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kare ga ani wo omega ni suru
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
義兄弟の2人が表紙。兄、一希を弟、圭吾が耐えられず、背後から襲ってる(?)感じです。
「放課後の不純」シリーズが大好きで、同じ作家さんという事で期待大で読んでみました。
絵は好きです。あっさりした線なのに色っぽい雰囲気があって。
でも今回は、ドキドキ感が少し足りなかったかな。
オメガ設定、義兄弟ならではのすれ違いも
もう少しだけドラマチックな展開を期待してしまいました。
圭吾の彼女が結構登場するのですが、嫉妬から一希にコーヒーかける場面で、そこまで言わなくてもと思うほど性格キツいです。
結局二人は別れるけど、彼女は彼女なりに圭吾を好きだったわけで、ちょっと圭吾もも淡々としすぎてます。
ラストの制服プレイは好きですけど。
大人になってから兄弟としった二人が恋愛するのと
ずっと一緒にそだった血のつながらない兄弟と
どっちの禁忌感が強いかという話。
正直、血がつながっていないと知った地点で背徳感がそがれるのは
私だけだろうか(´・ω・`)むーん
というわけで兄弟ものですv
そしてオメガバースです。
親の再婚で兄弟になった二人。
幼い頃はすごく懐いてくれたのに、ある頃から弟の態度が急変した
距離を置かれ嫌悪すらしているように見える
それでもお兄ちゃんは弟が大事で大好きなので、
事あるごとにちょっかいはかけていくわけですがケンモホロロとはこのことw
なぜ兄を拒絶するのか、そして二人の関係は?!
結果どうなるかというのは明らかで
展開的にはわかりやすい。
正直、オメガバースである意味があるのかどうなのか
という部分はありますが、オメガバースをテーマにと考えられたのならアリ。
「兄ちゃんを孕ませる」これをテーマにした子づくりスピンが読みたry(殴
ずっと冷たくした分、とことん仲良くしてくださいv
待ちに待った、梶ヶ谷ミチル先生の新作!
なんだけど、オメガバースへの挑戦⁈ は、私も意外でした。
BL自体がファンタジー他ならないんだけど。梶ヶ谷先生といえば、日常を丁寧に描いた、
「放課後の不純」や「成長痛」などの、青春の1ページを描く名手だと思っていたし、
このエッチな表紙を見て、なんか違う⁈ 感は否めない。
…どうしちゃったんだろう?
物語は、連れ子同士の再婚で義兄弟になった、圭吾と一希の恋の行方。
無邪気に弟を可愛がる一希に、仄暗い劣情と思慕を募らせて行く圭吾。
天真爛漫だった幼な子の圭吾が、イケメンに育っていて。
自分のやり切れなさと性欲を女の子と付き合う事で、誤魔化そうとする。
そう、当て馬が女の子っていうのも梶ヶ谷先生では、珍しいです。
帰国子女で、結構あけすけな物言いをする女の子、雅ちゃんには好感持てなかったし。
彼女は必要だったのかなぁ。って、思ってしまう。
こういうのが、BL的にダメな人はダメだと思う。
そういう意味でも、梶ヶ谷先生にとって、挑戦だったんじゃないかな。
意欲作だとは思いますが、やはり義兄弟ものというのは、それだけでテーマとしては大きいので、
オメガバースにしなくても? なんだか盛り込み過ぎな気もしました。
先生も、それまでオメガバースを読んだ事が無かったという事ですし、
その社会性や、世界観を活かせて無かったと思います。
一番違和感のあったのは、βの幼馴染の大和が、発情した一希を犯そうとした事。
他の作品では、まず見られない描写です。
βは、フェロモンが効かないというので、安全圏として描かれるか、
もしくは、βでも耐えられないほどの強烈なフェロモンを垂れ流すというという描写が伏線として
描かれておくべき。などと、色々考えてしまいました。
