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これが恋なら、私は喜んで落ちていこう
etogami
犬飼のの先生の作品は複数、拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
溺愛 4
ファンタジー 3
健気 3
エロ 2
な感じだと思います。
寅神の皇子の百艶さん×対人恐怖症の瞬くんのカプです。祖母と惣菜屋を営む瞬くん。そんな彼の前に現れたのは、天界を追放された寅神の皇子の百艶さんだった。百艶さんに気に入られ、世話係に任命された瞬くんだったが、奔放で世間知らずな百艶さんに振り回されてしまい…。
虎耳と尻尾、褐色の肌に白銀の髪とアイスブルーの瞳、そして美しい顔立ちの百艶さん。高貴で穏やかさはありますが、世間知らずで瞬くんの最初の対応で、金銭面などで色々とやらかしてくれる、神様らしいと言えば神様らしいお方です。
瞬くんも、百艶さんが神様であるからか対人恐怖症は殆どなく対応出来ているが、勿論敬っている為、色々と頑張るのですが、わずか1週間の生活内容には、うわぁ…ってなりました。生活もですが、この2人どうなっちゃうの?とちょっとハラハラ焦りました。
その後は、百艶さんが天界を追放された理由への反省や生活や金銭的での変化があって、神様らしからぬ神様になった百艶さん。
瞬くんも百艶さんに小言を言ったりと、最初との対応が少し変わってて、2人の関係性が新鮮で読んでて面白かったです。そして瞬くんは早い段階からでしたが、百艶さんが瞬くんに惹かれていく心理描写が意外にも健気で何とも可愛かったです。勿論、百艶さんのことを想っている瞬くんも健気でした。
そういえば、龍ヶ崎さんは別に何でもないただのお客さんだったのだろうか…?私の深読みし過ぎだったのだろうか…?
最後までどういった展開になるのか読めなくて、とてもハラハラドキドキしました。物語り終盤の百艶さんが虎の姿になってからの行動が辛くて苦しくて、泣いてしまいました。
その後の物語りの結末として、瞬くんからしたら、百艶さんの眼や車での事故や火事のことなど、色々と大変なことが残った状態ではありますが、瞬くん曰く、百艶さんがふわふわした顔をしているのが、読者である私からしたら、本当に辛くて苦しくてもっと大変だったことを百艶さんは乗り越えたんだよ。だからふわふわした顔をしているんだよ。と嬉しそうな百艶さんと安心感から思わず涙が溢れました。
百艶さんと瞬くんの関係性や心情の変化がとても丁寧に書かれているので物語りに引き込まれます。それと寅神なので、虎の姿になった百艶さんの可愛いモフモフ要素もあって萌えや切なさが絶妙な作品ですので、是非とも読んでほしいです。
人間で過去のトラウマのせいで対人恐怖症の瞬と、干支神で寅神の百艶のお話です。
最初からすーっとお話に引き込まれて最後まで一気に読んでしまいました。
すこしずつ惹かれ合って結ばれる二人。
このままラブラブが続くのかなーってのんきに考えていたら
まさかの展開に心臓が死にそうでした…(;_;)
とても辛かったです(;_;)
さっきまでハッピーだったのに…何故…と思いました。
でもそこからの巻き返しが凄かったです。
あんなに最初偉そうだった百艶が瞬のことを一番に考え、取った行動に愛しか感じなかったです。
恋を知らなかった百艶が瞬の為に…(;_;)
犬飼先生のお名前は知っていたのですが作品を読むのはこちらが初めてでした。
いやぁ…素晴らしいお話でした…!
犬飼先生の他の作品も是非読んでみたいと思います。
去年電子で買って積んだままだった今作。
Twitterで寅年だからピッタリだよとフォロワーさんが勧めてるのを見てよっしゃ!と読み始める。
基本的に推し作家さんの作品はあらすじ読まずに買うし読み始める。表紙だけで歴史物かと思ってた。
全然違いました、現代物のファンタジー作品でした。
干支神を信仰する田舎の村で祖母の徳子さんと2人で惣菜屋さんを営む瞬くん。
村の人持ち回りで神社のお掃除や御供物の担当をしてるけど、サボりがちな住人が多く、ほぼ徳子さんと瞬くんが当たり前のように行ってる。
いつもの様に御供物を神社に持っていくと見目麗しい後光の差した寅神様が現れて。。。
ってまるで、日本昔ばなしにありそうな始まり方。
瞬くんのお惣菜を美味しそうに食べるところ、御供物に何年も使い回し続けた不味いカップ酒を誤って飲まされてしまっても怒らず、挙句一緒にお惣菜屋さんで働いたり白虎の姿で瞬くんにもふもふされてゴロゴロしちゃったりする寅神の百艶が素直で本当にカワイイんです。
神様だからって偉ぶりもしなくて超好感持ってしまいました。
美丈夫で位も高い寅神の百艶は、天界ではモテモテの遊び人だったのに、ただの人間の瞬くんに初めて恋して色んな感情に翻弄されてしまいます。
かわいすぎる!!!!
