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人形型モノクローム
ningyogata monochrome
最近新刊で久々に触れたキカ糸先生ワールド
更に来月の新刊情報でも先生のお名前と作品名を発見!
しかもあらすじを見ると聞き覚えのある名前が…‼
これは…!?と思い事前予習を兼ねて名作「人形型モノクローム」再読です
”セカイハヤサシイ”
そう思える木綿が優しいよね…
本当に木綿は夕日と出会えて良かったし、もっと言うならキルトとの出会いが何よりも大事だった
”セカイハヤサシイ”という言葉の強さと優しさに胸が詰まってむせ返ります
主な登場人物は全部で6人
木綿、キルト、竹男、真昼、夕日、先生(登場順)
最初は誰と誰のお話し?
世界観どんな?
と複雑そうな設定と愛になるの…???と不安になるようなエロさと痛さを纏った作品の雰囲気にどんな感情で読んでいいのか戸惑います
それでも読み込んでいくとこの世界のこの設定だからこそ胸に迫る「確かな愛」を感じられるお話し
私自身は初読よりも読み込んだ3回目以降の方がよりこの作品の優しさを感じられたような記憶があります
そして今日、数年ぶりに読み返して以前読んでいた時よりも数十倍の感動に包まれて読み終わりました(*˘︶˘*).。.:*♡
新刊のお迎えが楽しみで仕方ない…!!
今作はしっかり木綿にフォーカス仕切っていた分、木綿の絶対的なサポートとなっていたキルト
彼の存在、そして木綿が「愛の行為」を知った真昼とキルトの関係、、、ココが気にならなかった訳はないので、、、ここを知る事が出来る!?
期待しかないですね…♡
そして出来るならやっぱり夕日と木綿のその後も知りたいなぁーーー|ૂ•ᴗ•⸝⸝) チラッ♡
ほんと、夕日も木綿も大好き!
応援したくなる2人なんです(♡´∀`♡)
同時収録作品も短編ながら素敵な義兄弟作品です
すごく読後の妄想捗る素敵な短編なのでこの短編を読めるのも贅沢仕様だな!と思います
義兄弟で年上攻めだけど良識的!とてもイイ!!
新刊にご興味持たれた方はこちらも抑えておいた方が良さそうかな?と思います
実際まだ新刊、拝読していないのでどこまで関連するのか?は不明瞭ですが。。。それでもこの「人形型モノクローム」が名作である事には変わらないのでおススメしたい作品です
※暴力的な表現や無理矢理、多少の血の描写もあったりするので苦手な方はお気を付けて下さい…
修正|モロ!な描写も修正もどちらも無い感じです コマによって”無”な時もトーン修正な時もありますが作画を邪魔しない描かれ方なので個人的には気にならない描かれ方かな?と思います(DMM)
序盤の不憫な木綿の扱いが、可哀想で仕方なくて...結構しっかりとその部分が描かれているので、気分が少し落ち込んだりもしてしまいました。
ストーリーもセックスドールのお話だと思いながら読んでいたので、最終的な展開に驚きました。
木綿が一途にご主人のことを想っているので、その展開は胸糞です。
夕日に出合って環境は救われますが、木綿の心は以前のご主人に囚われたまま。
本当の意味で解放されて夕日に向き合うのは、最終話の終盤なのでじれったくて仕方ありませんでした。
個人的には、白・黒木綿は二重人格なのかなと思っています。髪色が現実世界に干渉しているので違うかもしれませんが。
最終的には木綿が、自分の意志で未来へ進む選択ができて良かったです。
どうやら作中で気になっていた人物たちの続編があるようなので、そちらも読めることを楽しみにしています。
人そっくりに作られた人形。
人形に心まで与えてしまったら、虐待に等しいことを強制することになってしまう。
アンドロイドの進化は、ある程度で止めておかないと、色々不具合が起きそう。
これはそんな近未来の可哀そうな人形の話。
尽くし続けて、飽きられて、アッサリゴミ箱に捨てられた木綿。
優しい人に拾われて、素敵な出会いを得ることができた。
ラストがハピエンで、良かった。
日本には昔から、物に心が宿ると信じて粗末にしない伝承があるけれど、
ママに叱られたからって、簡単に捨てちゃいけないよね。
面白かった!1話は本当に酷すぎてどうなることかと思いましたが、状況が二転三転し、切なさと不思議さに圧倒されていたら最後にほろっと泣かせてくる素晴らしさ。世界観にハマると抜け出せない中毒性がありそうな作家さんだと思います。
セックスドールの木綿は竹男というオタクに買われ、竹男しか愛してはいけないとインプットされます。この竹男が絵に描いたようなクズで、痛みを感じ血を流す木綿に酷い事だけをして捨てます。1話はその様子がしっかり描かれるので、竹男への怒りが止まりません!
