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異形の魔法使い、チビうさぎを拾う
routou no mahoutsukai to oremimi no hanayome
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
こちら、可愛くて甘くて痛快で、そしてとてもあたたかい・・・。
そんなモフモフファンタジーになります。
成瀬先生と言うと、ファンタジーで独自の世界観を作り上げる事に関して、確固たる地位を築いておられる作家さんだと思うんですけど。
今回、そんな成瀬先生の持ち味が大変生きた、素晴らしい作品でした。
最高に面白かったですよ~!!
いやもう、なんと言っても、主人公である狼頭の獣人・夜浪が最高でしてね。
個人的に獣人が大好きだったりしますが、中でもオヤジとの組み合わせはもう(私の中では)神なのです。
そう、夜浪ですが、狼頭の獣人でオヤジ。
そしてそして、呑んだくれのヘボ魔法使い。
しかし、その正体はー?みたいな。
くっ、もうこのオヤジ、めちゃくちゃシビれるよ!
格好良すぎるよ!!
控え目に言って、最高だよ!!!
まぁそんな感じですので、オヤジ好きの姐さん方にもぜひオススメしたいです。
内容ですが、狼頭の獣人でヘボ魔法使いの夜浪×彼が拾った謎の幼な子・淡雪による、モフモフ子育てファンタジーになります。
昼間から呑んだくれ、ヘボ扱いされている魔法使いの夜浪。
森の中で愛らしい幼な子を拾います。
親が見つかるまで、不慣れな育児にアタフタしながら面倒を見る事に。
自分になつく幼な子を愛しく感じるようになりますが、実は幼な子には秘密があってー・・・と言うものです。
で、まずこちら、攻めである夜浪ですが、頭だけ狼の獣人でだらしないオヤジになります。
昼間から酒場で呑んだくれ、周囲からはヘボ魔法使いとこき下ろされって具合で。
いやもう、典型的なダメオヤジですね。
で、そんな彼が拾った愛らしい幼な子・淡雪。
印象としては1~2才って所でしょうか。
この子がですね、とにかく可愛いんですよ。
いや、夜浪とセットで、二人の日常が可愛いと言うか。
こう、無骨でだらしない夜浪が、不器用に淡雪の面倒を見るんですね。
そして、夜浪に全身でなつく淡雪。
何だろうな~。
淡雪に「しゅき~」とか言われて、「好きか・・・、へへ」と目尻を下げてるオヤジ!
逆に泣かれ、「おい嘘だろ、やめろ。泣くんじゃねえ」と、オロオロ狼狽えるオヤジ!!
いやもう、和むなんてもんじゃないですよ。
可愛すぎて転がっちゃいますよ。
で、こちらはBL。
二人のやりとりに和みまくった後は、萌え爆発の展開が待ってたりします。
ある日魔水晶に触れると、みるみる可憐な麗人に変化する淡雪。
実は淡雪ですが、魔力で幼な子の姿に変えられた超美人の青年で霊獣だったのです。
霊獣としてはミソッカスの彼は、以前危ない所を助けてくれて、ちゃんと自分を認めてくれた夜浪に惚れ込み、弟子にして貰うべく家出してきたー。
とは言え、淡雪はミソッカスだからと冷遇されてたりはせず、家族から溺愛されてるんですよ。
で、面白いのが、淡雪を溺愛しているパパと夜浪の攻防。
この魔力を高める為の方法ですが、実は魔法使いとエッチする事なのです。
淡雪の美しさと彼に対する愛おしさから、抱いてしまう夜浪。
ラブラブなのも束の間、パパ襲来みたいな。
そして、「こんなだらしないオヤジにうちの可愛い息子をやる事は出来ん!!」みたいな。
う~ん・・・。
淡雪にとってはそれなりに深刻な事態ではあるのですが、こう基本的に淡雪への愛情と言うものがパパからはダダ漏れなんですよね。
だらしないオヤジだからダメなのでは無く、例えどんな男を連れてきても許さないだろう的な。
そう、この作品、こんな家族愛の部分も素敵なんですよ。
コミカルでありつつ、とてもあたたかい・・・。
ところで、かなりダメオヤジっぽい夜浪。
実は彼ですが、見た目通りのうだつの上がらない男では無かったりします。
いちいちここぞって所の言動が、すごく包容力を感じさせて格好いいんですよ。
パパに連れ戻される淡雪にですね、「必ず迎えに行くから待っていろ」と力強く告げ、と言った具合に。
で、魔法で狼頭にしていた彼の正体はー・・・。
これ、本気を出した夜浪の格好良さに、シビれちゃいますから。
痛快なオチに、歓喜しちゃいますから!
