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この日、オレは初めて子供を産んだ――。
shonen wa kakkou wo haramu
人間とそっくりで人間に交じって生きる
人間とは別の生命体「カッコウ」
カッコウには繁殖が可能な健常体と生殖能力を失った個体といる
少年は繁殖能力のない無価値なカッコウである意識をもって生きてきた
ところがある日を機に一転する。
産休代理でやってきた教師、彼の手によって
・・妊娠、出産なんていうから、
オメガバース的なものをイメージしていたのだが
まるで違った。
「繁殖」はあくまでも「繁殖」であり
人間でいうところの性衝動とは別のもの。
エロス期待して読んで自爆したのは、もっぱらワタクシが
よこしまなせいでございました。
保護者のいうことを無視して先生に拘束され
子供を産まされる。
産まれた赤子を・・・という少々グロテスクな表現アリ。
BLというカテゴリで読まなければ面白いと思います。
タイトル買いしたんですが ヤバイです
設定で大混乱ッ!
人間の顔をもち 姿・形・臓器まで人間と同じ造りの生き物 正式名称『ヒトモドキ』
人々に混じり生きる彼らと人間との違いは その繁殖期にある
カッコウと言えば托卵
このお話をややっこしくしてるのがこの『托卵』
オメガバースですら厄介で難解だなと思ってるあたしにはトンデモ8分歩いて10分 の代物だった
まぁ 読めばわかるんだけど
カッコウってのが雄しかいなくて 体内で生成した卵を妊娠初期の人間見つけて値付けし繁殖してるらしいんだけど
厄介なのはこっから
カッコウに必要な他人に押しつける卵を持てない『種なし』
子孫繁栄を担えない種なしは通常のカッコウの補色対象でしかないらしいのだが お話の核になるのは 存在意義をもたないはずの種なしの中に稀にいる 存在意義のある種なし
『祖体』
ほらややっこしい
設定が細かいお話は嫌いじゃないんです
むしろぐちゃぐちゃに絡んだ糸をちまちま紐解くように関係図とか相関図つくっちゃったりする程度にはすき
なんだけどどうにも 相関図つくってみても何を見せたいのかがこの時点ではわからず
種なしカッコウを引き取ったカッコウと 種なしカッコウに欲情する元カッコウ研究者(自称)
正直 お話の理解より言葉を落とし込むのに必死にで そうこうしてたら普通の人間なのにカッコウになりたいやつまででてきちゃって
自分の中の受け入れ態勢が整えばお話自体はすらすら読めるんだけど この巻 登場人物と説明だけで終わっちゃった?
うううん 初めましての作家さまで絵面になかなか慣れなかったってのはちょっと置いておいて
カッコウの托卵に目をつけたのはほんと面白いと思うんですが これってボーイズのラブにちゃんと繋がるのか? って感じで 読みすすめるのに不安しかないのよね