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me no killer
天使の光輪を子どもが取り込んでしまい、天使に返すには愛が必要という超ファンタジー設定ですが、ふわふわファンタジー(あまり得意ではない)に感じないのがいいな〜と思っていたら、その辺を意識されていて「日常に溶け込むお茶の間ファンタジー」を描かれたとあとがきにありとても納得いたしました。
2人の天使が空で話していたり、かわいい5歳の甘利がギートと出会って、大人になって再会したり、冒頭から不思議な展開でも自然に気持ちよく読めます。
恋愛がよくわからない甘利は子どもの頃、ギートにされたおでこのキスが強烈な印象でそれを越える感情にならないのもよくわかる。
甘利がギートに惹かれていく過程、キスがしたい描写が萌えでした。
同時に実体化したギースが肉体的にも甘利に反応するのが感情を伴ってのことだと伝わるのもよかった。
そしてキスシーンがステキです。とても好み。
この一連の流れがすばらしい。
ギートの光輪の力による小さな幸運、アイスの当たりのくだりも効いているし。
光輪のせいで甘利はギートを好きなのか、間違いも移ろいも予定外も苦しみも含めて恋だとギートについて思い悩むカミル、最後の花火を迎えたくなくて雨が続いたりなど細かい事柄がつながっていてステキです。
そして甘利への恋心が捨てられなかったギートがいた。
オチのカミルの「いい仕事したわー」は甘利がギートの近くに引っ越すこと、偶然再会させたことだったんですかね。さすが恋の天使。
関係ないですが、タイトルを最初に見た時、ゆらゆら帝国の「ミーのカー」という曲を思い出しました。
ギートは天使。ちょっとした幸せを運んでいます。しかしある時天使の輪を落としてしまいます。返してもらうには、それを拾った甘利少年が自分を愛してくれる必要があり、成長してそのときが来るまでそばにいるという設定。
人間界暮らしが長くなり、だんだん人間臭くなるギート。一方成長した甘利は、親のような存在のギートに恋愛感情を持つのか?
天使と人間の共同生活。はらださんの〜エンジェルとは違って、かなり対等な人間同士の関係です。
おまけショートのリバ回避!?なあざとギートに笑ってしまいました。
あとがきによると日常に溶け込むお茶の間ファンタジーらしいです。とても納得の穏やかさ。天使と天使に見守られて育った子供が大人になって再会?し、とある目的に向かううちに恋に落ちてしまうお話。
天使ギークの葛藤や戸惑いが丁寧に描かれていて良かったです。基本甘利視点なのでギーク側の心理描写は少な目なんですが、小さなやりとりからいろんな感情が伝わってきます。だんだん人間らしくなっていくギークに萌えました。
好き合ってるのにあっさり離れてしまった二人のその後が描かれた最終話がめっちゃ良かったです。素敵な形のハッピーエンド。
気になるのはタイトルの意味。ミーのキラーってどういうことなんでしょうか…光輪のこと?
カバー裏が電子だと収録されていないのが残念でした。
すごく良かった…。
この一言に尽きます。
世界にささやかな幸せを贈る天使のギート。
彼がうっかり落としてしまった光輪を拾って、体に取り込んでしまった5才の甘利。
光輪を返してもらうために、甘利が大人になるまで見守り続けたギートが、20才になった甘利の前に姿を現すというファンタジーです。
表紙にのきさんの作画の持ち味が出し切れていないのが、残念で仕方ない!