オヤジ、最高だな!!
あと、オヤジ愛に溢れちゃって夜浪の事ばかり書いちゃいましたが。
淡雪もまた魅力的でした。
素直でおっとりしてるのに、妙な所で頑固。
そして、ひたすら一途。
夜浪がデレデレと脂下がっちゃっても仕方ないわー。
と、とても好みで萌えまくった作品でした。
ファンタジー好きの姐さん、ぜひご一読下さい。
成瀬さんと言えばモフモフ、そしてファンタジー。そんなイメージが強いですが、今作品もそのイメージを損なうことのない非常に可愛らしく、そして優しいお話でした。
主人公は夜浪。
ケモ耳、どころか頭は完全な獣。そして昼間から飲んだくれるオヤジ。優秀な魔法使いだと彼は言うけれど、周囲の人たちはそれを笑ってスルーしている。
そんな夜浪は、ある日森にすむ狼から「森に子どもがいる」と教えられる。慌てて見に行ってみれば非常に可愛らしい男の子が薄着で森にいる。
凍えてしまう、餓死してしまう、と焦った夜浪は、淡雪と名乗るその子を保護するが―。
もうね。
めっちゃ可愛いです…!
夜浪は、だらけきった毎日を過ごしていますが、実はとても誠実な男性。
夜浪が魔法使いというのは本当。
そして、魔法使いとセックスすると、あら不思議。セックスした相手も魔法が使えるようになってしまう。
けれど、それも、相手が秘めた魔力を持っている場合に限る。全く魔力がなければ、いくら魔法使いと身体の関係を持っても魔法使いになれることはない。
魔法使いになりたくてお金を積む人も多い中、夜浪は、お金や若い子の身体をむさぼるような真似は決してしない。
ガサツな言葉使いや態度とは裏腹に、彼は誠実なナイスガイなのです。
そしてそんな夜浪に拾われた淡雪。
この子がかわいいのなんのって。
ビジュアルもなのですが、舌足らずなしゃべり方とか、子どもながらにきちんとした態度をとるところとか。夜浪を始め、周囲の大人たちがメロメロになるのも頷ける。
そして、淡雪の持つ「秘密」が、これまた非常に面白かった。
普段、レビューはネタバレ上等で書いていますが、この作品はぜひともネタバレなしで読んでいただきたい。
序盤から少しずつまかれていた伏線が、少しずつ繋がり、そして一本の線になるストーリーに、引き込まれて仕方なかった。
夜浪は、とある事がきっかけとなりそうそうに淡雪を抱いてしまいますが、この関係にも萌えが滾ります。
狼の頭を持つ夜浪は、淡雪は本当は怖がっているのではないか、とか。
淡雪は淡雪で、夜浪が自分を大切に想っているから抱いているとは思っていなかったり。
少しずつすれ違い、でも、相手を想う気持ちに満ちていて萌え禿げるかと思いました。
さて、このストーリーの結末は。
美女と野獣。
黄門さまの印籠。
そういったものを思い浮かべるシーンもありつつ、とにかく大団円。
ケモ耳、というには夜浪のビジュアルはケモノ過ぎるきらいがありますが、夜浪の顔が狼様なのも理由があり、そういった謎もきちんと解明するので読んでいて引っかかりがなく話に入り込める。
「夜浪」という彼の名前にもあっと驚く理由があります。
最後の最後まで、萌えと、面白さが詰まった作品でした。
そして、特筆すべきは小椋さんの挿絵。
小椋さんの優しく、可愛らしい絵柄が、この作品に非常に合っていて萌え度は確実に上がりました。とくにちびちゃんの可愛さには悶絶…!
