肩と指先 (2)

kata to yubisaki

肩と指先 (2)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌5
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
24
評価数
8
平均
3.1 / 5
神率
0%
著者
富士山ひょうた 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
発売日
価格
¥679(税抜)  
ISBN
9784344844773

あらすじ

祖父が遺した一軒家に一人で暮らし、大学へ通っていた神崎。
入学して間もないころに高校のクラスメイトだった桐江と再会、やがて住まいの一部屋を貸すことになる。現在は男二人と猫一匹で暮らしているが、桐江の失恋をきっかけに体を重ねる関係に。
一緒に過ごすうち、神崎に惹かれている自分に気付いた桐江。しかし、神崎には想い人がいるからと断られてしまい――。

表題作肩と指先 (2)

大学生
大学生

その他の収録作品

  • ノワが来た日
  • あとがき(描き下ろし)

レビュー投稿数4

ほのぼの担当はクロネコ

まだ続くと知らず、2巻発売で1巻からまとめ読みしました。
ノンケ大学生の同居ものですが、年上女性に拗らせ片想い中の友人に、いつしか恋心…という、
けっこう女性への気持ちが強い相手との三角関係でした。
どちらかというとシリアス内容なんですが、クロネコネタが全面的に押し出されることで、
ほのぼの感が強くなりバランスがよく、二人の関係もクロネコが繋いでいるようでした。

亡くなった大学教授の祖父の家に、一人で暮らす大学生の神崎。
顔なじみ程度だった高校同級生の桐江と、ひょんなことから同居することになり、
その後、桐江の当時の彼女から引き取ったクロネコと、二人と一匹の生活。
彼女と続かない桐江がまたフラれ、神崎の人肌に触れコキ合いをする関係に…。
家で過ごす時間が増え、神崎に大事に想っている人がいると知り、どんどん神崎が気になる桐江。
相手は祖父の元教え子で年上女性の奈緒…入院中の奈緒に会ったことで更に神崎が気になるまでが1巻。

今作も神崎の幼馴染み大沢も交えた、ネコネタほのぼのシーンがけっこうあるので、展開がゆっくり。
神崎が祖父や奈緒絡みの話しを出し渋るので、遠回り表現が多いですが、
奈緒への拗らせた神崎の想いや、諦めきれない桐江の想いが、ゆっくり丁寧に描かれています。

祖父と特別関係にあった奈緒の、祖父への想いもしっかり描かれていて、
だからこそ、神崎がこれから気持ちの整理をつけ前進できると思わせてくれます。
桐江から好きと言われ、奈緒を想う気持ちからカラダの関係を持たなくなった二人が、
奈緒が去った今、手を繋いで再び近づく様子で終わりました。

やっと、3巻で二人の関係が本格的に動き出しそうです。

ほのぼの担当のクロネコのノワール(♀)…
桐江が飼い主ですが、彼女宅に入り浸っていた期間が長い為、
ほぼ神崎が面倒をみていた状況から、家での時間が増えた今やっと桐江が飼い主らしくなってきました。
神崎がクロ呼び、桐江がノワ、大沢がクロきゅんからクロたんとなり、
桐江にほだされつつある神崎もノワ呼びになった現在、ノワたんに落ち着いたようです…。
ネコの呼び方でこれだけ引っ張るとは…それだけノワがカワイイと言うことですね。

2

スローペースで少しずつ

1巻では、まだまだ恋愛って感じじゃなかったので、進展が読める!と2巻の発売を楽しみにしていました。

1巻では、一方がノンケだったのに同居相手に愛情を感じ出して、どうなる同居生活!?って感じでした。

それが、今回ハッキリと恋だと自覚して、ぐいぐいアプローチしてて萌えます。おまけに、相手の片思いにまで決着をさせようと行動するので、かなりハラハラしました。さらに、もう一人のライバルまで登場して、恋模様は混線状態に…。

一方のアプローチされてる方は、まだまだ戸惑ってて恋愛にはいかなそうだけど、それでも少しずつ少しずつ許してる感じに見えるので、3巻では念願のイチャイチャが見れるかな~と期待してます。

1

なんだか中途半端

桐江に告白された途端に身体の関係をやめると言った成匡にモヤモヤしました。

そしてあっさりと好きだった祖父の教え子にお別れされた成匡。
女のズルさもいやらしいし、最後までしていなくてもエッチな事する成匡にもなんだかなぁと。

何を考えているか分からない成匡の表情にもイライラします。最近の富士山先生の描く表情が寄り目気味なのがとても気になります。

成匡を本気で好きなのか今ひとつ分からない登場人物がまた出てきました。

最近の富士山先生の特徴として攻めか受けが不思議系なのは全然良いのですが、モブには要らないです。要らないです。二度言う。

次巻に期待して萌でした。


0

桐江の言動に若干の「余計なお世話」感

奈緒さんに会いに行ったところで終わった1巻。
そして今回は、神崎と奈緒さんの関係や、奈緒さんの状態を中途半端に知った桐江が
踏み入ってくる2巻でした。

1巻の時点で奈緒のことを根掘り葉掘り聞きだそうとする桐江に
モヤット感のあった私的には、
桐江の行動がただただ「口を出す他人」にしか見えなくて
今回はモヤット感通り越して桐江に対して不快感を・・・若干感じました。

桐江は神崎と奈緒の関係が気になるのは
自分が「桐江を好きだ」からだと自覚して
しかも自覚と同時に本人にも話します。
『好きな人の事は知りたいし、好きな人には幸せになって欲しい
深く言えば自分が幸せにしたい』その感情は勿論わかります!
恋愛には必須です。分かってるんです!
でも、今現在”私の推しが神崎”で、”その神崎は奈緒さんが好き”
と言う状態からは、神崎だけじゃなくて奈緒さんと神崎のおじいさんの関係にまで
口を挟む桐江には、なんとも。。。

でも、桐江側に感情移入して読んでいたらきっとキュンキュンモードだったのかなぁ
とは思います。


そして・・・ラストには奈緒さんの行動により
神崎の想いに終止符が打たれます。
いよいよ3巻で神崎の心が動き始めるのかな?と楽しみです。

0

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