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subarashiki kono kusosekai
『ココロニイツモ』以降、新作を今か今かと首を長くして待っておりました。待っててよかった約3年半!
しかも今作は、たうみまゆ先生のヤクザもの。
【裏社会で蠢くアウトロー・オメガバース】(扉絵に表記あり)意外性と歓喜があいまって萌えの処理能力が追いつかない始末。
本当はネタバレなしで読むことをオススメしたいです。
だけど、この物語の世界観と主な登場人物の紹介をちょっとだけ。
・物語の世界・
大多数はβ、企業や政治の中枢を占めるのはα(男女)、Ω(男女)は発情期があるため一般職に就くのは難しく性風俗に就くことが多い。
・登場人物・
五嶋八代(やちよ)…満島組 若頭。男社会でα社会のこの業界で、βでありながら若頭まで上り詰めた異色の人。女とΩに優しい。
橘ヨウジ…半年前に満島組に入ったα。それまではリーマン(営業)をしていた。ムダに元カタギ臭をさせている。
二人はΩ風俗のケツ持ちをしながら「クスリ」のことを調べています。五嶋がクスリを嫌い執拗に調べる理由、橘が不意に醸しだす不穏な空気。そんな伏線が少しずつ張り巡らされていく第一話でした。この先、二人の背景が明らかにされながら関係性も変化し、伏線が回収されていくのかと思うと・・・生きててよかった!!
ヤクザものがお好きでオメガバースに抵抗がない皆さん、ぜひ読んでみてください。
『指先の染み』を読んだので、
こちらにもレビューをさせていただきます。
裏社会で蠢くアウトロー・オメガバースです。
たうみまゆ先生のオメガバースっていうだけでゾクゾクしちゃいます!
主役は、サラリーマンからヤクザに転向した橘(α)と、
若頭の五嶋(β)なのかな?
Ωは普通の仕事にはつけないらしく、
ほとんどが性風俗の仕事をしています。
そのΩたちに危険が及ばないようケツ持ちしているのが、
橘と五嶋です。
コールがあればすぐに駆けつけてΩを守り、
必要とあれば制裁を加える五嶋。
Ωの子たちにも慕われているのがよく分かります。
五嶋はドラッグを憎んでいて、
Ωに新種のドラッグを使用する客を探しています。
ドラッグを使用されたウリのΩが大変なことになっていて、
ちょっと怖くなりました……
覚悟していましたが、なかなかエグいです(^_^;)
それより、五嶋って本当にβ?
Ωなのでは?なんて思ってしまいますが、
考えすぎなのかな?
橘は関西弁を話す、掴みどころのない男です。
たうみ先生が橘をαにした意味がちゃんとあるはず!
そこらへんも興味ありです。
実は、橘の本当の仕事は五嶋を見張ること……
上層部が五嶋を見晴らせる目的とは?
五嶋があまりにもドラッグを熟知しているのは何故か?
ちょっと怖いけど面白い!
今後の展開に期待を持たせる作品です。