あと7日で僕は死ぬ

ラストセブンデイズ―天使の穢し方―

last seven days

ラストセブンデイズ―天使の穢し方―
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神38
  • 萌×237
  • 萌24
  • 中立15
  • しゅみじゃない9

--

レビュー数
20
得点
425
評価数
123
平均
3.7 / 5
神率
30.9%
著者
ひつじま羊 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
双葉社
レーベル
マージナルコミックス
発売日
価格
¥720(税抜)  
ISBN
9784575380415

あらすじ

幼馴染を愛する優等生×天使のようにピュアな大学生

救うために穢す――友情が試される密室BL

昨日までは、ただの親友だったのに――。
優等生の息吹と天然系のしおんは保育園からの幼馴染。ある日、「いい子だから7日後にあの世に連れて行く」という謎の天からの声と共に、しおんの背中に羽根が生え、頭には輪っかが。五感をひとつずつ失っていく姿に焦った息吹は、しおんを""悪い子にする""=""穢す""ことを決意し…。

大切な人が消えるまでのカウントダウンは7日間。
""救うために穢す""二人の運命は――?
描き下ろしも収録!著者初コミックス!!

表題作ラストセブンデイズ―天使の穢し方―

白川息吹,大学生,幼馴染
沢口しおん,神様の子どもに選ばれた大学生

同時収録作品ラストセブンデイズ―天使の穢し方―

白川息吹,大学生,幼馴染/来栖,大学生
沢口しおん,神様の子どもに選ばれた大学生

その他の収録作品

  • 七日目のその後は(描き下ろし)

レビュー投稿数20

怒涛の1週間!

表紙の「あと7日で僕は死ぬ」に、ロックオン。
あらすじから、病み系と思い〜とても楽しみにしていた1冊。
電子書籍226ページで、ボリュームあって読み応えがあった。
ひつじま先生の作品〜好きで読みますが、人の苦しみを拗らせて表現するのがとても上手だね。

この作品、とても秀作!
めちゃくちゃ面白かった。

しおんの、目の前に迫る死を直前に、怒涛の1週間。

腹黒くて、「世の中ちょろい」と舐めた生き方をしていた、息吹の最初の受難。
しおんの死を目の前に、息吹が本性剥き出しになります。
そしてそれが、しおんを救う結果になりますが・・・ここは、読んで欲しい。

一方、しおんも最後に・・・
これまた、読んで欲しい。

この2人には、最初から付け入る隙なんてなかったね。
息吹もしおんも、2人だけの籠の中が1番の幸せ。


自らの命が、後7日と控え〜感覚が日に日に無くなるけど、明るいしおん。けど、耳が聴こえなくなって諦め始めた所は、本当に悲しくなったな。
神様も意地悪だねぇ〜www

お互いが気持ちを言葉で表し、幸せな致すシーンまで見たかったけど、ストーリーの流れからみたら、ラストがこれで納得でした。
いつか、短編でお願いします。

とても、面白かった。次回作も期待しています。




1

いいこ、とは

ある日突然「天使のこども」に選ばれたしおんは7日後にあの世に連れて行かれることになり。
それを阻止する方法を幼馴染のいぶきと共に考えて過ごす7日間のお話でした。

神様のこどもに選ばれたというのにその神様の仕打ちはとても無慈悲で
苦しんだ先にあるものが例え素晴らしい世界だったとしてもなんかすごく嫌だなと思ってしまいました。
所詮神様の暇つぶしなのか…というオチにもモヤモヤ。

しおんといぶきの歪んでいるのに均衡の保てた関係はなんだか不思議で面白かったのですが。
ふたりのお話なのにそれ以外の部分でのモヤモヤが気になってしまって純粋にその関係を楽しむことができませんでした…。

0

外野が???

1話で神様に選ばれたシーンが趣味じゃ無さすぎて読むのやめようと思ったんですが、幼なじみの執着、日に日に五感を失ってく展開、攻めが自分のせいでこうなってしまったと責めるも欲望や嫉妬は止まらない!のにはゾクゾクしました!!

どう落ち着くのかな?面白くなってきた!と思ったら、またおちゃらけた解説にスっと冷めてしまった…いぶきの気持ちがグラグラするのや、いぶきの鬼みたいなだったり愛おしそうだったりの表情、ラストの選択は追い詰められた愛の深さが良かったんだけど、しおんに関してはなんとも言えない気持ち。可愛いだけじゃない、実は…な展開は好きなはずなのに詰めてこんできたな感。描き下ろしも含めて、したり顔な外野が趣味じゃなさすぎでした…あと結局ハッキリとは想いは伝えあってないのはメリバ感出したいからなのかしら?相思相愛すぎますけど、ぼんやり。絵はキレイで好きはそこかしこに感じるのでノリが合えば楽しめるんだろうな。

0

ごちゃっとしている

良い子すぎて受ちゃんに天使の輪っかと羽が生えちゃう!というトンでも展開から始まり、タイミングよく「姦淫は罪で堕天します」とテレビから流れたのを悪用(悪用かな?)して引きこもってヤリまくる話、のもっと情緒があるバージョン(説明が下手)

シオンくん知ってたのか!しかも裏で!というところまではまあアリだったんですが、ラスト、シオンくんのその設定必要だっかな〜?

