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2/9(合計:90件)
櫛野ゆい 古藤嗣己
ふばば
ネタバレ
電子短編。 村の因習、両性具有、人外、触手… …という要素を短いページ数の中できっちりまとめた作品。 主人公の葵は、身体の秘密があり家族の中で腫れ物扱い、また村人たちにも知られていていじめや嫌がらせを受けていた。 そんな葵をいつも助けてくれるのが謎の少年・ミズチ。 2人は寄り添って仲良くしていたがある日ミズチが葵に告白し、ミズチも自分に劣情を抱く男たちと同じなのか…⁉︎と絶望した…
宇喜田紅 古藤嗣己
renachi
とても良かった。小説の書き方が好き。キャラの心理を説明しすぎない、全てを言語化しない、だがそのときどきの心理を想像するのに十分なエピソードや表情仕草等の情報は与えられるので、行間を読みながら楽しめる感じ。 特に、視点主でない悧惇の過去が序章で描かれていて、これが全体のストーリーに重要かつ二人のBL的関係の変化にも効いてくる構成が心地よかった。 売られることになった妹を守ろうと必死になる偲翠…
月歌 古藤嗣己
kurinn
あらすじに惹かれ、まだ続巻では無い作品を選んで購入しました。作者さまはこちらの作品でアルファポリスの「第9回BL小説大賞」の「奨励賞」を受賞して、出版デビューされたようです。 こちらの世界観は魔法や魔術とかはありません。なので怪我をしたら致命症なら死を齎します。そして女性の数は極端に少なくて、代わりに「孕み子」なる子宮を持った男性がいるそうで、女性と違いは産める人数には限りがあるようです。 …
海野幸 古藤嗣己
こひしゅが
海野幸先生が好きで買い漁ったうちの一冊。いつものラブコメチックな話とはちがって、終始平坦なテンションだった。 受けはもっとワガママになってくれ! あとコドラが可愛い。攻めに懐いてからのコドラはもっと可愛い。
幸崎ぱれす 古藤嗣己
碧雲
「ヤモリの神様に愛されています」を書いた人のデビュー作。 だけど、この本のほうが後に出ている。 表紙絵が素敵。 土砂降りの冷たい雨から「守ってあげたい」という気持ちを表す構図。 弱いくせにやたらと威嚇して騒動を起こす、捨て猫のような音緒が、 恋愛下手で不器用な樹に懐いていく。 何も持っていない最下層の貧乏Ωの音緒は、真心しか持っていない。 そんな音緒が、樹を包容して守りた…
はるのさくら
雑誌の小説Dearプラスさんでいくつかお話を読ませてもらっていましたが、こちらが幸崎先生のデビュー作になるんですね。 うわ~好きだわ~"(ノ*>∀<)ノ オメガバースの世界。 受け様は、苦労してきたオメガの音緒。 仕事と家をなくした日に、オメガ研究センターにて被験の仕事を受けることに。 攻め様は、この研究センターの新薬開発者の樹。 音緒は1人で生きてき…
ちゅんちゅん
研究以外ポンコツなデリカシーなしのアルファが極貧オメガに惚れられる話。 投稿作の表題作と書き下ろしの2編 表題作は亡くなった運命の人を忘れられないアルファ・樹(攻め)に惚れたオメガ・音緒(受け)が一生懸命振り向かせようとする話。 書き下ろしは、想いが通じて甘々な生活を送りつつ今までの生活での心の傷のせいで幸せに慣れない音緒に幸せに慣れさせようとする樹の話。 傲慢なアルファに付き…
茶柱一号 古藤嗣己
しぐれ西瓜
前巻よりもこちらの巻の方が体感2倍位の読みごたえがありました。この巻では新キャラなども登場してファンタジー物語としては面白く読めました。 世界観等の設定も良かったです。 ただ、登場人物一人一人のキャラの掘り下げがもう少し欲しかったなぁ、と言うのが全体的な印象。このお話は、いわゆる世界系のお話なんです。なので、コウキの心の中が大変重要で、それが世の中、世界全体に影響するんです。なので、コウキ…
M+M
途中が中だるみって日本語おかしいかも…。 ファンタジーの世界観も、登場人物も良かったのですが、続きが読みたい!この先はどうなるの?という気持ちになれず、ページをめくる手が止まってしまったという、私にしては珍しい作品でした。 前巻もそうだったのですが、後半の今作はますますそれが顕著でした。前巻で攻めと両想いになっていますし、周囲も祝福ムード、苦労した仲間もそれぞれパートナーと幸せ。今作で…
てんてん
本品は『白銀の王と黒き御子 神狼と僕は永遠を誓う』の コミコミスタジオ特典小冊子です。 本編後、2人がのんびりとした一時を過ごすお話です。 いつも国王として忙しいエドガーと 御子として忙しい光樹ですが 今日は時間が取れて城のバルコニーで のんびりと日向ぼっこをしています。 エドガーの膝に乗せられて腰には腕が回され 頭上からは熱量を感じる視線を向けられ 「変わりは無いか…