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同情なんかで欲情はしません―――
koi ga ochitara
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
私はちょこちょこ小説のレビューを書かせて貰ってますが、漫画のレビューがなかなか難しくて書けないんですよね。
なので、面白くて萌え転がる作品でもソッと評価を入れるだけで終わってしまうのです。
が、そんな私でも「どうしてもこれだけは!」と萌えを叫びたくて叫びたくて仕方ない漫画があったりするのです。
そんなワケで、とりあえず萌えを叫ばせて下さい!!
元々上田先生は作家買いをしてますが、今回は特に面白くて面白くて!!
私はこれまで「ワンダーボーダー」が一番好きで、もうこれ以上の名作はありえないと思ってましたが、それを超えて面白かったんですよね。
これ、大筋としてはノンケ×ゲイがひょんなキッカケから知り合い、互いに惹かれ合うようになる。
しかし、過去の経験から臆病になってしまい、なかなか距離を縮める事が出来ず・・・と、ストーリーとしては取り立てて派手なものでは無いのです。
なのに! それなのに・・・!!
なんかめちゃくちゃ萌えるー!!
そもそもですね、上田先生と言うとエロシーンが凄く艶っぽくて素敵なんですよ。
でも少な目。多い作品もあるけど。
それが今回、最終話で1回だけでありながら、かなり濃厚なエロを堪能出来るのです。
もうキスシーンから始まり、玄関での切羽詰まった服の脱がせあい。
この時点でもう相当萌えまくるのですがここからが更に萌えるんですよー!!
上田先生のエロシーンですが、エロいから萌えるんでは無いのです。
いや、エロいのもあるけど、それよりむしろキュンの方に萌えるのです。
伊瀬の泣き顔が超色っぽい上に可愛くてですね。
また、菱本の「泣かせませんと言ったのに、泣かせちゃいましたね」のセリフにも悶絶。
あと、ようやく素直になれた伊瀬のセリフがいいんですよ~。
エロシーンなのに神聖な気持ちになる。
あと、こちら、伊瀬がかなり臆病なんですよね。
で、人生経験を積んだからこそ、人間としての深みを持つ菱本。
二人の仲は、ちょっと進んだかと思うと、また逆戻り・・・。
切ないのです。
そしてジレジレさせられるのです。
だからこそ!
ずっと紳士的な態度を崩さなかった菱本が、ついに感情を爆発させるシーンが胸熱なんですよ!!
ずっと穏やかな語り口調の彼が、「クソ・・・っ」とか言うのにゾクゾク来てしまう。
これ、二人が二人とも、これまでは諦めてたんですよね。
でも、伊瀬は逃げずにちゃんと向き合おうとし、菱本は逃げられそうになっても追いかける。
そう、本当に心から欲しい相手なら、なりふりかまってちゃダメなんだよー!!
全然上手く言えないけど、もう萌えすぎて「うおーっ!」と叫びたくなる。
まぁそんな感じの、とにかく萌えて萌えて仕方ない作品でした。
全然まとまりの無い文章で失礼しました。
とにかく面白いので読んでいただきたいです。
最高でした。
もう菱本さんの魅力に終始やられっぱなしです。
20代、30代では絶対出せない大人の色気、充分に堪能させて頂きました。
今まで年下や、ノンケ相手にあまり幸せな恋愛をしてこなかった伊瀬くん。
恋愛そのものを信じられなくなっている伊瀬くんを癒していく菱本さんの優しさや包容力がさりげなく散りばめられていて本当に堪らないです。
ある夜彼氏に振られて泣いていた伊瀬くんの頭上に振ってきたパンツ。
落とし主は伊瀬くんの住むアパートの二階に住む菱本さん。
家事がさっぱり出来ない菱本さんのお手伝いをすることになった伊瀬くんでしたが…。
菱本さんは結構ぐいぐい来るんですよ。
どう考えても口説いているようにしか見えないし、一緒に食事にしたり、家事をしたり。
もう菱本さんを好きになりかけているのに、手を出してこない菱本さんに対し不安になる伊瀬くん。ノンケの男性はどうせ女の人のとこに戻るだろうとすっかり思い込んでいる。
今まで悲しい恋をいっぱいしてきたんでしょうね。
本気で好きになってしまう前に拒まれたほうがいいとある日いきなり菱本さんにキスする伊瀬くんでしたが、逆に菱本さんに大人のキスでガンガン攻められてしまいます。
これがまた本当に大人過ぎるキスです。
個人的にはキスしながら菱本さんが伊瀬くんの左手を自分の背中にぐいっと絡めさせる所がぐっときました。
これでゲイの自分を気持ち悪く思うだろうと思う反面、菱本さんに早くキスして欲しかった自分にも気づく。ともかくあまりに大人過ぎたキスに驚き逃げてしまった伊瀬くん。
そこから連絡を取ることなく2週間が経ちますが、偶然菱本さんが伊瀬くんの務めるプールバーへ。
ここでの菱本さんがまぁイケおじすぎるんですが、階段の所で伊瀬くんの腰をぐっと抱き寄せるあのコマ!!もう格好良すぎて何回見直したことか!!!
