あらすじ
10年ぶりに再会した甥は、あの日隣で星を見上げていたそのままの、寄る辺ない横顔をしていた―。実姉の失踪により、10年前に一度会ったきりだった甥の綾を預かることになった隆宏。感情表現が乏しく、時々会話が噛み合わないこともあるものの、徐々に自分に懐いてくる綾をたまらなく可愛いと思い始めるが、綾には、隆宏自身が向き合わなければいけない「罪」の証があった…。孤独だったふたりが互いを求めることで、「愛すること」と「愛されること」を知り、本当の家族になるまで。「柴くんとシェパードさん」の池森あゆが贈る、叔父×甥の切なくて優しいセンシティブ・ラブ。
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