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ryokudonasu kimi ni sasageru hana no na wa
緑土なす 3巻目 きみに捧げる花の名は とうとう発売されました!!
喜び、感謝、感激、どう言い表しましょうか。
発売が告知されるも、延期となり、ほぼ一年待っておりました。先生、出版社、その他もろもろ
ありがとうございました。本日、読了しました。
イラストのuser先生の漫画(よかった~!)から始まり、短編や特典ペーパーのお話など
きらきら輝くようなお話がたくさん詰まっています。
なかでも、「きみに捧げる花の名」は、ウェブにもない書き下ろしのお話。(必読ですぞ!)
ふとしたことから、今世王と自分の寿命の違いを知った足弱。動揺していたところ、
山から滑落して、川に投げ出されてしまう。(す、水難が~!)
通りかかった商人に声をかけられ、別宅に連れられる足弱。
ちなみにこの商人さんはセハさん。大事なことは背の高い筋肉がついた男性が好きなこと。
悪いやつじゃないんだが、のちのち王都から追放されてしまうのです。
当然、足弱も背が高く、筋肉ついてる。髪型も洗練されて見目が良い。(灰色狼のおかげですな)
セハさん、ストラーイク!キュピーン!とばかり、足弱にロックオン。
さらに、弟がいることも聞き出してワクワク。(それ、今世王ですから・・・)
特別のお部屋に足弱を入れ、とある寝巻も着せつける。ちょっと探り入れようかなと夜を
想像してウキウキ。同意のない性行為ダメ、ゼッタイ!と思いますが、かわいそうなヤツ。
はい、すぐに今世王が迎えにきました。灰色狼たち、とある理由で激怒。
助けて、普通にもてなしていれば、降るような褒美があったでしょうに、
セハさん、不憫なやつ。でも庶兄の兄上さまに不埒な思いを抱いたとなれば、
誰が許しても今世王+灰色狼は許さないでしょう。
王都にいれば、何も知らない純粋な足弱がセハさんに感謝してしまうので、王都追放と
あいなります。
で、でも、すんごい好みの男を見ることができたよ(震え声)。
うずまく黒髪が豊かな将軍、青嵐さんです。灰色狼のなかでも際立って背が高く
男前。当然セハさん、一目で愕然、メロメロ。(せめて今だけは喜んどけ)
可哀そうなヤツなんですけど、彼にはとある大罪が。スケスケ。
そう、ムフフな夜を想像して、スケスケ寝巻を足弱に着せつけていたのでした・・・。
灰色狼、それを見て激怒。今世王は別の意味で激怒。兄上に透ける寝巻を着せるのは
自分が最初でないといけないと大怒り。
仕方ないですよね・・・。せめて追放された先で好みの男がいるとイイネ・・・。
みやしろ先生、シリアス重厚ななかにも、こういう小ネタを挟んでくれるのが
楽しく、面白いです。ちなみにオマエ草ネタもあってうれしかった。
足弱にオマエ草をすすめられた今世王は高速で首を横にふっていました(笑)。
他にも載せられたお話に感想を書きたいところですが、このくらいにしておきます。
とっても面白かった!願わくば、さらなる続きをと思ってしまいます。
この二人+灰色狼のお話をまだまだ、もっと読みたい。
1巻の頃とはちがう足弱の気持ちの変化に感極まる今世王に私が感極まりました。
良かった、良かった。
灰色狼になりたいけど、なれないであろう私ですが、これからも二人を、見守りたいです。
先生、ありがとうございました!
緑土なす、待ちに待った3巻目でございます。
延期に涙した皆さん、ようやくお目にかかれましたね!!
冒頭はuser先生による繊細な書き下ろし漫画から始まります。短いページの中に可愛らしい兄上さまと麗しい陛下が描かれています。ぜひご覧になってください。
さて今回、丸々一冊上下巻の続きというわけではなく。
webで公開されていた番外編10話、特典ペーパーやフェア小冊子での作品が5話収録されております。
どちらも加筆修正されており、見応えしかありません。特に心躍ったのがノベルフェア2017スペシャル小冊子「剣術稽古の雅な成果」の加筆です。
小冊子では描かれなかった兄上さまの騎乗位がたっぷり描写されております。――兄上さまの!騎乗位が!!拝見できますよ!!!
