王様αとパピーラブ♥

ousama alpha to puppy love

王様αとパピーラブ♥
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神40
  • 萌×240
  • 萌32
  • 中立3
  • しゅみじゃない6

--

レビュー数
20
得点
459
評価数
121
平均
3.9 / 5
神率
33.1%
著者
乃一ミクロ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイオメガバースコミックス
発売日
価格
¥687(税抜)  
ISBN
9784799743171

あらすじ

潔癖Ωが王様αとハイでピュアなパピーラブv
男女Ωβα、6性が平等になりつつある世界。
潔癖症ぎみでΩの総一郎は生涯独身を決め、政治家をめざし邁進していた。
しかしある夜、発情状態の自分を助けてくれた見知らぬ他人とワンナイトしてしまい――!?
気持ち悪いはずが、気持ちいい! 相手の顔もイイ! なんと相手の正体は、一国の王様だった‼
初めての恋心に戸惑いながらも、総一郎のΩ性は開花して!?
規格外なハッピーオメガバース、ここに爆誕v

【攻】
アレク・アジーズ・アル・サルマーン...一国の王様。当然α。
スーパー攻め様過ぎて全人類抱けるレベルがゆえ、性の知識に乏しい。
男らしく、優しい。褐色の肌が光る。

【受】
総一郎…Ω。
潔癖がゆえ、今まで誰かと寝たことがなかった。
生涯独身貴族を決め、政治家を目指し日々励んでいる。
恋の経験が少なく、ピュアな一面を持つ。

表題作王様αとパピーラブ♥

アレク・アジーズ・アル・サルマーン,α,国王
総一郎,Ω,政治家を目指す秘書

その他の収録作品

  • アレク様のお家訪問(描き下ろし)
  • キャラ紹介(描き下ろし)
  • 電子限定描き下ろし

レビュー投稿数20

可愛いオメガバース

オメガバース作品というと、オメガが辛い目にあって…というパターンが多く見られるかなと思うのですが、こちらの作品はハッピーオメガバースの帯の文字の通り、最初から最後までハッピーなオメガバースものでした!
オメガが差別や辛い目にあうのはちょっと…明るく幸せなオメガバースが読みたい!という方におすすめしたい読後感がとても良い作品です!

物語としては、一般人のオメガの主人公・総一郎が、抑制剤を飲み忘れ発情状態になってしまったところを助けてくれた相手と一夜を共にしてしまい、その相手が偶然来日していた一国の王様・アレクだったという王道のシンデレラストーリー。
こちらの作品の舞台では男女6性平等社会になっており、今まで不利な状況が多かったオメガでも総一郎のように政治家を目指したり、その美しさを武器に芸能関係の分野で才覚を表したりと活躍の幅が広がっているようです。
発情期中のオメガを匿う目的で作られた、オメガ専用の隔離地区(ヒート中ではなくてもオメガであれば入れる)があったりと、今まであまり見られなかったような設定が多々見られ、作家さまによって様々な描き方が出来るオメガバースの世界ならではの面白さがありますね。


難しいながらも政治家を目指して働く受けの総一郎は、潔癖症の気があることもあって、恋をしたり結婚をすることに全く興味がありませんでした。
…が!! アレクと出逢ってからというもの、どんどんと少女漫画の恋する乙女のように(笑)
第1話の数ページ目までは、ちょっと生真面目でお堅いタイプなのかな?と思っていたのですが、ページをめくる度に初心でとても素直な性格が見え隠れして可愛らしかったです!
とあるシーンでの相手の撃退法が斬新過ぎて思わず笑ってしまいました。

一方、攻めのアレクは宝石鉱山を沢山持ったお金持ちの王国・サルメール王国の国王。
たまたま来日した際に、ヒート状態に陥っていた総一郎と出逢い一夜を共にし、とても可愛くて良い香りのする子だったと一目惚れをしてしまいます。
アレクはアルファなのですが、サルメール王国ではアルファが多くオメガにあまり馴染みがなかったのと、アレク自身が元々男女バース性を問わず非常にモテるため、総一郎がオメガな事にも全く気が付きません!運命の相手なのに(笑)
いわゆるスパダリのような優しさと包容力がありながらもちょっぴり天然という、どこか可愛らしさのある褐色攻めでした…!
総一郎に対する言い回しがどれも優しいので、終始安心して読めます!
受けを甘やかす攻めがお好きな方にはたまらないと思います〜!