瞬くんと神様とのほんわかした日常いつまでも見てられるけど、そんなわけにはいかないよなー。
百艶が下界に現れた理由は、自分になびかなかった雌の辰神が幼馴染の辰神、翠綺と結婚するらしいと聞いて面白くないと思って翠綺を誘惑して縁談を壊して大神様の逆鱗に触れたって理由。
子供っぽい理由で人の心を弄んじゃダメ。
百艶に本気で惚れ込んでる翠綺が大神様を説得して条件付きで天界に帰れる様になったよって迎えにきちゃう。その条件とは。。。
この後に衝撃的な出来事が起こって感極まってしまった。百艶の純粋で情熱的な愛に対しても泣ける。
ラストは大団円。もうハッピーエンド好きな私には最高のエンディングでした。
百艶は人型(黒髪短髪、褐色の肌)と白虎、真の姿(白髪長髪、褐色の肌、虎耳、尻尾)の三通りの姿があって獣の姿の時のくつろいだ猫ちゃんっぽいかわいさとケモ耳尻尾と萌えがてんこ盛りです。
かっこいい見た目で寅の神なのに優しくてカワイイって反則。
受けの瞬くんの素直で実直なところも好感持てますが、この作品はなんといっても百艶の魅力につきました。
あと、ご飯が美味しそうで食べたくなりました。
肉巻きおにぎりと小芋揚げ、海老天茶漬け
続編まだですか。いや、急かすつもりではないのです。。
ただ、ここに続編を待ち焦がれる読者がいることをお知らせしたくて。
ファンレターを書く文才がないので(レビュー読んだら文才無いのバレバレ)。
瞬と百艶の幸せな日々も、翠綺のその後も読みたいですけど、この世界観で描かれるお話が読めることを楽しみにしています。
他の神様の事も気になるんですよね。「えとがみ」ってくらいですから、まだまったく不出の10の神様がいるんですもん。
私は翠綺がとっても気になるんですけどね。
楽しみに待ってます。
料理教室の講師が主人公の「料理男子の愛情レシピ」
の読了後に続いて、「干支神」を読みました。
犬飼先生は料理教室に通っているだけあって、料理のコツや、美味しそうな日常食のメニューが作品中に登場するのが、楽しかった。
例えば、焼き肉を巻いたおにぎりなんて、味付けの説明まであるので、たべたくなるだけじゃなく、作ってみたくなります。
里の人に忘れられて、半壊寸前の祠には、干支神の伝承がある。
寅神様が昔現れたという神社の傍には、綺麗な桜を咲かせる古い樹がある。
人が踏み入らなくても、四季の草木は時期が来たら花を咲かせる。
桜が満開の季節に、伝承通りの寅神と遭遇した主人公のショウ。
寅神様は、ショウの家に居きたいというので、家に案内することになる・・
虎神様とショウの交流だけじゃなく、自然と生り物の巡りが描かれている物語、
人が居なくてもこの星の生き物は人の為に存在しているわけじゃないので、花を咲かせて実を為し、次の季節に備えて・・を繰り返す。
人は、生き物の中の異物になりつつあるんだな、と、昔ながらのショウの御婆さんの考え方を読んでおもいました。
表紙のイラストも、日本古来の色が使われている配色で、とても素敵です。
ソムリエさんから。初犬飼先生。
百艶様がナチュラルに自敬語的な殿上人なのが(自敬語までは使ってませんが心がそう)
瞬の惣菜屋さんや一般家屋の中で微笑ましさを増し、親近感を醸し出します。お昼寝とかで気が緩むと虎姿になっちゃうのもめちゃくちゃ可愛いですね。ヒト姿でも尻尾が雄弁なのも可愛い〜!