書き下ろしは8話。
中でも第一話から第十話(一部webでの番外編あり)の大量書き下ろし「きみに捧げる花の名は」必見です。
ホヘスさんやお弟子との植物調べや兄上さまが寿命の差をしっかり認識したり、拉致監禁性的行為強制未遂、兄上さまによる陛下へのお誕生日サプライズ等々盛り沢山です!
不穏な文字がちらほらありますが兄上さまはご無事です。陛下も幸せを噛みしめてます。可哀そうなのは欲望に忠実すぎた材木商のセハとその他数名。
余談ですが王族を邪な目で見たら極刑とのことなので皆さんお気を付けくださいね。私は手遅れです。
正直、一時的とはいえ兄上さま行方不明の事態は待ち望んだ展開で、今回とてもとても楽しめました。陛下、申し訳ありません。
他国の王が登場する「幻獣の王」、ワンさんが再登場する「ワンからの報告」、長官の心中が語られる「<灰色狼>の追想」等々、胸が弾む書き下ろしばかりでしたが、中でも印象的だったのは「<群青>と殉死の話」。
こちらは十六歳の陛下と灰色狼たちの様子が語られる書き下ろしです。王族を亡くしたった一人、孤独の王として君臨する若き陛下と生涯を捧げた主人を失った灰色狼の姿は、涙なしでは見られません。王族と灰色狼たちの深い繋がりや大国ラセイヌを治める王族の使命の尊さを改めて理解しました。
本当に最初から最後まで大満足の一冊でした。
実は期待していた陛下と兄上さまの結婚式がなかったことから、4冊目があることを(勝手に)確信しております。
みやしろちうこ先生!どうか王族方と灰色狼の行く末をまだまだ見守らせてください!
前の2冊と比べると今作は命の危険にさらされることも無く(兄上様が川に落ちて行方不明にはなりますが)穏やかに、安心して、いかに兄上様が皆に愛されているかが伝わってくる素晴らしい作品になっています。
また、一冊まるまる一つの長編ではなく、短編と中編のミックスなので気軽に読み進められました。とはいえ随所に感動ポイントがちりばめられているので、ちょくちょく涙腺がゆるみました。
兄上様の今世王を想う気持ちも書かれていたり、灰色狼さん達それぞれの視点でのお話も書かれていたり盛りだくさんの宝箱のような一冊でした。
前作で完結したお話の番外編、フェア特典の短編、書き下ろしとuser先生の漫画で構成されたこちら。読めて幸せ…!
どの一冊もページ数が半端ないんですが(この巻は467P)、気付いたら徹夜して一晩で読んでいる、という。そのぐらい今この作品の世界に夢中になってます。
今回は、王であるレシェイヌと庶子の王族である足弱の寿命の違いがテーマでした。そもそも足弱の方が10歳年上であるのに、寿命は王の半分。足弱亡き後7〜80年を王は1人で生きていくことになる…つらい…( ; ; )
実は王も枕を涙で濡らしていたと知って、切なくて胸がぎゅーっとなってしまいました。
限られた残りの時間だからこそ、精一杯愛そうとする二人の想いがね、もう…ああ言葉にならない。。料理長<雪解け>のように滂沱の涙…ではなかったけれど、読みながら静かに少し泣きました。
主に文字通り忠誠を尽くす灰色狼たちそれぞれの想いや生活が短編から垣間見えたのも良かった!