アレクのお母さまや、ややブラコン気味な弟のウィルフレド、総一郎の友人達もキャラクターが立っていて魅力的です!
BL作品に登場する女性キャラクターはさじ加減が難しいかなと思うのですが、アレクのお母さまは2人の間を引っ掻き回したりもしないですし、物凄く可愛らしい性格です(笑)
個人的には、総一郎の兄・優一郎(すごく綺麗)に一目惚れしてしまったウィルフレドと、その兄と何かがありそうな総一郎の友人・モデルのセリの関係がとっても気になりました…ぜ、絶対何かある…。
続編もしくはスピンオフが出ないかな…と期待してしまいます!


本編に出産シーンがありますので、苦手な方はやや注意が必要ですが、ほのぼのとしたお話や愛され受けがお好きな方におすすめしたい作品です!幸せになれます〜!

12

とにかく幸せなオメガバース作品

試練や辛い話が多くなりがちなオメガバース作品ですが、この作品は紹介文にもある通りとにかくハッピーで、最初から最後まで幸せな気持ちで読むことができました。オメガバース設定が生きていない、なんてこともなく個人的には攻めのオメガバース性に対しての考え方に少し感動しました。絵もとても綺麗で、作中に受けが異国の服を着る場面があるのですがびっくりするくらい美しいです!
幸せな話が好き、異国のお話が好き、ピュアで美人受けが好きという方にオススメです!!

9

こんなオメガバース待ってたよー♡♡

待ってましたー♡♡
そう!こんなこんな『オメガバース』待ってたんでーす
+.(≧∀≦)゚+.゚
だいたい私思うに、オメガバースでΩ‪α‬βの順位を付けるとするなら、トップに君臨するのが希少な『オメガ』ですよね!ね!!
なのに多くが
トップが‪α、Ωはβのまだ下の、ものずごーく最下層で差別されてる。
なアホな!!!。
ところがこれはそーじゃないっ!
男性の‪Ω α‬ β
女性のΩ ‪α‬ β
と六つがしっかりと確立されており、ヒート(それ以外でも)Ωのみが入る事が許される、シェルターもとい、立派な街が市にはあり、そこで穏やかなひとときを過ごす事も出来る。
当然‪Ωは人類の中で本当に美しいひと握りの人達で、その美しさで人を惹き付けて止まない存在!
そーよそーよ、こうでなくっちゃ!
すいません、えれぇ寄り道しちゃったね。
そんな世界観のお話しです。

受け はもちろんΩですが、やはり美しく頭も良く、政治家の秘書で、将来議員を目指している。
ただ一つ難点は、異常な潔癖症。
人と触れ合うなんてのは握手もNoだし、吊り革すら持てない。
なので「僕は一生一人で生きて行く」と。
そしてここに超超超スパダリな 攻め が登場します。

『王道』&『シンデレラストーリー』ですが、もう二人早く引っ付いて幸せになって♬︎♡としか思えない。

『エロ度』は標準的とありますが、いやいやなんの、私なら『エロエロ』と書きますな。
特に『正常位』がお好きなのか、これがまぁエロくて・・・ゴックンですԅ(//́Д/̀/ԅ)ハァハァ♡
近いとこから、遠いとこから、色んな『正常位』がたぁッぷり♡♡
この時の受けの足がもぉムフフで( ///⊃ω⊂)ウキャ。

『王道展開』な切なさも、何もかもが『安定』なのですが、これがもぉ本当に良いんですぅぅぅぅ(。╯ᴗ╰)〜♡
最後の最後まで楽しませ酔わせて頂きました。

はぁ~~~こんなお話し、本当に満ち足りて好き♡♡
「思いっきり愛して欲しい時」にはこの一冊。
ぜひぜひ、たっぷりと満ち足りてくださいませ。

7

ただただハピネス

オメガバースってこんなに平和だったっけ!?