大どんでん返し!びっくり!みたいなのを狙っているのだと思うんですが、、うーん、すでに設定つめつめでお腹いっぱいだったのでモタれてしまいました。好みの問題ですが…

正直3P見たさに買ったんですが(ストーリーについて語るなヨ)、想像以上にごちゃっとした世界観でした。ハピエンはハピエンだけどすっきりしないので萌

1

好きな病み感

大学生の2人。
ある日攻めの前で神様からのお告げがあり、受けちゃんが7日後に天使になることを告げられる。
天使になったらあの世へ連れて行くといわれ、受けのことが好きな攻めは7日間犯して汚して阻止しようとするが…というあらすじ。

病みBLの部類に入るんだろうけど、私はこれすごく好きでした!
犯しても神様が言うには「姦淫に溺れるのが堕落してるって決めたのは人間だし〜」と連れて行くのをやめなくて最後はどうなることかと、バッドエンドも予期してしまうほど。
犯されている間、受けも攻めも大義名分の上にセックスをできている現状を満更でもなく感じていることに病んでいるなあと感じますが、そこはかとない背徳の香り…大好きです!

欲を言うなら普通のらぶらぶおせっせも見たかったなあ。
ちょっとだけ3Pあるので苦手な方はご注意です。

3

天使を汚す方法

こっそり好きだった友人に天使の輪と羽が生えた。
7日後、彼は天に召されてしまう。
それをなんとか食い止めようと必死に頑張るお話。
1冊まるまるこの話なのですが、
ヤるだけで1冊まるまる埋めたのは凄い。
感情の描き方が秀逸。
突然の死の宣告。
味覚をうしない、視覚をうしない、少しずつ死に近づいていく
焦っても現状は変わらない。
天使を汚す方法とは・・・

考えた末の少しずつの進展がよきですね。
個人的には3Pは最後まで成し遂げられても面白かったかなと
思うんですよね。
大事で大事で大事な人が他人に・・とおもうとちょっと萌える。
最後がちょっとすっきりしないままなのは・・・読み手次第かな

2

正直な感想

なんとも言い難い…正直な感想ですが、もっと絶望に叩き落としてくれるかと思いきや、案外と可愛いものだったのでもやもやする。基本的にハッピーエンドが好きなのだけど、それ以上に振り切ってる作品が好きで、あんまり"振り切り"を感じ取れなかった。

しおんが"いぶきがやり過ぎた相手"に謝ってた話は絵付きで描かれてた方が生々しくてよかったとか、いぶきの消えない傷が描かれてた方が生々しくてよかったとか、そんな感想を抱いてしまう。傷もそれこそ五感のどれかを失う程の後遺症が残るぐらいまで振り切ってくれた方が好みなんです。

でもメリバになりきらない、これぐらいの優しさのある終わり方が好きという方も多いでしょうから、好みの話です!

2

設定に執着しすぎた人間のレビューです

ごめんなさい私には合わなかったです……

「五感を徐々に喪っていく」という設定にとても惹かれたのですが、作者様の描きたかったストーリーの軸は、この設定がなくても描けるものだったのかな……と思いました。逆にこの設定説明が人物説明の尺を奪って邪魔をしている感じがしました。もちろん行為へのフック&緊迫感を出すいい演出にはなっていたと思いますが…「あと7日で死ぬ」ため、日に日に弱っていくとか記憶を失うとかのコンパクトに説明できる設定で代替可能な気がしちゃって…

共依存や人のエゴに関してのストーリーも浅いかな……執着の動機がしっくりきませんでした。受けのラストの独白?も説明不足ゆえに用意周到っぷりのぞわぞわ感に欠け、奇をてらっただけに見えてしまう……(過剰にいい子を強調してたため予想はできましたが……)

この五感消滅設定ほんとにすごいアイディア!!と思って読み始めたので、各感覚がないことで起きることとか掘り下げて、もっと存分に生かして欲しかったなぁ…………
そしたら主軸からずれちゃうからダメか…
この設定に私みたいな過剰な執着がなければ楽しんで読めると思います…笑

絵がとても綺麗で読みやすかったです!!

2

こじらせ幼なじみBL、ここに極めり

「いい子すぎるから」という理由で「天使」になってしまった受け。
そして、その受けをこよなく愛する腹黒系の攻め。
二人は幼なじみなのですが、天使にされたうえに7日後にはお迎えがきてしまう(=死ぬ)ため、攻めは必死に受けを助けようとします。
その方法が、天使ではなくなるよう「穢す」というもので……!!!
今まで友人として優等生ぶって接していた攻めですが、これを好機!ということで、攻めをどんどんと穢していくわけです。
さらに1日ごとに五感を失う(=死に近づく)という恐怖もあいまって、エッチな緊張感も高まっていきます。
これってホントにデビューコミックス!?と思うほどに、キャラづくり、そして伏線、からの回収、ハラハラ感……。サスペンスのようなドキドキがありつつ、クライマックスエロに近づく高揚感もすごいです。
そして最後のどんでん返し!1冊で何度も美味しいBLです。

3

幼なじみと病み系好きにはドストライク

幼なじみの友情が一線を越える瞬間フェチとしては、
その過程を異常な極限状態のシチュエーションで
丁寧に粘度高めに描かれているので本当に最高でした!!!!

また、個人的には当て馬キャラの子も好きでした。
ノンケなのに巻き込まれちゃうという、退廃的な雰囲気が良いです。

そして全体にただれた雰囲気なのに、
2人の愛はある意味まっすぐで強くて、
ちゃんと気持ちがあるのも読み応えに繋がっていると思いました。

ラストの仕掛けも「おおっ」ってなりました。
漫画としての完成度も高い作品です。

6

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