山中ヒコさんのレビュー一覧

イキガミとドナー 二人のイキガミ 下 コミック

山中ヒコ 

全てが詰まっている

ついに終わってしまったか...と寂しい気持ちでいっぱいです。

常にハッピーというわけにはいかず、柴田の過去と現在からしてどこか悲しく静かに進んできた上巻。
柴田の周りは陽だったけれど、彼自身は鬱々とした陰の雰囲気をまとっていて、真意を読み取ることが難しかったです。

下巻では柴田の気持ちはどこにあるのだろうか、と読み進めていった最後。
こういう展開にするのか!と驚いたのは事実ですが、…

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500年の営み コミック

山中ヒコ 

神作,沒看過的都有難了

老師畫得特別好特別生動,分鏡啊劇情節奏都特別好,把我看哭好幾次,兩個人最終在一起了真的好好,太會畫了太會講故事了65555

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イキガミとドナー 二人のイキガミ 下 コミック

山中ヒコ 

やっぱりするめ系

ヒコ先生のご本って、何回でもよんじゃう本なので「するめ系」。柴田の様子に安堵するところもあり、引き続き切ない気持ちにもなり、そして「わーーーーーここで終わるんですかい!」と思う気持ちにもなり。既に5回は読んだ気がするのですが、すごーくハッピーな気持ちになれるという訳でもないので、神に近い萌2にします。雑誌掲載分を加筆修正したもの+あとがき。

滝の前から姿を消した柴田のもとに、あるイキガミが尋…

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イキガミとドナー 下 コミック

山中ヒコ 

平和がなによりとひしひし思う

手元に「イキガミとドナー 二人のイキガミ」上下はあるのですがまだ未読です。
早く読みたい。
でもオリジナルのこちらについて言っておきたいことがあって書いています。
この評価はずいぶん前につけたものです。
神評価でも良かったのに。
二人のイキガミを読み終えた後こちらを再読して評価するのなら間違いなく、神評価にしてるはずですね。
確信している。

イキガミとドナーは間違いなく文系が描い…

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イキガミとドナー 二人のイキガミ 下 コミック

山中ヒコ 

消化できない ずっと心に残る作品

この数日この作品の事ばかり考えている気がします。上巻のレビューが全てなんですが、瀧くんと生きていく柴田さんを応援しようという気に少しずつなれた気がする。

春人と幸せになって欲しかった気持ちはなくならないし、柴田さんから喪失がなくなることはずっとないと思うんだけど、「なんでもあげたい」って言った滝くん「来年も帰っておいでよ」って言った滝くんを読者も受け入れようって気になってきました。

柴…

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イキガミとドナー 二人のイキガミ 下 コミック

山中ヒコ 

また泣かされたし…

せっかく夕飯を食べて落ち着いてから読んだのに、Epilogue「送り火」でまた目から水ですよ。でもまた晴人に会えて良かった(私が!)w

柴田のした事は私怨による物でしたが、結局は他の多くのイキガミたちに自らの未来を選ぶ希望を与えていました。

どんな事をしても不満に思う人間は常にいるわけで、誰の心を救うことは神でも出来ないのでしょう。事件を起こしたイキガミが最期に起こした出来事の後の満た…

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イキガミとドナー 二人のイキガミ 上 コミック

山中ヒコ 

泣いちゃうのは分かってたけど

まさかの「イキガミとドナー」の続編を読めるとは思わず、発売されると知ってからは予約をして届く日を楽しみにしていました。

ただ、耐え切れずに試し読みやレビューを拝見して、これは号泣コースだなと思っておりました。そして、案の定ですよ。www
でもね、泣きましたが号泣ではなかったです。春人の運命を知ってるだけに、そのシーンまでの晴人の笑顔や苦悩を知るたびにじわじわと眼から水が湧いて来るんですよ。…

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イキガミとドナー 二人のイキガミ 上 コミック

山中ヒコ 

するめ系

ヒコ先生だし前作良かったみたいだしなと購入。しまったよー…これは先に前作読むべきだったかも…と激しく後悔中。私みたいに前作読んでいないのに今作読もうとしている方がおられましたら、考え直していただいた方がよいかもです。忘れないなと思ったので萌2にしました。雑誌掲載話を加筆修正したもの、カバー下は表紙絵のモノクロ図。

防衛省に入省、エリート街道まっしぐらの予定だったのに、入省後半年でドナーと判明…

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イキガミとドナー 二人のイキガミ 上 コミック

山中ヒコ 

号泣 胸を抉られた

こんなに号泣して読後も消化できずにずっと胸につっかえて前に進めないって作品に初めて会った気がします。普段あまり難しく考えないタイプでどんな話でも引きずるってことないのにめちゃくちゃ引きずってずっとキャラの心情について考えてしまう。こんなに辛い物語があろうかというほど辛い。そして下巻で救済が描かれるんだけど喪失が大きすぎて救済が自分の中でしっくり行ってない気がします。柴田さんのイキガミ春人のことを考…

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イキガミとドナー 下 コミック

山中ヒコ 

孤独を戦神✕健気な教師

鬼道と吉野のお話の下巻です。

吉野からの愛情のおかげで鬼道が段々と変わっていることが尊いなと感じます。
しかし、鬼道が未来を想像できないところが切なく、吉野の描いている未来が訪れることはないと鬼道が諦めているのが寂しかったです。

死んだと思っていた吉野が生きていて、イキガミの人権が得られてのハッピーエンドは唐突で説明不足な感じが否めません。

イキガミはナイフでも傷つけられないは…

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