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nemuru koumori
最初フェロモンが濃い主人公の話かと思いましたが、匂いで眠らせてしまうのは新しいw名前もギャグのような安良木(やすらぎ)ねむw
見るからに不眠症の甲守が階段から落ちて登場した時には、眠らせてくれる唯一の存在として甲守がねむに執着してラブに発展するのかと思ったら、匂い効かない。不眠と栄養不足でフラフラなだけw
表紙を見て3Pかと思いましたが、なるほど…ねむがいたら甲守以外は寝てしまうので不可能ですねw
体質を悪用しないのかの問いのねむの返答が人柄が出ていて好きです。
オタクではないのにオタクっぽい言動の甲守も可愛い。
予想と違う設定と、ちょっと女性に嫌煙されそうな攻めなど王道とはズレていますが、私と一緒でそこがいいと思える方におすすめです。
大学生のねむは体臭が人を眠らせてしまう特異な体質のため、ずっと一人ぼっちで過ごしていた。ある日大学で知り合った甲守は三大欲求の食欲・睡眠・性欲がわからないと言い、そのためねむの匂いを嗅いでも眠くならない。同じく一人で生きてきた甲守に友達になりたいと言われ仲良くなる2人。でもある日ねむの匂いに甲守が興奮してしまい…。
甲守の友達を求める強い心で突き進んでくるところが、微塵の迷いもなくて清々しい。友情を超えて特別な存在になっていく2人だけど、甲守の元親友で人を欲情させてしまう匂いの泰賀が現れ急展開。
泰賀もまた普通に接してくれる存在は甲守だけだったのに、行き違いから遠くなってしまい切ない限り。これもタイミングでありご縁なんだよね。ねむと甲守のラブラブな進展にほっこり。ばなな先生のこの作品は知らなかったので、お迎え出来てとても嬉しい〜。
最近南国ばなな先生を読み始め、絵の美しさに見惚れ過去作もとこちらを読んでみました。
表紙がよく見ると3人?
とっても不思議な設定で3人が3人とも特殊体質で。難儀だなあ。
もうぼっちが嫌とか友達が欲しいとか言ってたのどうなったの?
まあないはずの3大欲求がねむ欲で満たされる?
途中でかき回した彼の言い分が…なんで?から回りしすぎてもう…。
そうだよなあ3人一緒は無理だもんなあ。
色々ぶっとんでてどうやって読んだらいいの?な印象でした。
ちなみに修正が今よりゆるい?
この作品、表紙から受けるイメージと中身のテンションにちょっと差があるかな~と思います。
ので、南国ばなな先生の作風を知らない方が初見で読むと、内容に多少のギャップを感じるかもです。
ブラックの背景で3キャラの絡み絵なので、一見すると「シリアスな3Pもの」の雰囲気がありますが、全然そんな内容じゃないです。
中身はいつものばなな先生で、とても読みやすいラブコメです。
「人間の3大欲求を感じない」攻めと「人を眠らせてしまう体臭を持つ」受けがメインのちょっと変わった設定で、そこに「人の性欲を掻き立てる体臭を持つ」攻めの友達が当て馬的に登場します。
特異体質のせいでずっとボッチだった受けが「自分の体臭を嗅いでも眠くならない人」に初めて出会って、友達→ラブに至る過程が可愛いです。
シュッとした美人設定なのも良。
ちょいちょい挟まれるギャグっぽいノリが安定のばなな先生で、明るい気分で安心して読めました。
シリアススト重さんには物足りないと思いますが、ライトなラブコメをさらっと楽しみたい方には合うかなと思います。
においで人を眠らせてしまう受と、そのにおいに反応しない(それどころか三大欲求がひとつも理解できない)攻と、においで人を欲情させてしまう攻の元親友の話
もっとシリアスかな?とおもいきや、攻がかなりの天然なので、意外とギャグみが強いです!天然攻が好きな方は癒されるかもですが、個人的にはあまり得意じゃないので、ちょっと気になりました
3Pあるかな?と期待してたのですが、そんなオトナな展開にはならず、、ギャグをたのしんでください〜
三大欲求をすべて持たない男×近づいた人を眠らせる匂いをもつ男(睡眠欲)。そして近づいた人を惑わす匂いをもつ男(性欲)。
性癖にドスッと刺さる1冊でした。
三大欲求をめぐって起こる、三人の男の愛憎劇。面白くて笑うのと、切なくて涙出てくるのとが同時に沸き起こる感じで………この設定を産み出しうる南国ばなな先生のイマジネーションに完全降伏です。
100話くらいかけてじっくり読みたかった。
そのくらい、展開が読めなくて心臓バクバクして面白かったです。
南国ばなな先生は、色っぽいキャラ × トンデモ設定がお得意なイメージの作家さん。
今回もトンデモです‼︎ そもそも名前からしてトンデモな、その名も安良木(やすらぎ)ねむ。
彼の匂いを嗅ぐと、誰もが眠りこけてしまう。幼ない頃から、その体質のせいで、友達がすぐ眠ってしまうというので、友達と遊んだ記憶が無い。
家族は鼻の息を止めて接しているといい、食卓には扇風機が回っている。洗濯物は別々だ。
医者も診察中に寝てしまう。
ねむは大学で薬学を学び、いつか自分で自分の治療をしようと真面目に勉強していた。
マスクをして、フードを被り、友達を作らず孤立して。
そんなねむが出逢った、大学の学生。彼は甲守(こうもり)と名乗り、不眠症だという。
不眠症の彼なら、一緒に居てもずっと話していられる。
初めて出来た友達に喜ぶねむ。そんなねむの眠りの匂いが「甘くていい匂い」だと、嗅ぎまくる甲守。そう、ねむは甲守にロックオンされてしまうのだ。
そもそも睡眠欲、食欲、性欲、という人間の三大欲求を感じられ無いという、甲守。
そんな彼がどういうわけか、「ねむ欲」というものを尋常じゃないほど感じていて。
貪る様にねむの匂いを嗅ぎまくる‼︎
その仕草と至近距離に近付いては、服の匂いが邪魔だと剥ぎ取る甲守に、つい感じてしまい欲情するねむ。
甲守の方が変態チックなんですが、彼が三大欲求を感じられ無いのなら、こんな風に欲情を感じる事はいけない事だと思うねむ。微妙にすれ違う二人。
そこに、もうトンデモはお腹いっぱいなのに、かつて甲守と友達だったという泰賀が割り込んで来ます。彼のトンデモは、フェロモンが凄くて、周りの人が欲情してしまうというBL界においてはオーソドックスなもの。人間の三大欲求を感じられ無い甲守といることが、泰賀の安らぎだったのにと、甲守とねむの間を裂こうとするのです。変な設定の三つ巴で行くのかと思いきや⁈
甲守はアッサリと、そりゃもうアッサリと、ねむを選ぶので、泰賀は去ります。何しに出て来た⁈
常に不眠の為、目の下のクマがエグい、いつもフラついている甲守ですが、描き下ろしには、ねむの傍で、短い時間ですが、安らぎを感じて眠る事が出来る様になっている。
そしてもちろん、ねむはそれを幸せに感じていて。めでたし!なんですが。
この変な設定を活かしきれているかと言うと、それも微妙で。何となく私の「解決欲」が納得しきれない感があり。
それでもキャラの色っぽさは南国先生らしさ全開です!流し目エロい!
修正は短冊程度で、勃ってる姿も萎えてる姿も露わで、エロい。エッチです。
甲守が多分「ねむ欲」が凄い、変態さんの筈なので、どんなにねむの事が好きかっていうのをもっと見たかったかも。