笠井あゆみさんのレビュー一覧

愛されたがりさんと優しい魔法使い 小説

川琴ゆい華  笠井あゆみ 

両立できるんですね。

え、何が?って…
エロさと切なさですよ。
二刀流ですね(にっこり)。

たまご料理専門店の店主、史(ふみ)は、ある日自称魔法使いの男に声を掛けられます。
記憶喪失だという男は、史が時々見かけて憧れていたイケメン。
そのイケメンにレイと仮の名をつけ、彼とともに失われた記憶を取り戻すことになりました。

という導入部は謎がいっぱいで、グイグイと引き込まれます。
そこに…そこにですよ。…

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嫁入り先は坂の上の白狐 小説

鳥谷しず  笠井あゆみ 

狐の嫁入 ユニークなアレンジBL版

今世に生きて活躍する若手弁護士雪原紘彰の生家は、呪家。

母の詩子から、突然に家の仕来りに従い嫁に行けと告げられる。
嫁ぎ先の「風花楼」は、一般人には見えない坂の上にある。
人質として嫁ぐ、と言っても、近年習わしが柔化して、
風花楼に生涯居住すればいいだけ、誰と結婚しても良いらしい。

母の詩子は嫁入りそれを拒否をして駆け落ち。
代わりに嫁いだ叔母が突然の事故死、その代わりの嫁が必…

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僕たちは昨日まで死んでいた 小説

中原一也  笠井あゆみ 

目指す夢を復活 生き直す話

笠井先生の挿絵が美麗。りくは寂しげな美貌。
意味不な題名に誘われてしまった

月島りく:おにぎり販売の「そらのテーブル」を経営
人間の諦めと絶望の臭いが分かる。
りくを異能ごと受け入れてくれたのは、佐埜だけ。

佐埜??:
恋人になるまでの筋書きのせいか、佐埜の名は出てこなかった。
「そらのテーブル」改装の左官職人
絶望と諦め由来の死臭を放つ、折り紙作家の卵。

異能を活か…

2

桜の園の蜜愛 ~強面の旦那様は絶倫でした~ 小説

西野花  笠井あゆみ 

シリアス…、かと思いきや。

西野さん×笠井さん、という、個人的神タッグの今作品。
タイトルも相まって、うんうん、これはエロエロな作品なのでは…?と鼻息も荒く発売日を心待ちにしていました。

笠井画伯の今回表紙はですね、ちょっぴり受けちゃんの胸元がはだけてはいますが、(笠井画伯にしては、という注釈は付きますが)肌色率はさほど高くはありません。そして何より背景の色がピンク。あらまあ、なんと可愛らしい表紙なんでしょうか、とか…

8

獣人殿下にお嫁入り 愛され王子の憂鬱な新婚生活 小説

清白妙  笠井あゆみ 

引っ張ったねーーー!

アムール族の男は本当にどうしようもないな!というかセルゲイ、お前だ!!

とーーーっても分厚い本で表紙は笠井さんのイラスト。わー、シリアスかな?最後まで読めるかな?と心配でした。
が、あれ?なんか軽い口調なセリフや読みやすい文章。スラスラ読めました。しかし長かった。

とにかくセルゲイ、いい加減にしろーーーっ!ジークの一年間を思うと正直ラストに感動できません。
エルマーとジークの二人の…

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僕たちは昨日まで死んでいた 小説

中原一也  笠井あゆみ 

爽やかな青い表紙だけど、シリアス!

現代を舞台にしているけれどあくまでファンタジーで、小説の世界の出来事。そう思いでもしないと、受けと攻めの置かれている環境がしんどすぎて重い。

受けのお母さんがひどいんです。ですが悪役じゃないので憎めず・・・もやもや。心の病気とはいえ、受けくんだって自分の息子なのにこれは辛い。

でも、後半にちゃんと間違いを正して、家族が立ち直っていく様が描写されていてすっきりしました。攻めの方の問題はミ…

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『嫁入り先は坂の上の白狐』コミコミ有償特典描き下ろし小冊子「指輪」 グッズ

結婚しました♡

本品は『嫁入り先は坂の上の白狐』のコミコミ特典小冊子です。

本編後、雪原が事務所の人々に結婚報告するお話です。

雪原は春田達が誤解しつつも風花楼の姿を認識している事から
披露宴に呼べないかと思いつきます。

風花楼の披露宴は楼のあらゆるところで
酒や食事が1日中滞京されるために好きな時に来て楽しめ
通りすがりの渡門客もウェルカムでドレスコードもありません。

しかしながら…

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嫁入り先は坂の上の白狐 小説

鳥谷しず  笠井あゆみ 

雄の白狐に嫁ぐことになりました

今回は白狐の御門様と異能を持つ弁護士のお話です。 

人の身で妖の攻様のお陰様として嫁いだ受様が
攻様の正室に納まるまで。

受様は呪禁師を輩出する母の血によって
妖を見ることができます。

しかしそれは普通の社会生活の中では
不気味なものとされ初恋の少女にも可哀想な同級生と
見られていた苦い過去があります。

人との付き合いに憶病となった結果
受様は性的な経験のないまま…

4

堅物執事の溺愛 小説

夢乃咲実  笠井あゆみ 

タイトル通り『溺愛』♡

笠井あゆみ先生のイラストに惹かれました。
戦前の日本の良き時代のお話。華族家の息子と執事の関係がたまりません。
かといって、小難しい歴史は出てこないので、詳しくなくても雰囲気を楽しめます。
タイトル通り、鉄仮面と揶揄される無表情男が裏ではめちゃくちゃ受けを溺愛しているのがうかがえてよかったです。

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嫁入り先は坂の上の白狐 小説

鳥谷しず  笠井あゆみ 

世界観が面白かった

面白かった。
妖が見える弁護士受けと白狐の攻め。両一族の和平の証として代々攻め一族に嫁入りするしきたりの担当が受けに回ってきた話。

攻めは冥界とこの世の関所的な渡門のボスで、受けはその施設で暮らすことになる。妖達も現代に適応していて施設運営にタブレットをつかったり全館WiFi対応だったりローテクとハイテクの融合した世界観が面白かった。

まわりのキャラクター達も魅力的でした。

受…

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