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僕らは咲きかけの花だった――蕾でもない成花でもない あらゆる隙間にたゆたい生きていた――……
boku wa hana ni naritai
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
既刊の2巻まで読了して、この1巻を再度読み返すと、『おお!』と思う。
これは仰の、数年後のモノローグからスタートする。何がしか解決しているのだ。
それはどうして? どうやって?仰の恋人は杉本であって欲しかったのに。
仰は黒井に駆け寄っている。そうなの⁈
高校2年生の当時、仰は東京から岐阜県の田舎の農業高校に編入する。
美少女かと見紛うほどに美しい仰は、寮で、学校で、目立つ存在となる。東京の高校で、何かあったらしい仰は目立つ事を恐れているが、周りの人たちがとても優しいので、徐々に打ち解けていく。
仰があまりに煽情的な美しさなので、周りの男子がソワつく。「よもや仰、総受けか⁈」と、身構えてしまうのだが、そういう話では無さそうだ。
何かと緊張して硬くなっている仰に親切にしてくれる、1年生の杉本。
無愛想で喧嘩が強いらしいと恐れられている黒井。黒井は、仰が逃れたがっている記憶の中の住人、幼馴染の翔にとても外見が似ていた。翔とおそらく肉体関係を持っていたこと。翔に執着されていたこと。それらから逃げたくて、転校して来たのに…。
仰は、翔に抱かれる夢を見てはうなされ、夢精する。
異様な執着は母親からもされていて。毎日のように寮に電話を掛けてくる。
東京ではフラワーアレンジメントをしていた仰だったが、全てから逃れたがっている仰はそのことも隠したがっている。ところが、華道部の女子が困っているのを助けた事で、そのセンスを披露してしまう。
気を紛らわせたかった仰は馬術部に入部する。
作者は農業高校を取材したとかで、搾乳や田植えなど、実習の様子などを盛り込んで、丁寧な描写。制服もジャージやツナギなど、実習内容によって着替えたり。それぞれの部活動の様子など詳しく描かれています。それだけに物語が進むのはゆっくりです。
1巻では爽やかで、何かと世話を焼いてくれる杉本に懐いている風の仰でしたが、幼馴染に似ている黒井に心惹かれていくのでしょうか。
エロは薄め。仰の記憶の中で、夢の中で、結構無理矢理抱かれてるみたいな描写。
シリアスでダークめ。けれど、寮の先輩、後輩がとてもほのぼのと明るく、仰の心を癒してくれそうな気もするので、仰が自分の弱さと辛い記憶を自分で乗り越えて心を再生して成長する物語になって行くのでは無いかと思います。
1.2巻同時発売。現在未完。
寮の同窓会が1話出だしで、本編回想がスタート。
仰が親に自分から転向を希望して東京から田舎の農高に転向し寮に入るお話。
転向の理由は幼なじみで体の関係をもっていた翔から離れる為っぽいが詳しい理由は未だ判明していない状態。
寮のメンバーは仰含め9人。
性格やタイプは様々で読んでいてそのキャラ毎だけでも面白かったです。
主に仰が心を許している(?)1年の杉本が爽やかイケメンで眼福♪
恋愛的絡みは多分、杉本と2年(同クラス)の黒井っぽいけど
個人的には無口で何考えてるかイマイチわからない黒井が好み~♡
仰が、寮やクラスメイトのエロネタが嫌な理由がハッキリわからないけど、AVなどに嫌悪感はあるのに夜に翔との夢を見て夢精してなく姿はなんともそそりましたね。。。