表紙、口絵、そして挿絵。
どこをとっても萌えしか見つからない、素晴らしいイラストを、堪能してください。
とにかく面白かった。
文句なく、神評価です。
今回は辺境の森に住む狼頭の魔法使いと
森で保護した訳有り子供のお話です。
過去を隠して隠遁していた攻様が
受様のために本来の自分に戻るまで。
この世界には人間の他に
獣の耳としっぽをもつ亜人である
獣人が存在します。
攻様は末は賢者かと言われた逸材でしたが
今では辺境の森の翠公の別荘を
棲み処とする狼頭の魔法使いです。
獣人には獣と化す能力はありますが
己の意志で発動出来る者は稀であり
首から上が獣そのものの攻様は
かなり異質な存在で
普通、魔法使いと言えば
普通の人々には雲の上の様な存在で
畏れられながらも敬われるものですが
攻様はその見た目も相まって
へぼ魔法使いと見做されています。
今日も攻様が街の酒場で
馬の合う医者と呑んでいると
厄介な依頼する輩もいますが
攻様には全く受ける気はありません。
しかしその夜
森の老木の大きなくぼみの中で
雌狼が守る子狼とともに混じって眠る
白い獣耳の子供を見つけた事から
攻様の暮しは一変することになります。
この白い子供こそが今回の受様です♪
攻様は受様になにやら既視感を覚えつつも
放っておけずに連れ帰る事に。
攻様は翌朝目覚めた受様に
狼頭を恐がられて泣かれる覚悟でしたが
受様に小さな舌で獣面を舐め起こされ
受様は攻様の口を開けての威嚇にも
声を挙げて笑い出します。
攻様は毛布に包んだ受様を抱えて
昨夜の酒場で受様用の朝食を調達し
飲み仲間の医者の家を訪ねるのですが
受様を抱えた攻様を見て誰もが
攫ってきたのか!?食べるのか!?と
顔を顰めて攻様はうんざりします。
医者の見立てによると
受様には何かの魔法がかけられていて
その為に魔力が枯渇しているとの事。
受様はなぜか攻様にべったりなので
攻様は受様の親が見つかるまでと
受様を保護することにしますが
食料買い出しのために向かった街で
古道具屋の安っぽい作りながら
かなりの魔水晶の首飾りを欲しがり
攻様を大いに訝しがらせます。
首飾りを買った受様を連れて
別荘に戻った攻様の目の前で
受様は魔水晶から魔力を吸い取り
美麗な青年へと変化しました。
なんと受様は獣人ではなく霊獣で
かつて1度だけ相まみれた事のある
広大な北の地の公子だったのです!!
しかも受様は攻様を師とするために
家出してきたとまで言い出すのです。
受様の申し出に攻様は大混乱!!
果たして受様の願いは叶うのか!?
能力も実力も有りながら
表舞台から隠遁していた攻様が
自分を慕う受様のために奮闘する
もふもふファンタジーです♡
成瀬先生の描くおチビちゃんキャラは
毎度ラブリーでプリティーなのですが
今回小椋先生によるビジュアルが加わり
もうこれ以上ない可愛さになっていて
入手前からハイテンションでした♪
攻様は北の大地を旅している時に
5匹の魔物に襲われていた受様親子を
助けた事がありました。
受様の父公と2人の兄は
いかなる魔物をも圧倒するほどの
膨大な魔力をもつ霊獣ですが
この時は卵を編んでいて力が震えず
受様達は攻様の助力で助かったのです。
受様は父公と兄達に愛されて育ちますが
前例がないほど魔力が弱く
今のままでは魔物狩りはおろか
卵の育成もできないことから
魔法使いに師事する事を迫られます。
魔法使い同士が交合すると
魔力が著しく向上し精度までも
上げられる事は広く知られていて
受様はいやらしい事をするしかないなら
攻様を師としたいを願います。
しかし父公の許しを得られず
受様は幼くなる魔法をかけられながら
父公達に内緒で城中の魔水晶を集めて
転移魔法で家出して
攻様に会いに行こうとしたのです。
そんな受様のいじましい話に
絆されてキューンとする攻様ですが
魔水晶の魔力が切れると
受様はまたまたおこちゃま姿に
なっちゃうのですよ (ӦvӦ。)
このあたりの緩急が
すっごく萌えツボです♡
その後に翠公の子息が
攻様の魔力を狙って迫れば
受様大活躍!!
