かわいがるならシてもいい

kawaigarunara shitemoii

かわいがるならシてもいい
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神48
  • 萌×242
  • 萌21
  • 中立2
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
17
得点
473
評価数
116
平均
4.1 / 5
神率
41.4%
著者
北野仁 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
三交社
レーベル
デイジーコミックス
発売日
価格
¥690(税抜)  
ISBN
9784815550271

あらすじ

元ヤン弁護士・姫島明希には、秘密がある。
それは“かわいがられたい”願望があるということ。
普段クールな仮面の下に隠しているが、
本当はお姫様のように「かわいい」と言われたいのだ。
そんな秘密を唯一共有してる後輩でヤクザの竜二は、
イカツイ面に似つかわしくない優しい言葉で明希を甘やかし、
蕩けるようなsexで快感に溺れさせてくれる。
でも、明希には長い間片想いしている相手がいて――?

描き下ろし14P収録

表題作かわいがるならシてもいい

竜二,ヤクザ,高校の後輩
姫島 明希,元ヤン弁護士

その他の収録作品

  • after story1(描き下ろし)
  • after story2(描き下ろし)

レビュー投稿数17

美しい絵と切ないストーリーに釘付け。

惚れた弱みってやつは困ったもんですね。
竜二の切ない片想いに心臓がキュウッッとなってしまいました(>_<)

圭吾が全くもってけしからん!
そりゃ、明希が好きなの知らないから仕方ないんだけど、圭吾が明希を振り回す→明希が竜二を振り回すの流れになってるのが何だかな…。

竜二が圭吾の欠員要員扱いにされてるシーンをみると、圭吾と明希にチョップぶちかましたいくらいムカムカしました。圭吾で埋めたい穴を竜二で埋めるってのはどうなのか…。でも竜二としてはそういったこと含めワンチャン期待してるし、何だか複雑な気持ちでいっぱいの作品でした。

欲しい言葉をくれたり、お姫様扱いをしてくれる竜二に居心地の良さを感じ、いつの間にか好きになっていった明希の心の変化は、竜二を応援していた私としては嬉しい限り♪明希のツンがデレに向かっていくのが良かったー!そのデレに竜二が顔を赤らめるのも最高でした。
頑張って明希を繋ぎ止めて離れないでいて良かったなと思いました^^


切ないシーンが多かったけど最後は素敵な関係に収まった2人に万歳です。
番外編もあるみたいなので、そちらでも2人のストーリーを楽しもうと思います。

0

表紙イメージより複雑な良作

『かわいい』『お姫様』と言われて育ち、第二次性徴期に自分がどんどん可愛く無くなっていくことを知る。

強くてカッコいい男に恋をして、守られる『可愛い女の子』のポジションにはなれず、隣にいられぬよう、強くあろうとする。

好きな男に子供が出来たと知り、自分のことを好きな男に抱かれて、『孕みたい』と請う。

作者様がそういう意図で描かれたのかはわかりませんが、そもそも明希は男性とトランス女性の間くらいに位置しているのかな?と思いました。そう思えば思うほど、ケイゴとの関係が切ない・・・。

一方で、竜二の献身性もまた、切なさを誘います。自分の欲望と重なる部分があるとはいえ、こんなにも長い間、自分以外の男を愛する、自分の好きな人を抱く・・・なかなか割り切れるモノではないですよね_(:3 」∠)_

この世界観に似合わない、明希の可愛いモノ好きと、可愛いモノに触れたときのきゅるんきゅるんな瞳が、なんだか逆にリアルな感じがしてグッときました。

エッチなシーンは、それはそれで素敵です。総合的に、とても満足度の高い本です。

0

”かわいい”の破壊力!


年下攻め→受け→受けの親友の図です。

学生の頃からノンケの親友に片思いの受け。
それを傍で見ていた年下攻めは、ずっと受けのセフレをしつつ手に入れる機会を狙っています。

年下攻めと親友は裏社会の上司と部下の関係。
受けは親友の片腕になりたくて弁護士に。

普段はクールな受けですが、実は可愛いものが好きで「かわいい」と言われたい願望があるギャップがすごく可愛いです!
容姿は美人系なのですが、可愛いぬいぐるみを抱えて笑う顔の破壊力バツグン。

途中に学生の頃も描かれていて、ありがたや~~!
この描写があるのとないのとでは、内容がだいぶ変わりますから…。

受けが落ち込む時も嬉しい時も寂しい時も、ずっと傍にいたワンコ年下攻めの良さがたくさん詰まってます。

ただ、終わり向かって駆け足気味で勢いが失速してしまった感じがあり、私の中の神まで一歩届かず…。
ラブラブになって攻めに受けのことをたくさん「かわいい」と言って甘やかしてほしい~~!!(切実に読みたい)

それから紙媒体は修正強め、大きめの白モヤでした。
電子は未読ですが、よくある電子修正っぽいなぁと。
大きそうなのにもったいない…!

