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torokeru tamago to bed no naka de
すごく良かったです!
タイトルと表紙からふわふわ甘々なお話だと思っていましたが、意外にも涙してしまいました。
ケイゴとユウは付き合って10年、同棲して5年のゲイカップル。
サラリーマンのケイゴとコックのユウは今でもラブラブで、現状に何の不満もない。
ある日ケイゴがユウと結婚したいと言い出すが、ユウは恋人のままでいいと思っていて…。
ゲイであることをカミングアウトし家族に絶縁されたユウと家族に隠しているケイゴ。
家族にもカミングアウトできないケイゴと結婚してもうまくいくわけないと、ユウは家出してしまう。
しかし、ケイゴはユウを諦めない。
同性でキスしても好き同士ならおかしくない、と教えてくれたのはユウだから…。
ユウの幸せを守るために、家族へのカミングアウト・ユウの両親への手紙・ユウ宛の遺言書・諦めた夢への再挑戦…など、できる限りのことに手を尽くす。
そしてユウも、幸せになる権利を諦めてはいけない・今ある幸せを手放してはいけない、と思い直すのだった…。
とにかく、ケイゴが素敵でした。
特別なことなんていらない。
同じような毎日がずっと続き、それを何ヶ月・何年と積み重ねていくことの大切さを感じました。
絵もとてもお上手で、2人の肉感や出てくるお料理など、目でも楽しませていただきました。
次回作もとーっても楽しみにしています!
まだまだマイノリティーには理解の薄い社会かもしれません。
私自身、知らないことがたくさんありました。
もっと、皆が生きやすい世の中になるといいなと切に願います。
同棲中のゲイカップルの日常を描いた感動的で可愛らしい作品です。
一緒に暮らして美味しいご飯を一緒に食べて…何気なく繰り返される幸せな日々の中で、たまに起こる問題も2人一緒なら乗り越えて行ける。そんな心が温まるストーリーでした。
柔らかい絵のタッチや細かい背景描写も好みでした。
よく「BLはファンタジー」と言いますが、こちらの作品は確かに創作のお話ではあるものの、親へのカミングアウトや同性婚などといったLGBTの方達が直面する現実的な部分にも触れられていて、私としてはそこが色々と考えるキッカケになったので良かったです。
受けのユウ君がコックさんで、作中に美味しそうな料理がたくさん出てくるのも見どころの1つです。
絵に色気があって面白かったです。
現代のゲイカップルの話で、ファンタジーとかご都合主義とかも無く、ほのぼのしていながらもピリッとしてて良かったです。
同棲してるカップルだってそれぞれが考え方は違うし、お互いにどう寄せて行くかは何も同性愛者だけじゃないですよね。
圭吾が母親に告白する時だって優の話を聞いてたから怖かったわけだし。
優の店の店長さんの言葉もそうです。人は誰しも幸せになる権利があると思うし、諦めなければきっと幸せになれると思うに同意でした。
圭吾のおばあちゃんが可愛いかったです。
表紙が好みの感じではなかったので、1度はスルーしたものの、なぜか気になって読んだ1冊。絵がとても綺麗だし、エロさもいい感じにあるし、そして何よりストーリーがいい。直感を信じて買ってよかった!私の中ではここ最近の1番のヒットかも。
1ページ目から鍛え上げられたボディのイケメンくんと、甘いお顔のむちむちボディくんという私の大好物の二人の濃厚キスから絡みへという、なかなか刺激的な始まり方だったので、どんだけエロエロの話だよと過度に期待をしてしまうのですが(笑)とにかくお互いが大好きで大好きでしかたなくて、心から大切にしているのが、ちょっとした一言や態度から溢れ出るように伝わってきて、すごく幸せな気分を味わうことができた作品でした。
ですが、内容としては、終始甘々、いちゃこらというわけではなく、じわじわとストレスをかけられていくような展開。何気なく発せられた差別的な一言や態度に傷ついたり、ゲイとして生きる自信を失いかけたり、家族との確執に苦しみ、一旦は距離をおきながらも、二人で壁を1つずつ乗り越えていく姿に、ただ愛する人が同性というだけで、こんなにも障害があるんだよなぁと改めて虚しくなる一方で、お互いのために強くなる二人にじ~んと胸が熱くなりました。
そんな二人の日常を描くことで、LGBTの方々が普段から抱えている苦悩や、生きづらさ、さらされる偏見などをリアルに感じながらも、でも重苦しく問題提起されるのでもなく、とても愛情あふれる作品として読み応えがありました。
普段、執着心の塊だったり、愛する対象以外はモノにしか見えないタイプとか、屈折した愛情表現しかできないゲスいタイプにばかり萌えを滾らせる私ですが、10年間も、そしてこれからも、変わらずただまっすぐに愛し続けられる二人がとても素敵で、本当にいい話だなぁ~ってしみじみと幸せを噛み締めました。大好きです。
恋愛に都合よく構成されたファンタジー世界が舞台ではなく、登場人物が特殊な能力を持っているわけでもなく、両思いになるまで波乱万丈のドラマがあるわけでもない、本当に地味な世界の地味な登場人物の話なのですが。
その分、まるで近所のお兄ちゃん達が悩んだり喧嘩したり悲しんだりしているように身近に感じられるお話です。
死とか運命とか世界の存亡なんかは関係ないけれど当人達には重い問題を扱っています。とはいえ、むちむちむきむきお肉とエロスとおいしい料理を堪能してるうちに自然に理解したり応援したくなるような巧妙なつくりなので、肩肘張らずに楽しめるはずです。
できれば、「最近のBLは悩まなくなった」と嘆いているお姉様方に見ていただきたいです。悩める主人公達は一周してまた別のレベルで苦悩して解決していってるんだよ、って。
1巻完結でもやもやが残らない気持ちいい作品でした。
~ミブ先生ワールドへようこそ~
と手招きされ、ご本を読んでみたら
好きになること間違いなし!
