純愛風俗

エロ多めの短編集

電子限定の短編集。4作品収録。

「純愛風俗」
小説家の友人に、今度風俗もの書くから体験取材させて、とHを迫られるイケメン。
煽られて抑えきれず一気に攻め込む！バックからの挿入、イった後も弄って潮吹き…だけど小説家の方も意図があって⁉︎
よく言えば両片想いだけど。

「ぜんぶいいよ」
GFにフラれたから、と親友ヤマの部屋に転がり込む鹿野。
もうおっぱいが揉めない、お前のおっぱいでいいから揉ませろ〜
こんな言い草ありますか？イヤ〜な気分ダナ。
だけどヤマは優しく鹿野の言うこと聞いてあげて。チクニーもアナニーも鹿野のために嗜んでたんだって。
鹿野はサクっとヤマに乗り換えましたとさ。変な話。

「王子様の隣人」
アパートの隣人は偶然同じ会社の同期。
苗字の「桜路」とキラキラなルックスから「王子様」とあだ名されているが実際は仕事があまりできないポンコツ王子は、この隣人・姫宮と仲良くなります。
姫宮はゲイで、元カレと揉めている。ストーカー化した元カレから姫宮を助けたくて、今は自分と付き合っているんだ！とタンカを切るが…
この作品はエロ無し。ここから王子様と姫の恋が始まるの？どうなの？というところで終わります。

「君の甘え方と躾け方」
「蜜髪」収録の「恋の始まり」のその後…らしいんだけど、私読んでるんですけど全く覚えてない…
じろさんと都が、都のお兄さんの結婚祝いメッセージを録画しようとするお話なのですが、結局ハメ撮り展開になる。
じろさんは本気で嫌がってる風だったから同情して読んでたんだけど、Hの時は眼鏡を外していてよく見えてなかったから新鮮だなぁ、なんて言って楽しんで見直しているという…同情して損した。


3編はかなり性急にエロが絡んでくる。短編だからしょうがないのかな。絵柄が少し可愛らしい感じなのであんまりエロがキツイとギャップがある。
私はエロ無しの王子様の話が一番良かった。