そして瞬がわりとどんなときも、恋に落ちてても迫られてても現実的というか、庶民感覚を忘れないというか…
きっちりかっちり説明してくれちゃうところも可笑しさとも言えるかもしれません。そのおかげで?微妙に没頭しきらず。
でも中盤以降の急展開は、瞬を思う百艶様の咆哮に胸が締め付けられました。
あんなに奉られて当たり前な神様だったのに、美と快だけを求めて遊び暮らしていたのに、百艶様の性根の入れ替え様には目を見張るものがありました。足で歩いて山を降りてくる神様、すごくイイです。
冥王様への謁見の様子や瞬との永い未来を意図しての提案は本領発揮でとても神々しい。
だから、辰神様の奔放な感じは、神様なのにあんまり簡単に生き死にを扱う幼さにちょっと好きになれませんでした。元々は百艶様のせいだし百艶様も天上ではあんなかったんだろうては思いますけど。非常に成長された百艶様がオトナの対応をして結局許してしまう結果になるのも、妬けました。読んでるこっちがオトナゲない。
yoco先生の挿絵は見たいツボを押さえてあって、百艶様の虎姿はもちろん人間姿水干版洋服版に隻眼版と物語を追う目がすっかり止まるくらい素敵でした!!最初表紙で若干、有名な某犬の半妖漫画を彷彿としちゃったのですが中は印象が違って良かったです。
そして冥王様!夜のクイーンみたいなアレはどうして瞬の目にはそんな世界観になっちゃうのかめちゃ知りたいww百艶様が見てる本来の冥王様の姿もイラストで見たかったなあ…。
もふもふ物初だったのですが、もう獣姦でも多分イケる…って新しい扉が開きました(本作では獣姦はありません)えっちのときは尻尾も非常に働いていました。もふもふが濡れてく様が色っぽかったです。
みなさん、レビューにておっしゃってますが、もふもふほんわりの前半と、びっくりな展開の後半のギャップがうおぉぉぉ、でした。
攻め様は天界を追われた寅神様の百艶。
なるほど、崇められるのが当然の神様な思考回路で、不遜だけど傲慢ではないいい攻め様。
付き合ってみたらかわいいとこあるじゃーん、みたいな。
受け様の瞬は、祖母と総菜屋を営んでいる働き者。
干支神様への信仰心を受け継いでいて、今回百艶が降り立ったところに行き会って、そのまま家へ連れて帰ってお世話をさせてもらうことに。
この2人が、神と人間、という枠を超えてもふもふを交えながら愛情を育んでいく様子は、もうにこにこ。
瞬の祖母である徳子さんと一緒に微笑ましく見守る心境でした。
百艶は相手を気遣うことが出来るようになっていってるし、瞬は自分の気持ちを臆することなく言葉に出来るようになっていってるし、どちらも恋心を知って成長していく姿がとてもよかった。
そんな心温まるような前半から、百艶が天界を追放される事になったきっかけである辰神が迎えに来てからの後半が怒涛の展開で、ページを捲る手が止まりませんでした。
百艶に無条件の信頼を寄せる瞬と、瞬への揺るぎない深い深い百艶の想い。
ドキドキしたけど、ハッピーエンドに落ち着いてよかったよー。
甘さとドキドキ感で、とっても読み応えのある一冊でした。
また、yoco先生のイラストが秀逸。
まず表紙から美しい。
まるで屏風とか襖絵を見てるようです。
ストーリー、イラスト、神しかないです。
誰もが憧れる、一度はやってみたい、
もふもふの大きな動物に思いっきりハグv
瞬くん羨ましいぞ!
とにかく前半はそんなもふもふの寅神皇子様と親交を深めつつ、
互いに愛情も深めあって、
物語的には物足りないくらいに穏やかにお話は進むのですが、
それに反して後半は怒涛の展開であります!
前半とのギャップにびっくりですが、
どきどき感が煽られます!
私的には後半の展開は
もう少しなんか上手いこと出来なかったか!と
思わずにはいられないのですが、
全てが大団円だと、
それはそれでご都合主義過ぎかとも思っちゃうのかなと……
読者は我儘であります。
多少のもやっと感を抱えつつ、評価は「萌×2」!
当然ではありますが、
やはり翠綺のスピンオフを希望します!
辰神皇子様の新しい恋v
十二支がそれぞれ神となっている天界と、人間の世界をつなぐ和風ファンタジー。
村はずれに祖母と暮らす瞬は、日頃から干支神を祭る神社の世話を自主的にしています。
その日も神社にお供えをしに行くと、そこに現れたのはなんと寅年の神様、寅神の太子で百艶と名乗る異形の美しい青年で、、、。
瞬の心根の美しさと、百艶の素直さに、このままほのぼのとほんわかケモ耳ファンタジーで終わるのかと思いきや、意外な所に物語が展開。
