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kekkon shiyouyo
もふもふ獣人達の恋がギュッと詰まった一冊です。
発読み作家さんですが、大好きな『結婚』や『獣人』のワードに惹かれて手に取りました。
違う種族でも同性同士でも関係なく、結婚できる世界での3カップルのお話です。また、同じ居酒屋繋がりで、皆知り合いです。
最初のカップルは、攻めがネコ科の獣人になります。幼なじみ同士で子供の頃に結婚の約束をしてるので、すれ違いや嫉妬もスパイスになってて、安心して甘々を堪能できます。
2番目のカップルは、受けが鳥獣人になります。顔が思いっきり鳥なので、キスの時は痛くないのかなと思いながらも新鮮でした。こちらは、他に好きな人がいる相手を、好き好き攻撃で堕とす様子に萌えました。
3カップル目は、攻めが牛獣人になります。このカップルは、唯一体から始まってて、お話も短いです。…が、もともと気になってた相手ということで、短い中にも愛情が詰まってて良かったです。
全体的に、もふもふ＆甘々になってて楽しめました。ただ、獣人に虐められるシーンもあるので、そのシーンでは胸が苦しくなりました。
最後の書き下ろしには、過去の恋人らしい馬獣人も出てきて、続編で読んでみたいと思いました。
獣人各種品揃え♪
獣人３カプ収録で全体的にほんわかハッピーでした♪
●ネコ科×人間
●人間と虎のハーフ×鳥
●牛×人間
表題作の歳の差幼馴染は、お互いの告白を待ってる友人止まり両想いカプ！
子供の頃に一緒に見た「卒業式で告白」のドラマに影響を受けて
年上のエータの卒業式に告白を期待してるエータが可愛かったです♪
２作目は人間が、人間と獣人のハーフでその生い立ちでちょっぴりしんみりもありますが
鳥の包み込む愛にほっこりエンドでした♪
鳥獣人のまんまるお目めは可愛かったー。
３作ともとある居酒屋（昼は定食屋？）で繋がってる知人ですが、
３カプ目のお話の時に常連の人間が「馬のあそこは凄い」と言う情報だけ
出してきますが。。。。結局馬のあそこは拝めないまま終わるのがちょっと残念♡（笑）
鷹の獣人推し
獣人好きとしては、気になっていた作品です。
通常時から獣の姿なのがいいなと思っていました。
【結婚しようよ！～幼馴染はネコ科獣人～】
ネコの獣人・エータ×奏太
幼なじみの恋ですね。
一応、エータがお嫁さんてことなのですが、
攻めるのもエータです^^;
まぁ、どっちも男だしね！
【好きです！オオトリさん】
虎と人間のハーフ・雄彦×タカの獣人・オオトリ
こちらは、意外と二人の過去が重かった……
こんなな重くする必要あったのかな？
特に、オオトリさん……
でも小さい獣人可愛いなぁ〜
オオトリさんがモフモフで雄彦との体格差があって、
すごく可愛かったです。
鳥の獣人て下どうなってるんだろ？
白抜きなので想像するしかない……
【僕と牛くん初体験記録】
牛の獣人・優×詩
おまけみたいなお話かなー
それぞれの登場人物に繋がりがあります。
最後はみんな集まって宴！
なかなか可愛いお話でした。
夢のもふもふ彼氏が大集合♬
3組のもふもふカップルのお話です。
『結婚しようよ！～幼馴染はネコ科獣人～』
幼馴染で幼い頃に結婚の約束をしたエータ(ネコ科獣人)と蒼太。
はじめから結婚が前提な2人のお話なのでハッピー感満載です♪
物語はエータの高校の卒業から始まります。
どこからどうみても両想いだし、基本ずっとラブラブなのですが、
ちょっとしたすれ違いから未だ告白にすら至ってない2人。
奏太は昔交わした約束を忘れてしまったの？と思い悩むエータでしたが…。
エータの姿が結構本格的に〝猫〟で読んでいけば馴染むかな？
と若干の心配を胸に読み始めましたが、もふもふな見た目に反して
エータの中身が誠実で包容力のある男前でかっこいい…！
