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ryu wa shogun ni mederareru
和倉先生お得意の「攻めの溺愛」をこれでもかーーー!と堪能でき、心が満たされました…✨
目次だけ見ても、「竜は将軍に愛でられる」「将軍は龍を溺愛する」と、どっちも「攻→受」への愛じゃないですか…!
”溺愛”ってしっかり入っちゃってるし。ナイスです!!!
名倉先生のファンタジー作は初めてでしたが、可愛い&かっこいい竜人族のアゼルに、ランドール同様私もメロメロになりました(*´꒳`*)
竜人族の王の25番目の子供である、アゼル。20歳になるのに大人の体になれない彼に父王は怒り、「山を下り、25番目に通りかかった人間を襲ってこい」と厳命します。
この”25”というのは、占い婆が口にした数字。占い婆が「25に関する人間と会え。さすれば正体となるだろう」と予言したのを、父王が独自解釈し命令を下したのです。
仕方なく山を下り、25番目に通りかかった人間ー将軍のランドールに目をつけるのですがー
と展開するお話。
攻めであるランドール将軍、イラストで見るとお髭もあって筋肉隆々、立派な体躯でいらっしゃるのに「小さくて可愛いもの好き」だなんて可愛らしい!❤︎笑
あっという間に小竜のアゼルの虜になっているのが笑えます。
おまけに後半、成竜になったアゼルの人間の姿にぼうっとし、部下に「将軍、目がおかしくなっていますよ。しっかりしてください」と言われる始末(笑)
かつては強い繋がりのあった竜人族と人間がなぜ離れて暮らすようになったのか?
そこに隠された悲しい事実や、寿命の違う二人がどう一緒に生きていくのかーといった点が徐々に明らかにされ、わくわくドキドキしながら読み終えました。
調べてみて気付いたのですが、こちら、シリーズものなのですね!続刊も読まねば…!
受けを溺愛しすぎて恋の海に溺れ、あっぷあっぷしている攻め(笑)を堪能できる、素敵な素敵なお話でした✨
『竜は無垢な歌声に恋をする』を読んでからこちらを読みました。
こちらが竜シリーズの第一弾のようです。
成体になれない竜人族のアゼルと人間のランドールのお話。
アゼルの可愛さと、ランドールの溺愛のすごさにとても癒されました。
アゼルがランドールに最初から懐いて、ランドールを追っていくところが可愛くて
きゅんきゅんが止まりませんでした(*´▽`*)
挿絵もとても素晴らしくて、物語をより深く感じることが出来ました。
寿命について、確実なことはわからないけど、
きっと二人なら大丈夫なんじゃないかな?と思ったし
大丈夫であって欲しい…と心から思いました。
アデルはこれからもランドールに溺愛されて、のびのびと生きていって欲しいし
ランドールもアデルと共に幸せに暮らして欲しいです(*´▽`*)
可愛いお話を読めて良かったです♪
溺愛攻め、相思相愛、無垢で健気な受けを描かせたら右に出る作家はいないでしょう。
全3巻で番外が1巻あります。
オムニバスもの大好きなので、ぜひとも3巻とも読んでいただきたいです。
CPのその後が見れるって素敵じゃないですか?
今回はかわいいものが大好きなクマみたいなおじさんが攻めで、健気で無垢な竜人族が受けです。かわいいもの好きなおじさん、ギャップ萌えでいいですよね。
ストーリーもしっかりと面白く、ファンタジーものですが、世界観は難しすぎずちょうどいい塩梅で楽しめます。また、竜人族の設定もしっかりとシリーズで引き継がれていき、そちらも見ものです。
「恋は晴天の霹靂〜」がとても面白かったので続けて名倉作品2本目。可愛くて萌えて読みやすくキャラも立ってて、読んで良かったです!
BLスパダリ枠で短髪&髭キャラって少々珍しいと思うのですが、このガッチリ体型の将軍が小動物に弱く放って置けない性格なのが最高です。小さき竜も懐いて将軍の大きな胸に安心する…時々マントから頭を覗かせる…って可愛過ぎました!