2話からはすっかり変わってしまった木綿の新生活が始まります。やっとイケメンパラダイスになってほっとする…笑。木綿は竹男への気持ちを引き摺りながらも、いろんな感情に目覚めていきます。加えて各所で覚えていた違和感にすとんと納得できる種明かしが。
山場では唐突に猫とブタが活躍したり人格が実体化したりと不思議過ぎる世界になりますが、本筋のストーリーが面白いのでそれも含めてハマってしまいます。
本編ラストシーンで「え!?」となった状態で短編をはさみ、描き下ろしでその続きが。何なのこの焦らしプレイ笑。綺麗なめでたしめでたしの図でじわっと泣けてすごく良かったです。読み応え十分の不思議な世界観を持つ作品でした。
表題作『人形型モノクローム』は、人形とアンドロイドのお話です。
数ある人間とロボットのお話のなかでも3本の指に入る好きな作品です。単純な私は、このお話を読むと何か頑張ろう、、と前向きになれます笑 こういう読んで良かったと思える内容は大好物です。
テーマは人間とは?と考えさせられる部分もあり、一筋縄ではいかず、しっかりしたストーリーなのに、絵が可愛いくてオシャレ!いちいち表情が可愛いっ!!ふとした時に何度も読み返しました。
◆人形型モノクローム(表題作)
勝手にセックスドールを題材にした短編集をイメージしていたのですが、表題作はまるまる1人のセックスドールの話になっていました。キカ糸先生のメルヘンさと繊細さが合わさった画風に世界観がよくマッチしていて、最初から最後まで引き込まれます。この作品の特筆すべき点は、出荷された木綿が最初に冴えないオタク男性の元へ届き、彼だけを愛することを刷り込まれたこと、そして、実はドール達は元から機械なのではなく、また人間へ戻ることもできるということ。
一度は竹男に捨てられて新たに健全な出会いを経ても、竹男を忘れられない木綿。刷り込みのせいだけではなく、誰かに必要とされたいと熱望していた彼の心が、人生で初めてそれを経験させてくれた竹男に捕らわれたというのもあるのでしょう。私は序盤、竹男と木綿がメインのストーリーでもいいんじゃないかと思ったくらいでした。竹男が壊れていったところでああこれはもうダメそうだなと悟りましたが、アンドロイドになったからではなく、元々木綿は人の見た目や周りからの評価に左右されない心を持っているんじゃないかと。最後に竹男を言葉で救うシーンが入っていたのも良かったです。
竹男に木綿を愛する勇気がなかったのは残念ですが、夕日との出会いが希望を与えてくれます。チャラチャラした少年のようで、中身はまだ本気になれる相手に出会ったことがないだけの真面目な男の子。危なっかしく、辛い経験をしたらしい木綿のことを放っておけず、気付けばすごく気にしてくれていて。傷付いてボロボロになった木綿にも、ドールとして飄々と自己防衛してみせる木綿にも会い、その痛ましい人生と自分の木綿への気持ちを知る。放っておけないが救いたいに、救いたいが好きに。そんな夕日のおかげで、木綿が辛い記憶が蘇ってでももう一度生きたいと思ってくれたことが本当に尊いと感じました。人との出会いで、ここまで辿り着くこともできるのだと。BLを超えて、人間としての生を考えさせられた作品でした。
セックスドール・木綿の
「就職先」である竹男との生活と
竹男に廃棄された後の日々を描いたお話。