このドキドキとワクワク、そして美麗な挿絵。
全部まとめて神です。
放蕩が過ぎた罰として天界から人間界に島流しにされた虎神様の百艶が、真面目で思いやりのある青年 瞬に出会い他者への思いやりや誠実に生きることを覚え初恋を知りました。
瞬は、過去に未遂に終わったとはいえ暴力的に襲われた経験から対人恐怖症気味で祖母の総菜店を手伝う日々の中で土地の言い伝えの神様のひと柱である百艶と出会い恋をしました。
ほんわかとした和風ファンタジーで異なる世界の二人が出会って恋をする優しいお話です。
神様といえば何百歳の老成した歳かと思ったら生まれて25年で美貌のうえ神力も強くモテモテ。
甘やかされて育ったいいとこのボンボンらしい世間知らずの青年といったところです。
偶然出会った瞬を世話役を命じ散財させていたけれど、総菜店で売っている品の単価から相当無理していたのだと知り瞬の優しさに気がついた後は成長し日々学んでいく姿に好感が持てました。
総菜店によく来る若い大学生が瞬に懸想していると気がついた百艶が嫌がらせに唐辛子入りの天むすを渡したけれど、その後の流れを妄想する脳内会議の様子が面白くて人間味のある神様で年相応な好青年という感じが良かったです。
穏やかなラブストーリーの終盤はちょっと血なまぐさいシーンもありましたが、二人の愛の強さと誠実な思いが伝わる展開が本当に良かったです。
特典小冊子で描かれる後日談は、神様とその眷属の幸せなひと時が垣間見られ末永くその土地で人々の幸せを見守ってくれるような気がして嬉しくなります。
なので可能であれば小冊子付きの本の入手をお勧めします。
ガラッとそれまで読んでたトーンが様変わりしていく、予想もつかない展開が面白かったです。
天界を追放され、神通力をほぼ失ってしまった寅神の皇子様・百艶をお世話することになった人間・瞬。
この百艶は天界では知らぬものがいないというほどの美貌の持ち主で、自分の容姿には自信があるというナチュラル俺様。
尊大なんだけどどこか子供っぽいところもあって憎めないんです。
ちなみに追放された理由も、雌神を狙うもフラれてしまい、雌神の鼻を明かしたい一心で、雌神の婚約者(おまけに幼馴染)を寝取った……というおいたが過ぎるやつ。
おまけに追放されても反省の色を見せずに地上で好き勝手している百艶の姿に、これではいけない!と思った瞬は恐れ多くも神様である百艶を諌めちゃうんです。
「懸命に働いて反省を示しましょう」と瞬から説得され納得した百艶は、駿と祖母の店である惣菜屋で働くことになるんだけど、ここがとっても好き!
神様とお惣菜屋さんという組み合わせの意外さ、そして厭わずに一生懸命働き、褒められて得意げになる百艶がめちゃくちゃ可愛い。
そして地上に来た当初は湯水の如く金を使おうとしていた百艶が、少しずつお金の価値をわかって、神様なのに「日給四万円の仕事があったぞ!」とか喜んじゃうところも好き。
二人の恋愛もほのぼの&着々と進み、あと残り半分どう展開するんだろ?と思ってたら、後半は予想もしない怒涛の展開になって、ページを捲る手が止まりませんでした。
あらすじに「ところが、雷鳴と共に思いもよらぬ出来事が次々と起きて……!?」とあるけど、前半のほのぼの具合だと、ちょいコミカルなドタバタ劇程度かと思ってたら、思いもよらなすぎるよー!!!と叫びたくなりまいた。
読んでて目が点というか、え?!え?!え?!…嘘でしょ?!の連続。
ここは是非読んでお楽しみいただければという部分。
それにしても百艶が凄まじく成長したこと!
最初のナチュラルボンボンっぷりはどこへやら。
瞬と共に過ごしたおかげで愛を知ったんだなぁ、愛の力ってすごいなぁと思いました。
そして結婚式で「死が二人を分かつまで」とよく言うけれど、「死ですらも、私達を別つことはできない。」というところまで持っていった犬飼さんの伏線の巡らせ方と回収の仕方が素晴らしくて、いいファンタジーを読んだなぁという気分でいっぱいです。
ファンタジーものはそれほど好んで読まないのだけど、良いファンタジーはいいもんだなぁと思いました。
文句なしの神です。
ーーー
電子版にはコミコミ特典のSSが収録されています。
犬飼のの先生大好きなので購入してたんですがやっと読み終わりました。
途中までは百艶が人間界に馴染んでいく様子や瞬の健気さ、祖母の徳子さんのちゃめっ気や瞬に対する愛情などがテンポ良く書かれてて、このまま平和に終わるのかなと思ってました。
でもさすがは犬飼先生でした。不穏な空気からまさか瞬の運転する車が崖から落ちるなんて!