いつかまた重たすぎると振られることが怖くて菱本さんから逃げてしまう伊瀬くん。
そんな伊瀬くんを完璧に恋に落としてしまう菱本さん。
そしてね、じっくり時間をかけてラストで描かれるエロもまたものすごく大人のエロスを感じるんですよ。
我慢できなくて玄関先からキス始まっちゃってるんですけど、
この激しさと優しさの加減というか、菱本さん、ともかくテクニシャンなんですよねぇ。
オスだけど、余裕があって、優しくて、伊瀬くんのことも気遣って。
読んでる側にドキドキ感と安心感と幸福感を与えてくれる。
どんなに歯の浮くような言葉も、紳士的な振る舞いもサマになってしまう菱本さん。
もし、10年前の菱本さんが同じことをやってもイマイチ物足りなかったと思うんです。
今だから滲み出るおじさまの色気が半端ないのです。
余談ですが、私はこの表紙がものすごく好きで購入を決めたのですが、
次に好きなのが最終話の表紙です。
満面の笑みの伊瀬くんと、その伊瀬君が愛おしくてかわいくて仕方なさそうに顔を寄せる菱本さん。
4話表紙のお仕事モードの素敵な菱本さんと迷ったんですが、自然体で幸せいっぱいの最終話の2人の表紙、一番好きだなぁ。何度も何度も見直しています。
恋愛を、人を信じられなくなっていた伊瀬くんをまるっと包み込んで、根っこの部分から作り変えてしまった。そんなオジサマにともかく脱帽です。
憂いを帯びた大人な笑顔。
少しだけネクタイを緩める姿。
これからたくさんの菱本さんを独り占め出来るなんて伊瀬くん、本当にズルイ。
描き下ろしの「落ちた恋のあとさき」の最後の菱本さん、泣いているんでしょうか。
あの切ない表情、私の涙が邪魔して毎回よく見えないんですよ。
こんなに年下のしかも男性と関係をもったことのない菱本さん、
やはりこんなに年上のノンケの男性と付き合ったことのない伊瀬くん。
始まりはパンツと涙がきっかけだったかもしれないけれど、
これからは、今まで知らなかった穏やかでまったりとした生活の中で
二人だけの初めての恋を知るのでしょう。
出来ればこの後の2人のいちゃいちゃ生活とか、温泉旅行編とか、一緒にスーパー買い出し編とか読んでみたいなぁ。
またいつかまたこの2人にお会い出来る日を願って、神以上の神評価とさせて頂きます。
あらすじや作者インタビューで攻めを ”おじさん” 扱いしてるけど、良い年の取り方をした素敵な ”ジェントルマン” です!
優しげに見つめる視線、包むような仕草、ス―っと心に響いてくる言葉の数々、好みのタイプじゃなかったとしても、こんなの完全に落とされるに決まってる!
世話焼きタイプの伊瀬が「母ちゃんみたいでめんどくせー」と男に振られて泣いていると、上からパンツが降ってきて、菱本が取りにやってきた。
降ってきたパンツが出会いのキッカケ、銀杏の木に引っかかったタオルを一緒に取って、伊瀬は菱本と親しくなった。
菱本の話を聞くと、元カレと別れて泣いていた伊瀬にタオルを届けたくて、洗濯物を降らせたと…
そして「もうタオルは要りませんよ。泣かせませんから」って!そんな大人の包容力たっぷりな言葉で口説かれたら、心がグラついてしまう!