溺愛アベックお好きな方々カモンです♪
ぽにょぽにょ柔らかそうな
美味しそうBODYなユウ
ユウとは違うガッシリとした
肉づきが良いBODYなケイゴ
一緒に生きていくために
悩んだりぶつかったり…
だけど最後は2人で乗り越えてゆく(*^^*)
そんなとろたまな世界を影から見守っていたくなる
心暖まる大好きな大好きな作品です(*^^*)
またの名を!食テロとろたま漫画!
ミブ先生が描くお料理はどれもほかほかで美味しそうっ♪
ぜひっご堪能あれ~☆ミ
可愛いだけじゃない、えっちなだけでもない、ゲイカップルの抱えるリアルな問題と正面切って向き合った、真剣なBLです。
ほのぼのとした日常のあたたかさ、かけがえのない大切な人と生きていくこと。
その幸せを守るために、何ができるのか。
差別、偏見、制度の壁…「好き」だけで乗り越えられるほど、決して簡単ではない現実。
互いに傷付きながらも、迷い、悩み、葛藤し、二人なりの答えを探す姿に胸を打たれます。
深い愛情を感じられる作品です。
絵柄も綺麗で、作中に出てくるごはんイラストはどれもとても美味しそうです♥
私は単行本を購入致しましたが、カバー裏のオムライスは一見の価値アリです✨(´p`*)
笑顔で囲む食卓のシーンにも、家族のぬくもり、大切な居場所に込めた思いが伝わってきます。
もちろんえっちなシーンもあるわけですが、いちゃいちゃ甘々もしっかり堪能できます!
むっちりお肉が好きな方には自信をもっておすすめします!!^^///
触れる手の優しさや、柔らかい表情、愛情ダダ漏れの眼差しにも胸キュン必至です♥
少し重いお話ではありますが、得るものの多い作品です。
興味を持たれた方は、是非、試し読みからどうぞ!ヾ(*´∀`*)ノ
すごく素敵なお二人のお話でした。
とても、現実的な事に触れていて、作中にしっかりLGBTが、テレビで解説されていたり。
ケンゴさんが、同性婚について調べていたり。
読みながら、やっぱり普通に結婚するのとは、違ってハードルが高いんだな…と、私も理解しました。
「ただ、好きで一緒に居たいだけなのに」
「なにも、悪いことしてないのに」
これは、刺さりましたね。
私自身、偏見も無いし、実際そのような知人も居たのですが、抱える物が違うんだなぁ・・・と。
「幸せになる権利はある」
そーですよね。その通りです!
そんなシリアスな問題も入れつつ、ケンゴさん&ゆうさんカップルには、とても癒されました。
ワンコ系ケンゴさんと、ふんわり癒し系のゆうさん。めっちゃ、お似合いだし。
読んでいて、ふんわり幸せを読者に与える素晴らしい作品でした。
作者さん、ありがとうございます!
これからも応援してます!
デビューコミックスなんですね…内容はもちろんなんですが、画力を含めて見せる力がスゴイ!
ただただあま~いふわとろ日常BLかと思っていたので、
途中で空気感の変わる展開がけっこう刺さりました。
おいしい料理とあまとろHの幸せいっぱいな雰囲気から始まり、
結婚やLGBTを絡めて展開していくんですが、
脳筋リーマン攻めの圭吾、シェフで柔らかくて繊細な受けの優…
キャラの違う二人のズレ、親との確執、社会でのセクシャルマイノリティへの差別が
コミカルな日常BLにザクザクと切り込んでくる…そして、気付けば色んな涙を流している。
それぞれの背景や出会い、今までの関係が丁寧に描写されていて、
ずっと一緒にいたい、お互いを大切に想い、大事にしたい気持ちがあふれているからこそ、
本音でのぶつかり合いや、すれ違いがせつなくて悲しいんです><
ずっと一緒にいる為に必要な事…確かなしあわせを掴むために一歩踏み出す…胸がギュッとなります。
優は軽いぽっちゃり受けなんですが、このカラダのラインが絶妙!!!