燃える車の中の百艶の瞬の死に対する絶望の描写が凄かったです。
百艶の瞬に対する愛情に泣かされました。特に冥界から戻って瞬が目覚めた時からです。
すでに続編が決まったようですが、時系列的に直後のお話なのか、それともかなりの時を経た後なのか、瞬が長寿になってる故に凄く気になります。
まるで日本画のような芸術的な表紙の絵にまず目を奪われます。yocoさんの絵ってキャラクターだけメインじゃなく背景とか色合いとか1枚の絵として総合的に美しいので本屋さんやネットの広告でも一際目を引きます。売れっ子になるわけですね。
内容もストーリーテラーな犬飼さんらしく、今回は干支神という日本っぽい神様が出てきて、トラウマ持ちの美形の総菜屋と恋に落ちる話です。神様なのに総菜屋さんでアルバイトするって設定が面白かったです。
クライマックスでは美人で凶暴な性格の攻めの元カレが出てきます。過激だけど一途で攻めからフラれた経緯も可哀想な人だったので絶対続編で活躍すると思います。イラストでも美人だったし。
攻めの百艶はナルシストで過去の行いは悪かったけど反省したし失った代償も大きかったからまあいいかな。ラストの方の受けの会話もあれだけ大変な経験をしたのになんだか呑気でほのぼのとしました。モフモフ要素もありノベルズ版なので色々じっくりと楽しめた一冊でした。
受けが祖母を名前呼びしてるのがなんかいいと思いました。彼シャツを知ってる徳子さん65歳素敵です。他にも色々察しが良すぎてまるで腐女子のようでした。
今回は村が祀る干支神の寅神の皇子と祖母と惣菜店を営む青年のお話です。
干支神信仰を背景に神である攻様が人である受様を生涯の伴侶とするまで。
雲を突き向ける神山が干支神様が住む天界と繋がると伝わる御多神村には
古くから伝わる干支神信仰が根付いています。
しかし昭和の終わりに神社の跡取りが途絶え村民の多くが居を移す中で
村独自の信仰や習わしは徐々に失われつつありました。
受様は祖母の営む総菜屋の跡取りとして祖母と一緒に働いています。
神社がつぶれて以来、神社や祠の世話をする神守は当番制となりましたが
この十数年ほとんどの神守は祭りの時に神社の掃除をする程度で神嵐の時の
お供えも知らん顔です。
そんな中で受様と祖母は干支神の祠を大事にし神嵐のたびに供物を用意して
いました。受様は祖母のように干支神の存在を信じているわけでは
ありませんが、神を怒らせて祖母まで失うことを恐れていたのです。
今日も受様は強風注意報を受けてお供えを持って神社に向かい、そこで
雅な水色の直衣姿で壮絶な美しさを放つ不思議な青年と出会うのです。
この青年こそ今回の攻様で、攻様は豊かな白銀の髪と丸みのある動物の耳、
縞模様の尻尾をもつ寅神の太子でした。
受様は干支神様が人間と似た姿で降臨したという伝承そのままの出来事に
呆然としてしますが、攻様はわけあって神通力を奪われて天界を追放され
しばらく人界で暮らさねばならないと受様を世話係にと任命します。
受様は攻様の申し出をこの上ない栄光と攻様を自宅に連れ帰り祖母とともに
お世話する事となりますが神様のお世話は想像以上に大変で!?
干支神として奉られている寅神が神界を追放されて人界に降臨した事で
巻き起こるドタバタラブコメディーです♪
和風ファンタジー+もふもふという美味しすぎる設定にワクワクで入手、
神×人なのは予想通りでしたけどキャラ設定も展開も全く予想外でした♪
神である攻様は本来食事は必要ありませんが受様の惣菜や差入れの日本酒を
いたく気に入ってくれたために、当初の受様は攻様の求めるものを次々と
与え続けていました。
しかし攻様は悪意なく良いモノを要求し受様の懐事情は火の車です。
なのに攻様は天界からの許しを心待ちにしている様で受様は遠慮していた
攻様の追放原因を思い切って訊ねてみました。
なんと攻様は幼馴染だった大神の皇子の結婚相手が気に入らなかったからと
皇子を誘惑して破談にした上に本気になった皇子の求愛を逃げ回って
大神の怒りを買ったというのです。
どこをどう聞いても攻様が悪いのですが、攻様は納得しておらず、
そんな攻様に受様は大神様に反省している態度を示すのが肝要と欲を断って
労働しましょうと滾々と諭すのですよ。すると根は素直な攻様は翌日から
受様とともに店の手伝いをし始めまるのです。そして器用な攻様は即戦力
になっちゃうのがスゴイ!!
そうした日々の中で2人が徐々にお互いに惹かれていく展開がすごく自然で
2人の恋路にもドキドキ&ワクワクですよ (^m^)
でも2人が恋仲になるまでに受様の過去で一波乱、
今年の神守一家の横槍で二波乱、それらが収まった所に
攻様との結婚の許しを得たと大神の皇子が現れて大波乱に!!
そして大神の皇子の放った雷で受様が大変な事態になるのですよ!!
