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人間のメスなんかより俺の方が …坊ちゃんのことわかってる
ninkyou neko choko
美容師の鈴は彼女となかなか続かず振られてばかり。
愛猫の黒猫ちょことの暮らしが3年で最長記録を
更新中な鈴はふとちょこに
「お前が人間だったらお前と付き合うのになあ」と
呟きます。
翌朝鈴の前に現れたのはお月さまの不思議な
チカラで人間の姿になったちょこ…!!
黒い耳としっぽはそのままに強面で筋肉質なイイ身体。
任侠みあふれる喋り方で鈴を「坊ちゃん」と呼び、
「おつきあいしやしょう!」と迫ってきて…
3年間傍にいて、歴代彼女の誰よりも鈴のことを
分かっていると豪語するちょこ。
突然の出来事に驚く鈴とぐいぐい迫るちょことの
やりとりが面白くて、ちょこの言動への鈴のツッコミが
いちいち的確で笑ってしまいます。
猫あるあるが随所に盛り込まれているのもよかったです。
鈴をもやつかせる当て馬(?)がまさかのガチの猫だった
のもこの作品らしいといいますか。
さらに後半出てきたちょこのかかりつけの獣医師で、
黒髪眼鏡がやけにセクシーな多賀先生にかけられた言葉で
揺らいでいた鈴の気持ちが固まり、ちょこの大切さを
再認識して飼い主と飼い猫の絆以上の愛を確かめ合って。
えっちの時のちょこ、ネコなのにネコらしからぬ
態度でまたつい笑わされてしまいました。
満面の笑顔がとてもかわいかったです♪
相思相愛の多賀先生と愛犬マルもお月さまのチカラで
何か起こらないのかな〜、なんて妄想しちゃいました。
元野良のちょこ(猫)を拾って飼い始めて3年。
ある日ちょこが人間になっちゃうお話。
鈴の元カノの影響で「任侠モノ」のDVDをたくさん見たおかげで
喋る言葉も人間の心得(?)もすべてが任侠(笑)
帰宅した鈴のお出迎えなんて、組長を出迎える組員そのもの♪
話し合いをする約束だった日に仕事を遅く帰ったら
猫に戻ってた時は・・・・もぉぉぉキューン!でした!
ちょこの”猫の仕草”に切なさが溢れました!!!
そして、なにより・・・
ちょこ受けですやん♡キュン
猫がお月さまの力で人間になるって設定、
世代なのか、少女漫画雑誌り〇んで連載されてた、ね〇ね〇ファンタジア思い出しましたw
あれれ?お月さま~ってやつで
主人公黒っぽい猫。。。これは。。。みたいなw
で、これがBLで、猫(ちょこ)が使う言葉が攻めの元カノの影響で任侠映画風になって
なぜか見た目もいかついwっていう。
どんだけ見た目にオチあるんだっていう感じでした。
でもその顔の傷にも理由があって、
飼い主である攻めがほだされるのもわかるぜ・・・って思いました。
(髪の色の感じもあの某少女漫画の飼い主に似ている。。。)
ただまあ、飼い主はノンケであって、そこまでハンドルキレる要素になるかなあ
っていう疑問が残ってしまったので萌×2評価です。
猫独特の表情とか、猫のしぐさとか、作者さん、猫好きなんだなあ・・・と
感じさせるものがあって終始ほわっと温かい気持ちになりました。
猫姿のちょこはめちゃくちゃかわいいです。
森キヨウ先生デビューコミックスです!
ケモミミに任侠風味をプラスするとは!!
やられました。
黒猫のちょこちゃんの造形がめちゃかわいいですよ。それが何故か人間になったら人情に熱い極道の人な見た目!!
どうやら元カノがみていた任侠シリーズの影響のよう。しかも、しかも、影響うけたのはそこだけじゃなくて、あらゆる意味のご奉仕の仕方まで!!!
攻め植田くんが不可抗力でちょこのお胸を触ったとき意外と柔らかい!の感想がじわじわきました。ふわふわのお胸なんでしょうね!
もうその妄想だけでご飯おかわりできました!
人間の姿になっても、動作が猫さんのままなのがかわいいくて、もえもえきゅんです。
猫好きさんは絶対読むべき一冊!
美容師×攻に拾われた黒猫・ちょこです。
全編通じて、「任侠」「猫」の要素が看板倒れにならずしっかり活かされていて、とても良かったです。
まさか黒猫ちゃんを極道風のムキムキの男にするなんて(笑)よく思いついたな〜と思います。攻に拾われる前に負った傷が絶妙にヤクザ味を増しており、さらに攻の元カノと一緒に見ていた任侠モノのドラマ(映画?)の影響で、喋り方までそっちの道の人に…(笑)徹底的に言葉のチョイスがヤクザ風なところが面白かったです。
でもちょこはゴツい人間の姿になっても、猫らしい仕草が残っていて可愛らしかったし、性格が良いのと一途なのが伝わってくるので、攻がちょいちょいキュンとしてしまうのもわかる。テーブルの下に滑り込もうとして頭をぶつけていたのが特に可愛かった(笑)
攻は元カノいわく、優しすぎて逆に冷たい男。どうやら、誰にでも優しいけど誰にも執着しない、追いかけてくれない、そういうところが恋愛では仇となって、いつも振られていた様子。
去るもの追わずだった攻が、ちょこのために行動を起こす姿が良かったです。
ちょこはどうやら月が出ている間しか人間でいられないようなので、新月のときは猫の姿に戻るということなのかな?描き下ろしでワクチンを打つときに猫に戻っていたので。まあその辺りの詳しいことは描かれていませんが、猫の姿でも人間の姿でも、二人は仲良く暮らしていくんだなーと思います。
欲を言えばちょこがベランダだけでなく、外に出かけるところも見たかった。耳と尻尾は何とか隠して、お出かけ頑張って!
