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yoru no tobari hakanaki yawahada
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
CDを聴きたくて先に原作を…と思って読みました。有名なシリーズと知りつつ他の作品は未読です。
遊郭モノはあまり読まないので、基本設定の部分で色々と新鮮でした。舞台が現代だと分かってまずびっくり(笑)。カタカナ表記できる(そのほうが自然な)語でも敢えて漢字にしてみたり、時代劇と現代劇のイイトコ取りでちょっと中途半端な印象を受けましたが、全体的にはドラマティックでなかなか面白かったです。受の忍は表紙イラストもモノクロイラストも、ついでにいえば思考回路もほぼ女の子。…これBLじゃなきゃダメなのかな?(・∀・) とか考えたらきっと負けですね。
かつて実在した陰間茶屋をベースに、吉原遊郭独自の仕来りをミックスしたような設定のお話です。とはいえ吉原には陰間茶屋はなかったはずだし、陰間茶屋では一人称も女性のそれだったようなので(色子たちの一人称が「俺」だったのもびっくり)、細かいことは考えずに読むのが吉ですネ。
さて、シリーズ第三弾の本作は男前の御曹司×健気な地味っ子というカップルです。最初は出来心で手を出した忍に絆されていく蘇武の様子にニヤニヤ。嫉妬で乱暴にしてしまうくだりが特に好きでした。一方の忍は最初から最後までとにかく健気で思わずホロリとしましたが…蘇武を完全に良い人だと思っていそうでちょっぴり心配です。蘇武は、忍には誠実かもしれないけれど、かなり強引で根はちょっと傲慢なヤツだと思うんですよね。まあ、忍を幸せにしてくれるならいいです。はい。
さ、CD聴くぞ~。
花降楼シリーズ第三弾。
今回の受け、忍はこれぞ健気受け!といった感じのキャラクターです。
忍は四歳の頃に捨てられて以来、花降楼で育てられてきました。
なので吉原の外の世界をほとんど覚えておらず、それゆえの純粋さみたいなものを持っています。
ちょっと浮世離れするほど健気過ぎて、読んでいて時代設定が現代なのを忘れてしまいそうになるくらいです。
忍は育ててくれた花降楼への恩や、自分の居場所はここしかないという気持ちから一生懸命お仕事を頑張っているのですが、残念ながらあまり色子の仕事に向いているとは言えません。
もしかすると、もっと気楽に遊べるようなお店だったらもう少し売れていたのかも知れないのですが、花降楼という華やかで客も大金を使って遊ぶようなお店では、なんとも地味で目立たずに埋もれてしまっているのです。
そうするとさらに自信を失ってしまい、客がつかないとお金がないので栄養状態も悪く、自分磨きも出来ず…そんな中に現れたのが、蘇武。
蘇武は大金持ちの御曹司で遊び慣れているのですが、だからこそ若いのにもうすでに遊び疲れているような所があり、あまり人のことを信じられなくなっているんですね。
なので、そこに現れた一生懸命で不器用で裏表のない忍に惹かれていくのは、とても自然なことのように感じました。
あと、当て馬的に登場する原。
被虐趣味で、忍に投げつける言葉もひどいものなんですが、その奥にある忍への愛情とかがきちんと分かるように書かれているのが花降楼シリーズのいいところだなと思います。
忍は純粋すぎて相手の言葉の裏側とかをあまり想像できないタイプなので、原についても忍目線で見たときは「あれ?もしかして原も原なりに忍への愛情を持っているのかな?」と疑問に思う程度なのですが、あとで蘇武目線の話として、それに対する答えをちゃんと書いていてくれるんですよね。
なんというか、文章を読み慣れていない人にも親切な設計なのではと思います。
ちょこちょこ出てくる同僚の椿と忍のやり取りも、私は結構好きです。
上で書いたように忍はあまり言葉の裏側を察することが出来ないタイプで、逆に椿はツンデレで回りくどい言動をしてしまうタイプ。
そのすれ違い方がなんだか可愛くって面白いのです。
同時収録では第二弾のカップル、綺蝶と蜻蛉の小話が載っています。
まだ犬猿の仲と言われていた頃の二人ですが、どこかほのぼのとした空気の流れる短編でした。
初っ端からゴメンナサイ。鈴木さんは基本的に合わない作家さんです。初期作から読んでも読んでもほぼハズレ。
このシリーズも、1作目はまだしも前作『愛で痴れる夜の純情』がまったく受け付けなかったので、相変わらず(その時点で出ていた)シリーズを纏め買いしてしまったことを後悔していました。
とりあえず、買ったからには仕方がないと何の期待もせずに読んだんですが・・・
なんだ、この素晴らしい健気受は!