竜人族のアゼルは人間に変身すると美少年で、変身直後の全裸をすぐさま誰かに布で巻かれる描写が毎回可笑しい!出会ってすぐのランドール将軍に「もっと話がしたい」としつこく行先に付いて行くのが可愛い。
それでも彼は、生まれた時に亡くなった母を周囲が悲しむあまり、放置され世話もされず十分な成長が出来なかった可哀想な竜。ランドールに付いて行く先々で弓を打たれ何度も怪我する。ランドールに止められてても外に出るので「気持ちは分かるけど出ちゃ駄目〜」と思いながら読み、案の定怪我してランディーまで怪我…結構トラブルメーカーなんですが、彼が強い思いをもって成長する姿は愛でした。
萌え過ぎて泣けたシーンは、大人の姿になってランドールに甘々にされるアゼルが、城でランドールに懸想する女性に嫉妬して不安定になり、子供の姿に戻ってしまうところ。愛しているが故に子供の姿のアゼルに無体を働くのを恐れるランドールは、これからは別々で寝ると断言。毎日めいっぱい愛されていたアゼルは、子供のままではずっと側にいられないのだと泣いて必死に抗議する姿は可愛くて萌えた…無体働いてくれた方が個人的に美味しかったですが、このアゼルは最高でした。
隣国とのピリピリな関係や竜人族の歴史や性質など、結構設定モリモリな割には圧が無く、アゼルとランドール以外に集中力を途切らすことなく読み終えられました。800年前の書物とかも良いし、何はともあれハッピーエンドで読後感良いです。
ずっと寝かせていてやっと読めました。
やっぱり面白いです!
無骨な将軍ランドール、国と王族に身を捧げ生涯独身と決めていたのに…。
小さくて可愛いものが好きでほっておけない優しい人。
竜のアゼル。不遇な人生を送るもまっすぐ良い子に育って。成人できず占い婆の宣託と父の命令で王国へ行き25番目に出会う人を待つことに。
小さな美しい竜で人型では13歳くらいの超美少年。
さすが占い婆です!運命の出会いですね。お互い離れがたくずっと一緒にいたい!
実はアゼルを敵国の間諜ではないかと疑うランドールでしたが、彼の役に立ちたいアゼルが健気で愛しくてたまりません。もうドストライクなのです。
もう名倉節炸裂ですね。
ランドールがアゼルを味わいつくして、アゼルのアソコを褒める表現力!
お互い愛しくて大好きでずっと一緒にいたくて。
竜人と人間の寿命問題もなるほど!な展開で。
きっと一度は辛い展開があるだろうなあと覚悟してましたが終始平和で安心して読めます。
安心なのに無いと無いで、窮地があっても良かったなあと思ってしまう。
運命の相手ですね。
これからはランドールがアゼルにヤキモチを散々焼かされるでしょう。
面白かった!・・小説の内容と、イラストがマッチしていて、挿絵で魅力が数倍上がりました。特にアゼルが良かった。無い方がマシと思う挿絵もある中、この挿絵はとても魅力的でした。
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竜人族の王の末子に生まれながら、二十年を経ても大人になれない厄介者のアゼル。
一族の村を出たアゼルが空から見下ろす街道を、二十五番目に通り過ぎたのはサルゼード王国の将軍ランドールだった。危地へと向かう彼に離れがたさを覚え、アゼルはそばにいたいと願う。
卵が産まれて30年経過しているのに、アゼルの外観は13才程度の儚げな超美少年。
ランドールは、国で最強の騎士、唯一の弱点は「可愛くて弱いもの」。
アゼルは、ランドールの嗜好にド・ストライク。
アゼルの可愛い様子を見ては「ああ もう・・」と何度も繰り返しては、萌萌を堪える屈強の騎士。
人間が龍神とペアを組むには「血の契り」が必要、と古文書に記載があり・・・
色々あって、アゼルは成人になることが出来ました。
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波乱があっても、アッサリ完結が少し物足りないのですが、それは連載ものではない一冊完了企画故の紙面の都合で端折られたのだと思います。
レビューが多い高評価の作品なので、スピンオフじゃない続きを出して欲しい。
この物語は、内容はシリアスな冒険ものだけど、文章はコメディで、アゼルへの愛を滾らすランドールの「ああもう・・」の繰り返しがおかしくて笑ってしまう。凄くオモシロイ。
読みながらニヤニヤ笑ってしまうので、人が居ないところで読んだ方が良いかもしれません。
読了後、スピンオフを読みます。
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関連して、思い出したこと。
血の契り:
作中では、占い婆曰く、「血液の交換」と表現されています。
・・読んで思い出したのは、マイクロキメリズム(microchimerism):
生物学的に言うと、「一個体の中に遺伝情報が異なる細胞を持つこと」
マンガに出てくる「キメラ化」「キメラ」は、人と獣の合体、みたいに簡単に書かれていますが、本当はもっと複雑で、カメレオンの擬態などもキメラが関連しているという研究報告もあるようです。
この作品の中にある「アゼルの体液を取り込だランドールが若返っていた」という現象に近い説があって、
マイクロキメリズムの報告で、「胎児の細胞が母親を乳がんから守る」といった件が上がっています。
参考に読んだもの
「一個体の中に遺伝情報が異なる細胞を持つこと」https://bit.ly/35W6Cc2
母体を癒す赤ちゃんの愛 https://bit.ly/2UYix2M
もぉもぉキュンキュンし放題です♡♡
竜が出て来るBL大好きで、色んなのを読ませて頂いて来ましたが、これはキュンキュン度がケタ違い!