あまりの事態にえぇ!?・まさかのバットエンド!?と思わされるほどの
予想外な展開に最後の最後までハラハラが止まりませんでした。
人と神という格の違いによる思考を始めとした常識、能力など諸々の違いを
上手く2人の関係に絡めて物語が進むのはさすがですね。
神でも覆せない前提を超えても受様を救う為に攻様がとった荒業は正に
奇想天外で圧巻の幕引きまで先が読めない展開に惹きこまれ
とても楽しく読めました (^-^)v
ただ、個人的に受様が××してしまうのが本当に必要!?ってモヤったので
「萌2」としました。
発売から1週間で早くも2冊目刊行が決定だそうです。
おめでとうございます♡
本作カプに絡むキャラなのか、新たなカプが登場するのか、
2020年の発刊を楽しみに待たせて頂きま~す。
今回は虎繋がりで雨月夜道さんの『白虎さまの守り神』はいかがでしょうか。
こちらは干支の神獣と言う設定です。
祝シリーズ化!早くも第二弾が決まったとのことです、おめでとうございます!12巻まで到達するんだろうか?!ワクワクする♡シリーズものの1冊目となった当作は、美麗すぎて惚れられて当然な勢いで「美しいが何か問題でも?」といった風情の寅神様が主役のお話、本編240P弱+あとがき。寅神様が好きでしたが苦手なところもあったので萌より萌2にしました。
中部地方の山奥、神山とあがめられる「神おもね山」のある御多神村(おたかみむら)に住む瞬は、隣町で祖母と二人、惣菜店を営んで生計をたてています。この村には「神おもね山には干支神が住んでいる」という信仰があり、雷を伴った荒天の日には神社にお供えをするという習わしを守っています。そんな神嵐の日に、瞬が神社に行くと、そこには水色の直衣をまとった銀髪、三角耳、白黒しましまもふもふしっぽの後光付き超絶美形がすっくり立っていて・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
受けの祖母、辰神、冥王、村の有力者ぐらいかな。辰神様、次で出てこないかな。冥王様も好きだったんだけどな。2冊目はどんなお話になるんだろ、気になるー
**好き&苦手だったところ
寅神様が可愛い!真面目になるし、真摯な態度で最後きりっと引き締めてくれるので大好き。
お目目が水色で、銀髪で、ぴるぴるお耳があり、もっふりしなやかしっぽがあり、全身もふもふに変身できて、寝てるうちにリアル寅ちゃんに変化しちゃうし、美味しいお酒大好きだし、イケメンなのに天真爛漫って、ああもう魅力を語りつくせない、破壊力絶大!むっちゃ可愛い!!!
ちょっと可愛くって色艶ってて、くすくす笑えるところもあってご機嫌だったんですけど!
後半、ある事情により、寅神様自身が痛い目にお遭いになられます。おいたわしい(号泣)。
そこがどしてもイヤでして。やだ。お目目返して。
のの先生、そこ詳しく書いてくださらなくっていいです、とお願いしたかったぐらい、受けも痛い目にあってまして、その辺がちとツラかったです。そうなんだよな、のの先生、某竜ちゃんもそういうところ、すっごく苦手だったんだよな、と今頃思い出しました。
イタイお話、ちょっとだけならOKという方でもっふもふ神様がお好きな方でしたら、ぜひぜひ。
そしてyoco先生の描かれる三角耳イケメン、まじ神です!いや神だから当然なんだけど、ほんと麗しい。ビジュアルも完璧、シリーズ化万歳!
楽しみにしていた犬飼のの先生の新刊。
表紙とタイトルから、しっとりとしたシリアスな和風ファンタジーを想像しましたが、帯にある〔神様はバイト中⁉︎〕という一文が示す通り、非日常的な設定でありながらも人間と暮らす神の日常を描いた、親しみやすいファンタジーでした。
ほのぼのしたテイストの前半、予想だにしない怒涛の展開と愛の深さに胸を熱く震わせられた後半。
そして「読んでよかった!」というあたたかい余韻が残る読後感。
いろいろなものが詰まった一冊ですが、全編を彩る「愛」が本当に優しく、大きな柱となっていたのが印象的でした。
干支神信仰が残る御多神村で、祖母と2人、総菜屋を営みながら質素に暮らす対人恐怖症を抱えた青年・北原瞬と、大神の怒りを買い、天界を追放され人界に落ちてきた美しき寅神の皇子・百艶の恋物語。
ファンタジー小説を読み慣れていないせいもあり、最初は神社での2人の出会いから、百艶をもてなし世話するために家に連れ帰るまでの展開や、2人のコミカルな会話が、あまりに葛藤なくスムーズなことに少々拍子抜けしたのですが、そのおかげですんなり物語の世界へ入っていけた気がします。
尊大で俺様な百艶と、美しい寅神様の世話が出来ることが嬉しくて仕方ない健気な瞬。
ですが、百艶の求めに従い無理なもてなしを続ける日々は、仕事をする瞬の体力を奪い、北原家の財政も圧迫し始めます。
