新装版 あちらこちらぼくら 上

achira kochira bokura

新装版 あちらこちらぼくら 上
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神110
  • 萌×213
  • 萌5
  • 中立0
  • しゅみじゃない7

--

レビュー数
14
得点
617
評価数
135
平均
4.6 / 5
神率
81.5%
著者
たなと 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
ホーム社
レーベル
アイズコミックス.Bloom
シリーズ
あちらこちらぼくら
発売日
電子発売日
価格
¥920(税抜)  
ISBN
9784834264470

あらすじ

クラスの中心人物の一人である真嶋はある日、
クラスメイトの地味め男子・園木の意外な一面を知る。

それからというもの、園木のことが気になってしょうがない真嶋は、
何気ないことで声をかけ、ちょっかいを出すように……。

すぐに顔を赤くしたり、照れたり、固まったり、そんな園木が愛おしくてしょうがない真嶋。
しかし、進級のタイミングで二人はクラスが別れてしまい――。

青春ボーイズラブの決定版が、上下巻で登場! 描き下ろしも収録♡

表題作新装版 あちらこちらぼくら 上

高2 ※受け攻めなし
高2 ※受け攻めなし

その他の収録作品

  • 描き下ろし「どうなれば満足なわけ?」

レビュー投稿数14

ニヤニヤしちゃうよ

作家買い。
性格も全然真逆タイプで、接点もほぼない2人が同じクラスになって、思わぬところから仲良くなっていく日常系DKBLでした。

真嶋と園木のキャラクターの魅力に尽きると思います。
一見チャラくて怖そうな真嶋だけど、人懐っこくて興味があることには一直線。
自己評価低めで事なかれ主義、でも自分を持ってて筋が通ってるタイプな園木。
そんな2人が生み出すケミストリーが非常に心地よい。
BL BLしすぎてないのも、リアルな感じがしてとても良いです。

友人たちのキャラクターも、2人以上に個性的で楽しい。
個人的には可愛い顔してドSっぽいハルミと、腐女子のランちゃんがお気に入り。

1年間かけて仲良くなって、お互いに影響を与え合ったりしてる2人が、気持ちに気づくのは下巻かな?
園木は気づいたフシがあるし、真嶋のプレゼントの渡し方!
あんな手間かけちゃうのって、もうLOVEだよね!

0

上下巻、続きを読んで

たなと先生のマンガはどれも神作品だと思いますが、特にこちらのマンガは評価が神では収まらないくらい最高!の内容でした。

初めに出会ったスキーニーレッド、痛々しいシーンが苦手なのと絵柄が少し気になりつつ1回…2回と読めば読むほどたなと先生の描く世界に吸い込まれその勢いで全てのマンガを読破しました

特にあちらこちらぼくらの続きも併せての3巻は最後まで読めばまた1から繰り返し読んでしまうこともしばしば。ページ数も多いので読み応えもあります
内容も決して薄くなくどのお話も話の流れが丁寧で面白いです

登場人物には嫌なイメージを持つような人は出てこない、みんな良い人!友人として女の子も出てきますが良い働きをしてくれます。私も混ざって一緒におしゃべりしたい、とその都度思ったほど

常に優しくて、時に冷たい空気が流れる(ここ、ドキドキしました!)それでも繋がっていた2人のストーリー(最後までたなと先生を信じていました!)
心が温まります。これからもずっと大事にしたい大好きな作品です。

0

そういう行動とっちゃうの分かるなぁ

(※旧版1巻を読んでの感想)

 たなと先生の画風でこういうほのぼのとした青春ストーリーが読めるのは嬉しいですね。いわゆるリア充で、最初園木からは近寄りがたいと思われていた真嶋ですが、本人は誰にも壁を作ることのないいたって善良な少年で。偏見を持つのは良くない、と園木が己を戒めるシーンが何度かあるのですが、まさにそういうことですよね。園木も地味ではあるけれど、真嶋よりずっと多趣味で、ひとたび興味を持ってしまえば無尽蔵に魅力の湧き出てくるキャラ。そんな2人のくっつき過ぎず離れ過ぎずな距離感が印象的でした。上巻だけではまだ萌えはあまり感じなかったので、下巻の展開に期待です。