個人的にぽっちゃりNGなんですが、絶妙なエロさを醸し出すぽっちゃり感><
そして、柔らかいキャラの優が怒った時の怖さ…喜怒哀楽の表情、背景の描写が秀逸です。
ミブ先生の高い画力によるエロ…なんといってもキスがエロい!!!
抱き合っているだけでこんなにエロいなんて、接吻に抱擁と言い換えたくなるエロス…
デビューコミックスでこの画力と質ですよ><先が楽しみでしかない!
描き下ろしの裸エプロンなんて、初めは「ふ~~ん、でた裸エプロン」くらいにしか思ってなかったのに
見る程にエロくて、どんどんテンションの上がる優の裸エプロンにかぶり付きな私…すごいなぁ。
ガチムチ好きなんですが、圭吾のシックスパックより、ぽっちゃり優に魅せられた。
もちろん脳筋攻めの圭吾も大好きですよ。優の受けた痛みを身体中で感じている場面は涙です…
脳筋だからこそポジティブに進める強さ。そして、繊細で臆病な優を包み込む強さを持っているんです。
ほんと、懐の温かい男前ですね。
ただ、勝手に転職してたら別れ話になってもおかしくないんで、脳筋注意報ですよ。
優もそんな圭吾を全部解っていて好きなんですが…お互いを補うステキなカップルです。
この作品の素晴らしさは魅力的な脇キャラがたくさんいること…
優の上司の温かい言葉には優でなくても一歩前に出る勇気を貰えます。
圭吾の母や祖母もステキ…ゲイ告白のリアクション、お母さんがリアルでよかったなぁ。
何よりも、かわいいおばあちゃんに癒され、救われた!
そして、お料理を前面に押し出したことだけあって、本当に食べたくなる料理の画!
優の洋食はもちろん、圭吾の母の和食にも力を入れてましたね~。
優の顔が映る汁物、食卓のしあわせそうな皆の笑顔が堪りません…一緒に食べたい><
次の作品が本当に楽しみです!優の裸エプロンを超える作品を待っております><
恋人になって10年、同棲生活開始して5年目のゲイカプの甘いほんわりいちゃこら話かと思いきや、いちゃこらしつつも、今まで目を瞑ってきたそれぞれの家族との関係を見つめ直す……というお話でした。
攻めのケイゴはLGBTのパートナーシップに関する番組を見たことから、結婚したいという気持ちが湧き上がり、パートナーのユウにもそれを持ちかけるんだけど、「恋人のままじゃだめなの?」とユウはまったく乗り気ではなく……。
それにしてもケイゴ。
親にカミングアウトできていない人が、いきなり結婚に飛びつくとは順序が逆でしょう。。。
ちなみにユウはケイゴと同棲する際にカミングアウトした結果、拒絶されてしまってるんです。
疎遠になってしまった自分の家族と違って、ケイゴの家族はいつも暖かく受け入れてくれる。
てっきりケイゴもカミングアウト済みでケイゴの恋人として受け入れてもらっているとばかり思ってたユウに対して「早く結婚して孫を見せてほしいわぁ」と愚痴るケイゴ母。
それで事実を悟ったユウは、ケイゴに怒りをぶつけ家を飛び出し……
商業デビュー、初連載、初コミックとの事ですが、とても真面目で誠実な作家さんなんだろうなぁと感じました。
LGBTに対する不寛容さや風当たりの強さ、家族なども絡めて真面目に描かれていて好感が持てます。
すごくいいお話だと思うし、そういう考えさせられる部分と恋人同士との甘いイチャコラエロとの塩梅もいいんだけど、ところどころセリフに説教臭さを感じるというか、「愛し合っているだけなのに何が悪い」みたいなストレートなセリフにムズムズするというか……。
モロなセリフはどこにもないけれど、読んでいると自然に、ただ二人は愛し合っているだけなのに何が悪いんだろう……と思えるような作品の方が好みなのと、BL読み始めの頃にこの作品に出会ったらもっともっと刺さっただろうなぁ…と思う自分がいます。
こういうテーマを読みすぎて既視感を覚えてしまってるせいで、素直に感動できなかった自分に凹む。
でも自分の幸せは何だろう?と考えたときに、受けの幸せ、受けの幸せを守る事だと気づき遺言書を作成しちゃう攻め、嫌いじゃないです。
ここが一番好きで、作家さんやるなぁ!と拍手を送りたいです。
(先日読んだばかりの名倉先生の小説の攻め様も、告白後の返事待ちの間「OKもらったら、遺産を受けに譲渡できるよう正式な遺言状を作成する!」と意気込んでて爆笑したばかりなので、タイプは全然違うけど、遺言書作成攻めを見つけて嬉しかった)
デビュー作ということでおまけして萌萌で。