コミックスではここまでが1話になってるけど、初出は短編で、そこから二年かけて話を描き上げたそうです。
短編で読んでいたら、こんな素敵な始まりをした二人のその後が気になって悶えていたと思う…
コミックスで一気読みできてよかったぁ~♪
それから二人は時々会うようになって、伊瀬は今まで年上の男に興味はなかったのに、働くスーツ姿のかっこよさに気付いたり、さりげない気遣いをしてくれる菱本にどんどん惹かれていく。
でも伊瀬はノンケと付き合って振られてきたから、菱本に惹かれてる気持ちに見切りをつけたくてキスをすると、菱本は伊瀬が立っていられないほど濃厚なキスを返してきて…
(4ページも使ってたっぷり描かれたキスシーンは必見です!!!)
それでも伊瀬は素直になれないんだけど、菱本は伊瀬のかたくなな心を溶かす言葉をかけて、とても大切なもののように伊瀬にやさしく触れる。
もうこんなジェントルに接せられたら恋に落ちずにはいられないよ!
伊瀬の「キスだけじゃなく、こうして菱本さんの手で完ペキに恋に落とされたかったんだ」ってモノローグ、伊瀬の気持ちがすっごくよくわかる!
上田先生の言葉のセレクトも素敵すぎて萌え心をくすぐられます!
でも菱本は、伊瀬から「同情で優しくしてくれるならもういいですから」と遠慮されて傷つく…
理想的なダーリンのお手本みたいな菱本も、好きな人から気持ちを信じてもらえなければ傷つく、ただの普通の男としての人間味を描いてくれたことがすごく良かった!
その後、伊瀬を失くしたくない菱本のみっともない必死さにも心を鷲掴みにされました!
出会いは銀杏の葉が落ちる晩秋、そして二人が初めてつながるのが冬。
欲望が抑えきれず、早く二人きりになりたくて急く二人の吐息の激しさ、季節感いっぱいの作画が恋人達の出会いと発展を盛り上げてくれます!
菱本が口で引っ張るようにして自分の手袋を取って、伊瀬の手袋に指を滑り込ませて脱がせる。
待ちきれなくてキスをしながら、お互いに触れながら、少しずつ服を脱いでいく。
二人がつながるまでを丁寧に描いたシーン、このまどろっこしさに期待感が高ぶっていきます!
伊瀬が感じ過ぎちゃってるのも、”愛しい男に抱かれてるから” っていうのが伝わってきます。
たぶん上田先生は、菱本の言葉や仕草が素敵に見えるように意識して作品を描かれたと思うのだけど、思惑どーりに恋に落とされました~。
菱本は ”おっさん” じゃありません!素敵な素敵な ”ジェントルマン” です。
ここは力説しておかなければ!
パンツが降ってきた出会いのキッカケは印象的だったけど、二人が関係を深めていくのに大きな事件は起こらず、日常のなかで、人物像の魅力を引き出していく、静かだけど物語の世界観には深く引きこまれます。
素敵な ”ジェントルマン” に恋しちゃってください♪
オジサン
はどちらかというと嫌い、髭があれば見たくもないと思っていた私ですが、インタビュー記事を見て、なんだかどうしても気になってしまって、すごく悩んだ結果購入してみました
はたしてごらんの通り!
今私はオジサンの事が気になって気になって夜は眠れますが、どうやらこの作品を読んでからというもの目というか、思考と嗜好が大幅に変わってしまったのです。
ねえっ!!!
なんでカニ持ってんのにこんなエロいんだよオジサン!!!
もーほんっっと格好いいんですよこの作品のオジサン…
コンドーム着ける時だって受け君の足に愛撫するんですよ…?
興奮しすぎて何度机に拳をダンッ!ってしたか分かりません…。
こんな素晴らしいオジサンに出会えて、私は幸せです…
ちょっとでも気になってる方は是非読んで見てください!
あーーーーー……よ、よかったぁ。。。
こんなスパダリイケおじ、どこにいるんですか??
背が高い、いい会社勤めてる、スーツ高そう、いい体してる、ビリヤードうまい、蟹剥いてくれる笑、バツイチ、めちゃくちゃ優しい敬語、家事が苦手(←こうゆーとこがかわいい!)、情熱的で強引、性欲強そう、、、
菱本孝文。
スーパー攻め様見事上位ランクインしました。
伊瀬くん幸せになってね!!
さて、特典選びはコミコミさんの4pリーフレットとチビクリアファイルにしました。
大正解です。
ネタバレは冬至にゆず湯入ってお風呂イチャイチャです。合掌。
上田アキ先生、お願いします。
このお二人の続きが読みたいです。
同棲生活覗きたいです。
夜の営み、おかわりください!
