嫉妬深い毒舌の先輩作家×健気な元アシの売れっ子作家

うそつきあくま 下

usotsuki akuma

うそつきあくま 下
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神43
  • 萌×212
  • 萌13
  • 中立1
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
16
得点
303
評価数
71
平均
4.3 / 5
神率
60.6%
著者
雁須磨子 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE COMICS
発売日
価格
¥679(税抜)  
ISBN
9784396784805

あらすじ

ラスト40ページ、ただただ祈るように。

余利計一は健気なほうだ。
先輩作家・宇郷悟が好きだったが、
セフレのような扱いに甘んじている。

突然、余利から自分たちの関係がセフレのようだと切り出され、
別れの言葉まで告げられた宇郷。
そのつもりはなかった宇郷は混乱し、
余利に連絡し倒してしまう。

しかし余利のほうも、別れてやると思ったものの、
宇郷の元から気持ちは離れられないでいた。
愛と卑屈のシーソーゲームはそう簡単には終わらない。

しかしそんな折、宇郷はとあるきっかけで
漫画の仕事が自力でまったくできなくなり
2人の関係は思ってもみない方向へ一変するーーーー。

表題作うそつきあくま 下

宇郷悟・先輩漫画家
余利計一・攻めの元アシスタントで今は売れっ子漫画家

その他の収録作品

  • Bonus track(描き下ろし)
  • あとがき

レビュー投稿数16

最後がとにかくお見事!!

予測のつかない展開が面白かった。
テンプレどおりの当て馬も登場しないし、そういう判りにくさが面白いなぁと思います。

決別宣言したくせに付かず離れずの距離感なんだけど、甘利が一人で二丁目に行った事実を知った宇郷の「一人で飲みに行ったりするなよ。」という言葉。
しかも何度か言うんです。
そういう言葉の裏側には、アレな気持ちがちゃんと存在するんですよね?!と宇郷に問い詰めたくなるー!!

そして雁須磨子さんの作品で多分お初だと思う「ヤンデレ」という言葉。
「ヤンデレ」という単語が登場したときに思わず吹いてしまいました。
まさか雁さん作品でこの単語にお目に掛かるとは思わなかったし、あまりにも新鮮すぎて!!

だけど、完全にスランプに陥って弱気になってしまった宇郷に対する甘利の欲望は「ヤンデレ」そのものなんですよ。
甘利がきちんとそれは「ヤンデレ」だと自覚したからヤバイ方向には進まなかったけど、ついに宇郷が失踪した後に甘利が描いた新境地と言われる作品は、包丁ふりかざすキャラが大活躍している(らしい)作品で、なにそれ、見たい……!と思いました。

窮地に追い込められると何も浮かばずスランプに陥る宇郷に対して、平常時から仕事が早く、宇郷が失踪した後でも「まんが描こ」と切り替える事ができて、おまけにそれを糧にして新境地に達して大ヒットを生み出しちゃう甘利。

同じ漫画家だけど、残酷なまでにタイプが異なると改めて思いました。
上巻で何も思い浮かばず焦って死ぬ言い訳まで考えていた宇郷は、いつか枯渇してしまうかもしれない自分の才能に対して常に不安を覚えていたに違いなく、そんな男からすると、枯渇する事のない泉のような才能を持っている甘利という男が近くにいるというのは、辛かっただろうなぁ……って思いました。

最後、本当に良かった。
この男がこうなるには四年が必要だったのね…と思えるし、ぐだぐだしていた男たちの着地点となる最後のセリフがもう最高で、雁須磨子さんってやっぱり最高だな!と思いました。
こういう着地の仕方がいつも本当にお見事だなって思います。
これこれ!感とでもいうのでしょうか。

そして隠しテーマはヤンデレなのかもしれない。

14

これだから雁須磨子作品はやめられない

上巻では「宇郷のバカ」が概ねの感想となってしまいましたが
下巻でもほぼほぼ「宇郷のバカ」、ですww
とは言え、なんとも言えない愛おしさみたいな感情に飲みこまれそうで
上巻ラストとは違う悶絶状態が今も続いています。

余利の愛が歪んでいたわけでは決してなくて
宇郷がそうさせてしまったんだけなんですよね。
その宇郷だって自分でそうしたくてしたわけじゃないし
人生に不器用というか……いや、不器用っつったらなんでも許されるわけもないんですが。
根っこは同じ気持ちだなんて二人とも性格が違い過ぎて全く想像できませんでしたけど
本編ラストのセリフで完璧だなっていうくらいストンと腑に落ちました。
うまい……うますぎるカリスマ子さん…いや雁須磨子さん…………。
自然とポロポロ涙がこぼれました。
悪いところもひっくるめて愛せる相手なんて
生涯とおしてもそうそう出会えないですよね。

創作の苦労はやっぱり相当なものだと思いますし
センスと才能と努力が無いと好きだけではずっと続けられないでしょうね。
人を愛することにも通じる気がしましたが
“人を愛するセンスと才能”ってそもそもどんなんだ…??www
自問自答しつつ、愛情も感謝も伝えなきゃいけないよねと戒められたような読後です。

宇郷の(時々余利もww)服のセンスとか、
二丁目のゲイバーの壁に「男だけのパーティ」「男と男の…」「乱」って紙が貼ってあったり
細かいところもクスッとさせてくれて大好き過ぎます!!!

