に凄い。1冊目を手に取ると次を読みたくなる中毒性がありました。2冊目以降も楽しんでいきたいと思います♪

0

美麗な挿絵がすごかった

落ちこぼれ主人公が実は他にはないすごい力を秘めていた!っていう王道ファンタジー。BLを除けば小学校の図書室にあっても不思議はない分かりやすさ。ただし設定は相当に練り込まれて作られた作品と感じた(「眷愛隷属」よりはるかに)。
逆にキャラは微妙。主人公が特に後半、なりゆきまかせでただそこにいるだけの空っぽの視点主になっており、追い甲斐が無かった。

マホロ本人は何も分からず巻き込まれていく主人公で、読み手が憑依しやすいタイプ。最初だけ女子高生のようなポジティブキャラに見えたが、男女どちらであっても違和感のない性格。性に無知なのは受け受けしい。他に内面に個性的なところはない。

ノアはマホロ視点で容姿の素晴らしさが強調されすぎ。いきなりマホロが好きなんじゃないかと言い出してからの恋心の募らせ方は謎。中身を知りたいとは言っていたが大して知った様子もないのに命懸けで助けるまでになっている。
マホロの魅力が分からないこちらとしては、ノアの気持ちに何の感慨も湧かなかった。

ストーリーはめまぐるしかった。文章が簡潔で展開が早い。ファンタジー特有の世界観の冗長説明が無いのは読みやすい。たまにあるグロもさらりと流せる。
エロシーンも同じ調子なので情緒もエロさもないが、ここにもストーリーに絡みそうな一件が含まれていたので読み飛ばせなかった。

一番良かったのは挿絵。見開き一ページのイラストが素晴らしい。洗練された美麗な絵に見惚れた。

最初の目的は消え新たな目標ができ、謎をたっぷり残しカプはおあずけ状態で次巻へ。残念ながらキャラにもストーリーにもハマれなかった。怒涛の展開に面白味を感じなかったのは主人公の主体性が乏しいからかな。
 
でも読みやすかったので夜光さんの完結済みシリーズをどれか読んでみたいとは思った。最後まで読めば面白さが分かることを期待して。

1

ハムスターは笑うわ

面白い!とても引き込まれる!
正直最初の方は世界観の説明がちょっと堅苦しくてどうかなーと思ったけど、登場人物が増えていくたびに面白くなって、ノア(攻め)で持ってかれたー!

ノアの言葉選びがとても好き。楽しいです。怯えるマホロ(受け)に対して「ハムスター風情が」とか「弱い者いじめは嫌いだから弱者は眼中にいれない」とか、強者の上から発言が多々あるのに全然嫌じゃないしむしろ楽しい。笑う。
言われたマホロの受け取り方もあると思いますが、ノアのキャラですよね。強引っぽいけど無理やりとはいえないし、かといって逃す気もなさそうで。
うーん、ぐいぐい攻めて落とし穴に追い込んで落ちてきた所を颯爽と受け止めるような…この例え逆に判りづらいかも笑
落とし穴といっても別に追い込むわけじゃなくて、なんだろ?逃げ道を塞ぐ?よりかはやっぱり落とし穴かな。
出来る男なのに本能に素直というか子供っぽいとこもあって本当に最高でした。

ファンタジーとしても壮大なのにわかりやすくて、今後が楽しみです!

2

面白すぎる!

文句なしの神!
夜光さんの作品は個人的にはずれなしですが、中でも群を抜いて面白かったです。
まだ一巻目なのにこれほど期待してしまっていいのか。わくわくが止まりません。
それぐらい設定とキャラがどストライクで物語に惹き込まれました。

内容は皆さん丁寧に書いておられるので割愛します。魔法学園という誰もがわくわくするんではないかという舞台で繰り広げられるファンタジーです。
受けは白くて小さくてピュアピュアなハムスターみたいな天使!夜光さんは強気なツンデレ男前受けを多く書かれるイメージですが今回は真逆!これがとても新鮮で良かったです。
まだ幼くて未熟な、けど壮絶な魔力を持ったマホロ。ジークフリートによって行動も感情も制限されていたマホロが、自由になってどんな成長と進化を遂げるのかとても楽しみです。