セックスドールとして生きる道を選んだこと、廃棄されて感じた悲しみ、
無意識にパスワードを"隠した"こと。
改めて見てみると人間らしさがすごく表れていたんだなと感じます。
竹男がやっていたことはいくらロボット相手だとしても許せなくて
だから廃棄された木綿は本当に可哀想だったけど、むしろあんなヤツのところにずっと居ることにならなくて良かったじゃないか!と思いましたが
竹男とのことがあったからこそ夕日にも出会えたんだよな、と。
なので、木綿を世の中に出してくれたことには感謝をしたい気持ちになりました(笑)
夕日と出会って閉じ込めていたものを解き放つことが出来てよかったな~
白木綿も黒木綿もどっちも可愛かったです。
あとネコたちもめちゃくちゃ可愛かった!
ボリュームたっぷりで読みごたえがあり、とても満足な作品でした。
読み始めたときは、こんな読後感になると思っていなかった!
ダッチワイフ大好きな、社会不適合者のヲタク・タケオさんに捨てられた(捨てたくなかったけど家にママが乗り込んできて捨てざるを得なかった)セックスドールのモメンちゃんが、無気力系DKのユウヒくんと出逢って、変わっていくストーリー
そんなに難しくはないけど、「そうだったのかあ」な仕掛けもちょっとあります
でもそれ以上に、モメンちゃんやユウヒくんの心情が丁寧に描かれていて、ものすごくかわいくて、せつなくて、でもやさしい世界線なので、ネコちゃんが発掘のバイトしてても全然気になりません(字面だけだと、は?って感じですが、本当に、ゆるっと受け入れられるふしぎ…たぶん作者が天才)
もっとモメンちゃんとユウヒくん、そしてタケオさんのその後がみたいです
好き嫌いが分かれるかもしれないけれど、めちゃくちゃおすすめしたい作品
(全308ページ!)
これ、一度は捨てられたセックスドールが、拾われた先で新しい愛を知る、切ない系のラブストーリーかと思ったら、そんな単純なお話じゃなかった。
なかなか盛りだくさんな設定を、とってもうまいこと読ませてくれるし、この、よろよろした絵柄も好きなタイプの絵だし、神作品!って評価してもいいって途中までは思ってたんだけど、、、
個人的に、モブレはあんまり好きじゃないというか、玩具やら、おもちゃ扱いなんかも苦手というか、なんというかで、そんな描写満載の前半でも、その先を知らない状態なら、まあ、読めてはいたんだけど、
謎が解き明かされる後半になって、一気に反動が来てしまいまして、
泣ける、いいお話になっているとは思うけど、かなり迷って、萌2です。
多分好きな傾向の作品だったんですけれど、私にとっての苦手ポイント2つを撃ち抜きすぎて萌評価ですみません。
個人的な苦手なとこ書いてるので気になる方は読まないで…!
メタがね、苦手なんです。テンションの合うメタもたまにあるんですが、基本的に自分のテンポを損ねるメタが苦手で。独自の世界観に引き込ませる作品だと思うのだけど、メタのせいでちょくちょく現実に戻されちゃうんですよ。非常にもったいない気持ちで読んでた。
そしてSF、近未来作品自体は大好きなんですが、大好きだからこそ相当世界観が作り込まれてないとしらけちゃって。一つ目の"メタ"の点含め、ダメだった…
連載のラストシーン(描き下ろし含まずの意)の雰囲気とか大変好きなんですけどね〜