10

愛しい先輩

自分より出世した後輩で恋人の甘利に、屈折した想いを抱く宇郷。読んだらすぐ来いよ、というひどいことを言って、甘利につらくあたっている。でも、宇郷を憎めないんですよね。ひどい言葉や態度の裏にも、甘利への執着、想いがすけてみえるからかも。甘利だけがそれに気付いてない。

しかしそこに、屋良という宇郷の同期で売れっ子漫画家が絡んでくる。個人的にころ屋良さん、とても好きでした。
宇郷に、何かとちょっかいをかけてくる。一緒に山に行ったり。たぶん、宇郷のことがタイプなんだろうな。売れっ子でタワマンに住んでいるイケメンの屋良。でも友達はいなさそう。宇郷は仲良くされてもそんな気はさらさらないのに、甘利は誤解してしまう。

しかしラスト、そうだね、そうなるよね。そしてなんか、よかった。やっとおまえの前に立てるようになった、そう言って向き合えた二人がよかった。

3

この2人、鬼電大好きだな

それぞれの描くヒロインが、それぞれなのが全くもう。

◾︎宇郷(先輩漫画家)×余利(人気漫画家)
この関係性で、宇郷を売れてない漫画家にはしないところが自分にとってはとても重要でした。そういう作品の方が安直に描かれる気がする。この作品は余利が宇郷の才能に惚れてるのが全てのきっかけなので。ただ結局は宇郷の顔にも惚れてるから、本人も言ってる通りゲイだったのかな。

上巻ラストで浮気されてもいいとか言っちゃってた余利ちゃんですが、最後結局キレちゃいました。ここから下巻は復縁で、〜ハッピーエンド〜とはならないのが須磨子先生よ。

上巻で「こんな奴」とまで思っては屋良に対して宇郷が「うちの兄貴が先生のめっちゃファンで」って言ってる伏線がかなりエグい。こんな奴と会話することが嫌だったはずの宇郷が立ち去る屋良にわざわざ言いたかったこと。
宇郷の人間形成に確実に兄が影響を与えていたのだろうという推測。それがまた漫画の話となれば、彼が漫画家になることにすら、そこまではいかずとも漫画を好きになるきっかけが兄にあったかもしれないと想像させる一言で。

余利を駅まで送ったり、急に優しさを見せる宇郷ですが、彼の本心はラスト付近まで分からずじまい。兄がいなくなるだろうことに弱ってたんだろうな。

上巻で、彼の都合で余利を突き放し、その上都合の良い時に呼び寄せる宇郷も大概だと思いましたが、下巻では余利の歪みも露呈。彼の以前と違う異常さに気づきながら、己の愉悦を優先してしまった。かわいそうをかわいいと思ってしまった残酷さ。

余利はあくまでも「あんたがいれば 俺はどこにも1人で行ったりしない」と言ったのであって、いなくなっちゃあダメよ。と言いつつ彼氏は作ってないあたり、最高です。最高の作品でした先生!!!

3

かわいそうで可愛くてどうしようもない男達のお話

いやー面白かった!
これなぜ発売当時に読んでなかったんだよ私。
読んでなくて逆に得したなってくらいよかった。
漫画家同士のBL、結局は両片思いなんだけど
まさに愛憎って感じでした。
嫉妬して憎くてけどどうしても愛してしまって
余利は健気でかわいそうでかわいくて
宇郷は俺様で嫌なやつでめんどくさくて
けど宇郷もやっぱりかわいいって思ってしまった。
雁須磨子先生すごいですね。
私はこうゆうBLが読みたいのよ!って思いました。
雁須磨子先生は「付き合って3か月目」が大好きでしたがこれには参りました。傑作かな。
もうね一話から面白いね。雰囲気あるし。
普通に恋愛物として共感したし。
不穏な下巻最後の展開がやっぱりそうなっちゃったかってなりましたがちゃんと宇郷が余利の所に帰ってこれてよかった。
ほんとうにうそつきあくまだし
いいタイトルだなあと。
宇郷が思ってることを言葉にできたラストほんと涙。
ふたりとも泣いてんよ。
天邪鬼でほんとにめんどくさい男で
ほんとにどん底に落ちてほんとに時間がかかってしまったんだね。
書き下ろしも萌ええでした。よかった。よかったよ。
かわいいよ余利。つか余利がファンの漫画家?アシ?にお手つきしてたのには宇郷と同じことしてんじゃないよって思っちゃいましたけど笑
まあ彼氏は作れなかったんですよね。
わかります笑

