愛されたがりの処方箋

aisaretagari no shohousen

愛されたがりの処方箋
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神25
  • 萌×238
  • 萌29
  • 中立1
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
15
得点
365
評価数
95
平均
3.9 / 5
神率
26.3%
著者
内海ロング 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス moment
発売日
価格
¥679(税抜)  
ISBN
9784801966253

あらすじ

「体だけじゃなくて、誰かの代わりじゃなくて
心ごと俺だけを見てくれよ―――」

ある日カフェで女の子にフラれた桔平は、隣のテーブルで別れ話をしていた奏介に興味を持ち、ホテルに誘う。
「傷心者同士さ、イヤなこと忘れようよ」
地味で真面目そうな風貌と裏腹に、積極的に快楽を貪る奏介。
そんなギャップに夢中になった桔平は、彼の家に転がり込むことに。
セックスに溺れる日々の中で惹かれ合う2人だったが、奏介には大きな秘密があって―――…?

愛は、人を変える。
体しか知らなかった2人が、本当の愛を知るまでの物語。

描き下ろし漫画6P収録!!

表題作愛されたがりの処方箋

水島 桔平,27歳,ヒモ男
坪井 奏介,31歳,医師

その他の収録作品

  • BONUS TRACK
  • あとがき
  • カバー下 裏設定

レビュー投稿数15

読みやすい~!

年下ヒモ×新米医者でワンナイトから始まるストーリー。

高校からの親友に片想いをしている健気な受けと、本気で人を好きになったことがない攻めが本当の恋を知るまでのお話です。

主に攻めの視点でたまに受け視点あり。

ヒモな攻めがチャラそうに見えて、受けのことを好きだと自覚してからの更生が素晴らしい!
受けの爛れた性生活や秘密にも関わってくるので、一筋縄ではいかない感じが物語を更に面白くしていました。

親友も何だかんだいい人で、憎めないキャラ。
難しい話も出てこないし、とても読みやすかったです。

0

ヒモ男が愛を知る時

全部読んでみれば「面白かった」とは思うんだけど。
冒頭の始まり方とかそういうのがなんとも…

ヒモ男(27才)が女性に捨てられて。
隣の席で男から捨てられた「らしい」男にコナをかけ、即ベッドへ。
ワンナイトでは惜しいと思ってたら、その男は姉の家の近所の診療所のお医者さんだった…
で、その診察室でまたH。

え〜……
って感じ。

この感想が、ん⁉︎、になっていくのは、Hだけじゃなくて心が通じてきた甘い雰囲気が漂い出した時。
普通ならヒモ/セフレから恋人に…の流れだと思うでしょ?ところが。
今夜はHしなくてもこうやってくっついて寝るだけで…そんな甘い夜のはずがその後奏介の男漁りが始まる。
一体なぜ?
…と奏介側に興味が移る。
だけど奏介も可哀想で…
だから冒頭から終盤までがあんまり楽しく読めない感覚なんですよね。
最後はちゃんとハッピーエンドになるのですが。

絵柄もいいし、起承転結というかヤマをきちんと作ってハラハラも感じさせつつ全体もまとめる、という部分がしっかりおさえられていると感じました。
総合的には「萌」で。

0

切ない大人の恋

ストーリーが!良いです。泣ける。
こんな作品はネタバレなしで読むことをおすすめします。

高校生や大学生とは違って、社会に出て、いろんな経験をしてきた大人同士の恋。身体をつなげることには慣れているのに、心を通わせることには不慣れな二人。

基本的には二人なフォーカスした感じでストーリーは進んでいきますが、要所要所で登場する脇役たちに、きちんとそれぞれの役割があることを感じさせてくれる本です。

どこか冷めた二人が、「これだけで十分」にたどり着くまでの話。

0

言葉足らずかな?

付き合った相手の家を転々としているヒモ男の桔平。
彼女にフラレた時に偶然隣の席に居合わせた奏介と速攻で身体の関係を持ち、翌朝目覚めた時にはいなくなっていたもののまた偶然の再会。
その後奏介の家でまたヒモとして暮らしながらも桔平なりに奏介のことを本気で好きになっていった時に奏介がセックス依存症だと知る、という展開に。
そこからは気持ちが上手く伝わらなかったりすれ違ってしまったりと
ハラハラするようなところもありましたが、ふたりともすごく幸せそうだなと思えるラストになっていたのは良かったです。

好きだからこそ疑いたくなる、好きだったら信じてほしい…ふたりの言いたいことはよくわかるのだけど。
これを察して欲しいというのは無理な話だよな、と。
お互いに言葉足らずですれ違っている感じがあり、かなりもどかしく感じる部分はありましたが桔平は自分のだめなところに気付くことが出来たし奏介は気持ちを真っ直ぐ伝えることが出来て。
なんだかんだお似合いなカップルだったのかなと思いました。

0

溺愛!!

言ってしまえば、王道ストーリーなのですが…面白い!!
攻めがヒモだから苦手な人もいるかもしれませんが、
悪い人は出てこないから胸糞悪くなることはありません。
(個人的見解なので、胸糞悪ってなったらごめんなさい
m(_ _)m)

!以下ネタバレ!
依存性ってわかるまでの流れが好きでした。
信じる、信じないがしっかり描かれていて、
これがストーリーの軸かなってわかりました。
面白いかつ何かを得られるような作品でした。
この展開には、当て馬的存在の親友が上手いこと
機能していました。
めっちゃ相思相愛です。溺愛溺愛してます。
以上のことから、面白い作品だなって思いました!