どちらがお嫁さんかで揉める描写がありましたが、
エータ受けだと萌えれるか自信がなかったので奏太受けで良かった…(笑)
『好きです！オオトリさん』
居酒屋店員の雄彦とお店の常連の大鳳さん(鳥科獣人)のお話です。
それぞれが過去にトラウマを抱えていて、表題作とは異なりこちらは少し重め。
だけど、互いに支え合いながら、過去から少しずつ立ち直ってゆく
2人の関係がとても良かったです。
あと、オオトリさんの鳩胸？のもふっぷりがたまりませんでした。
これは顔を埋めたくなること間違いなし！
『僕と牛くん初体験記録』
お客さんとしてお店を訪れた霜北(牛獣人)と居酒屋店員の詩のお話です。
こちらの2人は体の関係から始まります。
だけど、詩の方では適当に引っかけたつもりでしたが、
実は霜北は隣人で以前から詩に好意を抱いていたというオチ。
愛がないかと思っていたら、愛があってほっこりでした。
描き下ろしでは3組のカップル勢ぞろいでの飲み会が楽しそうでした♬
そして、その場で存在が仄めかさた馬獣人も気になってしまいました。
これは続編の予感…？
３つのお話
【君はサングリア】が好みだったのでこちらも購入してみました。
こちらには獣人×人間のお話が3つ入っていました。
ネコ科獣人×人間
鳥獣人×人間
牛獣人×人間のお話です。
ネコ科は近年では珍しくないと思うのですが
鳥と牛と人間の絡みは見たことがなく珍しいなぁと思いました。
しかも鳥が受けで…！！！！
ただ、どれも３つのお話が１冊にまとまっている為
１つのお話が短くあっさりとしています。
もう少し一つの話を濃厚な内容で読みたかったなぁと思ってしまいました。
特に牛×人間はほんと一瞬で終わっちゃった印象です。
獣人上級者向け
獣人ものって良い作品も多いけれど、ストーリー以前に大きな関所があると常々感じています。
それというのも、獣人の獣率です。
わたし基準ですが、おおまかに分類すると
レベル1(初心者向け) 人間にケモ耳と尻尾がついているだけ
レベル2(初〜中級者向け) 人にケモ耳＋尻尾→獣完全体に変身する
レベル3(中級者向け) 顔や手足が獣
レベル4(上級者向け) 二足歩行の獣(猛獣系)
レベル5(超上級者向け) 二足歩行の獣(鳥類)
という感じです。
何より一番先に目に入るのがビジュアル。
そのビジュアルが受け付けないと、ストーリーも頭に入って来ない。
わたしはこの作品を読んで、自分がレベル2まで(作画によってはレベル3)の人間だと思い知らされました。
オオトリさんがね…、オオトリさんが、鳥なんです…。
何を分かり切ったことをって思うかもしれませんが、思っていた以上に鳥。
足が…、足が…、鳥だった…。
最近は韓国料理が大ブームなので、チョッパルを食べられる方もいらっしゃるかと思いますが、あの鳥の足の質感。
腿〜膝下までは毛に覆われていますが、脛があの質感。
足の形はさすがにチョッパルではなかったけれど、皮膚があの質感。
それだけでなく、鳥の骨格的なものも頭をよぎってしまう。
虎や狼は骨格もしっかりしているのでやや安心してみられますが、鳥は折れるよ…。
というわけで、わたしのようなレベル不足の人間には萌え以前の問題でした。
表紙から獣率が高いことは分かっていたのに、あえてそこを突破したくせに評価を下げてごめんなさい。
ただ「いけるかも！」という軽い気持ちで飛び込んで怪我をするかもしれない方々に伝えておきたかったんです。
これから購入を検討している方で、上記のレベル分けのレベル5に達していないと感じる方は、購入するのはまだ早いです。
ストーリー的には可愛い話や、トラウマを乗り越えて最良のパートナーに巡り逢う話、ビッチくんが恋を知ったのかな？体だけかな？という話ですが、一番萌えるであろう話のオオトリさんのビジュアルが無理だと、「わー、鳥…。と、鳥…」としか思えないので、レベルを上げてからの購入を強くお勧めします。