発売からだいぶ経っていますが、ちるちるさんのBLソムリエを何気なしやって出てきたので、購入。皆様のレビュー評価もかなり高かったので、読んでみました。
結果として。私自身はオジサマはちょっと苦手な分野。うーん…オジサマ…。大丈夫かしら…。と思っていた、読む前の自分をぶん殴ってやりたいです。
以下、ネタバレ含みます。あらすじは他のレビュアー様が書いてくださっているので、感想を書きます。
とにかくなんと言っても、攻の菱本さんが究極かっこいい!!紳士で大人で優しくて色気があって仕事ができてガタイが良くて、話も上手だし何より包容力が半端ない。大人の男だからと変に躊躇せず、上手に立ち回り、でも決めるときはキメる。
はあ…。こんなかっこいいオジサマ、まずいない(笑)でも家事が全然できないところとか、とってもキュートで可愛らしい。あぁ、最高。
菱本さんは、もうとにかく色っぽいんですよね。でもちゃんと大人で伊瀬くんに対するリスペクトも忘れない。
対する受の伊瀬くんはいわゆるオカン系男子で、ノンケや年下と付き合ってはいつも振られてしまう。
菱本さんといい感じになっても、菱本さんがいずれは女性のところへ行くかもしれない、世話焼きの自分を鬱陶しく思うかもしれないと不安になり、なかなか一歩踏み出せない。
でも、そんな伊瀬くんを優しく包み込み、でも、自分の攻の姿勢を崩すことなく伊瀬くんに迫る菱本さんが、もう何十枚もウワテなんですよね。
初めてキスしてから2週間ほど連絡を取らずに逃げていた伊瀬くんでしたが、勤めるプールバーに菱本さんがやってくる。
ここのビリヤードをやってるときの菱本さんのかっこよさったらない!!
さらに、割れたグラスを片付けに行くと菱本さんが待っていて、ぐいっと腰を抱かれて引き寄せられる伊瀬くん。
「マフラー、忘れてますよ。私の部屋に」
何でしょう、このスマートで大人の余裕たっぷりな駆け引きは!!もう、このときの菱本さんの男っぷり!!ほんとにアラフィフなの?こんなに色気ムンムンって罪じゃない?って思うほど、果てしなくかっこいいんです…!!
その後、菱本さんの家に行き、ぐちゃぐちゃになったお部屋を甲斐甲斐しくお掃除する伊瀬くん。
二人で座りながら抱き合って、菱本さんが言葉巧みに伊瀬くんに迫ります。このときの菱本さんの攻め方というか、なんというか。伊瀬君が感じる不安なことをひとつひとつ丁寧に聞き出し、優しく丁寧にでも余裕たっぷりに回答してあげ、不安を払拭してあげる。ときにユーモラスにでも絶対の自信を持って、伊瀬くんを受け止める。かっこいい…かっこいい以外の言葉が出ないです。
菱本さんが大人の余裕を見せつつも、戸惑う伊瀬くんを上手にフォローする様は、これを描かれた作者様、天才以外の何者でもないなと思いました。
こんなに愛されてるのに、神社でのデートの際に、同情で優しくしてくれるならもういいです、と、心にもないことを言ってしまった伊瀬くん。言ったことを後悔し、自分の気持ちに素直に向き合って、デートの別れ際、菱本さんを自宅に誘います。
ここからが、もうすんごい神展開。
同情では欲情しない、と、自分の中の雄を隠さずに伝えた菱本さんが、玄関ドアの前でキスしてから怒涛の神展開。
中に入りキスしながら廊下で手袋を外し、靴を脱ぎ、セーターを脱ぎ…。すごい臨場感で描かれる、2人の熱っぽさ。さらに、菱本さんが伊瀬くんの耳元で囁く、「ベッドどこ?」のセリフに、私は完全に昇天いたしました。
セックスの描写もすんごいエロティックで、でも菱本さんの優しさや男らしさが出てて、素晴らしいんですよね。男とのセックスを初めてする菱本さんでしたが、なんのなんの。もう、優しく抱きしめ、ときにいたずら心を持ちながら、巧みに攻める大人の余裕さ。伊瀬くんをちゃんとリードして愛し合う。
伊瀬くんが途中で萎えられたら嫌だからと菱本さんのメガネを外すのですが、伊瀬くんのいじらしい不安が出て、ますます愛しく思う菱本さん。他のレビュアー様も書いていらっしゃいましたが、伊瀬くんが口でしているときに、菱本さんが腕時計を外す描写がもうすんごいエロくて、レビューを読みながら、わかるー!!と1人完全同意をしてしまいました。小さなコマなんですが、ぜひ見ていただきたい!!