0

空気を感じられる作品

元はBL作品ではないというのは周りの方から聞いて知っていました。
たなと先生の作品はまず他のBL作品を読んで、BLとしてだけではなく全体的な空気感を作っていくのが上手い作家さんだなという印象を受けたので、青春物としてもきっと心を揺さぶってくる作品になっているのだろうなと思い読んでみることにしました。読んでみた感想としては、やはり読んでよかったです。
朝、夕、夜の経過、手帳の書き込み、CDや本、食べ物と丁寧な描写により、学生時代の独特の空気感が表現されており、「これわかる、私も持ってた。」「そういう時期もあるよね。」と共感しやすくなっていて明確なBL要素はなくても十分楽しめました。
特にツボだったのが、腹筋われてる件で真嶋が園木の腹筋撫でまくるのもよかったですが、それ以上に「ごはんがすきで……」と言い出す園木が面白かったです。
あと、誕生日のサプライズ方法ですね。なにしとんねん感がすごくてよかったです。

2

最高の青春もの

これはまさに青春BLの金字塔でした!
まちがいなく神作品。特に楽しい読みものから
ビターになってくる下巻が神。
なぜ今まで読んでいなかったのか
損したような得したようなとにかく出会えて良かった作品です。
たなと先生は名作スニーキーレッドが大好きで
したが人物描写とストーリー展開
あちらこちらぼくらでは本当に天才だなっ‼︎と
思ってしまいました。
好きなエピソードは数しれず全てが愛しい。
主人公の2人はもちろん友達もかわいいです。
17歳の園木の誕生日のイベント、あの真嶋が本当に可愛いいいと思っていたら下巻の最後、卒業後園木の引っ越しの時にぶっこまれてきて
そこにあのメモが出てくるんかーい涙涙と。。
俺もしかしたら、、の章は本当に神で
別れの改札で真嶋にまたな!と別れるところも
ひいだし、
メモを見て涙をこぼす園木のシーンは私も切なくて切なくて何度読んでも泣いてしまいます。
そしてウイイレのエピソード!
時が過ぎてあのウイイレを手紙と共にポストに投函して真嶋が読むシーン、、
真嶋が立ちすくむ姿にたなとすごいって思いました。わかったんだなって。
あそこで終わってしまってもすごい作品だったと思います。切なくて美しかったかなと。
けどちゃんとはぴえんになってよかったです。
他にも真嶋の目黒のエピソードも受験の後公園で
わんわん泣いてしまったアレもがばっと自然にやってしまってグッときたなあ。
3冊バージョンにはない書き下ろしが
ちゃんといちゃいちゃしててかわいいし本のデザインも素敵だから是非新装版で!
気持ちがわかって通じた続編もあるし
萌え萌えな大好きなカップルです。
たなと先生はスキーニーもかなり自分的ベストに入ってましたが
テイスト違いのこちらが一番のお気に入りになりました。明日美子先生の同級生を思い出すくらい
青春DKものの傑作だと思います!べた褒め!

4

上巻だけでやめないで!

たなと先生の代表作ですね。
しかも、元は非BLの特装版で、プラトニックラブ♡
振り幅の大きさに驚かされます。

タイプの違う男子高校生が関係を深めていく様子を、
ゆっくり、そして、じっくりと描いています。
正直、上巻はそれほど大きな動きがなく、派手な真嶋と地味な園木の学生生活が描かれています。
もしかしたら、ちょっと飽きちゃう人もいるかも……

一緒におしゃべりしたりメールしたり、そんなことが延々続きます。
私も少し飽き始めてしまったのですが、これは下巻への橋渡しの一冊なんですよね。
ここで諦めないでほしい!
絶対に下巻まで読み切って下さい!