受様を弟子にするために
爵位と領地を求めて
攻様も大活躍!!
2人が幸せを掴むまで
たいへん楽しく読めました♪
攻様は狼頭なので
表情の変化はすごく乏しいのですが
しっぽが盛大にフッサフサなのも
すごくMYツボでした♡
受様を見た時の攻様の既視感、
魔法使いの師弟関係の裏の意味等
わかり易い布石の他に
一見無関係ぽい大地の揺れ等の
伏線がところどころに張られていて
それらが上手く絡み合っての幕引きは
お見事でした (^o^)丿
今回はウサミミ繋がりで榛名悠さんの
『うさぎの嫁をもらいまして』を
ご紹介作とします。
もふもふファンタジー大好きです♪
成瀬先生買い。成瀬先生のちびっこ記載がこんなに素敵だったとは!!!!!!ちびうさ姿の受けに全面降伏いたします。ちびっこ好きな方には猛烈におススメしたい本編240P弱+あとがき。全頁の半分ぐらい、受けがラブリーちびです♡♡♡
酒場で飲んだくれた後、家に帰る途中で狼により木のくぼみに連れていかれた夜浪(イエラン)。そこには雌狼にくるまれた子狼と、くうくう眠る真っ白なうさ耳+長しっぽの子供。仕方なく連れ帰り、翌日名を聞くとたどたどしく「・・・だんしぇ・・」と名乗り・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
攻めの知り合い(お医者さん、酒場の娼婦、主人)、弟子入りを志願する子、受けの父兄、狼、火竜等。受けの父兄がめっちゃ面白いです、バカ父兄すぎ(笑)。
**とにかく好きだったところ
もう、淡雪の可愛らしさに尽きる!!!!!!!お子様クリーンヒットというか満塁ホームランです!!!
たどたどしい喋り方、誰からも愛されてきたからか誰にでも振りまく愛想、そしてぷにぷにほっぺだの真っ白ぽわぽわ髪の毛だの、可愛いという文字で出来上がっているとしか思えない!
その各種たまらん記載に加えてムク先生の神絵!帯に3つのちび絵、カラー口絵もちび、中にも3枚ちび絵があり、その1枚が個人的に神絵ナンバー1でした・・・ちょっと怒ってしまって、ぷくーーーーーーーって頬っぺたを膨らませているのですが、何回見ても噴き出してしまう!この愛おしさ最高です。
そのちびに「弟子にして」と言い寄られて、嬉しくって嬉しくってしっぽを振り続けていた夜浪もついに陥落するんですが、その後がまた面白い。淡雪を溺愛している父兄が、最後は別の溺愛対象を見つけて、これまた溺愛。癒しでしかない幸せ風景でした・・・
攻めさん、狼頭でいる時間が長いですが、人姿になりますので、ちびっこお好きなら是非一度お試しください。とにかく受けが可愛く、攻めもちょっと紳士っぽくてめっちゃ好みでした!かの先生、ムク先生、可愛らしいお話、本当に有難うございました!!!
可愛いくって甘くってもふもふで、萌が詰まってます!
そしてなんと言っても、小椋ムク 先生のイラストが最高なのです。
鼻ちょうちん・肩車・迷子ひも姿と小説本文のちみ描写と共に萌え転がりました。
基本、ケモミミものは大好物なのですが、そこにちみっこがプラスされて更に最高です。
帯のチビうさにまずやられました!
お話はケモミミちみっこ要素ありのファンタジーです。
ちみっこ好きなら読んで間違いありません!
攻めの狼頭の夜狼とちびうさぎ淡雪のやり取りにほっこり癒されます。
魔法使いや使い魔等設定にもすんなり入り込め、楽しめる事請け合いの一冊です!