もぉ「痒いところに手が届く!」でございます(*º▿º*)
ファンタジー大好き
受けが攻めにめっちゃくちゃ愛されるの大好き
受けが最高に美しい
攻めがバリバリかっこいい(地位も高い!)
これらが大好物の方は何を置いてもお読み下さい!
私なんて読み進めては、あぁ今のシーンもう一度♡、とか、イヤン♡♡たまらんエロい♡♡、とか、ラストに行き着くのが勿体なくて、もう一度初めっから!とか、まぁもぉ読み返す読み返す!
そしてイラストがこれまたいぃっっ(⑉•ω•⑉)❤︎
将軍のこれでもかってくらいの漢くささっ、アゼル(竜)の魂抜かれるほどの愛らしさ美しさ☆.:*☆
そして竜のコレまた素敵な事と言ったら。
人物もそうですが、特に『竜』は、書かれる作者のイメージをイラストに興すのは至難の技だと思います。
それをこんな愛らしい、そして大きな竜は描いて下さり胸がいっぱいになりました。
と、前置きばかりが長くなり…。
『受け(アゼル)』成体に成れず仲間から父や兄姉からすら無視され続け、放逐同然に追い出され、自分を醜いと思い続けている。
(まるで『醜いアヒルの子』の様です-でも最初っから美しいのだけど)
『攻め』大国1の将軍。軍からだけでなく、国中の人々からも尊敬される素晴らしい軍人。そして軍人らしく弱みを作らない為、独身主義を貫いて来た。
実は弱い物、可愛い物にすっごく弱い(絶対内緒だけど)
アゼルに唯一優しかった齢400歳を超える占い婆の占いによって、将軍に会うことが出来た。
これは早々に出逢うのですが、ここからがもぉ惹き込まれる物語の始まりです。
アゼルは自分に正直で、ひたすら将軍を求め、そして空回りでピンチも招く。
でもその都度二人の愛は固く固くなって行くのよねー(♡^^♡)
こっちはドキドキしっぱなしだけど。
そして将軍のピンチにアゼルが「大人になりたい!」と強く強く願い、本物の大人の竜になった時の興奮と言ったら!
あ、ダメダメ!!
こっからも、この先も、その前も、是非自分で読んで陶酔に浸ってくださいませ。
損はさせませんゼ、お客様。
最後にこれだけはお伝えしておかないと!
『エロ度』少なめ
とありますが、大うそ!
濃ゆいわよぉ~~~。
エロ大好きの私が保証します! 笑笑
あなたの大切な大切な1冊になる事間違いなしです♡♡
何故か大人になれない竜人族のアゼル(受け)は神託に従って人里へやってきて出会った人は将軍・ランドール(攻め)でした。
ランドールは急いでいるらしく相手をしてくれませんが、里へ帰ることのできないアゼルはランドールについていきます。
火急の用事で先を急いでいるランドールですが、懐いてくれるアゼルが可愛くてしかたなくなり、なりゆきもあって自分の竜として連れていくことにするのです。
話が進み名がら両視点で読めるので、どちらの立場や心情もよくわかります。
前半は表題作でアゼルが成体になり一生を共にすると誓うまで。
後半は隣国とのごたごたを無事治めて王都へ帰ってからの二人。
任務で面倒を見れないと残念がるランドールは最初からアゼルにメロメロです。
手ずから果物を剥いてあげたり甘々です。
また、アゼルはすごくかわいそうな生い立ちなのですが、誰かを憎むわけでもなく、すごく純粋で健気でランドールが甘やかすのもうなずける可愛さです。
竜体でも人型もどちらもとてもかわいい。
それでも、自分が可愛い生き物が弱点だと自負しているため、アゼルが隣国の刺客ではないかと疑い、これ以上一緒にいたら完全に篭絡されてしまうと理性的に考えられるランドールには脱帽します。
とはいえ、アゼルが怪我をしたを知ったとき、周りに部下がたくさんいるのに心配のあまり感情的になってしまって、その決意も台無しでしたが。
終始二人の世界で、それにランドールの副官ルースが二人の世話をするという構図になっていました。
ルースが上官であるランドールに遠慮なく苦言を呈するところがすごく楽しかったです。
まだ成体になれないアゼルが人型に変化してシーツをまとっただけの姿で部屋に二人でいる姿を見たとき、ルースがアゼルにシャツを着ろと言った時のルースのセリフ「誰かに目撃されたら将軍が執務室で美少年を裸に剥いて鑑賞するような変態だと知られてしまう」には笑いました。
「変態だと思われたら困る」じゃないの?
