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mevius rondo
約6年前に読んでものすごく衝撃を受けた作品です。
この評価以外ありえないぐらいすっごい好きな作品なのに、非常にミステリアスで不思議な読後感なので、レビューできる自信がなくてずっと諦めていたところ、やっぱり書きたい!と思い、こうして書くことに。
表紙で損してると思うんですよね…中の絵はすごく好みです。
タイトルの意味、ロンドは「輪舞曲、回旋曲」で、メビウスは「メビウスの輪」でご存じの方も多いでしょう。
表紙に「Mobius」と書いてて、ん?間違いでは?と思ったら、なんとドイツの数学者の名前だから正しくは「Möbius」なんですね。
独語表記の規則ではウムラウト文字が使えない環境では「ö」は「oe」と綴ることになってるので、せめて「Moebius」と表記するか、もしくはやっぱりウムラウトまで書いてほしかったです(点々意外と大事なのよ!w)。
過去にタイムスリップして(※精神だけが飛ぶ「リープ」ではない)若い頃の父親と恋に落ちる主人公。
タイムパラドックス(BTTFのアレですね)をどう解決していくのか、ぜひ読んでお確かめいただきたい。
男性同士が愛し合い、行為もしてるので私の目にはしっかりとBLに映りました。
本作を好きになれるかどうかの一番のネックはおそらく、ラストですよね。
一体誰の子なのか?「母さん」と読んでる女性はちかさんと髪型が全く同じですし、そもそもちかさんと類は一緒に住んでるはずですし…。
もしちかさんが母親ならばモロ近親相○になってしまうので、この謎は謎のままの方が読後感がベターな気がしますね。
でもタイトル回収(=繰り返す)…いや、やはり深くは追及しまい…。
一人でも多くの方に読んでいただきたいです。
<注意点>
・実の父x息子なので地雷の方は回れ右です
・がっつりタヒネタあり
※本ページにはRenta!とアマゾンのリンクしか記載されていませんが、各種電子書籍販売サイトでご購入いただけますし、ス○マでは無ry、おっと誰か来たようだ
(ちゃんと広告収入で著者に還元されるシステムです)
先月中頃からやり取りさせていただいてるレビュアーさまがいて なんとなく言っちゃったんです
「ドロドロも好きなんだけど 不思議系が最近不足気味で……」って
昨日意気揚々w フンス フンスッ とおすすめされのがコチラ 打てば響くお方 まぢ アリガタヤァァ人
チラ見した時点で気に入りはしたんだけど 何せエンジンかかるのがおそいッ!
お話はタイムスリップ らしいです タイムリープに見えたんだけど
てか このタイムスリップ・リープ・トリップ・トラベル・ワープ 調べれば調べただけ混乱してくるんだけど
[現在の自分(意識と身体)がそのまま過去や未来に瞬時に移動し 過去にいけば過去の自分がいるし 未来にいけば歳をとった自分がいる]のがタイムスリップ で
[現在の自分(意識と身体)がそのまま過去や未来に瞬時に移動する]のがタイムリープ
今回は自身が生まれる前の時間にいってるのでなんとも確認がとれない ←余談長すぎ((怒))
父の葬儀中現れた見知らぬ男
『伝えて…』の母の言葉を最後に気がついた場所は18年前
若かりし頃の父親に会うとか未来変わっちゃうんじゃね?
って そんなもんじゃなかったw
父親はゲイだし 母親にもあって自分が未来からきた息子だと身バレまでしちゃう
3話で故人を忍ぶ謎の男に あぁぁ と変な納得をしてしまう
これは間違いなくスリップだわ と
んんん んんんん この最後はどうなんだろ?
設定は抜群に面白いんだけど まず最初にタイムスリップしたのは誰なんだってところがなくて 18歳の自分を過去に送りだす理由がわからない 想いあっているのは成人したふtr……
Σ あぁぁあああッ だからメビウス・ロンドン! ←ロンドだバカッ
いや ロンドンだったら時間差あるし
捻れた時空と時間差で成人したふたりが出会う場面もあるのかな なんて思ったんだけど
もしロンドに 繰り返し って意味を持たせるならどこかで勘ぐってしまう
実の母に産ませた息子・瑞季が 自分の父・瑞季だったら
裏が表で 表が裏で
不思議より歪んだ欲望と鬼畜なまでの執着 っていうのを感じちゃうし
父・瑞希側からも17歳の瑞希を送り込んでたら って
いやぁ これは難しい
読み終わった後の消化不良感を変に考えはじめるといろんな方向に妄想が
このふたり「限りがない」に含まれる「変化し続ける」をある意味ずっと待ちわびているのかしら ね?