そして、ぜひ続きが読みたいです!
厭世的になっていた賢者が訳あり幼児を拾ったことで、人間らしく家族を持つようになる話。
<あらすじ>
先の戦争で活躍により、王より賢者の称号と貴族の名を与えられた狼の獣人の魔法使い・夜浪(攻め)。
魔法使い同士で交合すると魔力が増強できるということがわかって以来、常に閨を狙われるようになり、自分の強力な魔力が狙われる状況に辟易した夜浪は、顔を狼頭にし辺境の地でへぼ魔法使いとして、人を寄せ付けないやさぐれた生活をしていました。
そんなある日、夜浪は一人の幼子を拾います。仕方なく、淡雪(受け)というその幼子の親を探しつつ慣れない子育てをするの
ですが、懐いてくれる淡雪との生活に幸せを感じるようになっていきました。
そんなある日、淡雪は手に入れた魔水晶で突然美しい青年に姿を変えるのです。
実は、淡雪は北方にすむ霊獣・雪公の息子で、霊獣にしては魔力が弱いため父や兄たちに過保護に育てられていたのですが、魔力の増強のため知らない魔法使いと交合するよう強要され、どうせなら夜浪がいいと主張したら幼児の姿に変えられたというのです。
過去に一度危ないところを夜浪に助けられたことがあり、それが忘れられなかった淡雪は、なんとか魔水晶を使って夜浪のところへ家出したというのが真相です。
魔力が欲しいという淡雪にうっかり乗ってしまいそうになる夜浪でしたが・・・
なんといってもちみっこ淡雪の可愛さにつきます。
話の半分は淡雪が3歳くらいの幼児なのですが、もうかわいくてかわいくて。
そして、すごい強情。
もともとは猫かわいがりする父や兄に思うところがあっても、彼らの望む通りに笑って過ごしていましたが、ただ可愛がられるだけの存在ではないとわかってくれた夜浪に出会ってからは考えを変えます。
幼児どころか最終的に赤ん坊にまで戻されても、他の魔法使いに穢されないよう過保護な父親たちを利用したりと知略を尽くしているところが、意思の強さを感じさせました。
夜浪も最初から自分の狼頭を恐れず懐いてくれる淡雪にメロメロで、尻尾は常にふりまくりです。
町の人は冗談交じりに会う人会う人が攫ってきたのかとからかいますが、尻尾がずっと揺れていることやちゃんと生活するようになった夜浪のことを快く思っていて、不安になる淡雪に夜浪は淡雪が大好きだと教えてくれるのです。
それまでは、生活できてればいいというような生活だった夜浪ですが、淡雪を手に入れるため、雪公に無理難題(夜浪にとってはそうでも無い)を突き付けられてからは、賢者復活で怒涛のような展開で外堀を埋めていきます。
親ばかな雪公とシスコンな二人の兄には呆れましたが、霊獣としては特別弱い淡雪を心配する気持ちをきちんと汲み取れる夜浪は大人でした。
というか、父と兄たちはもうちょっと大人になってもいいんじゃないかってくらいの過保護具合でしたが、それでもあの可愛すぎるちみっこ淡雪をずっと育ててきたなら、そうなっても仕方ないかもと思うくらい淡雪はかわいいのでちょっと複雑な気持ちです。
それでも、無理難題を吹っ掛けて最後はただ嫁にやるのがいやなわがまま父親状態になってしまった雪公には、夜浪にあっさり達成されてあっという間に淡雪を連れ去られてしまってちょっといい気味と思ってしまいましたね。
二人の子供も見れてとても満足でした。
夜浪の膨大な魔力があれば子だくさんになることも夢ではなさそうです。
とにかく、楽しい話でした。
イラストもとても素晴らしかったです。
淡雪が大きく口を開けてパンを食べようとしている姿とか尻尾を抱えて寝てる姿他、可愛すぎて言葉になりません。特に可愛かったのは市場に買い物に連れて行ってもらう際に迷子にならないようにと身体に巻き付けられた迷子紐が気に入らなくてむーっとむくれている様子です。可愛くて可愛くて、ずっと眺めていても飽きないくらいでした。
「白銀の狼と魔法使いの卵」を読んで、再び本作を読み返しましたが、1回目読んだ時よりも世界観に自分が馴染んでいるので、より一層キャラクターに萌えました。
カッコいいよね〜〜。
可愛いよね〜〜。
どっちもたまんないよね。
こんなかっこいい狼さんに愛されたら最高だろうし、こんな可愛くて一生懸命な子を甘やかせたいよね。
両方それぞれの視点が入れ替わるので、どっちの気持ちにも共感します!