1

これ、好きなやつ

やっば、これ〜すっごくいー!
めちゃくちゃ、好みwww
うわぁ〜続編希望します!

1

かわいがるのをもっと見たかったな

見たいのは、姫野が普段の低体温な雰囲気から一変可愛い可愛いされてウフフってなってるところで、ヤクザとか片想い相手とのやりとりではないので(ストーリー上無い訳にはいかないのだけど)個人的な満足度はちょっと低めでした。それだけ姫野はもっと知りたくなる魅力的なキャラでした。
もっと可愛いぬいぐるみやお弁当に囲まれて可愛い顔してるシーンが見たかったな。
真面目に仕事してる最中に中出しされたの思い出してるの良かったです…クールなスーツ姿とエロ可愛い中身のギャップが最高。
もっと姫野の“可愛い”と“普段使い”のやりくりも見たかったな。普段の服とか持ち物は普通なんだけど、その辺りの葛藤はなかったのかとか。

竜二の一途な尽くしっぷりに胡座かいてた姫野、彼こそずっと可愛がって大切にしてほしい。

4

お似合いだった

北野先生の作品は「なんとかなる日々」以来久しぶりに読みました。

絵がかなり肉感的になっていて、初めは違う作家様だと思っていました。

そして試し読みの明希のキュッと上がったお尻に、ノックアウトされて購入してみました。

明希がとにかくエロ可愛くて最高でした。
ノックアウトされたお尻だけじゃ無く、全ての身体の線がモロ好みでした。

竜二が明希しか見えず一途なワンコな所も、キュン来ます。明希が段々と絆されて行く様子も良かったです。

圭吾がどこまでも鈍感で明希の気持ちに気付いてない点も良かったと思います。竜二よりもヤクザに向いて無いと思ってしまいました。

圭吾はあくまでも2人の理解者という存在で、竜二と明希はとてもお似合いだと思います。

2

セフレから本命へ

受・明希には本名がいる。高校からずっと片想いしている相手だ。
攻・竜二は明希が好きでたまらないのに、明希の本命のせいで全然振り向いてもらえない。
本名はノンケで、結婚もしてる。ついでに、明希の高校の同級生。竜二は、2人の後輩。
明希には隠された願望があって、「可愛い」って言ってもらうのが好き。ほんとは、本命に言ってもらいたいけど、相手はノンケで明希を親友だと思ってるから望みはない。
竜二が代わりに夜毎囁く。「明希さん、かわいい」と。

明希と竜二の関係がセフレから本命へスライドしていく過程や竜二の恋が実ったことへの喜びが読者を惹きつける。
ちなみに、えっちはえっちな仕様。明希さんがかわいい。

3

一途な思いが身を結ぶ

叶わぬ想いと思っていても、一途に思い続ける…切ない片思いの連鎖が、本当に大切なものを教えてくれる、涙なしには読むことができない凄く素敵な作品でした。

心は手に入らなくとも、身体は俺のもので、あの人の知らない顔を知っている…竜二くんの明希さんを思う気持ちが健気で一途!そんな愛されまくりな明希さんも、圭吾さんへの叶わぬ片思いをしており、圭吾さんを支えることが出来ることを人生の生きがいというか目標にしてる人で健気!竜二くん、明希さん、どちらの思いも叶えたくなるけど、2人の思いは一方通行で、そこが切なかったです。
2人の関係に変化が現れ始めたのが竜二くんが誰かに嵌められてピンチになった時で、圭吾さんの言葉に明希さんが動揺するシーンなのですが、このあたりから私多分泣いてました笑。竜二くんが自分にとってどんな存在か、明希さんの心の叫びが胸に響きました。圭吾さんに子供ができた時もだいぶ辛そうでしたが、それ以上だったと思います。明希さんの動揺は後に竜二くんに別な誤解を与えてしまい、拗れていくんですが、さらに涙なしには読めない展開になっていきます。
大号泣のハピエン!本当に面白かったです(^○^)文句なしの神作品!