私は、とにかく『健気受』が堪らなく好きです。
でも、こういう『ザ・健気受』の作品って減りましたよね。今はもう絶滅寸前って感じも・・・私は、ホントにこの上なく好きなんだけど!←イヤ、同じ『健気受』枠でも、作家さんによっては好みじゃないタイプの『健気受』も結構いるんですが、それはまた別。
とにかく、この特殊なファンタジー設定のおかげで、現代ものではあり得ないような健気過ぎる忍(受)のキャラクターに嘘臭さを感じません。設定とキャラクター・ストーリーが見事に噛み合って嵌まっています。
そして、蘇部(攻)も健気過ぎる健気にはもうピッタリのいい男でした。
こちらは、鈴木さんで私がいちばん好きな作品です。今までに何十回読み返したかわからない。
これに巡り逢えただけで、個人的ハズレ続きでも投げずに頑張って鈴木さん作品を読んで来てよかったとさえ思っています。
それくらい好き。まさしく『神級お気に入り』なんです。
評価は本編のみです。冒頭にも書きましたが、前巻CPがまったくダメなので、同時収録の『愛で痴れる蜜の劣情』はもう無視で。
イヤもう、基本的に合わない作家の纏め買いは数え切れないくらいやらかしてきましたが(そのたびに後悔するのに我ながら懲りなかったんだよ、これが・・・とてつもなく痛い目に遭って、ようやく過去形になりましたけどね)、鈴木さんは多少なりともよかったと思えた数少ない作家さんのおひとりです。
どれだけハズされても、鈴木さんの新刊を(一応)チェックしていたのは、またこんな当たりがあるかもという幻想が捨てられなかったから。
さすがに、もう限られたシリーズ以外はまず買わないんですけどね。
忍の健気さはこの物語の世界観だからこそ
凄くいいと思います。
現代だとこの健気さは受けが悪いかも知れませんが
幼い頃に拾われ、遊郭で育ったからこそ
女の子っぽい容姿に儚さが出て、ぱっとするような
顔立ちではないのに、
御曹司の蘇武の若様と名高い彼が惹かれたのは
その儚さがあったからだと思います。
多分ですが、蘇武の若様は色々な人に手を出してきたけど
儚さの中に強さを持つ忍に惹かれたのかなあ…と思いました。
そして、関係はありませんが忍にツンデレぽく?接した
椿もとても、可愛いかったです。
名家の御曹司の伊達男・貴晃様×儚げな健気・忍・・王道すぎるカップリングです!!
(・・最近は御曹司×ツンデレに健気は押されてるけど・・うっ(泣)頑張れ、健気!)