それでも好きです。オメガを守るために社会が隔離タウンを作ってる世の中という、平等な感じがあって新鮮でした。大体、オメガの扱いは酷い有様なのでこういうのがあってもいいんじゃないかなと思ってたので読めて幸せでした。

簡単に言えばシンデレラストーリー
潔癖症の受けが、なぜだかその日会った‪α‬とはじめて寝れて忘れられない夜になったと思ったら、一国の王様で‪α‬社会でしか生きたことないから、オメガやベータとかそういうの知らなくて、純粋に受けのことが好きになったってとこがめちゃくちゃすき。

しかも、男で子供が産めるとは知らずに「受けとは子供作ろうと思っていない」っていっちゃって、受けがめちゃくちゃ落ち込んじゃうっていうハプニングもすき。そして、最後らへんで子育てして一緒に王様頑張ってるところとか含めとても素晴らしい平和な本だった。攻めの弟編の恋愛も見てみたい。

5

ゆる~いオメガバース好き!

ゆるっと面白くて可愛いオメガバースでした!

3

スーパーハッピー!

甘々でキラキラで、こんなに幸せなオメガバースってある?!って思ってしまうくらいに幸せなお話でした。
まさに夢物語。でもたまにはそんなお話も読みたい!という今の自分の気持ちにぴったりで、最高に楽しめました。

総一郎が潔癖症なことがわりと可愛らしく描かれていたり、オメガバースの世界のドロドロが無いのも良かったです。
本能的に惹かれ合う部分はあっても、運命を前にして抗えなくなるような描写がなく
純粋にお互いを好きなことが伝わってくることにも幸せを感じました。

ウィルフレドと総一郎兄は何か進展しなかったのかすごく気になります…!
スーパーハッピーなスピンオフも読んでみたいなと思いました。

0

安心して読める

シンデレラストーリーなので終始安心して読めました。
表紙のデザインも可愛くて、Ωたちの髪の毛がカラフルなのも良いなと思います。

ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー
出会ったときから好感度カンストなので、終始甘くてほのぼのした雰囲気を味わえます。

攻めのアレクはαばかりの国の出身だから、Ωのことをよく知らない。というちょっと面白い感じで、この部分がすれ違いに繋がります。
が、彼の周りの家族たちがとても良い役割をしてくれます。とくに弟とお母様がとても愛らしく!弟のブラコン具合とお母様の魅力的なキャラはたまりません。
受けの総一郎の潔癖はそこまで重度のものではないようで、途中からは空気になっていましたが、これくらいのほうが暗くなりすぎずに良いなと思いました。

一番驚いたのは、まさかの出産シーンがあったことです。
自分が読んだオメガバースの中では、初めてだったのでとてもびっくりしました。
しかも、切開ではなく自然分娩。お菊は裂けないのかしら...と思ってしまいました。

総一郎の友人達のキャラもよく、楽しかったです。
友人のスピンオフはないのかしら...と気になるとても魅力ある人達でした。

6

異国、褐色、オメガバース!!

ハッピーと銘打ってはいるものの、異国もので身分差、αとΩ属性で乃一ミクロ先生の作品とくればもっとヒリヒリしているのかと思っていました。

でも実際はその出仕(王様)ゆえにΩのことを知らないアレクが一夜を共にした潔癖症のΩ・総一郎とのラブロマンスは意外なほどほのぼのしていました。
アレクが総一郎に向ける時には熱く時には優しい表情がたまらなく好み♡でした。
アレクの国であるサルメール王国でも、ブラコン弟に少し危険な目に遭わされそうになりますが、アレクの母親にも歓迎されてこのままとんとん拍子で結婚!?と思いきや、アレクの無知さ炸裂!!で、誤解してしまった総一郎は彼に言わずに帰国してしまいます。

結局、勝手に期待していたサルメール王国での異国情緒あふれる中でのプロポーズではなかったのですが、自分の早とちりを周りに気づかされて日本に総一郎を迎えに来たアレクのドラマチックなというか、セレブならではの登場からのシンプルな求婚が素敵でした。
巻末の『アレク様のお家訪問』で改めて総一郎の部屋で愛を誓うアレクの言葉がすっごく素敵でした!!