百艶にずっと家にいて欲しいからこそ、もてなしに限界があることを正直に伝えないといけないジレンマを抱え、悩む瞬。
そんな中、百艶が天界を追放された理由が、大神である辰神の皇子・翠綺を色恋で弄んだためだと知った瞬は、意を決して、労働の尊さを教え、翠綺や大神に反省を示すためにも、人界で遊んでばかりいるのではなく、汗水流して働くことを勧めます。
そこからしばらくは、人間の姿に変身して総菜屋で働く百艶の様子などが描かれ、ほのぼのと楽しい♪
賢い百艶は、労働の中で様々なものを学んでいきます。
そして、生活を共にするうちに、童子のように愛くるしく、健気で優しく、神の自分に対しても苦言を呈したり叱ったりと、いろいろな表情を見せてくれる瞬に恋をしてしまうのです。
一方瞬も、神を相手に恐れ多いと知りながらも、百艶に惹かれていく心が止められない。
そんな2人が想い通じ合って、身も心も結ばれようとするのですが…。
中盤からは、学生時代に同性の友人に襲われた恐怖から、肉体関係への強い拒否反応が出てしまう瞬のトラウマを2人で克服していく様子が、とても優しく描かれています。
天界で多くの浮名を流してきた美貌の神が、辛抱強く瞬の心を癒し、ゆっくり大切に体に触れていく様が本当に優しいのです。
我慢出来ずに瞬のほうから誘い結ばれるシーンは、めちゃくちゃエロいのに愛に溢れていて、たまらなく滾りました。
この蜜月が続いていけばいいな…
というところで、雷鳴と共に翠綺が百艶を迎えに人界に現れます。
ここから、思いもよらない怒涛の展開が繰り広げられ、後半は息つく暇も与えてくれません。
ネタバレは控えますが、
「え!?」「嘘でしょ…」「何故こんなことに」「やめて!」「どうなってしまうの…?」
ショックと喪失感の連続で、本当に最後の最後まで先が見えず、不安定な気持ちのまま読み進めました。
そんな中、深くまっすぐで頼もしい百艶の愛と、それを信じる瞬の健気な想いがただただ救いとなり…。
その分ラストは、これ以上ないくらいの、幸せな結末が待ち受けています!
もうね、こんな「出来過ぎでしょ!!!」という完璧なハピエンは他にないのでは?
羨ましくてよだれ垂らすほどですよ、これは。
神の力を最大限に発揮した非常に都合のよい結末なのですが、心からエールを送りたい2人(神?)なので、
「だって神だもん!いーよ!とことんどーぞ♡」
と、一緒になって遠慮なく甘さに浸らせて頂きました。
yoco先生の挿絵も大変素晴らしく、美しさがより引き立ちます。
作家買い。
犬飼さんの新刊はファンタジーもの。
犬飼さんは時にめっちゃ痛い作品も描かれますが、この作品はすんごく優しいお話でした。でも、優しいだけでもない。犬飼さんらしい、一捻りも二捻りもある、そんな作品です。
主人公は祖母とお総菜屋を営む瞬。
祖母の影響もあり、干支神を信仰する信仰深い青年。日々お参りを欠かさず、お供え物もきちんと用意し、祠も綺麗に掃除している。
ある日いつものように祠にお参りに行った際に寅神である百艶と出会い―。
百艶という寅神さまが、爆笑必至です。
めっちゃ偉そうなの。
干支神の中でも上位層に位置している神さま、という事もあって、常に不遜。
が、そんな百艶を瞬と彼の祖母ははきちんと敬うので彼らの間に軋轢はなし。
彼らのやり取りが非常にコミカルで面白いんです。
百艶は、瞬たちが信仰する干支神さま、ということでパッと見は百艶に傅く瞬たち、という構図になっています。
なっていますが、でも、彼らが共に生活していくなかで築きあがっていく関係は、百艶が瞬に成長させてもらっている、という関係。卑屈でもなく、無理やりでもなく、彼らは信頼関係を築き上げ、そしてその想いが恋愛感情にまで育っていく。
この展開が無理のないストーリーで、さすが犬飼さんといった感じ。
イケメンで、神さまたちの中でも上位に位置していて、だからモテモテだった百艶。
ゆえに他人の感情の機微に疎かった。
が、彼は決して愚鈍ではない。
だからこそ、瞬とともに暮らすうちに、感情面が育っていったんでしょう。
百艶、という神さまが人間界に降りてきた理由が、これがまた外道なんです。
でも彼に悪気は全くなかったんですよね。
瞬たちと暮らすようになっても、彼の天然ぶりは変わらず。でも、瞬の様子を見て自分で自分のダメなところに気づく聡さもある。
だから、憎めない。
瞬はとある理由から対人恐怖症になっていますが、百艶と少しずつ乗り越えていこうとするシーンに萌えが滾りました。
百艶の破天荒な言動に爆笑し、瞬の健気さに萌え滾り、このままほっこり終わるのかな~、と思いきやそうはならない。犬飼作品だからですね。
