小中大豆さんのレビュー一覧

王さまのがっこう 小説

小中大豆  カワイチハル 

BLしてる場合じゃない……

龍族の子供たちがわちゃわちゃする学校が舞台のお話、ではあるが、ギスギスしており楽しめなかった。襲撃事件が何度も子供たちのすぐそばで起こるので、BLしてる場合じゃないと思ってしまう。全ての件にひねりが無く、逆に驚いた。

思雨は感情的で恋愛脳で、事件モノの主人公として苦手なタイプ。この場面で私情を優先するの?と落胆させられる。家庭教師としても微妙で、力で敵に敵わないなら、せめて口で何か言うくらい…

0

ラスト・メッセージ 結婚生活をはじめから 小説

小中大豆  二駒レイム 

No Title

最高だった…!
幸せな読後感と、良い作品に出会えたという満足感に、本を閉じた後
๛(°∀°`)ハァァァァァ…!
って溜息ついちゃったよ(我ながらキモいよ)。

色んな意味で予想を裏切ってくれる展開でした。
①3年前に巻き戻ったスバルの言動
→序盤、スバルがエイダンと出会ってから死ぬまでを一人で回顧している場面を読んだ限り、スバルって消極的でネガティブな性格だと思ってたんです。
まあ…

1

やさぐれ男、異世界で色悪騎士が愛する王子の身代わりとなる 小説

小中大豆  奈良千春 

No Title

受が徹底してやさぐれ男なので、キャラがブレてなくて好きでした。
BL作品に限らず、「やさぐれ男」という設定であっても、優しい人達に出会ってすぐに陥落して良い人になっちゃうキャラって多いですよね。
でもレイヤは違う。
中々心を開きませんし、ずっと打算的でずる賢い。
だからこそフレイの家臣達を率いることが出来たし、国を奪還出来た。
あそこでもし異世界から召喚されたのがレイヤではなく、もっとピ…

2

3月22日、花束を捧げよ 下 小説

小中大豆  笠井あゆみ 

圧倒的アオハル

現代タイムリープ物、上下巻の完結巻。
いやー、良いお話でした。
上巻と下巻では、描かれる学生生活がまったく異なります。上巻では、まず蓮が何度かタイムリープを経験していて、そこへ海路がくっついていく形で二人のタイムリープになっていきますが、蓮は頑なに海路と距離を置こうとするなど心を開きません。そのために海路の気持ちと同じくらい、こちらも苦しく、また、お話の先が読めないことからどうなっていくのだろ…

2

異世界しあわせ恋食堂 小説

小中大豆  鈴倉温 

切なく、優しく。じん、と心に響く異世界トリップファンタジー

Kindle Unlimited にて拝読したこちらの作品。

好いて信じた人に騙され、辛い思いをした主人公が
異世界で実力を認められ、心癒されていくー

そんな優しく包み込まれるような物語、
じんと心に響く異世界転生ファンタジーです。

他の方も書かれていますが、まず留依(受け)と2人の子供たち(攻めの実子)、
アリン&ヴァジルとの交流がなんとも心温まるほっこり感。

裕福…

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3月22日、花束を捧げよ 上 小説

小中大豆  笠井あゆみ 

先の展開がまったく読めない

現代タイムリープ物、上下巻です。
高校3年生の終わり、クラスメートが急死して、卒業式も終えた3月22日にお別れの会を行うのですが、それをきっかけにほぼ1年前の5月6日に時間が戻る、というお話です。
繰り返すタイムリープを自分の身に置き換えると、楽しい(新鮮)なのは1回目だけだろうなと思います。上巻の終わりに主人公の海路が自暴自棄になるのがすごく良く分かります。
淡々と描かれていますが、渦中の…

1

当て馬執事は悪役令息に忠愛を捧ぐ 小説

小中大豆  カワイチハル 

ストーリー展開は面白くて美形執着攻めも最高!なんだけど…

好きな作家様で少しずつ作品を読んでいます。『気難しい王子に捧げる寓話』『やさぐれ男、異世界で色悪騎士が愛する王子の身代わりとなる』が特に好きです。
こちらも異世界転生もの。普段はあまり読みませんが、小中先生は好きなので読んでみました。以下少々ネタバレあります。

主人公のフィン(受)が6歳の時に、この世界が転生前に読んでいたBL小説の世界で、自分はその中の悪徳令息であり、破滅する運命であるこ…

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やさぐれ男、異世界で色悪騎士が愛する王子の身代わりとなる 小説

小中大豆  奈良千春 

こんな身代わりだとは…面白かった

身代わりになるって…こういうこと?
いない人に成り代わらされるって、大変どころのことじゃないって!

半グレで舎弟に刺されて死ぬところだったってか、死んだのか
泉から出てくるのは死んだ人ってことなのかな
アルブの王は代々泉から出てきたとかって秘密でもあれば礼夜が王になったこととか、正当だったと思えるんだけどな

普通に奪ったり殺したり騙したりしながら勢力を増してついには国を奪還した礼…

1

十六夜月と輪廻の恋 小説

小中大豆  夏河シオリ 

夢か現か…甘く切ない、輪廻ファンタジー(×モフモフ)

久しぶりに(今年5月の新刊以来)小中先生の御本が読みたいなあ…と思い、
こちら手に取りました。

今ならKindle unlimitedで読めます☺︎
電子で271ページとそこそこのボリュームある物語ですが、
一気読みでした。

もーーーーー...途中、二人の前世の繋がり、その切なさに泣けてしまって( ; ; )

3匹のちっちゃなモフモフ子狸・小狐・小ヤマネくんたちの存在が、…

3

呪禁師百鬼静の惑乱 小説

小中大豆  yoshi 

これシリーズ物で読みたかった

シリーズにしても良さそうなのに、終わりなんですって、残念
鳴海は取り込んで夢に見る形で見るスタイルなんだろうか?
結構疲れちゃいそうな気がするし、定年までかからず見るようになれちゃいそうだよね

小太り中学生は自分の招いた穢れにハマりこんでその中で怒りながら亡くなったんだろうか
不良からのイジメってのはかなりしんどい物だろうし、呪うのも仕方ない気もするけれど、立地次第でこんな大事になっち…

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