小さいトラブルや仲違いやピンチはありますが、終始アゼルが可愛く、ランドールがアゼルを甘やかし、そんな二人をルースがフォローする話でした。
美しく成長したアゼルはきっといろんな人を魅了することでしょう。
そして、ランドールはきっとヤキモキすることでしょう。
アゼルの父親や兄弟たちの態度が改まらなかったのだけが残念でなりませんが、これからはランドールがこれでもかと可愛がって長い人生二人で楽しく暮らしていくと思うとどうでもいいかな。
甘々な楽しいお話でした。
とっても可愛らしいファンタジー作品!
名倉先生作品は、攻めが受けを溺愛する甘いお話が多くて個人的に大好きなのですが、今作も溺愛描写はもちろんのこと、優しい登場人物達に癒される1作でした。
以下、ざっくりとしたあらすじと感想です。
竜人族の集落で、生い立ちや外見の違いも相まって一族から冷遇され、竜としても大人になりきれず、愛情に飢えたまま孤独に生きて来たアゼル。
そんなアゼルが、あることから危険だと言われていた人間の国へ下りることになります。
早速大鷲と間違えられ矢で射られてしまいますが、そこで出会ったのが大国の将軍・ランドール。
ランドールが突然目の前に現れた伝説上の生き物だとされていた小竜のアゼルを保護した事から物語は進んでいき…
部下からの信頼も厚く、真面目で頼れる将軍であるランドールが、実は小さくて可愛いものが大好きというギャップがまず可愛くてですね。
挿絵の黒田先生が描かれるランドールが頼もしい将軍な肩書きにぴったりの筋骨隆々さなので、小竜のアゼルを愛でるその姿がなんだかたまらない。
でっかいのがちっこいのをちまちま愛でる姿って、なぜこうも可愛らしいのでしょう。
もう、最初から最後まで溺愛も溺愛で、アゼルのことが可愛くて仕方がない将軍様のやに下がった姿に思わずクスっとなってしまう。
あれだけ慕われたらそうなっちゃいますよね。
一方のアゼルも、今まで愛情を知らずに育って来たこともあり、自分に優しく接してくれるランドールに次第に心惹かれていきます。
小竜状態のアゼルがクルルと鳴きながらランドールのために健気に働こうとしたり、彼と一緒に居たい!と、とにかく一途に慕っているのが今までの境遇を考えると本当にいじらしくてですね…
そんなアゼルを暖かく包み込むランドール。
側から見れば甘々のバカップルなのですが、アゼルの境遇のこともあり、なんだか読んでいて甘い描写にもギュッとなってしまいました。
2人が自然と惹かれ合い、強固な絆で結ばれるまでを見届けられて本当に良かったです。
そして、メイン2人の他にランドール付きの副官であるルースがまた良いキャラクターでして。
やに下がった上官に対して、ザクザクと軽口を叩くやり取りがコミカルで楽しい。
時には呆れながらも、なんだかんだで2人のことを仕方がないなと近くで見守っている母のような姿が良いです。
2人の穏やかなやり取りに終始癒される素敵な作品でした。
甘さやコミカルさだけではなく、竜人族と人間がなぜ隔たれてしまったのかについてなど、飽きさせない展開が続き非常に読みやすかったです。
ファンタジー作品がお好きな方や、ギャップのある攻めがお好きな方、純粋で頑張り屋な受けがお好きな方、優しい作品が読みたい方におすすめの1作です。
2人のその後や、今回度々名前が登場した隣国・コーツ王国については、スピンオフ作品「王子は黒竜に愛を捧げる」で明らかになるようですね。
早速追い掛けて読んでみたいと思います。
黒田さんによるカラー口絵と中扉の筋骨隆々とした男にスリスリしてる小さな竜の絵。
これだけで、なんかきゅーんとしてたまらない気持ちになります。
この小さな竜(受け)は、竜人族の王の25番目の末っ子でみそっかす扱いされてきたんですね。
自分の誕生により母が死んでしまったので、残された父や兄弟達から疎まれ愛情をかけてもらえず育った不憫な子。
だから攻めにそっと寄り添ってスリスリしてるこの絵を見るだけで、あぁぁ攻めと出会えて良かったねぇ(涙)と祝福したくなる。