2

独特の空気感

積み本崩し④
雁さん独特の世界観が好きで、出ると必ず読んでいます。こちらもそんな期待を裏切らない空気感で、「ああ雁須磨子を読んだなぁ」という気持ちにさせてくれます。

1

めっちゃよかった

余利視点で進んで彼に共感しながら読み。
余利が宇郷を好きで腹立つけど好きで、でもいいかげん怒ってヤケになったりするのよくわかる。
夜中にこっそり来た余利に嫌がられながら宇郷が送ろうとするシーンがいい。
100円ちょうだい。肉まんが食べたい。160円だった。のくだりとか上手いわぁ、こういうの好きだわぁとなりまして。

兄が亡くなったと宇郷が言うタイミングとか。
泣いちゃう余利がわかるしかわいいし。
どんどん弱っていく宇郷へ余利が漫画のアドバイスする内容も痺れるし。でも余利がわきまえていてやりすぎないのもさすが。
あんなに鼻持ちならなかった宇郷が素直になり、それを密かに喜ぶ余利もわかる。

自分勝手な宇郷だけど、ずっと余利のことが好きなのがわかるんですよね。だから余計もどかしいし余利の気持ちがわかる。そういう描き方がすごく好き。

「俺はほんとしあわせだったから ずっと〜」の余利のモノローグは泣きそうになりました。宇郷のことに気づいていたかもだけど見ないようにしていた。しあわせだったから。

で、宇郷が突然失踪。
怒る余利。わかる。
自尊心が強い宇郷は耐えられなくなっちゃったんでしょうね。
その理由ははっきり説明されないけど、なんとなく察することができる。このさじ加減がすばらしい。
宇郷が千葉と余利にメッセージを残すのおもしろいし腹立つ。
なんて自分勝手な。と余利が泣きながら思うのわかる〜と。

で、4年後ふらっと宇郷がやってきて。
感動の再会…とはならなくて、余利が怖がる方がリアルだわと。
でも宇郷の本音がやっと聞けて、そういうことだったのねと腑に落ちる。
カタルシス。
や〜よかった。
見せ方うますぎるでしょとため息ですよ。

人間関係を序列で見てしまうことってどうしてもあって。それが強い人は自分より下と思える人としか付き合えなくて。
余利には漫画の才能があってバリバリ描いていくのに対し、宇郷は描けなくてどんどん痩せていった。

自分が思うほど自分には力がないことをなかなか認められなくて病んでいく。
でもそれは一時的なもので、宇郷の漫画を余利は好きだったわけだし、宇郷はまた描けるようになった。救いがある。
ヤンデレというワードがうまいこと使われていたな。

テンプレなシチュエーションやベタなセリフなく、迫ってくる心理描写大好きです。

構図がかっこいいし、特に横顔や足元のコマが好き。

千葉、平蔵、聖ら脇キャラもいい。
いい味出す脇キャラを描く作家さん大好きです。

あとがきの先生の自画像かわいいし、担当さんがツノ生えてるのおもろいし、内容も笑えて。あとがきがおもしろい作家さん大好きです。雁須先生の他作品も読みます。

1

下巻のハラハラがすごかった

上巻の終わりで余利に愛想つかされちゃった宇郷。
下巻で関係が回復していくんだろうな〜なんて呑気な予想を遥かに超えた展開に、ページを捲る手が早まるばかりでした。

特に宇郷がどんどん痩せていき、余利に依存していく展開にはハラハラが止まりませんでした。
そんな宇郷をおかしいとは気付きつつ、やっと自分のものになったみたいな気持ちになるのも凄く共感できるような、人間の業を見たような複雑な気持ちにさせられました。

4年ぶりの再会にも「会いたかったー♡」みたいなお花畑展開にならないのがリアルですよね。
ひょっこりまた現れた無神経さが、宇郷の回復を物語ってて面白かったです。

割と本気でお別れ結末かも、と思いましたがハッピーエンドで良かったです。
この2人の続き、気になるわ〜。

0

お互いヤンデレ一歩手前、みたいな

 一旦仮の蜜月のような時期が訪れるけれどそれも長くは続かず、宇郷が失踪することで本当に終盤直前まですれ違っていた2人。余利を受け入れて一度連載に関する相談を持ちかけた結果、ずるずると彼の提案通りに描いてしまい、彼なしではペンも持てなくなってしまった宇郷の心中たるや、どんなに複雑なものだっただろうと、想像もつきませんでした。やめるべきなのは心のどこかで分かっている、けれど自分1人では何も案が思い浮かばない。そして、思い浮かばなければその瞬間から仕事を失う。サラリーマンと違って夢のある職業だけど、その分才能や気力のない者にはあまりにも過酷な業界。