ただ、圭吾の暗い色気には萌えました。
高校生の圭吾が思春期らしく、悩み、それでも隠せていない劣情。
長めの前髪から覗かせる眼差し。
腰履きの細い制服のパンツ。ネクタイ。
ふわっとした線の絵柄なのに、漂う色っぽさ。
そういうのは、これまで以上に増したと思われます。
次回作も楽しみにしています。
弟×兄とか好きだし、弟が兄に反抗的なうえ彼女までできてお兄さん切ない話かと期待してたんですけど。兄が弟に疎まれてると思った時、もうちょっと離れてみるとかしてほしかった。素直すぎて物足りない。弟に避けられていた分、もっと弟をやきもきさせる場面とかみたかったな。あんなにつらく当たられてたわりにはあっさりすぎて若干がっかり。読んだ後に、いまひとつ物足りなかった。弟からの嫉妬とかもなさすぎ。ふつうΩのお兄さんがヒートになってたらもうちょっと心配しないわけ?とられるんじゃないかとかさあ。
連れ子再婚で兄弟になった4歳違いの一希と圭吾。
どこにでもいる平和なβ一家だと思っていたのに、兄に特別な感情を持ち後ろめたさを感じ始めた矢先、第二次性検査で自分がαだと知る圭吾。
自分だけが違うと疎外感を感じ、それも兄を好きになってしまった罰だと思う圭吾が切なかったです!
学生時代に第二次性検査が義務化されておらず、恋愛感情にも疎かった一希は大学生になって突然のヒート到来!
親の出張中で帰宅した圭吾と鉢合わせてしまいセックス。
ブラコン兄は可愛く・兄を好きになってしまった弟は切なく、梶ヶ谷先生らしい心にくるストーリーだったんですが、
如何せん私の中の先生の作品イメージとほんわか絵が頭にこびりついてるせいで、エロ感多いオメガバースへの違和感が若干のシコリ。。。
題名が気になって購入してみました。
あっさりとしたオメガバースで、さらっと読むことができます。
ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー
バース性があったからお互いに好きになったわけではない。この点はオメガバ作品としてはとても好感が持てました。ただそこが強すぎて、オメガバじゃなくても良かったんじゃ...と思ってしまいました。だからといって、オメガバースっぽくないというわけではないです。
義兄弟である2人はお互いのバース性を知る前から、それぞれに意識していて好きになっている。この感情を爆発させたのがそれぞれのバース性をお互いが知ることになったから。
前提としてお互いの矢印が双方向だったために、兄が発情期を迎えてからの一線越えがあっさりだったのでしょうか。
義兄弟なので行為も背徳感がそこまでなく...突然発情期を迎えた兄が悶えているところへ来た弟が、兄を押さえ込み、それを弟も受け入れる。
ただ、義兄弟でももう少し葛藤があっても良かったんじゃ...?とあっさり具合に驚きました。
一線を越えてからはぎくしゃくしますが、互いの想いのたけをぶつけ合い恋人の位置に納まります。当たり前のように子どもや番のことを話題にする2人に、義兄弟はもう壁ではないのか...と戸惑いはしました。が、”家族”だからという締めくくりの通り、義兄弟のときも未来で番になったとしても”家族”であることに変わりはないので2人はこれで良いのかなと思いました。
義兄弟であり恋人だけれど番ではない2人。いつかの未来にどういう道を選択するのか、続編があれば読んで見たいなと思う読後感でした。
梶ヶ谷先生の作品のアッサリな作風が好きではありますが、これはアッサリし過ぎな感じがしました。オメガバースの良さがあまり出ていなかった気がします。
圭吾が高校生な事もあり、これからどうなるのかってところで終わったのももどかしいです。正直、元カノや幼馴染との後日談とかはいらなかったかなと思います。また日常描写が普通過ぎてオメガバースの意味が無かったです。
2人が番になってから、子供を持ってからを梶ヶ谷先生がどう描くのかを読みたかったです。