その先のふたり

sonosaki no futari

その先のふたり
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×27
  • 萌7
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
5
得点
61
評価数
18
平均
3.5 / 5
神率
11.1%
著者
富士山ひょうた 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
価格
¥630(税抜)  
ISBN
9784403666803

あらすじ

妻に突然離婚を切り出され、そのショックで仕事にも影響が出始めていた乙広。
そんな乙広を、彼が営む珈琲店の常連の結城が飲みに誘う。
離婚の原因を知った結城は、彼を誘惑し…!?

表題作その先のふたり

珈琲店店主
オトヒロ珈琲店常連

その他の収録作品

  • 最終話
  • その先のギモン
  • あとがき

レビュー投稿数5

奥さんは浮気してたに違いない!

富士山先生にしてはエッチシーンが多かったと思いました。
そして結城の表情が色っぽいのです。
もう最初から乙広が結城に惹かれて行くのが分かりました。

実は自分では気がついて無いだけで、本当はゲイだったんじゃ無いのと思うくらいに同性とのセックスに抵抗が無いです。

奔放なようで乙広の商店街での立場を心配している結城はいじらしかったです。

商店街の中でだろうが結城の元彼に対して、堂々と交際宣言する姿は素敵でした。

例え何か噂されようが上手く付き合って行くような気がするカップルでした。

2

身体から始まった、2人のその先のお話

大好きな作家さんのお一人、富士山さんの新作は自分好みの王道系で、1冊丸々表題作です。

バツイチになったばかりの珈琲店店主と常連客の、身体から始まる、一筋縄ではいかない大人の恋物語でした。
お互いに想い合ってるのが分かるのに、ノンケとゲイの壁が障害になって、なかなか素直になれずに付き合えない2人にヤキモキしました。

ゲイの結城が積極的に誘って、傷心中のノンケの乙広と身体の関係を持ったことが始まりでした。
結城的には、以前からイイなと思っていた相手だったので、一夜限りでもいいつもりでした。
なのに、乙広はその後も結城と関係を続け、次第に愛情さえ感じられるようになります。
結城は嬉しいと思う半面、乙広の立場やノンケということが気になり、関係をやめようと言ってしまうのです。

ここからが萌えるのですが、ノンケの乙広が、気持ちを伝えようと行動するんです。
元彼にハッキリと宣言したことで、頑なな結城も絆されて素直になって…。

ノンケなのに男性とお付き合いするのに全く葛藤がないのは気になったけど、でも追いかけるのはカッコ良かったし、誠実な態度に好感が持てました。
素直になった結城も可愛くて、ごちそうさまという感じで幸せ気分になれました。

7

好きだからこそ身を引いちゃうんだよねー(悶)

個人的萌えツボ満載でした!

ノンケバツイチって時点で超ウマウマでした!

その乙広さんが指輪を外したその日に早速飲みに誘う結城。
ゲイでもともと乙広さんが好みだった結城は”一回”くらいのつもりで誘いホテルに行くも、翌日からも普通に接してくる乙広さんと体の関係がスタート♪

ここでまた私のウマウマポイント登場!
ノンケ相手に幸せを感じ始めると不安になっちゃうゲイ!!
もぉキュンキュンでした。
好きになってハマっちゃったからこそ、相手の事を考えて身を引いちゃうパターン尊いんです!!

そしてそんな優しくて可愛い結城をもっと優しく包み込んじゃう乙広さん・・・・
かっこよかったー!!

3

強引なんだか控えめなんだか

読んですぐに浮かんだのは、「富士山先生らしいお話」でした。

元々の雰囲気がほんわりとしたイラストで穏やかな気持ちにさせてくれるんですが、ストーリーの肝となる主役二人が経験値高めの大人なんで落ち着いている印象の作品でした。先の展開も読めるものだったのですが(結城の元カレの年齢はビックリしましたが!)、感情の機微で読まさせるというのが上手いなぁと思いました。

関係を確かなものにするのはやめよう、という結城の決断も、独りよがりというのでなくすんなり受け入れられましたし、それを正す乙広の誠実さにもぐっときました。

1

大人同士だから

 コーヒー店を営む乙広は妻から離婚されたばかりですが、常連の結城はそのことにいち早く気づきます。自身のセクシャリティーを公言している結城は乙広と大人の関係になり、体を重ねていきますが、その関係がほぼ一定で、それ以上深くなることはありません。乙広の言う不確かなまま続く関係が大人の余韻を教えてくれます。
 結城の元彼の出現、元彼の年齢詐称には驚きますが、この彼は乙広と結城が付き合うきっかけにもなっています。
 時にはあっさり、時にはじっくりと近くなったり遠くなったりしている二人の関係が大人そのものでした。

0

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