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樋口美沙緒 末広マチ
てんてん
ネタバレ
今回は人気脚本家と幼馴染のお話です。 攻様が振られた過去をもつ幼馴染の受様と 再会して恋人になるまでと本編後日談を収録。 受様は代々村長で地主の家に生まれますが 限界集落に近い田舎を嫌って大学進学で上京します。 学生時代にシナリオコンテストで入賞して 脚本家デビューを果たすとドラマや映画の仕事から 雑誌のコラムから対談まで多方面で活躍する攻様は 自身を金甌無欠、完全無比…
umeair
樋口美沙緒先生×末広マチ先生。こんな素敵なタッグの作品、読むしかない! 電子単話の方は未読で、今回一冊にまとまったことをXで知り、 手に取りました。 で、届いた本を開いて 「二段組…」と愕然(ちょっと敷居が高くて苦手意識が;)、 さらに”俺”という主語に「まさかの一人称!?」とびっくり。 が!!! 読み進めるとそんな最初の驚きなんて屁でもないほど さらに驚く痛くて辛い展…
ちろこ
タイトルだけ見ると、ほのぼのホッコリ系のお話かななんて思ってました。 実際、この作品が単話配信されたときに第1話目を購入していて、これは不器用な恋のお話だぞ。しかも好きな相手とプチ同棲かぁ〜…グフフ( ̄∀ ̄)なんて妄想に耽って、続きは一冊にまとまるまで楽しみにとっておこうと思ってました。それが今日です。 ……絶句。 めちゃくちゃシリアスだ!!((((;゚Д゚))))))) そりゃそ…
樋口美沙緒 チッチー・チェーンソー
にょろぬ
はじめは、痛い系?DK好きじゃないな〜、でも樋口先生だから読むか…くらいでした。が、良かった! 10代特有の心の描写や葛藤や苦しさがありありと書かれていて、自分もこんなことあったなと当時の想いなんかが呼び起こされました。 ほんのり甘酸っぱいものもでてくるのですが、未だ成長過程の学校という少しだけ狭い世界で、もがく様が痛々しくて重くて、でもその経験は心身を成長させるのに必要で。葛藤する想いが生々…
その後のふたりと周りのみんなのお話。 経験を経て心と身体を成長させても変わらないもの、変わっていくもの。新たに見つけ出した答えや、ふたりで見つけ出して乗り越えていくこと、重い!切ない!苦しい!でもそこを通らないと気付けない大切な事。 BLなのに誰の心にも響く、背中を押される作品だと思います。とにかく良い!凄く良い! なんだろう、応援BLみたいな?とにかく読んで欲しいです! でも主人公の甘甘…
樋口美沙緒 yoco
renachi
久々にここまで良くない読後感を味わった。最初は理不尽に思えた環境も、そうなるに至った経緯を知れば、どうなろうと礼の自業自得に思える。常に二択を間違える礼は、最後にエドを壊して終わっていく。残ったのは激しい不快感だけだった。 礼は誰に何度期待を裏切られても懲りずに相手に期待して、愛されたいと願っている。そうした性質は何年経っても変わらず、学習能力が無い。何か言われてもただボサっとしていて、自己…
樋口美沙緒 高久尚子
しょしょまる
内容はかなり面白かったです。受けの夢に出てくる男を推理しながら読むのも楽しかったです。星の評価を4にするか3にするか悩みましたね。 ですが、少々不満もありまして…なんといいますか、くどい!説明が重複しすぎている印象があります。なかなか先に進まない、新たな事が起きない、話が進むのがゆっくり過ぎるかなとも思いました。 内容が面白いだけに残念です。 受けも攻めもいいのですが、カップルになる…
樋口美沙緒 街子マドカ
ゆうかのん
ずっとおすすめされていたムシシリーズ。 虫かぁ、虫嫌いだしなぁと思いつつ、 一巻読んだら止まらなくなり、 みんなの「その後」が読めると知りこちらも。 もう、最高だった! そのひと言に尽きます。 ハピエンなんだけど本編はなかなかハードだったから… 泣きながら読んだあとのこの甘さよ!! この多幸感を得るためにあの山を登ったんだな! 王子キャラの綾人の、変人っぷりが特に良かったです…
樋口美沙緒 小椋ムク
千太郎
いつもは色々頭の中で整理してからレビューを書くけれど、今回は頭に浮かんだことそのまま書き連ねていこうと思います。 というのも、この作品は理屈では語れないものが多すぎます… “愛”という漠然としたものを漠然としたものとして描ききっている。それなのに読む前と後だと“愛はね、”というタイトルから感じる“愛”というものへの感じ方が全く変わります。小説だからこそ成せる技というか、はっきりとした結論は…
いやぁ、長かったですね...このふたりは! もう大公様の情緒未発達ぶりにフリッツじゃないけど何回「おいおいおい!」となったかw よくもここまで頑なにできたなってくらいのシモンでした。 そんなシモンに、ずっと、じっと、理解しようとしてほほえみ続けてきたアオイ。 いくらお母さんでもなかなかできないよ! 見ていて苦しかったよ…!! シモンがギリギリの淵に立ってようやく本心をぶちまけられた時の…