この王道中の王道のカップリングのお話は世に溢れていますが、それも一昔前のお話。
そう、健気が受けの全盛期だったのは一昔前なのです・・・。
基本的に受けには何かしらツンデレか意地っぱりがプラスされるのが定番化してしまい、健気さを前面に押し出されるのは「なんか昔のBLっぽくない?」といった風潮に・・・。
「BLも肩身が狭くなったもんだぜ」とか思っていた時に大HIT花降桜シリーズから発表されたこの「夜の帳、儚き柔肌」。
題名から健気さがうかがい知れたので早速レジに並んだのを覚えてます(笑)
読んでみてやっぱり健気受けにはたまらないお話でしたね・・・。
どのくらい忍が健気かというとですね「貴晃様の将来を思って身を引いちゃうんだけど、生きる気力を無くしてしまって治る病気で本当に死にかけた」ってくらい健気です。
鼻緒がきれたてしまった時に応急処置をしてあげた下駄を大切に履き続けたり、恥ずかしそうに愛の言葉を伝えてきたり、ちょっとでも可愛い自分を見て欲しいから早起きして準備をしたり・・枚挙にいとまがありません。
忍サンは気付かれないようにしてますが、貴晃様の方が何枚も上手なのでバレバレですw
・・でもそれで良かったと思うなぁ。じゃなきゃ貴晃様が興味を持たなかったろうし。
上っ面の言動だけではない、端々から感じ取れる好意の数々にいくら貴晃さまが遊びなれて
いようとも・・・・いや、遊びなれているからこそ「忍の本気」にグラっときちゃったんでしょうねぇ~ww
忍に会いに来るのが半月に一度から一週間に一度、三日に一度・・と離れていられる時間が短くなってしまったのも愛しちゃった証拠だと思います。
が、一番の証拠は段々言葉攻めがねちっこくなっていった所じゃないかな~w
忍さんは男娼といえど、「感情が伴わないと気持ちよくなれない人」なんですね。
(つまり好きになればなるほど乱れに乱れてくれるのですw)
感情さえ伴えば何をされても快感に変換してくれるので、攻め冥利につきる受けさまですw
段々愛情が溢れていくにつれて、今まででは考えられなかった乱れように恥らいながらも快感に身を任せてくれるもんだから・・!!
貴晃さまが恥ずかしがってる忍に色々・・ホント色々言わせて、させて、更に忍は感じいっちゃうんですね!言葉攻めのスパイラルですw御馳走様ですw
この二人のカップルはかなり人気だったようでスピンオフ話も単行本で出ていますし(商業誌では一話分ですが)、作者さまの同人誌にも登場しているみたいですね。
私もゼヒ欲しいです。
すっごくよかったです!
とにかく私的に健気受けの王道を行くような子でした。
途中、蘇武の将来を考えて蘇武に心にもないことを言ってしまうシーンがあるのですが、
もう忍の想いが健気でせつなくて涙してしまいました・・・
鈴木あみさんの文章はとても読みやすいし、樹要さんのイラストもとても綺麗でどんどんよんでしまいましたね^^
イラストは結構受けが女の子っぽいのですが、もともとそういうのが個人的に好みなのと、忍の一人称が「俺」だったこともあって特に違和感なく読み進められました!
このシリーズの好きなところは最後は素敵なハッピーエンドで終わることです。
ほんとうに忍には幸せになってもらいたい^^
あんまり小説で読み返さないことが多いんですが、何度も読み返してます!
さいごにちょっと綺蝶×蜻蛉のお話が出てくるんですがほのぼのでよかったです^^
初めまして、おおみそかと申します。
本当に健気好きには堪らないお話ですよね!
キングオブ健気…いやクイーンオブ健気?な忍さんが、もうもう愛おしくて!!
ただ控えめな性格なだけかと思いきや、貴晃様が好きだからこそ少しでも役に立ちたくて、好かれたくて、でも自信がなくて…という描写が特にキュンキュンしました。
忍が自分に今までしてきた行動や言葉に何の駆け引きもなく、心からの言動だったのかと気づき、愛しさが爆発した貴晃様と一緒に私も忍ちゃんへの愛が爆発していました(笑)
健気の鏡ですよねー。
でも、そんな貴晃様とお客をさっきまで相手していた忍ちゃんを会わせて叩き落とした作者様最高でした(笑)
私も何回も読み返す作品ですので、コメントさせていただきました。
華やかな花降楼の中で、今回は控えめな性格の子が主人公。
おとなしい顔立ちと性格のため忍は前に出ることなく、客がつかず、いつも肩身の狭い思いをしていた。
そんなある日、名家の御曹司で花街の憧れの的・蘇武貴晃と知り合い、一夜をともにしてしまう。
二度と逢うこともないと思っていた忍であったが、彼はその後も忍の許へ通うようになって……
という話でした。
華やかな世界の中で、少し地味な子の話。
御職を争うような子たちの話がほとんどだったので、これはちょっと新しい感じがしました。
そんなに綺麗な子たちばっかりの中にいたら、萎縮してしまう気持ちはすごくわかるので、今まで華やかさばっかりだった花降楼の世界がちょっとだけ身近になったような気がします。
それとおまけで、綺蝶と蜻蛉の話も入ってました。
でもまぁ、無理に入れなくてもいいかなー……という気がしなくもないです。
せっかくハッピーエンドで終わったんだから、二人でいちゃいちゃしてるところの方が見たかったか、というのが個人的な感想です。
まぁ、あくまでも主観なので、気になさらずに。
美形で金持ちの攻めに見初められる受け…ど真ん中シンデレラストーリー。そういうの好きなので楽しく読めました。
なんか蘇武のイラストからはSっ気感じてしまいます。
忍が健気かつ素直で可愛らしいからですかねー。ただ素直すぎて椿の気遣いにまったく気がつけないのはちょっと残念でした。
花降楼シリーズ第3弾のこの作品。
私はいっちばん好きですねw
忍が健気過ぎてとっても可愛いんですけど、なんかそれをより引き立てるために蘇武がいるんじゃないの?ってくらいいい組み合わせ!