1

良かった…

もうすでに良さは語り尽くされているかもしれません。
ですが、読んでみて本当に良かった。
最近、たなと先生の作品が好きになってじっくり読んでいるところです。
高校生の出会いと高校生活が、瑞々しくて、同時にすごく懐かしい。
全然、属性が違う真嶋と園木。
真嶋の興味本意からの始まりですが、それだって運命的だったと思いました。

好きなエピソードは、多々あれど!
真嶋が、思わず見てしまった園木の手帳。中身を見て、書き写して。園木の好きなこと(同じラジオ番組聴いてみるとか、CD聴くとか)をなぞってしてみて楽しくなる真嶋が、ほんと愛おしかったです。

バレンタインに園木がくれた黒飴も、特別美味しかったのは、飴じゃなくて園木がくれたものだったから…
くぅ…萌えすぎて、どうにかなりそうでした。
園木の、他者と上手く繋げない自分にやきもきするのも、あー分かるなぁなんて思いました。
全てが、眩しくて愛おしい2人の日々が沁み渡ります!
知らない人から、知りたい人。知ることが増えた驚きと喜び。
ホワイトデーと誕生日の探し物エピソードみたいに、後になっても思い出すし、きっと消えない。
2巻めも、大事に読ませていただきます。

1

ボーイズラブであり、そうじゃなくても最高

もともとはBL誌ではなく、一般誌で連載されていた本作。
それが満を持してBL誌レーベルで新装版通して登場!
しかも「新装版」なのに「このBLがやばい!2020」で1位を取ってしまうとか…!!!
さすが、たなと先生!
元々は一般誌でしたが、今は声を大にして「これってBLですもんね!」と言える安心感。
でもこれはボーイズラブであり、そうではないとも思いました。
単なるジャンルではない、そうこれは青春……。
陰と陽の両方の面を描くたなと先生ですが、これは甘酸っぱい陽の面をふんだんに楽しめる作品です。

1

異文化交流

電子書籍派なので3冊の方で読んでます。幕間入ってないんですよこっち!マンガワンで読んだけど悲しい!なんか色んな事情を考えるとモヤっと感もありつつ、作品が形に残って手に入るならいいんだ。それが一番なんだ。

たなとさん一般行っちゃうの〜(泣)ぐらいの気持ちでマンガワンを読んでました。男子高校生の青春と交流を、懐かしさを感じつつ普通に楽しんでたので、蓋を開けたらBLだったのは衝撃。最初からBLだと思って読みたかった気持ちもあり、作者ないし編集サイドはそれを避けたかったのか?とか、いろいろ邪推しちゃう悪い癖。

高校生の思い出がめちゃくちゃ蘇る作品です。真嶋にも園木にも共感を覚える。
まー特に園木の手帳は眺めるだけで面白い。サブカル大好きマン。そうか、園木は月,火はJUNK派ですか笑
園木みたいな友達、自分も欲しかったなぁ。でも園木と友達になるには真嶋ほどの押しの強さと少々の無神経さがないといけないから、難しいかもしれない。
園木の誕生日の真嶋にはずっとニヤニヤしてしまいました。ギャップ萌え…?10代で集団でやるならまだ分かるけど、一対一でやるかいな笑

2

そして別次元へ・・

スニーキーレッドから作者買いしている作家さんですが、
本当にとんでもなく素晴らしい作品を世に生み出してくれました。
もう、BL漫画とか日常漫画とか、ジャンルを超えた素晴らしさです。

長い年月をかけて、一般誌で連載していたからこそ成し遂げられた成功だと思います。
全く性格の違う少年二人の描き分けも素晴らしく、また二人ともお互い全く違った可愛さがあるのです!!
特にクラスメイトや周りのキャラクターがそれぞれ主役になれるぐらい個性的で、
やりとりを見ているだけでまるで自分もクラスにいるような臨場感が楽しめます!

あと、新装版はボリュームもあり、カバーや帯のこだわりが感じられてとても素敵です。

2

この作品が収納されている本棚

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