 余利も最初は自分が宇郷の作品に口出しすることに少し抵抗を感じていたようですが、段々自分なしではいられなくなっていく宇郷に悦びを覚えていくんですね。不毛、だけどその現金さが人間らしくて責められないんです。あれだけ自分を振り回してきた人が、今は自分だけを頼ってくるという優越感、独占欲。けっして暗い雰囲気ではない中に、そういう人間の黒い気持ちが淡々と描かれているところがいいなぁと思いました。

 宇郷が戻ってくると、物語は一気に甘い空気へと変わります。結局、宇郷も余利も似た者同士で、相手を自分に縋らせたいという欲求があるんですよね。余利は後輩に過去の自分を重ねて、客観的に振り返ることでそのことに気付く。経験が上とか下とか、売れてる売れてないは関係なく、人間って皆似たようなもんなんだなぁと。けれど、最後の最後はやっぱりちょっと宇郷の方が一枚上手で。ぼそっと言った一言で余利を赤面させるところは、やはり先に惚れさせた者の余裕だなと思いました。素直になった宇郷も、最後は宇郷には敵わない余利も可愛かったです。

4

下巻のせつなさと吸引力にやられた…

アクの強い人が弱ること程せつないものはありませんが、
あんなに面倒臭かった宇郷を最後に愛おしく感じることになるとは、上巻では思いもしなかったです…。
余利ではなく宇郷に「よかったTT」と伝えたい気持ちでいっぱいになる終わりでした><

宇郷はどうみても余利を大切に想っているんですが、言葉にしない。
でも行動では示している…だからこそ、余利が戻ると宇郷は受け入れるし自分から離れる事はなかった。
余利との関係が戻ってからも、宇郷の仕事は上手くいかず、体重も減って…
余利は気付いているのに、自分に縋る宇郷、求められる自分というカタチにのめり込んでいく。

スゴク印象的な場面、箱の中に宇郷を閉じ込めて自分しか頼れない状況にする…ヤンデレ。
自分に縋る宇郷が食べたいほど愛おしい…そんな自分にヤンデレツッコミする余利はもちろん自覚あり。

マンガ家さん達がいい仕事してました。
屋良さんは上巻から不思議なキャラで二人に絡み、ふわふわキラキラ、事あるごといい味出してます。
宇郷の描くヒロインは素直でやさしいイイ子で、余利はツンデレ…と
好きなタイプをヒロインにするのはマンガ家あるあるなので、解りやすい。

千葉さんと宇郷の関係に安心しながらも嫉妬する余利の気持ちは解るなぁ…
才能を認め合い、尊敬しあう親友。
千葉さんの人柄もステキなんですが、顔がゲッソリなのにお腹ポッコリ内臓脂肪満載体型に癒された。

そうこうするうちに、ヤンデレも束縛もやめて、ひたすら尽くす余利の前から宇郷が失踪TT
PCファイルに残された千葉と余利、それぞれに向けたメッセージがせつない…
失踪後の雑務を頼まれている千葉に対し、短い感謝の言葉だけの余利。
余利が上巻で語った「不愉快な宇郷でいる方が実は誠実」の言葉が重いです。

あらすじ通り、ラスト40ページ、ただただ祈るように。

宇郷失踪でのやり場のない想いを、ひたすら仕事に繋げて成功する余利。
4年後に戻って来た宇郷との場面、土下座する宇郷に驚きと冷たい怒りと拒否の余利…
追い返す余利と出て行く宇郷の姿に、息をのんで固まってしまったけど大丈夫だった!

ここからは自然と涙が…宇郷がやっと描いた同人誌をみて涙する余利。
「ただただ会いたくて」と涙をみせる宇郷、余利に会いたくて、描くのに4年かかったんですよねTT
あれだけ言葉のなかった宇郷が、これだけストレートに気持ちを言葉にするだけで鼻水も止まらんわ><
しかも、宇郷は失踪した頃の本心まできちんと言葉にする。
転んで傷付いて、のたうち回って縋る先が自分だけにと思っていたなんて、二人ともヤンデレ愛でした。

戻ってからの宇郷がしょぼくれおじさんでカワイイんですよね…なんでも素直に言葉にする。
嫉妬、卑屈、毒舌のカケラもなくなり、キャラ違いなかんじもありますが、
すったもんだがあったからこそ、上手くやっている二人に安心。

あの宇郷が「ただただ会いたくて」なんて…読む程にじわじわと味のでる作品でした。

3

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