内海ロング先生の作品、他に3作品読みましたが、
どれも面白いです!
他の作品ももっと読んでみたくなりました。♡

1

表情がいい

苦手な偶然の再会&拾う系は、そこからどれ程マイナスがプラスになるか…ですが、細かいところが気になってやっぱりダメでした。
奏介が真面目なようで(真面目だからこそ?)危機感なくて、通帳持って逃げられるぞって感じの…桔平が病院で万一保険証出してたとしても(保険料払ってなさそう)。北見先生が不信感を抱くのと同じく、桔平が27歳で無職というロクでもない男である限り、何言っても説得力がなく感じでしまう。絵柄が可愛くて、桔平を見る奏介の健気な表情は好きなんだけどな〜

0

明るくてシリアス、地味でエロ、そして可愛いとかギャップよ

アニメの様なテンポの良さや絵柄で読みやすかったです。その流れでシリアスになっていくのが意外で、どんどん面白くなりました。

地味で真面目な医師が裏ではエロくて欲しがりで、という奏介の魅力は破壊的でした。
桔平の当り前の行動(一日家でしてるよりデートしよう、今日は抱いて寝るだけ)が、悩みを言い出せない奏介を切なくさせているのがたまりませんでした。
悩みを打ち明けられれば「えっ…⁉︎」と桔平と読者は驚きます。でもその次ページ、4話表紙の奏介の寝顔が可愛くて(笑)!まだそんなギャップを隠し持ってるなんて〜という感じでした。

桔平は意思表示をハッキリしてくれる愛嬌が好感持てます。
「いってらっしゃい 帰ったら気持ちいいこといっぱいしようね」なんて、奏介で無くても仕事行きたく無くなります。

治ったのかという結末がしっかり描かれてないのでは?ともう一度読み返したら、あぁ…ッ‼︎かなりポジティブなラストなんだなって目の前が明るくなりました。
でもちゃんとした治療なく癒せるものなのかな?

個人的にどうも桔平が某アニメの主人公に髪型が似ていてフラットに作品を見られず…桔平が髪を短く切ったの最高だったので(それにそそられる奏介も)もっと早めに切って欲しかった(笑)
kindle unlimitedにて

1

軽いかと思ったら重かった

kindle unlimitedにて読みました。

チャラいヒモ男の桔平(攻め)は喫茶店で彼女にフラれ、隣の席で同じようにフラレた(ように見えた)奏介(受け)とホテルで一夜を過ごします。ところが、翌日朝起きたら奏介は既にいない。桔平は仕方がなく姉の家に転がり込むけれど、風邪を引いたのか近所の病院に行く羽目に。そこで奏介にバッタリ再会して・・となるので、途中まではチャラい攻めが恋に目覚めて改心する話なのかなと思ったんですよね。ただ、既に書かれている方もいますが、この印象が後半で見事にどんでん返しされます。

本作は伏線が最初から散りばめられているのですが、どうしても桔平中心に話が進むので、あまり奏介の問題点に気づかないんですよね。ただ、世にいる受けの中でも奏介はなかなか難儀だなぁと思いました。今作の裏テーマは「親友って何だろう」ですね。私はやはり、奏介は親友に報われない恋をしていた時期があったと思います。ただ、その時期は随分前に終わっていて、心はとっくに離れているのに、物理的にそばにいるせいで身体だけ熱を持ってしまったのかなと推測します。身体はエロいのに、恋には淡白なタイプなんですね。前半は桔平の成長、後半が奏介の変化になるのかなと思います。通常は受けと攻めのどちらかに比重を置いた描き方になるのですが、本作はどっちも楽しめるというお得な感じ。想像以上に内容が濃く、嬉しい誤算でした。

特に好きなポイントとしては、(内海先生のスタイルかもしれませんが)言葉があまり多くないところですね。最初に伏線を散らして、あとは絵で回収するというなかなかの高等テク。最後の奏介がメガネをかけていないカットが大好きです。物語の見せ場はいくつかあるのですが、実はちょっとしたところに幸せが詰まっている。丁寧に作られている印象を受けました。

ちなみに、私は経験豊富な受けが好きです。これ以上ないほど男を知り尽くしてるはずなのに、「こんなの初めて」ってイキまくるの最高じゃないですか?本作を読んで再確認しましたが、気持ちが通じ合ってからのイチャイチャは別格だと思いました。

5

うーん

電子で評価が良かったので購入しましたが、中立の評価です。萌えはなかった。

0

一読の価値ありです

良かった‼︎
面白かった

レビューにもありますが、ネタバレ読まないことを本当におススメします
ハズレ無しです

キャラクターが魅力的で、心情描写が素敵
攻めの姪っ子が可愛らしくて
子どもながらに、確信をついてくるのも
シンプルで良かったなー

エロい描写も満載で、ややシリアスよりな
展開のお話ですが
ところどころに、ほっこりするコマも
あって重たすぎずなところも読みやすかったです

最後の描き下ろしを読むと
これからの2人はいっぱいイチャイチャ
するんだろうなぁと甘々な想像がし難くないのですが、そこに至るまでの過程が
幼いというのか、大人に故の拗らせなのか
ありそうでなかったお話です

7

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