攻めは武勇に優れた将軍でマッチョな男だけど、小動物が大好きというところがこれまた萌えポイント。
動物が好きな人に悪い人はいないを地で行くような人です。
無骨な男による過保護っぷりというか、いとけない受けをほおっておけずお世話しまくりな様子には、もう読んでてニヤニヤするしかないというか。
そしてそんな攻めのことを心から受けが慕う様子もこれまたかわいい。
他人が付け入る隙がないくらいお互いに惹かれあったもの同士、おまけにどっちもスレていないキャラによるやり取りがとても良かった。
人間と竜人の寿命問題がこのお話の焦点だったようでそこは解決して良かったのだけど、攻めと受けを取り囲む周囲の不穏さは解決してないんですね。
伝説の竜人である受けを捕獲しようする他国の動向もそのままだし、王太后は二人の仲を知らぬまま攻めに横恋慕してるし……
結構厄介な問題が残ってます。
電子で残ページが把握しにくいので、寿命問題は解決して良かった、さて……と思ったら96%まで読み進んでいたことがわかって、思わず、えっ!?もう終わり!?と声に出してしまいました。
なんか読み終わった感がないというか、これって続くんですよね?と思ってしまいました。
甘々の溺愛でした。攻めのランドールがとにかくこれでもかってくらい、アゼルのことが可愛くてしょうがないらしいです。笑
アゼルもランドールに初めて会った時から惹かれているのが分かるし、初めから相思相愛でした。
人型をとった時のアゼルが幼く見える為に、ぐっと堪えてるランドールに笑いました。思わぬきっかけでアゼルが成長してからのランドールに遠慮は無くなり一気にエッチになってました。
竜人族と人の寿命問題は解決しましたようですが、アゼルを狙った他国の動きとランドールに秋波を送る王太后がどうなったかが中途半端なので神にはなりませんでした。残念。
続編を期待します。
雑誌掲載時より好きだったので、文庫発売を心待ちにしていました。
受け様は、竜人族の王の25番目の末っ子のアゼル。
竜としては異質な灰青色の鱗を持つアゼルは、生まれた時に母親竜が力尽きて死んでしまった事もあって、竜人族の中では冷遇されて育ちます。
アゼルが成人する為に、竜人族の村を出て出会ったのが、攻め様であるランドール。
大国の将軍であり、国と王の為に誠心誠意尽くしている実直な騎士。
ところが、顔に似合わず小さいもの、かわいいものが大好きで愛でずにはいられない、という。
小さい竜が、「くるる…」とか鳴きながら、見つめてきちゃったら、そりゃーたまらないよね。
ついてきちゃったら、もう「私の竜だ」宣言しちゃうしかないよね。
人の姿になったアゼルはびっくりする程の美少年で、素直に好意を全面に押し出していてこれまたとってもかわいい。
アゼルにめろめろで脂下がってるランドールが楽しくてしょうがなかったです。
人間と竜の寿命に差がある事に対する、悲しい過去。
アゼルをみていたら、さもありなんで、えぇーー、とショックだったのですが、書き下ろしでは、それが解決されていてホッと胸をなでおろしました。
それでアゼルは珍しい灰青色の竜だったのね、納得です。
死が2人を分かつまで、2人一緒に過ごしていくことができてよかった。
こちらのイラスト、黒田先生の描かれる竜のアゼルがとってもかわいらしかったです。
特に小さい時の竜。
ランドールじゃなくてもご飯あーんしたくなる。
扉絵では、ランドールの肩に乗って頭をすりつけてる小さい竜のアゼルが描かれていて、そのかわいらしさにもうきゅんきゅんです。
またランドールは後姿で、きっとこの時嬉しげに笑ってんだろうなー、脂下がった顔してんだろうなー、と思ったらにまにまもします。
もうね、扉絵から私の萌はもってかれましたよ。
ステキなイラストも加わって、帯に書かれていた通りとってもかわいい、ほのぼのファンタジーでした。
先生買い。名倉先生、初竜とのこと\(^o^)/
