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one room angel
今作品ははらだ先生には珍しくエロが全くありません。一応BLに分類されていますが、BL感はほとんど?全く?なかったです。
はらだ先生は話作りやワードセンスがすごくて、ものすごい漫画家さんなんだと今作品で改めて思いました。
クスッと笑える場面もあれば、泣いてしまう場面もありました。
私は7話の高科さんのセリフのところが一番刺さりました。
はらだ先生は他の作品にでているキャラクターを登場させることがよくあるので、他作品も見てみると『あ!あのキャラだ!!』となってよりおもしろいと思います!(今作品だと『よるとあさの歌』のキャラクターが出演しています)
止まり木の方は未読です。
私的には「言い回しのみbl漫画」って言うのが思うところ、完全bl漫画をお探しの方は回れ右した方がいいかと…。
でも人間の「弱いところ」「醜いところ」「脆いところ」を前面に押し出しているのにも関わらず全てが脆く美しいと思った漫画…私は初めてです…。
むしろ少量の言い回しのみなので、こう言う漫画が好きで、「bl漫画に手を出してみようかな…?」でも「勇気が出ない!!」って人は少量の言い回しのみなので読みやすいと思います。
読む上での注意
設定重量がとんでもなく重く伏線の量も多いいので一回で読み切らないと混乱します…。(一敗)
あまりにも有名で人気作なので気になり、作風も理解したうえで読みました。
友情物語ともブロマンスとも受け取れるし、BLにも感じられたのでジャンルはこれでいいと個人的には思います。
この評価にした理由は以下の通りです:
・一番モヤったのは自○(タヒ後)にまつわる描写について
何人もの霊能者に関する実録書籍をウン十冊読んできたので、ポップな感じの描写がついつい気になってしまいました。
霊能者の皆さん異口同音におっしゃいますが、自○した人はその「念」だけが現場に残って地縛霊になることが多いので、零感の一般人と会話どころか、「思考」はできず、タヒ後は何度も何度もその行為を現場で繰り返すそうです。
(なので成仏するにはとても長い時間がかかるそうで、これを早める方法は縁の深かった家族や "生前" 関係のあった近しい人の想いや祈りだと。まぁオメーファンタジーに何言ってんだ、と思われるでしょうが…)
さすがに本作を読んだことで自○の引き金になるとは思いませんが、現実は全然違うよ、通常はタヒ後も苦しみがずーーーーっと続くよ、ということが言いたかったので…
無駄な知識が邪魔をして純粋に作品として楽しめなかっただけなので、これは完全に私の問題です。
・記憶をなくしたために、父親に会っても無反応だったこと
生前たしかに親子愛はそこにあったのに、タヒ後それがなかったことになっていた描写は理解に苦しみました。
もちろん「記憶をなくした」設定なのでしゃーないやろ、なんですけど、それでも納得いかなかったというか。
せめて「父親を見た瞬間に何かを思い出す」ならここの印象がだいぶ違ったかも…
・感動を誘うように色々と無理やりこじつけてる感じがしてしまった
しかも自○関連ではないのですが、ラストがそっくりなBL(ケモ耳x人間)をこの作品を読む数か月前にたまたま読んでいたことと、それ故に先の展開が完全に読めてしまったのも大きな要因です。
せめて主人公がもう少しイケメンだったら純粋にBL作品として感情移入できたかもしれないです。
後に短編集「変愛」に収録されてる「とまり木」が本作の元になってるんだよ、と友人から薦められたので読みました。
結果として、そちらの方が十分に納得できました。
(まだそちらを読まれてない方へ:ぜひ読んでみてください)
以上、星評価だけしてレビューしないという選択肢もありましたが、いろんなサイトを見てもここまで理由を網羅しているものはなかったため、こうしてレビューを残すことにしました。
この漫画には、“BL!!”という感じのシーンはないので、BLを読んだことがない人でも、読みやすいと思います。
序盤は、ほっこり、癒やし系なのかなと思いましたが、それだけではなく、とても深い作品でした。天使がいなくなるシーンでは号泣です。また、二回目に読むときは結末を知っているので、また違う感じ方をするのではないでしょうか。
あと、最後にあるQRコードは、ぜひ読み取ってください! なにがあるかは、買ってからのお楽しみです。