それに。
狼でやっちゃうのとかさ、最高だよね。
白いお父さんとかお兄さんたちもいいよね〜〜。
魔法のある世界も素敵。
あー楽しかった。
夜狼は獣頭の魔法使いで最初はダラダラとしたオヤジなんですが、森で淡雪を拾ったあたりから物語が加速度に面白くなって来ます。
淡雪目線からの話では、淡雪がただの幼な子では無いのだろうとは読者は薄々気が付きます。
そして淡雪を父親の元に帰してからの夜狼の活躍と正体にはワクワクが止まらなくなります。
淡雪の父親をギャフンと言わせたい王様も一役かって、夜狼が淡雪を迎えに行く辺りはもうニヤニヤが止まりません。
小椋ムク先生の描く幼な子の淡雪が凄く可愛いので、淡雪の父親や兄達の気持ちが分かるような気がします。
とても面白くて続編期待したいです。
ただ個人的には中華風の名前が覚えづらいのでやめて欲しかった。
獣人のファンタジーモノを探した末にこの作品にたどり着きました。
挿絵のふわふわな淡雪がたまらなく可愛くて
その時点で購入してよかったなぁと思ったのですが、
その後、お話も読んでよりそう思いました(*´ω`*)
淡雪が健気ですごく可愛くて、
何回きゅんきゅんしたかわかりません(*´ω`*)
夜浪も思ってることを言葉にすることはあまりないけど
しっぽにしっかり感情が出ていて可愛かったです。
淡雪の父と兄が出てきたときどうなるかと思ったけど
夜浪はやっぱりすごい魔法使いだったんだなぁ…!
自分を獣化していたことにも驚きました(*´ω`*)
二人の恋のお話はもちろんなのですが、
子供が生まれるまでをじっくりと書いてくださっていて
それが私はすごく嬉しかったです(*´ω`*)
こうやって二人が紡いだ愛が、子供という形になったんだなぁって(*´ω`*)
すごく内容が盛りだくさんで読み応えがありました。
モフモフにちびっ子に麗人に狼に火竜と、いっぱい萌えがありました。
夜浪の正体や淡雪の本当の姿など、おお!となりました。まあ淡雪は表紙で見てはいたんですが。
とっても良かったです。
良かったのですが読むのに時間がかかり、だんだん疲れてきて。
淡雪が夜浪を慕うのに夜浪は何にも言葉にしてくれなくて。ちょっとすれ違っちゃうのが…。
エッチのときに全然前戯はないし、腰を上げろとか口調がなんか嫌っていうか。
ちゃんとエッチできるように夜浪が淡雪に魔法というか暗示は施してはいるのですが…。
淡雪もとっても可愛いのですがエッチで夜浪の言うがままで。どうもひっかかり。
淡雪が連れ戻され夜浪が迎えに行くイベントはとっても良かったです。
火竜退治と若手魔法使いの指導で爵位と領地をもらうはずが、なんと火竜を手懐けて賢くて便利な使い魔みたいにしちゃうし、若手からも慕われて。
本当はイケメンオヤジな夜浪もとい賢者の炎。
狼頭から人の頭に戻し役人も連れて淡雪を迎えに来て。
ここからもまだまだイベントが盛りだくさんです。
そうきたか!な子づくりや二人の子供の誕生や、まさかの雪家の面々のじじバカぶり。
二人も新婚さんですっかり良い夫婦で赤ちゃんは可愛いしめでたしめでたしでした。