終盤ちょっと⤵だったですが、キャラが好きで、特に竜が超ツボ!でしたので神より萌2にしました。ちっちゃいもの好きな方や、脂下がるおっさんが好きな方は良いのではと思うお話、雑誌掲載分140Pほど+その続き105Pほど+あとがき。
竜人族の王の25番目の子として生まれたアゼル。なかなか成体にならないので占い婆の言った数字「25」に従い、日の出の後25番目に通る人間を襲ってこいと父から命じられてしまいます。竜姿で通りを見ていましたが、いざその時になると失敗し、矢を射られて落ちてしまいます。人間は恐ろしいと聞いていたのに、その人間は優しく手当てをしてくれて・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
ルース(攻めの副官、ナイス)、占い婆、少年王、王太后、攻めの弟夫婦+子二人、攻め母、受け父、宰相等々。特に後半ちょこちょこ多数。ルースがナイスつっこみです。
++好きだったところ
竜がもう超可愛い。一番最初の扉絵が攻めの肩に乗っかって頭をきゅって寄せている絵なのですが、あーーーーーーーーーたまらん!この攻めに寄せる信頼感・・・。おまけに子竜姿のときは「くるる・・」って鳴くんですよ、小鳩か!ちっこいもの好きな方はここで全面降伏するのではないでしょうか。
将軍もちっこいもの好きなのでした。それであっさり陥落。少年姿になっても超絶美少年で可愛いおめめで「側にいたいです」なんて言われたら、「いいです、もういっときましょう!」というしかない。ルースもほんとそんな感じでした。
攻めさんは堅物、お国の為ならなんでもしますという勇猛な将軍なんですが、前述通り、か弱いもの、ちっこいものフェチ。いかついおっさんが可愛い竜のためにいそいそ果物をむいて「あーん」なんて目も当てられないー笑うしかないー。
めちゃくちゃコメディ路線というほどではなく、どちらかというとクスクスにまにまできるお話に少しシリアス路線も混じっている感じのお話でした。最後の「二人の寿命の長さが違う」話の部分だけ、個人的にはもう少し違う展開の方が良かったかなと思ったので萌2にしましたが、全体を通してとても好きなお話でした!竜、絶対可愛い!!!
大好きな作家さんと、大好きなファンタジー…面白くないはずがない!!ということで、発売を楽しみにしていました。
その期待通り、題名通りの、最初から最後までの溺愛ぶりに、読みながら何度悶えたことでしょう…。
おまけに溺愛してるのが、仕事人間で真面目な筋肉隆々の将軍様なので、そのギャップにやられます。
お相手の竜ちやんアゼルも、最初から将軍様しか見えていないのて、何も知らない純真なコがひたすら慕っている様子にグっときます。
また、アゼルには悲しい過去があるんだけど、それを将軍の愛情で包んであげてるのにもジーンときて。
この作家さんの、攻めの溺愛とバカップルぶりが大好きなんですが、今回は存分に発揮されてて大大大満足でした。
こういうのって寿命の問題が出てくるのですが、そこも解決されてたのも良かったです。
名倉先生と言うと、攻めの溺愛描写が楽しいイメージですが、今作もめちゃくちゃ溺愛してますよ~。
将軍といかにも無骨な彼が、鼻の下を伸ばしながら細々と受けの面倒を見るエピソードの数々が可愛すぎて、萌え転がりましたよ。
元々、甘くて可愛い作品が好みな事もあり、名倉作品が大好きだったりします。
ただ今回、受けがかなり不憫な子でして。
そんな受けが攻めと出会った事により、初めて人のあたたかさや優しさを知るんですよね。
こう、溺愛描写がですね、いつもならニヤニヤしつつ読むのですが、この背景のせいで、なんか切ないと言うか胸が詰まると言うか。
自分には何の責任も無い事で、周囲から疎まれて育ち、なかなか成体にもなれなかった受け。
彼が攻めから溢れんばかりの愛情を与えられると言うのが、とにかく嬉しくて。
受けがあまりにいじらしくて、「怒らせちゃった」と丸くなって泣くシーンでは、こちらも胸が痛くて。