5

ひたすらあまい♡

あまあま〜でとってもハッピーなオメガバースでした。

アレク(α)のスパダリなんだけどほんわかとして
穏やかなお人柄の良さ!
王様の壁ドンに王様の夜這い…
サルメールでの一夜は優しさと愛しさが溢れて。
寵愛される総一郎(Ω)がそれはもうかわいい♡

アレクが二次性の知識に乏しかったので総一郎だけを
娶る覚悟を貫こうとして総一郎が思い悩みますが、
勘違いも解消しアレクが映画のように総一郎を迎えに
来るシーンはとてもかっこよかったです。
総一郎、腰抜かし過ぎ(笑)
まあ、あんなことされたら仕方ないでしょうね。

そして素敵だった結婚式♡
番の儀式が優艶でとっても良かったです!
サルメールの衣装も綺麗でかわいくて。
ヒートの時に総一郎が着ていたナイトウエア?も
色っぽかったです。
この時はアレクの腰が…(笑)

まるっと一冊幸せたっぷりで、読んでいる時も
顔が緩んでいて、読み終わってもずーっとにやにや。
あま〜い余韻に浸らせてもらいました。

5

読後の多幸感がスゴイ!

まさかのハッピーオメガバース!
全然チェックしてなかったんですが、高評価が気になって購入。
数ページで入りこんでしまえる読みやすさと、解りやすいオメガバースがいいです!
6性平等になった社会でのΩの立ち位置と、αがほとんどである王国…
この設定の面白さが充分に生かされた内容と、ずっとキュンキュンする可愛さ、
全体的にほのぼのとした、しあわせな雰囲気がとても良かったです!


なんといっても、潔癖症のΩと天然な王様α…キャラの魅力が炸裂してました!
とにかくカワイイ総一郎、頑なに守ってきた貞操をワンナイトで喪失してしまう…
最中の総一郎がアレクをみて思ったこと「顔がイイ」って、その反応に笑ってしまった><
その後は、アレクに愛される程に、どんどん可愛くなっていく…愛され受け最高です!

再会はΩバースならでは、匂いに引き寄せられる…これ、大好きなシチュエーションです!
しかも、アレクの天然っぷりにはニマニマし通し…。
そして、序盤からアレクの大きな手に魅せられてしまいました…ほんとステキな手。
好きな人に触れられることで、潔癖症が治っていくなんて理想です。
アレクの総一郎に対する優しさの見せ方と、雄味を出すようす…この強弱がかなりツボで悶えました><

アレクの弟が総一郎狙いかと思いきや、ブラコン…
可愛らしい悪役って感じで終わり、次は総一郎の兄を狙っているのも可愛らしい。

アレク母の総一郎溺愛ぶりも笑える…誤解した総一郎がアレクの元をそっと去った後、
腑抜けた天然アレクの背中を押す母とのやりとり
「ここでずっと頭に小鳥を乗せたままでいるの?」
ド天然なアレクに、なんだか真面目な母…笑撃の絵面にずっと半笑いが止まらなかったです。

後半は特にアレクの王様感がでていて、総一郎と一緒にメロメロ、腰砕けになりました。
結婚式で誓いのキスならぬ、誓いのbite(噛み)…いいですよね~
オメガバースで個人的に好きなのが、匂いにあてられるシーンと、噛むシーンなんですよね。
甘噛みもガチ噛みも大好物です!!!

ヒート中の妊娠を目指す母から、初夜に中だし厳禁を申し渡されるって、こっぱずかしい><
アレク的には、中だしできないショックの方が大きいのは、一目瞭然なんですけどね…。

家族写真では赤ちゃんを抱いた総一郎に、いつもステキな王様アレク、少し大きくなった褐色プリンス。
最後までしあわせいっぱいで、ほんと多幸感で満たされるオメガバース作品でした!

4

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