デビューコミックスなんですね。
面白いだけでなく、所々にせつなさのあるテンポのいいコミカル作品で、
二人の会話とネコの小ネタが面白くて一気読みでした。
前半は勢いのある展開の面白さでしたが、後半は爽やかファンタジー感が強い感じで、
面白さに尻すぼみ感が出てしまった気がして残念…後半にあげていって欲しかった。
それでも、とても見やすい画と展開の上手さで、今後の作品も楽しみです。
美容師の鈴がまた彼女にフラれ凹んで目覚めると、
月に願いをかなえて貰った飼い猫(♂)のちょこが、人間になっていた。
しかも、ガチムチのゴツイ身体にケモミミとシッポで、なぜか任侠喋り…
元カノと観ていた任侠シリーズで人間の言葉を覚え、やることも任侠風なちょこ。
鈴に今までの恩を返すと言い、彼女の座を狙って迫ってくる状態。
この流れとやりとりがテンポよくて面白い。
飼われて3年、鈴のことは自分が一番知っていると語るちょこの回想シーンがツボ。
確かにペットには一番気を許しているので、色んな恥ずかしい姿を見られているなぁ…と。
ネコから人間になって起こるズレた面白さが、
上手くネタになって散りばめられているので、笑うしかないおもしろ展開でした。
迫られて動揺する鈴…ネコ舌もしっかりネタですが、まさかの発想に爆笑。
このままだと大根おろしのように擦り下ろされると、危機感を覚える鈴…もちろんアレです。
ハッキリ断ろうとして出た言葉が「オレはおっぱいが好きだ」
ちょこはネコから人間になって「乳の数が減っちまった」と…このカット大好きです。
そして、エロい場面はしっかりエロい…童貞ちょこの初エレクトを介抱してやる鈴ですが、
ガチムチ強面ケモミミちょこがエロかわいい!
このシーンもっと見たかったです。
なんだかんだ、人間になったちょこと上手くやっていた鈴、
ちょこが急に距離をとり、隣のメス猫と仲良くしている姿を見てモヤっとする。
そんな状態のなかなぜかちょこがネコに戻ってしまい、以前と同じ生活に戻る鈴。
トラブルで入院することになったちょこ、もう一度向き合って話がしたい鈴は月に願いを…。
人間に戻ったちょこに鈴から告白…ネコの彼女ではなく、姐さんだった。
しかも、押してダメなら引いてみなとアドバイスを貰い実践していたと判明する。
ちょこがまたネコに戻るかもしれない状態ですが、どちらのちょこも愛してると返す鈴…
戻る前にとカラダを繋げる二人のやり取りは、もちろんコミカルです。
童貞のガチムチケモミミ受けが可愛い…もっと見たかったです。
そして、最後までネコネタで笑わせてくれました。
カバー下マンガのズレた笑いもおススメです。
※シーモア:修正なし。局部描写のない絡みです。
つぶらな瞳に「ちょこ」と言う可愛いお名前。
このコを擬人化して下さい、と言ったら、
きっと多くの人が小柄で大きな瞳の美青年を思い浮かべる事でしょう。
ところが実際現れたのはテレビから任侠モノの影響を受けまくった、
ムキムキに厳つくて鋭い目付きの強面なちょこだった!詐欺だ!
(人型になってこの体格は、飼育環境が適切で健康だと言う事ですね。)
素直に美青年にしておけばいいものを、
敢えてこのキャラクターにしたのが、一味違うオリジナリティを感じます。
知識が偏り過ぎなちょことの会話は任侠ワードだらけ!
ちょこと鈴のボケとツッコミのようなやり取りには毎度笑っちゃいましたw
反面、どうしても違和感がある部分も。
猫の姿が普通に可愛いので同一猫として捉えにくかったです。
猫の姿でのしぐさや鈴とのやりとりが可愛らしくて勿体無い、
もうこのまま猫マンガとして、
読みたくなってしまう感じがしなくもないんですよね…。
結局「猫はそのままの姿が一番可愛い!」なリアル猫好きには、
猫を題材としたBL自体があまり向いていなかったのかもしれません。
異世界の住人である獣人とか猫耳人は気にならないのにな…。
正直人の姿になっても、飼い猫に欲情、恋愛、Hは変な感じがする…。
それでもちょこが鈴に恩返ししたい、恋人になりたいと、
一匹の猫が飼い主の為に、手探りで一生懸命知恵を巡らせ頑張っている。
獣医師さんの言葉で鈴がちょこの3年分の深い愛情に気付き考えた時、
コメディテイストな中にもちょっとだけウルっとくるものがありました。
最初あまり読み応えが無いな…と思ったのですが、
読み返すほど良さが解ってくるスルメ本でした。
恋愛以前に飼い主と猫の、家族としての愛や絆も感じる事が出来て、
読後は自分の家の猫も無性に可愛がりたくなりました!