お気に入りは痣のある副官〈水明〉、そして感動してすぐ泣いちゃう(笑)料理長の〈雪解け〉です◎
誇りを持ち、王族のために全身全霊を捧げる彼らには本当に脱帽。かっこよすぎるよー!献身ってこういうことだよね、と。
この週末、まだまだシリーズの続きが楽しめそうでワクワクです✨
レシェの全ては足弱。本当にこれに尽きますね。
レシェの喜びも悲しみも趣味も仕事も全て足弱に繋がりますね。
今回も足弱はトラブルに巻き込まれます。
こんなに手厚く護られてるのに、よくトラブルに引き寄せられますね(笑)
今回はレシェとの寿命の違いを知り愕然とするんですけど、結果的に知ることが出来て良かったようです。結婚について真剣に考えてくれて良かった。
今まで「好きなら結婚してもいいでしょ?」と私は思ってたんですけど、足弱は必要性を感じてなくて恥ずかしいようでした。
でも限りある時間、そして遺されるレシェの事を考えるきっかけになり、結婚を決意してくれて、ほんと良かった。結果オーライでしたね。
一緒に山登りしていた人達が罰せられなくて良かった。レシェは素晴らしい王様です。
レシェの誕生日、足弱からいろいろなプレゼントをもらって良かったですね。私も花のプレゼントには胸を打たれました。素敵です。
レシェを連れ去った人、手を出す前で良かったですね。もし、ちょっとでも手を出してたら死罪でしたね。
今回は灰色狼のエピソードも多くて楽しかった。灰色狼、個人個人の事も理解出来てきたので、また最初から読みたいですね。
でも、このまま4巻へ進みます。
灰色狼のお話を楽しみに読みました。
本の後半、4分の1位のページがありとても楽しかったです。
どの小話も好きだったのですが、 1番の収穫は、<光臨>さん。
あんな人だったんですね。笑
武人の面々はその道に長けて研鑽した人達という印象があり、文武両道というと<水明>さんが浮かんでいましたが、<光臨>さんも従者か服飾担当になりたかったらしく。
内面も一部の人の前ではこういう素を出す人だったのだなぁというのがここにきて判明し、その人間味に触れることができました。
次巻にも灰色狼のお話があるといいなー。
レシェとラフォスに触れていなくてすみません。
描き下ろし漫画を読めて嬉しかったです。
短編の詰め合わせで次巻へのつなぎとなる番外編集。
それぞれのエピソードは章ごとに切り替わっていくが、話の中に重要な行事の準備が行われる描写が挟まれており、章が終わるたびにあれどうなった?と思いながら読み進める。ワンの結婚式や王族の結婚に向けてのあれこれを各章で少しずつ見られても、その結果どうなったかはまだ分からない。これらは次巻へ持ち越し。
内容はWebで読めるものや特典に使われていたものと書き下ろし。メインはあらすじにもある寿命の話。定番の受け攫われからの攻めの救出劇。
この世界観において悪役はどうなるか分かりきっているため、読んでいてとても楽しい。そして期待した通りの爽快感が。団結する灰色狼たちが好きすぎる。犯人捜しをしない今世王もとても良かった。
足弱はなんだかんだで今世王を大切に思うようになったんだなあと感慨深い。灰色狼たちを思いやれるようにもなっていて、人に囲まれた生活による変化が見られる。
ただここまで考えられるなら、複雑な味だからと料理を残すところは変わって欲しかった。足弱にとってはそれほど大変なことだとしても、料理長の苦悩描写を読むたびそう思う。食材の尊さを知っている人の行動として違和感がある。
今世王の振る舞いは「王」なのだから当然と、さりげないフォローのような誰かの心理描写があり、安心感がある。反面足弱はたまにブレているように感じた。変化の途中ということなのか。
なんとなく、足弱の孤独より、大勢に囲まれながら感じる今世王の孤独の方に同情してしまう。今世王が幸せそうに笑い、そこから幸せを得る灰色狼の描写がとても好き。
気になったのは足弱が注目していた宝石。とても好きなシーンで、伏線かと思ったら、何もなく終わってしまった。次巻以降で何かあるんだろうか。
内容に関係なく引っかかったのは、続柄に“ぞくがら”とルビが振られていたこと。商業誌なら正式な方で良いのでは。ラノベのこういうとこは合わない。
ツギハギのような構成で、1・2巻で夢中になったファン向けかな、という内容。電書サイトではナンバリングされて3巻として売られているが、これを続刊として出されると満足度は低い。もっと番外編集とアピールして欲しいと思った。