ayaayac
完結した『gift』その後の番外編です。
春庭では、この番外編とログ集の2冊が領布されました。
頸は大学ボクシングのトーナメントを観戦、声を出して応援してるのが楽しそうです。
そこに宥がやってくる。
宥を見つけて、顔をほころばせる頸は、恋しちゃってるんだなーって感じです。
頸は宥に触れようとするけれど、照れてやめてしまう。
それを見た宥も「さんざん抱き合って今さらなのに」と照れてます^^
宥父がコーチをしている大学は敗退でランク落ち、主将が申し訳無さそうにしていると、
宥は「謝るのは形だけでいいよ。試合の結果は選手が背負うもの。誰かに謝っていたらいざって時勝負から逃げてしまう」と覚悟を決めさせる。
その厳しさは宥父に通じるところであり、それと同時に宥の励ます優しさに大学生達は魅了される。
さらに宥の友人も集まってくると、頸は宥が自分だけのものじゃない気がして、その嫉妬が反動になって宥を激しく求めてしまう…
宥は激しく求められると、明日のことも忘れて応えたくなってしまうのだけれど、頸は日に日に激しくなっていくから、ゆっくりと間を空けることを提案すると、頸もショボーンとしながら受け入れる。
宥は罪な男なんですよー。
頸は宥が欲しくてたまらないのを耐えてるっていうのに、宥はピチーっとしたウェアを着て、乳首も上半身のラインも丸わかりで、頸はたまらずトイレへ…
思春期ですねぇ^^
頸の心象風景の子供たち、ちょっぴり成長して、「宥を抱きたい」「嫌われるのも嫌だ」ってジッタンバッタンしてます。
頸本人はクールを装ってるのに、心の中ではこんなにエロ心を葛藤させちゃってるんだ?って微笑ましいシーンです。
でも子供たちは頸の心の傷そのものだから、彼らが苦しんでないのがわかっただけで、なんか泣けてくるんですよね。
思春期の頸、テーマは下巻電子特典と共通しています。
傷が癒されて、初めての思春期を迎えている頸、こそばゆくもとても幸せな光景です。
キャラにペン入れしただけで、トーンは無し・ベタも最小限の仕上がりで、あとがきでゆま先生は「真っ白ですみません」と謝っていますが、同人誌ですし、そんなこと全然気になりません!
endマークがつけられた頸と宥にまたこうしえて会えたことが何より嬉しいです♪
ゆま先生的にも描きたいシーンはすべて入れられたそうです。
『gift』に魅了されている方はぜひとも入手してください。
当初、通販完売の追納はしない、電子ダウンロード販売を予定しているとのことでしたが、紙本リクエストの声が高かったので再版してくださいました。
続きの電子化ありがとございます!
真っ白とか全然気にならない。
こんな平和かつ糖度高めな日常を描いてくださって感謝しかありません。
本編(特に上から中まで)は気持ちのコンディション良い時に読まないとメンタルにクるくらい勁と宥に過酷な話だったので…
勁の精神を支えているであろうあの子達も成長して昔みたいに穏やかでない発言もなくなり普通の思春期男子が好きな子に抱くモヤモヤで悩んでいるのが可愛らしい。セックスの経験値は高くても精神的な恋愛経験は宥が初恋みたいなもんだものね…
いざ身体を繋ぐと激しいのに普段の生活で目があっただけで赤面したりと勁のかわいいが過ぎるでしょ。
そんな勁をかわいいなぁ、と思っている宥もまた可愛いです。
本編下巻でかなりじっくり2人の濃密な場面は見せて頂きましたが此方はそれとはまた違った甘々いちゃいちゃ感で本編ファンには最高のまさにラブギフトでした。
本編ファンには是非読んで頂きたい。
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