攻めは美人で強気で男前。この攻めが私的にツボで最高でした。
最初は訳もわからずマホロに惹かれて戸惑ったり八つ当たりしたりもするんですが、最終的に絆されまくって可愛い可愛い言いまくる溺愛攻めに変貌(笑)
後半可愛いしか言ってません(語弊)
マホロの身体に秘められた秘密が原因で惹かれ始めるものの、マホロのピュアさや言動にところどころやられてるのが面白くて萌えます。
マホロの真っ白な身体みて興奮してた様は若干変態性を感じましたが(笑)それも萌え!
訳あって最後まで致せなかった二人ですが、ジークフリートを倒さない限り無理なのか?!ノアが一番辛いでしょうけど、読者も焦らされる設定!
でもその分最後まで出来た時はより達成感と萌えを感じることでしょう。

物語の続きも気になりますし、二人の関係性の進展も目が離せない。早く続きが読みたいですが夜光さんは執筆が早いので本当にありがたいです。

3

リアルタイムで新シリーズを追える幸せ…

夜光花先生の新シリーズ。少年神シリーズもとても面白かったけれど、新シリーズも想像以上のクオリティでした。魔法ものの学園ファンタジーですが、夜光花先生らしく、夢いっぱいで終わらず、残酷な描写も多々あり、鮮やかでゾクッとする展開がよかったです。謎と伏線が散りばめられているので、大人も楽しめる魔法系ファンタジーです。

一巻で役者も揃いました。主人公にご執心なラスボスからスペック高だけれど天の邪鬼な主人公の恋人、頼り甲斐のある仲間達など魅力的なキャラが勢揃い。島の秘密も気になるし、主人公マホロや恋人ノアにもまだまだ色々な秘密が隠されているようで…。二巻が今から待ち遠しい。掴みがOK!な一巻でした。期待しかないです。

あとがきで明かされた最初の設定にビックリしました。まさかノアが××だったとは。クセの強いキャラですが、掴みどころの無い面もあるので、これからどう化けていくのか楽しみです。伸びしろがありそうな攻めだw レオンも思ったより重要なポジションにありそうですね。物語を見る目も変わりました。BLシーンでまさかのオチがあり、大笑いしました。ある意味お約束かも?!

4

安心安定の品質

安心の夜光先生×奈良先生新シリーズが始まりましたね!
SHYの夜光先生のファンタジーシリーズはどれも面白いですが、今回は魔法色が強いです。
今後はバトル描写も増えるのかな?
軍服がかなり良いです。かっこよいです。
あと、イラストが見開きです!!小説本ではなかなかないですが、迫力があってよいですね。続巻でもやってほしいです。

主人公のマホロは強くなるのかな?
腕力は強くならなさそうですが、魔法力アップして強くなってほしさがあります。でもやっぱり守られる方かな?

二巻が待ち遠しいです。

3

あの作品がお好きな方は好きかも

あらすじに惹かれて拝読させていただきました……
が、ものすごいハリー◯ッター感が……
ハリ◯タ+花◯かな?と思ったのですが、
読んでいくうちに花◯感は薄らいで、
代わりにますますハリ◯タ感が(^◇^;)
インスパイアされてますよね?

このキャラがあのキャラで、悪役に仕える女はやっぱり
ベラ◯リックスっぽいよね?とか思っちゃったりして……
で、ジークフリートはもちろん、
名前を言ってはいけないあの人的な^^;
キースがマル◯ォイにならないか心配だったり……

ただ、マホロの味方たちが皆魅力的で、
特に攻めのノアは俺様な感じが素敵でしたね♡
美形揃いなのも楽しいです^^

たくさんの伏線が張られた一冊だと思います。
考えると萎えちゃうほどの何かを抱えたノアの秘密も、
主人公・マホロの出自も今後明らかにされていくのでしょうね。

どうしても既視感は否めませんでしたが、
どうやって伏線を回収していくのか、
貞操魔法?をかけられたマホロとノアは最後までできるのか?
続きを読んでみたいと思わせる作品です。

それにしても表紙が素敵です(〃ω〃)
お話にここまでダークな印象はなかったけど、
ノアが抜群にカッコいいしアルビオンを抱くマホロも可愛い!