こういう表現↑するとぞんざいに聞こえるかもしれないんですけど、蘇武のことはそれ以上に好きですっ♪
色んな意味で超色男ですよねw
でも他の誰でも無く忍を選ぶところとか、めちゃくちゃ大切に扱ってくれるとことか、冷静に見えて意外と情熱的な面があったりなんかして、結構ツボつかれました!
一人称が「私」なのもポイント高いですね♪
花降楼シリーズ第3弾 今作の主役 忍ちゃんvv 捨て子だった忍は 生粋の郭育ちvv 顔は幼げでカワイイけど 娼妓としてはそれだけでは 売れっ子にはなれず なかなか客もつかず 売り上げがないので 給料も少なく お腹をすかせて・・・・(なんて可哀相(><))健気です! 明日 お客がついたら お魚食べようvv 頑張ってお客取らなきゃ!!って 育ちが郭だけに 身体を売ることに抵抗があまりなく それより頑張って技おぼえなきゃ!!とか もう健気健気wwwww そして 出会うべくして出会った王子様 蘇武の若様vv この若様 気品があって でも遊びなれてて まぁ この王子様の為に忍は褥でも頑張っちゃいますv 気に入られようと必死vv なんでもハイハイきいちゃって してあげようか?と言われれば して下さいvと受け入れ 他の客に抱かれてイッたのか?ときかれれば はい・・・。と答え事細かに説明する。それに煽られ若様燃えるwwwwwww 素直すぎてエロさ際だつって感じが面白かったです!
「花降桜」シリーズ・第3作目です。
さて今回の美妓は、透き通るほど雪白の柔肌に、
儚げな肺病病み…大人しやかで、日々の糧にも苦労する、
薄幸の美少女を地でいくような…忍にございます☆
スイカズラの花の名を持つこの娼妓は、
まさに「椿姫」と「シンデレラ」を足して2で割らない!
ような人生の階段を歩いて行くのです。
忍の恋のお相手「蘇武の若様」こと貴晃は大企業グループの御曹司で、
粋で優雅な貴公子で…彼を落とせた者はひとりもいない高根の花!
その高値の花が、目立たない忍の元へ足しげく通うようになり…
ついには狂おしいまでに嫉妬し、恋し、身請けまでしてしまいます。
気まぐれに手折っただけのはずだったのに!!!
人間誰しも…地味な恋人のほうが魅力というわけでもないのに…
この奇跡はどういうカラクリで起きたのか?
ええそれは…忍には、涙腺を刺激するような何かがあるからですよっ。
それも、童話の世界にしか無いような、特別な涙腺攻撃です☆
地味ながら邪気のないあどけない顔立ちで、ふわりと微笑み…
でもその微笑みはいつだって、生存競争の世界で
(なかば負け状態で)危機にさらされています。
(↑だいたい花降楼の食生活って、酷すぎます。
朝食はご飯&味噌汁オンリー、夕食抜きって!?
