テクノサマタさんのレビュー一覧

感情のなまえ (1) コミック

テクノサマタ 

テクノさんらしいファンタジー要素たっぷりの作品。

テクノさんの絵柄って可愛くって大好きなのです。
が、テクノさん、小説の挿絵ではお見掛けしていましたが、漫画はお久しぶりじゃない?と思いつつ手に取った今作品。あとがきを拝見して、その理由をさっくりと先生が描いてくださっていて納得しつつ。

テクノさん作品てファンタジーものっていうのかな。ちょっぴり不思議な空気が漂っているものって多い気がしているのですが、今作品もファンタジー風味が加わった作品。…

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日傘ちゃん 1 コミック

テクノサマタ 

無題。

セスには若くして結婚した奥さんを失ったとても辛い過去があります、日傘ちゃんというのは受のあだ名です。

ちなみにセスも日傘の君と呼ばれてるのでここら辺少しややこしいです。
ちなみに日傘ちゃんは後輩を守るために車の事故から助け、その為にスポーツを中断しました。

まあはっきり言って他で一万回は見たなというネームですが、テクノマサタさんのほんわかした絵柄のおかげで安心して読めます。

あ…

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メイド花嫁を召し上がれ 小説

真船るのあ  テクノサマタ 

爽快!二人とも良い!

二人(執事も)のキャラがとってもいい!!

真陽が努力家で前向きで明るくて真面目で…と上げたらきりがないくらい良い子なんですよ。
女装でメイドとして屋敷に住み込み遥尚に結婚を申し込ませたら100万円という依頼を渋々事情があり受けてしまいますが…。

とりつく島もない遥尚にめげずに。なんとかちゃんとした食事をとって欲しい、あたたかいご飯を楽しく食べてほしい、その一心で毎日バランスのとれた食…

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純愛スイーツ 小説

間之あまの  テクノサマタ 

かわいくてあまくて

購入しようかずっと悩んでしたのですが、テクノサマタ先生の挿絵に甘いお話は読まずにはいられませんでした。
そして紙本で買って大正解。可愛い受けと包容力のある攻めが、先生の絵柄によって物語の中で輝きを放ってくれます。

純愛スイーツというタイトルがぴったりな、あまくて幸せなお話。
ほんとうに甘いので、ちょっと胸やけ気味になったりもしましたが...
大人×高校生がはじまりなので、プラトニックで…

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夏服 小説

杉原理生  テクノサマタ 

夏服の白いシャツ、自転車を漕ぐ背中を追いかけて

ポエムなタイトルをつけたくなる、DKの初恋。めちゃくちゃキュンキュンする可愛いお話で、テクノサマタさんの挿絵がベストマッチ!あの絵だからこそイメージが膨らみます…

表題作を含め5編収録されていて、「夏服」(初出は雑誌)「キスとカレーパン」(個人サイト掲載)から数年後に「クリスマスとアイスクリーム」「日なたとワイシャツ」「卒業」を書き下ろして一冊にまとめた作品です。大好きです、杉原先生…。

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旅の道づれは名もなき竜 小説

月東湊  テクノサマタ 

映画化しちゃいなよ

とても素敵なお話でした。
読み終わって、余韻に浸っています。
先生、ありがとう。

500年以上、生きたまま伝説の剣に捕らえられてしまっていた竜✕その伝説の剣を抜いた、祖国滅亡の敵への復讐を誓った青年、の物語です。

決して「壮大な」というストーリーではありません。
でも、大きな山場の間に絶妙な配分で中小の山場が挟まれているんです。
だから、ホッとしてると切なくさせられ、ほのぼのし…

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黄金のひとふれ 小説

中庭みかな  テクノサマタ 

ちょっと違った…泣

※悪口が書きたいわけではなく、入り込めなくて悔しかったので書きます。
評価を下げてしまってごめんなさい。



沈まぬ夜の小舟が大好きなんです。
先生のサイトを追ってSSも大事に大事に読みましたし、電子版も購入しましたし、なんなら、苦手だった(ごめんなさい)テクノ先生のイラストが大好きになるほど(今ではテクノ先生の挿絵小説を片っ端からかき集めて読んでます)沈まぬ夜の小舟が大好きです。

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金平糖の海 沈まぬ夜の小舟 after story 小説

中庭みかな  テクノサマタ 

本編読んだら絶対読んだ方がいい話!

本編でも十分に幸せになれた創ちゃんと高野先生だけど、やっぱりどこか宙ぶらりんな瀬越先生。そんな瀬越先生の心の枷をどうにかできないかと考える創ちゃんの話。ちょっと思ってたのと斜め上な行動でびっくりしたけど、でもこれが3人がこれから進む上で必要な手段だったんじゃないかと納得しました。

最後のお土産の話では創ちゃんが無事養子縁組をしたようで、そんな幸せな彼の様子も伺えてとても温かい気持ちになれまし…

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沈まぬ夜の小舟(上) 小説

中庭みかな  テクノサマタ 

強くて優しい

17歳、高校中退。親の離婚、再婚前の親の突然の他界。本来ならまだ大人に庇護される年齢なのに彼を守ってくれるものが何もない。そんな重くて苦しいお話です。

創ちゃんは自分が優しくてキレイな心の持ち主だということを知らないんです。だから他人と比べたり妬んだり、恨んだりをしない。自分の境遇や周りの大人を恨んで非行に走ってもおかしくない状況なのに。それって創ちゃんがめちゃくちゃ強い子だからじゃないかな…

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沈まぬ夜の小舟(下) 小説

中庭みかな  テクノサマタ 

もういい。もう、頑張らなくていい。

不憫受けをよく読むので、不憫受け耐性がわりとついていると思っていたのですが。

高野先生のこの言葉。
「もういい。もう、頑張らなくていい」
その一言に、読んでいた自分まで許された気になって、次の行を読むのが辛くて切なくて仕方ありませんでした。

上巻のレビューで、水底に沈んでいる創と表現しましたが、まさにそんな主人公をやっと掬いあげてくれた瞬間がこの時だったんだと、はっきりと感じられる…

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