本編はストーリーにぴったり合った、雰囲気と味わいのある作画です。
ちょっと雲田さんに似てるかな。
おっとりしていて、一人称が「私」。下まつ毛が何とも麗しいギートの「万人を愛する」天使らしいおおらかさが、読んでいて心地良いんですよ。
人間である甘利は人間らしく、ちょっと嫌な面やズルいところも見せるけれど、それがギートの魅力をより引き立ててます。
甘利が幼くして両親を亡くしている設定はお葬式の場面だけの描写ですが、「恋」すら知らない甘利が、親からもらうような「愛」も知らないんだなと深読みさせるには十分。むしろそこを深刻に扱わないことで、本題に集中して読めました。
光輪を返すために必要な「愛」と、特定の誰かに欲を感じる「恋」とはそもそも別物だけれど、どちらも知らない甘利にはそれすらも分からないわけで。
ギートを意識して、ギートのことばかり考えて、ギートと過ごす時間が心地良くて、そんなふうに過ごしていたら、あんな素敵なひと、好きになっちゃいますよ。
ギートの方も、生きるもの全てに平等に感じる「愛」と、甘利だけに感じ始めた感情の違いに戸惑う心理描写が素晴らしすぎる。
人柄で「もう好き」という状態なのに、さらに巧みな心理描写で攻めてきます。
気付けば最初は「この子は何だかなあ」なんて思っていた甘利までも愛おしく感じていました。
きゅんとして、切なくなって、あったかい気持ちになれます。
たくさんの方に読んでほしいなあ。
読んだらきっと好きになるし、読み終わったら絶対まわりの人に優しくなろうって思うはず。
そして今のわたしのように、この本を誰かに勧めたくなるはずです。
あー癒された!
さすが天使だ^^
とても可愛い人外もので、天使×人間のお話です。
天使の輪を偶然拾って取り込んでしまった5歳の甘利。
返してもらうには〝愛〟が必要だという天使のギート。
15年見守り続けたギートは、
20歳の誕生日に甘利の前に現れてーー…
愛とは純粋な愛です。
なのに、だんだん欲が芽生えて恋心を覚えていくギート。
達観したかのようだったギートが、
次第に感情豊かに人間らしくなっていく様がうまく描かれていました。
甘利もだんだんギートに惹かれていき、
それを応援する恋の天使・カミルも良かった^^
雨を降らせ続ける演出にはジーンとしてしまいました。
人間に恋した天使と天使に恋した人間ーー
偶然とはいえ、再び出会い結ばれるラストに大満足です。
ギートと甘利が可愛くて感情移入しやすかった!
背景の書き込みが甘いので全体的に白い印象だったのは残念でしたが、それでも、ストーリーとしてはとても気に入りました!
ただ、タイトルの意味をどう捉えたらいいのか分からなかった^^;
天使と人間の恋です。
天使のギートが落とした光輪を、甘利が飲み込んでしまい、それを取り返すため「愛してもらう」必要があって…という展開でした。
人間同士と違って寿命という時間的な期限もあるし、光輪を返さないという選択肢はないし、と切ない内容になるはずなのに、のき先生の手にかかるとどこかコミカル。主人公の悲しんでいないわけではないけれど淡々と生活を送るたくましさがとても良かったです!
最終話でのギートと甘利の再会。あれはギートの友人天使がしてくれたことなのかな、優しいなぁって思いました。
天使のギートが落としてしまった光輪を偶然拾った5歳の甘利に取り込まれてしまったけど、返してもらうには「ギートを愛する」必要がある為『子供だとちょっと・・・』ってことで甘利が大人になるまで姿を消して甘利の傍に居続けたギート。
甘利の20歳の誕生日にバラの花束抱えて玄関から現れて「愛をもらいに来たよ」と突然言い出すギートはなんか可愛かった~!
愛して貰う為にその日からは姿を現したままのギート。実質同居生活がスタート♪
ギートとパンケーキを食べに行く約束をしていたけど可愛い女の子からデートに誘われてそちらを優先してしまう甘利に「気にしなくていいよ楽しんでおいで」「甘利を愛しているから幸せになって欲しい恋愛もうまくいって欲しい」というギートに対してモヤットした感情が芽生える甘利・・・
対照的にコチラ(私)はソワッとしてしまいますよね~♡
甘利が好きなのに自分の気持ちより甘利の幸せが最優先なギート。
もぉキュンキュンせずにはいられませんでしたね!!