7

独特のテンポ

内容というよりも、描写というか見せ方というかのびっくりがすごかったので、それを書きます。

本当は可愛いものが好きだし可愛いと言われたい姫島さん(受け)が、竜二に可愛いって言われた時とかに見せる不思議ワールド描写が癖になります。
なんだろう、ただ単に一途とかではなく、独特の世界観を持ってるんだろうな姫島さん。妖精さんみたいな感じで、こちらの常識はあまり通用しなさそうな危うさが。(弁護士なのに!?)
竜二に対しても罪悪感はあるんだけど、でもその独白も全て、不思議な間と共に展開するので……読者もそのふわふわしたテンポに乗せられて、気づいたら着地、おめでとう!! という感じで。
セリフ外の空白で魅せてくれる作品でした。

5

10年もの間、切なく想い続けた恋と。それを傍で見守り続けた愛と。

表紙の、裸体にリボン。「俺がプレゼント♡」的なエッチな絵とトロ顔。タイトル。
扉絵にされた、分冊版の表紙になっていた、やっぱりトロ顔のエッチな図案と見ていて、エロカワ系のラブいコメディかと思ってました。
冒頭の 明希の、「オレの喜ぶこと してくれよ。」などと言う台詞と共に、いきなりの濡れ場。
トロトロにご奉仕させている明希は、ドSの女王様なのか? と、思いきや。
思いきや!で、ある。まさかの彼は「かわいい♡」を執拗に欲しがる「お姫様」だったのだ⁈
昼間は優秀な弁護士。夜は甘えん坊。そして、そんな可愛い姿は竜二しか知らない。
だから、竜二は 明希を甘やかす。この忠実なワンコは「お姫様」の望むままに。
ところが、明希は別の人に叶わぬ片恋を10年もの間、募らせていて…。という、なかなかにままならない恋を描いた、意外にも甘く切ないストーリーだったのです。
表紙には良い意味で騙されました!
ヤクザになると決めた、明希の同級生、圭吾を守る為に、必死で勉強して司法試験も突破する明希。
ただ圭吾の為に、その一念で弁護士になる。あらすじにも、明希は「元ヤン」となっていますが、いやこれフツーに努力の秀才だから‼︎ まぁちょっと圭吾ら、やんちゃな友人たちとつるんでいたかもしれないけれど。ノンケで、人タラシで、女好きの圭吾の側にいる為に、自分の想いにフタをして。
そんな明希をずっと見守り続けた、後輩の竜二。彼も圭吾の一派のチンピラだが、明希を見つめるその目は熱い。心が伴わなくても良いと、いつか俺だけのものになって欲しいと、願いながら、切なく明希の欲情を抱く。
片想い × 片想いの やるせなさ。
幼ない頃に周りにちやほやされていた様に。オレが女で、圭吾の子供が産めれば良かったのに。と、わあわあ泣く明希が可哀想で、辛くて。こんなにも重たいものを孕んでいる物語だとは思わなかったよ。
ヤクザの世界は、身内同士でも嫉妬や駆け引きのある世界だから。
信用していた、仲間だと思っていた人間に裏切られて、竜二は命を落としかける。
失いそうになって、ようやく。竜二の愛情に気づく明希。いや、とっくに愛してもいたんだろうけど。
勿論、竜二は死ぬわけにも行かず、めでたし!です。その頃には、明希の長年の片恋&失恋にも片がついていて。明希はひっそりと自分の片恋と訣別するのです。うーん長かった!
こう書いてるとめちゃくちゃ重たいですが、実際はも少し軽いトーンかなぁ。独り相撲と言われてもおかしくないくらい、圭吾は多分気付いて無いですもんね。
圭吾は明希が好きになっただけはある男なので、鈍いかもしんないけど、基本良い人。
竜二をヤクザの世界から一応足を洗わせます。
まぁ、でも明希が弁護士になったのは裏社会の面倒ごとを引き受ける為なので、これからも大変なんだろうなぁ、とは思います。ヤクザと関わり無い弁護士になって欲しいよ!
描き下ろしでは、そんな明希の為に用心棒兼、秘書になった竜二が見れるので、多分明希を支えて行ってくれることでしょう。

エッチはふんだんにエッロエロです。

5

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