瞬を大きなアクシデントが襲いますが、そんな中、瞬とともに生きる事を決意した百艶のカッコよさに悶絶しました。この作品は瞬の健気さを描いた作品かと思いきや、百艶の想いの深さにキュン死する作品なのです。
笑いあり、萌えあり。
そのバランスが絶妙で、序盤から最後までページを捲る手が止められませんでした。
しかし。
さらにプラスされるのは飯テロ。
お総菜屋を営んでいる青年、という事で、出てくるお惣菜が美味しそうで…。
これ、夜読んだら飯テロにあうこと必至です。
今、猛烈に肉巻きおにぎりが食べたい…。
新作になります。
干支の寅神様と、対人恐怖症を抱える青年との、超甘くて可愛い和風ファンタジーになります。
こちら、ファンタジーではあるんですけど、二人の恋愛模様としては至って等身大と言うか、平凡なんですよね。いい意味で。
偶然巡り会った二人が少しずつ少しずつ距離を縮め、優しい恋に落ちる。
これがもうひたすら甘くて可愛くて、キュンキュンしどおしと言いますか。
また、実は主人公(攻め)成長ものとしての側面もあるのが、とても素敵でして。
尊大で自分本位だった神様。
そんな彼が受けと共に過ごす毎日により変化して行くのが、とてもあたたかい気持ちにさせてくれるんですよ。
愛する相手の笑顔を守りたいと純粋に望む姿に、胸が熱くなるんですよ。
内容ですが、天界を追われた寅神の皇子・百艶×対人恐怖症の青年・瞬による、甘くて優しい和風ファンタジーになります。
基本的にはラブコメテイストながら、思いがけない衝撃の展開も訪れます。
干支神信仰が息づく小さな村で、祖母と共に惣菜店を営む瞬。
いつもように神社にお供えに訪れた所、明らかに人間では無い不思議な青年に出会います。
実は寅神の皇子でありながら、わけあって神通力を奪われ天界から追放された若き神・百艶なんですね。
彼は瞬を気に入り、自分の世話係として任命しますがー・・・と言うものです。
で、こちら、個人的に楽しくて仕方なかったのが、百艶のオトボケな言動だったりします。
そもそもですね、彼は「わけあって天界を追放され~」とか言ってますが、要はヤンチャをやらかしただけなのです。
えーと、雌神にフラれた腹いせに、その雌神の婚約者を誘惑して自分に夢中にさせた。
で、大神の怒りをかって追放された。
こう、わりとしょうもないヤツと言うんですかね。
そんな百艶のお相手となる瞬。
彼はですね、生真面目で大人しいのですが、芯の強い美人受けになります。
で、百艶がかなり世間知らずな言動を繰り広げてくれるんですよ。
「そなたにこの私の面倒を見る誉れを授けよう」てな感じで。
でも、彼のこの尊大な態度ですが、嫌味が無いと言いますか、言動そのものに妙な愛嬌があって笑いを誘われてしまう。
えーと、やたら偉そうなのにちゃんと思いやりがあるのも素敵で。
また、瞬がですね、信仰している神様である百艶をちゃんと敬いながらも、間違った事は指摘して反省を促すんですよ。
そんなワケで最初こそ偉そうに世話を焼かれっぱなしだった百艶ですが、瞬の惣菜店で汗を流して働きと、どんどん変化して行く。
ついでに、そんな日々の中、恋に落ちた神様は、瞬を溺愛するようになるんですね。
瞬また、そんな心根が真っ直ぐであたたかい神様に恋心を抱いて。
と、互いの気持ちを確かめ合い、恋人になる二人。
しかし、過去に同性の友人から襲われた経験により、触れられるとパニックを起こしてしまう瞬。
二人はなかなか、本当の意味で恋人の関係になれないんですね。
更に、百艶が天界を追放される原因となった、彼に「夢中になった婚約者」が現れー・・・と続きます。
こう、ここまでひたすらほのぼの甘々テイストでしたが、ここから驚きの展開。
一応ネタバレ無しにしときますが、とりあえず普通ではあり得ないと言うか、完全に予想外の方向にお話は転がります。
いや、ほのぼの甘々テイストだと油断していた為、「嘘でしょー!Σ( ̄□ ̄;)」みたいな。
「どうなっちゃうの・・・」みたいな。
う~ん・・・。
ただ、ここで百艶の見せる行動に、すごく心を打たれちゃって。
彼はですね、瞬と出会った当初、自分が中心だったんですよね。
いや、自己中と言うよりは、人間(?)として未成熟で相手を思いやる事に欠けていたと言うか。
が、瞬と出会い共に過ごした日々により、大きく成長した。
自分勝手すぎて天界を追放された彼が、今度はただただ愛する人の為だけに行動するー。
瞬の笑顔だけを望むその姿に、すごくグッと来ちゃって。
くっ、神様、いじらし過ぎるよ!
そして、健気すぎるよ!!
そんな感じの、甘くて可愛くてクスッとさせてくれて、最後は驚きの展開で読ませてくれる、とても素敵な作品でした。
この先、何十年でもなんなら百年でも、二人が一緒に居られますように・・・。