『ワンルームエンジェル』は、孤独なコウキの部屋に突然舞い降りた“天使”との奇妙で温かな同居を描いた物語です。粗暴で不器用な主人公と、記憶を失った天使とのやり取りは笑えて切なく、少しずつ心を通わせていく姿に胸を打たれました。後半で、天使がいてくれたことがどんなに幸せだったかわかって泣きそうになった…。孤独や生きづらさに触れながらも、読後にはじんわりと希望が残る一冊でした‼︎
とりあえず言わせてください。絵柄が良すぎます。繊細でありながらも、芯がはっきりしているといいますか、、、きっと読んでみたらわかると思います。
ストーリーに関しては、ああいう系の行為をするシーンが一切ないので、bl初心者の方でも読みやすいと思います。世界観が独特なのですが、話の内容も分かりやすく、問題ないと思います!!あと、最後らへんで絶対に泣かされるのでティッシュ構えておいたほうがいいです。
ほんとに読まなきゃ損です‼️
はらだ先生がBL漫画界の鬼才だと以前から耳にしていました! これは私が初めて拝読した先生の作品ですが、噂に違わぬ名作だとしか言いようがありません。
「BL」漫画ではありますが、男性同士のロマンチックな恋愛を描くというより、むしろ「人間」と「人間」との愛を描いた、文学的な香り高い人間ドラマです。人間の本質的な優しさの輝きが最高峰のヒューマニズム精神を示している作品です。(少し大げさかな笑)
最初は、ただの癒やしファンタジーだと思い、気軽な気持ちで読み始めました。しかしストーリーが進むにつれ、天使の過去にミステリアスな要素が絡んでいることに気づき、次第に感情が揺さぶられ、興奮と好奇心が高まっていきました。中盤である真実が明かされる場面では大きな衝撃を受け、先生の語り手法の巧みさに思わず叫んでしまうほど、本当に圧倒されました。
王道のBLストーリーが好きな方も、ほっこりした人間ドラマを求めている方にも、まさにうってつけの一冊です。
文句なしの☆5。商業BLとは思えないくらいの重厚なストーリーで、途中「あれ、私映画館にいたっけ?」って錯覚するくらい、惹き込まれる作品だった。正直読む前は表紙だけの情報で食わず嫌いしていたが、いざ読んでみるとなんでもっと早く読んでいなかったんだ、と後悔するほど。何もかもを失ったコウキの前に天使が現れ、だんだんその愛しい日常に無意識に依存していき、天使も天使でコウキの優しさに依存していく共依存の感じが狂うほど好き。個人的に現実味のあるストーリーが好きなのでピッタリハマったし、何より現実のTwitterにタカシのアカウントが実在しているというのが、本当にこの世界にいたんじゃないか、と思わせられた。そして最後のQRコードの仕掛けに大号泣。はらだ先生は人間の汚さ、ずるさ、綺麗さを知っているからこそキャラクターの感情をストンと落とし込むことが出来て、なおかつ現実の人間の感情を揺さぶることができるんだな、と感じた。いつか必ずお会いしてお話を聞きたいです。もしその時があったとしたら、絶対に気持ち悪い顔をしていますが許していただきたい。あわよくばその気持ち悪い顔を漫画に描いても良いんですよ。モブで良いのでお願いします。
はらださんの作品とは思えぬストーリーだがそこがいい。
はらださんの作風のバイオレンスさがすごく好みだったのですが、この作品はずっと優しくて、なのに私が好きな雰囲気とか魅力は相変わらずで、素敵な作品でした。
名前の割には不幸な幸紀と、突然現れた天使の物語
最初は、ほのぼの系で2人とも仲良くなって付き合ってEND。だと思っていたはず…。
まさかの、幸紀はバイト先で刺される所で「は!?」と声が出てしまった…
読み続けると、不穏な雰囲気が漂ったり、まさかの下ネタも出てきたり。
面白いと、不安が混じってるな、と思ったらまさかのまさかの、天使の声は誰にも届かず、幸紀にしか聞こえてない様子で、心が痛くなりました。そこで涙ちょちょ切れ状態
で、雪のシーン
ヴィレヴァンの店員さんも、雪のシーンで泣いたって言ってました。
⬇ここ重要!!!
「幸紀さん ありがとう ありがとう」
「僕もう 飛べそうだなあ」
⬆ここ重要!!!
読み終わったら、涙腺崩壊。ここは何が起きたのかネタバレしません。絶対。自分で読んで、泣いて欲しい…
簡単に言うと、これは感動と涙(辛い方の)と面白いと不穏の詰まった作品。
はらだ先生史上いちばん優しい作品
……なのか…?
はらだ先生の中では優しいけど、私にとっては優しくないかもですね……
とにかく、みんなに読んで欲しいです。
二人の愛と二人の感情と二人の人生の過程
どれも泣けます。
死ぬほど泣けます。
水が売れるぐらいの涙が出ます…。
それと最後のQRコード!!!!
絶対読みとって!!!!
作中にヒントが描かれてますし、それも結構簡単に解けます!!
謎が解けたら、これを読んだ人達には、幸せな物が出てくるでしょうね…
私はもう泣きましたよ…。