3

『質問。千人の命を救うため、愛する人の命は奪えるか?』(帯より)

壮大なファンタジー読み慣れていないくせに
夜光さん×奈良さんタッグが大好きで買っちゃいますね~。
作り込まれた世界観とそれを表す緻密な絵が素晴らしい。

というわけで、ポンコツ頭の私は
前半は世界観を覚えるのに必死で少々手間取りました;
(慣れですね…星下げてすみません(m_m))

レビューが沢山上がってますので
ファンタジー慣れしていない視点で感想を。


重複しますが前半は世界観の下地を覚える序章といった感じ?
魔法学校を舞台に"生徒が学習する体で"この世界のことを知っていきます。
ふむふむなるほど…と主人公・マホロと一緒にせっせと学習φ(・ω・`)..メモメモ。難しい…。

なのでBがLする動きが鈍めなのですよ。
攻めのノアはマホロを一目見た瞬間ビビビと何かを感じてやたら構うのですが、
ノア自身も「なんでこんなヤツに…?」と不可解なまま近づくのが面白いーッヾ(*´∀`*)ノ
マホロもマホロでノアの言動が理解出来ずオドオド・笑

始まりはこんな2人なんですけどね。
後半戦に入ると一気にBLの華が咲くのですよ(∩´///`∩)

マホロはウブというのかな?
恋愛の概念自体が薄めで全然自覚しないんですが、
それでも本能でノアを選んで、ノアの側でホッと出来る。
色んなことが一気に押し寄せていっぱいいっぱいだった時も泣かなかったのに、
久々に再会出来たノアの前で堰を切ったように泣き出すのにキュンキュンしました。

ノアはマホロを守ろうと一生懸命になっててですね。
自分が怪我をしてでもマホロをギュッと抱きしめるのがカッコイイ…!

前半は追いかけっこみたいなことをしていた2人が
情報を共有しながら次第に向き合っていくのがとても良かったです。

で!!!
個人的に声に出して笑ったのは初エッチ・笑

ノア:「今夜はゆっくり休め」

かーらーのー、
即座にドアバターンと開けて戻ってきて

ノア:「やっぱり、ヤらせろ」wwww

カッコよくスマートに去ったのが台無しじゃないか!最高!
ノアは高貴な雰囲気を漂わせてる割に言動に子供っぽさがあってですねー、
ちょいちょいこんな風に笑わせてくれました(^///^)

そんなこんなで盛り上がりを見せる初エッチのハズが…
なんと…
貞操の魔法とやらがあって挿入不可…!
長く時間を掛けた前戯がエロくて、ノアもバキバキで(多分)、いざという時にですよ!?
そりゃないぜーーーーー!!!。゚(゚´Д`゚)゚。

でもなんとか挿入以外で…と素股をするのがエロい。
そんでノアがトロトロに甘々でマホロをグズグズにするの萌えた(^///^)

あとメインCP以外で、
レオンの♡矢印がマホロかノアに向くのかと思ってソワァとしてました。
あとがきを見たら最初はレオンが攻め候補だったようで、それの名残だったのかなーと。
(ということは私が感じたソワァはフラグじゃなかったのか…(;`・ω・´))

また今後敵対していくジークフリード。
ラストにジークフリード側の視点でエピローグがあったのですが、
マホロの魔力云々とは関係なく執着がハンパなさそうなのでハラハラ。
マホロもジークフリードからの刷り込みが抜けていないので今後の絡みが楽しみです。

『質問。千人の命を救うため、愛する人の命は奪えるか?』(帯より)

この問いに対する迷いのない毅然とした答えが心に残ります。
今後はその答えを実践していかねばならないのですよね…?
バトルあり、魔法あり、ラブあり、高貴な世界観あり。
険しい道が続きそうですが彼らの物語を見守るのが楽しみです。

10

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