中原一也さんのレビュー一覧

最強アルファと発情しすぎる花嫁 小説

中原一也  奈良千春 

幸せな日々の中に次々と迫る危機

今回はSアルファである軍人とその番であるSオメガのお話です。

強制発情させるウィルスを巡る軍と「AAsA」の攻防に
Sオメガである受様が巻き込まれていく顛末を収録。

この世界には
アルファ、ベータ、オメガという第二の性があります。

人口の7割となるベータに
第二の性の影響はほとんどありませんが
アルファとオメガには顕著な特性を与えています。

アルファには全てにおいて…

4

最強アルファと発情しすぎる花嫁 小説

中原一也  奈良千春 

絆の深さを感じるからこそ、切ない

シリーズ3作目。

①発情しない花嫁→→②発情させられた花嫁
と来て、今回は『発情しすぎる花嫁』ですと…!?

(五色の身になにが起こるんだよーーッ。゚(゚´Д`゚)゚。)
(どんどんステップアップしてるwとか笑えなくて、)
(平和的な発情じゃないと確信しちゃうタイトルが既に不穏)

というわけで、今回も手に汗握る展開でした。
(2作目ほどドンパチはしてませんが…)
(常に狙…

10

淫獣~媚薬を宿す人魚~ 小説

中原一也  小山田あみ 

媚薬を体内に持つ健気受け(しかも強い)なんて最高

“あんなふうにいつもどおり接客をしているのに、その実、躰を疼かせているのかもしれないーーそんなふうに思うと、男を刺激された。”

kindle unlimitedで中原一也さん祭りをしているのですが(一人で)、こちらも良かったー‼︎
海に親しむ美男たちの情景、お話がシンプルでキャラが良い。

媚薬を体内に持っていて狙われる受け云々、身体をつなげた人間は云々、設定もエッチで素敵過ぎでした!…

1

悪辣色男 小説

中原一也  奈良千春 

やはりそこが萌ポイントでしたか?

レール人生を生きてきた平凡な37歳既婚者が男に堕ちる…のを期待して読んだのですが、どちらかというと羞恥プレイが主だった気がします。
普通の飲食店だと思った求人は女人禁制のクラブで、自分以外のスタッフは若くて美しい…
その劣等感や、制服に隠された開発されていく身体の羞恥心と戸惑いが複雑で良かったです。可愛いような情けないような、淫靡なのか蓋したいのか混ざり合った感じで。もう少し鮎川が川崎に夢中に…

1

はだれ恋 ~拾われ男の妄想~ 小説

中原一也  小山田あみ 

即物的なのに純でいじらしく、切なくて地に足がついてる

世話になった愛妻家の男が好きで好きで、その男を思い浮かべる自慰や一夜のセックスを繰り返す美青年なお話。即物的なのに純でいじらしい、めちゃめちゃ良かったです。
冒頭からモブと絡んでるのですが、“尻が震える”「なんだ、このはしたないマゾ尻は」という言葉が最高でした(笑)
白石了と、白石が喘ぎながら呟く「八尾さん」、名前も素敵です。

母や血の繋がらない父に愛されず、早熟に育てられてしまった白石…

0

欲望の犬 小説

中原一也  國沢智 

クールなエリート歳上受けと歳下鋼攻め良いな!!

kindle unlimitedにて
クールで立ち入る隙もないような検事さんが、実は雨の日に拾った歳下の男に夜な夜な抱かれてるってエッッチ…
慎ましく生きてきたエリートが、逞しく美しい身体の男に強引に抱かれる事に自らの性癖を見つけ、彼とのデートで同性愛者の負い目が癒され恋心が育っていくのが、しかもセレクトしてもらった派手な服着たりするの、可愛い!
素直じゃない水上に対する大貫の台詞が甘くてカ…

0

幾千の夜を超えて君と 小説

中原一也  麻々原絵里依 

ラストシーンが美しい

私にとっては初めての作家さんでしたが、あとがきを読んでデビュー20周年のベテラン作家さんだと知りました。
あらすじも知らず、多分ランキングに入ってる時に買ったのだと思います。
不老不死の男と転生する男のファンタジーBLでした。

最初の出会い方がなんだか唐突な感じがして、その後の展開にも「そんなに上手くいく?」と感じる所が序盤にはあるのですが、読み進めると何故そういう風に2人がするすると引…

2

うさぎと狼 小説

中原一也  寿たらこ 

ぬいの夜の秘密

電子短編。
中原先生作品の本作は、なんと「ぬいぐるみBL」!

主人公は古ぼけたうさぎのぬいぐるみ、ハク。
既に飽きられ、クローゼットに放り込まれて忘れられたぼろぬいぐるみ。
一方、新しく買ってこられたドイツ製の高価な狼のぬいぐるみがやってくる。
彼は「スター」で、ご主人は彼ばかりを可愛がるし古いおもちゃたちは彼に擦り寄る。
卑屈なハクは近づく事も出来ず遠巻きにしてるだけ…
しかし…

0

幾千の夜を超えて君と 小説

中原一也  麻々原絵里依 

不老不死とは

作家さん買い。
最初はあらすじを読んでて「どうかなぁ、不老不死ってファンタジー寄りなんかな〜」と入り込めないかもと不安でしたが、読み始めたらなんのその。

死ぬことが出来ない司波、それをなんとか助けてあげたい矢代。矢代には過去にトラウマを受けたのか、閉所、暗所に恐怖を感じるという精神疾患があり、今は休職中の身。
矢代はいつの間にか司波に対する感情があることを自覚します。司波の方も同じように…

3

女王様と犬 小説

中原一也  立石涼 

THE年下わんこ攻めというべき一冊

THE年下わんこ攻めというべき一冊。
ものすごく犬で気持ち良いくらいでした。

妻帯者の同僚に片思いをしている受が、ゆきずりのsexというより情交の方がふさわしい感じの一夜を過ごした相手に熱烈に惚れられてしまう。
ほぼほぼストーカー状態で追いかけられているうちにいつのまにか片思いの同僚の事を考えるよりワンコなストーカーの事を考えている自分に気がつく受。



攻めの犬っぷりが素晴ら…

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