二人が強い絆を結ぶのに、すごく感動しちゃって。
なんだか胸がいっぱいになっちゃう、とてもいいお話でした。
ザックリした内容です。
竜人族の王の末子でありながら、20年生きても成体になれず、周囲から疎まれているアゼル。
「25に関する人間と会えば成体になれる」とお告げがあり、村を出て人間の国にやってきたんですね。
そこで、25番目に街道をやってきたのが、サルゼード王国の将軍・ランドール。
矢で射られてケガをしたアゼルを手当てしてくれたランドールですが、何故か彼と離れがたくてー・・・と言うものです。
まずこちら、アゼルですが、結構な不憫受けだったりします。
母親が自分を産んで亡くなった事と、更に一人だけ色が薄くと見た目が違う事から疎まれ、身内から面倒を見てもらえなかったんですね。
こう、卵もあたためてもらえなかったし、狩りの仕方も教えてもらえないため、自分で取れる果物しか食べられない。
そのせいで、生まれて20年経っても小さいままで成体になれないと言った感じでしょうか。
で、そんな彼と運命的に出会い、強い絆を結ぶ人間・ランドール。
彼はゴツくて威厳ある見た目ながら、小動物が好きと言う心優しい将軍だったりします。
二人の出会い時ですが、アゼルは竜の子供(?)姿なんですよね。
多分、大きさとしては猫ぐらい。
一目でアゼルの愛らしさに心を奪われたランドールは、逃がそうとしてもいじらしくいつまでもついてくる彼にほだされ、結局は共に遠征に連れて行く事にする。
いやもう、ここからの、二人の日常的なシーンが可愛くて可愛くて。
上手く食べられない竜姿のアゼルにですね、あ~んで果物とかを食べさせてあげる。
お返しに、アゼルもあ~んをしてあげたり。
また、アゼルは、人間の姿になったり竜の姿になったりと、自由に変化できます。
で、竜から人間の姿になると素っ裸なんですよね。
その度に、マントだの毛布だので、アゼルの身体を電光石火の早さで隠すランドールに笑っちゃって。
こう、軍支給の頑丈な毛布ですので、アゼルの肌が傷つかまいか?的にアホな心配をしてたりするのまで、吹き出しちゃうと言うか。
これね、そんな調子で溺愛描写や甘々シーンだけが楽しいかと言いますと、胸が詰まるようなエピソードなんかもあるのがお上手で。
アゼルがとにかく健気なんですよ。
まだ弱い幼体姿で、ランドールの役に立ちたいと、敵軍の偵察に行っちゃったりするのです。
そこで見つかり、ケガを負ってしまう。
そんなアゼルを見て、居なくなった彼を心配していたランドールは、怒りをあらわにしちゃうんですね。
もうさ、「怒らせちゃった」と声を上げて泣くアゼルが可哀想で可哀想で。
ランドールも、アゼルが大事だからこそ、頭に血がのぼるんだと分かる。
そして、今まで誰からも省みられなかったアゼルが、初めて優しくしてくれて愛情を与えてくれたランドールの役に立ちたいと、無茶をしちゃうのも分かる。
こういうの、心が痛んで仕方ないんだけど。
あと、そんな感じで心を通わせて行く二人ですが、この後、アゼルの成体のオチが最高だったりします。
彼は成体になる事が出来、またそうなるとすっごい美形なんですよ。
これまで幼い姿(13~14才?)のアゼルに、理性総動員で手出しを控えていたランドール。
ようやくエッチ解禁みたいな。
また、アゼルが成体になれた理由がですね、もう感動もので。
マジで、お母さんの如く「大人になれて・・・!」と胸が熱くなりましたよ。
健気すぎて、涙が出ちゃいそうでしたよ。
と、ここまでが雑誌掲載作。
ここから書き下ろしで、アゼルの外見の謎とか、二人の寿命の差とかの気になる部分がスッキリ回収されます。
まぁこちらは、恋人となった二人の痴話喧嘩って感じでしょうか。
あと、個人的に、ランドールが亡くなった後のアゼルを襲う運命が悲しすぎて。
これがとてもいい結末を迎えたので、大満足です。
名倉作品が大好きですけど、今回は特に心に響く素敵な作品でした。