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tsuyameku hikari to oboreru hikari
乱歩先生の世界を漫画にするって試みがすごいです。原作をそのまま漫画にするんじゃなく、キャラクターを拝借した上で全くのオリジナルストーリーです。商業でも堂々と張れる上質な二次創作とも言える。
作者の乱歩愛が溢れてて、そういう人じゃないとこれは描けないです。怪人も美麗。大人になった小林少年も美人&色っぽい。小林の恋のライバルの遠藤君もエロくて頭も運動神経も良くてイイ!明智先生の存在は神!
SF要素もあり話も楽しめますが、淫靡な秘密倶楽部の存在があって耽美なエロ好きの大人のお姉さんも楽しめる仕様になっています。小林少年を大人タイプにしたからなんだってできちゃうよね!ちょくちょく半ズボンの少年時代も出てくるけどそっちにはエロいことさせてないから!
(上)の表紙がとても素敵で「これが令和の時代の怪人二十面相かあ」と思いました。時代設定はバリバリ昭和ですけど。乱歩先生の原作を読んで元ネタも絶対知りたくなったので、図書館で全集をたくさん借りてきちゃった。活字に疲れてきたらこの美しいコミックをつまみにチラチラ交互に読もうと思います。さらに萌えそうだ。
まずは言わせてください。
「下巻の速水さんも吐血級のかっこよさ」
はい♡
下巻では遂に速水さんの記憶が戻って
速水さんの・・・速水さんって呼んでいいのかな?
まぁいいか。
速水さんの雰囲気が上巻とガラリと変わります。
それに戸惑う小林。わかるわぁぁぁぁ♡
戦前から戦後のすべての話が見え
解決したのにこの”彼”の儚さたるや。。。
ラストに彼の「きみの傍らにいるこの時が夢か現か」
ってセリフがあるんですが…
いや、それめっちゃ小林の台詞!!!
でも、彼が言うからこそ彼の過去と今までの世界に
切なくキュンともできる最高のシーンでしたけどね♡
上下巻一気読みです。
速水の正体は想像通りのアレでしたが、更に驚くべき真相が待っていました。
流石に原作ファンである作者さまのアイデアだと思いました。
ダークで耽美な作風は下巻で更に強まっています。
事件の真相が明らかになり、登場人物全ての正体が判明しています。
SF的な要素もとても面白かったです。古き良き時代の小説ってこんな感じだったと懐かしく思いました。
そして下巻でようやく明智が登場してます。
下巻でも速水は魅力的で、正体が判明してからは更に小林との関係に萌えました。