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konokoi ha otouto wo komaraseru
幼いころ両親を事故で亡くし、今の家族に引き取られるまで養護施設に居たことがある朝陽は
たとえ嘘でもいつでも笑顔でいれば過ごしやすいことに気付いて
それからはどんな状況でも笑ってしまう癖がついた、という…
こんな悲しい処世術を身につけた過去がさらりと描かれていました。
朝陽は親に捨てられたとか顔も知らないとか
そういう理由で施設に居たわけではないのに自己評価が低すぎて心配になるレベル。
そして周りの気持ちの変化や態度に敏感なはずのに、なぜ自分に向けられている気持ちには気付かないんだ…!!と、疑問に思う場面も(汗)
想いのすれ違いが結構多くて、もどかしいところもありましたが
輝月の前でいろんな表情を見せられるようになった朝陽を見て一安心。
両親公認だし幸せになってほしいなと思いました。
表題作3話と短編が4作収録
表題作は、義兄弟。
幼い頃に両親を亡くし、父親の親友夫婦に引き取られた朝陽。
施設にいた時の癖で常に笑顔で人と接する朝陽だけど、悲し時や怖い時に無理して笑顔でいる朝陽に気付いて不器用ながら助けてくれていた義理の弟・輝月。
そんな輝月を好きになってしまったけど本人やおじさんおばさんに迷惑を掛けれないからと気持ちを押し殺す朝陽。
朝陽が気弱そうに見えるのに、輝月が朝陽の部屋でメンズデリヘルの名刺を見つけた時は、輝月以上に私もびっくりしたわー!『おまっ!意外やなっ!!』とか突っ込むよね(笑)
気持ち(告白?)がすれ違いまくりの両片想いとしてはちょっとアッサリ目だったけど「目つきはキツイのにめっちゃ優しい輝月」に癒されましたー。
同時収録は
・おねだり上手×苦労人
・ポジティブ馬鹿×振り回され美人
・鬼畜眼鏡×泣き虫
・真面目ボーイ×褐色純情ビッチ
どのお話もサラリと読んじゃう感じでしたが、”泣き虫”に関しては想像以上の泣き虫すぎてちょっと引いちゃいました。