基本自前で、稼ぎが悪いと「本当に食えない」なんて…
色艶が悪くなったらどうするの!?)
これを目の当たりにした貴晃は、たぶんきっと、
童話の世界で生命の大切さを説かれたような…
野生動物のドキュメンタリーを見せられたような、
そんな気分になったのでしょう。
せちがらい今の時代、けっこうみんな優しさに飢えていて、
それも自分自身の優しさに飢えているんです。
(これは別に貴晃に限ったことじゃないのですが…。)
それでも貴晃のような人間に1番、
忍のこのパワーはダイレクトに効いてしまいます。
いうなれば優しさ増幅パワーです。このドライな時代に…
「自分はまだ大丈夫、まだちゃんと人間」やってることを確認したいと無意識に思う、
そんな貴公子ほど、恋人をシンデレラの階段にのせてしまうようです。
(いくらセレブでも、優しさゼロの人間には、こういう心は生まれませんが…)
さて褥では…忍もちょっとは上達したのでは?
いえ…こういう場合、上達するほうより、させるほうに楽しみがあるんです☆
花降楼シリーズ3作目。遊郭モノです。
売春防止法が改正された遊郭が復活して10年経ったという
仮想現代日本のお話。
舞台設定が、近代日本のように錯覚しがちだけど
未来のお話・・・SFに近い設定だと私は思います。
そこがおもしろいよね。
表紙を見てもらえばわかると思いますが
もうぱっと見はNLモノにしか見えないというかw
受けの顔と格好は女の子ですv
美妓ばかり集められる大見世“花降楼”では
変り種の地味な忍という色子のお話になります。
毎日の食事にさえ困るような売れない色子
まるでシンデレラのようにかわいそうな忍に
王子様が現れるv
王子様は、電鉄系グループ企業?の若様。
ほんとおまえちゃんと仕事してんのかよw
と、いう放蕩っぷり散財っぷりですが
もうなにしろSFですから、おおいに世界観に乗っかって
楽しんでしまえっ!てな感じです。
とりあえず私がこのシリーズの好きなところは
受けがきっちりと他の男に身体を陵辱されているところ。
きちんと色子としての仕事をしていて
そしてそれを受け止めた形で幸せをつかむところが好きですよ。
どう見ても18歳以上に見えない事実(*´I`)ノもぃもぃ
今回の主人公は忍タン。
花~のくだりは面白かったです。
健気な子なんです。
幼子のころに、捨てられた忍は、遊郭に拾われるんです。
派手な顔立ちで美しい娼達が集う花降楼。
けして不細工ではないが、花も口も小さく、目だけが大きい。
栗色の髪の毛。どちらかといえば地味な顔立ち。
なので、なかなかお客がつかないことが多かったんです。
だから、ついたお客さんからの行為はどんなことでも受け入れた。
こんな自分を買ってくださるのだから。
どこまで健気なんだ・・どこまで・・・と思うほどにいじいじ名感じでした。
かといって、芯がないわけではないです。
椿との関係も、シリーズ4作目を読んだ後だとまた見方がかわりますね。
相方は、御曹司のお坊ちゃんです。
かなりの美形で、遊郭には通うが特定の子を持たないと評判。
彼に抱かれれば各が上がると評判になっていたんです。
そんなある日、部屋に戻る途中に再び再会する二人。
それから・・・・な話。
助けて、坊ちゃんを知っているという話をした瞬間に態度が表現したのには一瞬おどろきましたが、後半を読んでなるほど。と思う場面あり。
基本ラブラブです。
御曹司サマには婚約者が!?でホロホロしたり、はじめは、自分を買ってくださる人はどんなことでもして差し上げるのが当たり前と思っていたのに、したくないな・・・なんて心境変化も見られるのでなかなか面白いかと思います。
媚薬で他のお客にどろどろにされた忍にちょっとお仕置きするシーンはかなり萌えました☆゚+.(人'Д`)))ゥン゚+.☆
後半は、綺蝶と蜻蛉の番外編。
綺蝶の蜻蛉への気持ちが、ブォワっとあふれてて思わずキュン。
顔が緩みっぱなしでした。ご馳走様です