ほんとにアラフィフなの?こんなにセックス上手で駆け引き上手で性欲もガッツリ。こんなに完璧なアラフィフ、もはや罪では…?と思うくらい、菱本さんがヤバいです。もういろんな意味で超越しています…。かっこよすぎて、またまた昇天いたしました。
書き下ろしもまた最高。会社の同僚に隠さず伊瀬くんを自慢の恋人だと話をする菱本さんのかっこよさ。
時間が合わない恋人とやりとりする、冷蔵庫にかけてある伝言板のメッセージ。
明け方近くに帰ってくる愛しい恋人をベッドでお迎えしてラブラブする。
あぁ、もう、ほんとに最高すぎて言葉が出ないっ!
この作品はもう、菱本さんがただただひたすらにかっこいい本です。そのかっこよさたるや、私の中では今まで読んだどの攻キャラの中でも1番かもしれないです。
結ばれるまでの2人のやりとりも、心の機微をちゃんと描いていて秀逸。オジサマ苦手な方にもぜひ読んでいただきたい作品です!
全作既読の好きな作家さんなのですが、「イケオジが狙った子をおとすために二階からパンツ撒き散らせている」という奇行(身も蓋もない言い方!)を、自分の中でどう折り合いつけられるのかが不安だったので、とりあえず皆様のレビューを読んでから買うの決めようと思ってたところ……。
一つ下のみみみ。さんのレビューのリアル鼻血のくだりで吹いて、私も買ってみました。(みみみ。さん、ありがとうございます!)
………結果。
おじさまあぁぁ♡
素敵。
やばいっ。
パンツ撒き散らす奇行すらもイケオジフィルターのおかげで、ふふ、凡人には想像つかない発想だけど、泣いてる彼を何とかしたいという必死な気持ちだったのねっ!意外とお茶目で可愛らしい一面があるじゃないの♡となってしまう。
これがキモい男だったら、きゃー!変態!通報案件!!となってしまうのに(笑)
つまり、かっこいい男って正義ってことですよね。
めっちゃ良かったのは「同情なんかで欲情しません」の後にキス→初の合体に至るまでの描写が長くて、超〜熱量が感じられるんですよぉ!!
下手するとキスしたと思ってページめくったらいつのまにかお互いベッド上なんて漫画もある中で、この作品は最初にキスしてからベッドに行くまでたっぷり6ページも割いて描かれてるんですよ!
真冬でお互い完全防寒なので、手袋脱いで〜、相手の手袋脱がせて〜、ブーツ脱いで〜、マフラーを解いて〜という手順に焦れ焦れしながらも、気持ちが抑えきれずに角度を変えてはキスを求め合う二人の姿がこれでもかっ!と描かれているので、二人の熱量がビシビシ伝わってきて否が応にも期待が高まってしまいます。
寒い中で吐く白い息が、湯気か?ってくらいに熱く感じられる二人。
そして、新たな自分の萌えを発見しちゃいました。
それは、ベッドのうえで腕時計外す男ってかっこいい!ということ。
菱本さんがフェラされながら、カチャっと腕時計外すシーン。
ちらっと描かれているだけだったけど、萌えセンサーが発動しまくりました。
腕時計なんてここ15年くらいしていない私にはやたら新鮮に見えたんですよね。
ネクタイをゆるめる、外す、よりも、更にオンオフの切り替えスイッチが強力に感じられてエロかった。
(答姐で「腕時計外すシーンのあるエロを教えてください」トピを立ててしまいたい衝動にかられるくらい)
エロシーンがこれまた素晴らしくて、心の鼻血でまくり!
どっちかというとオジサマは受けの方が好きなんだけど、素敵なオジサマは攻めでもいいということを再認識。
やばいわ、このギラギラしてないけどオスとしては枯れていない絶妙な攻めっぷり。
やばい、やばいわ。
皆さんが口揃えて、菱本さんを絶賛する気持ちがわかった。
そして、最後の汚れたパンツを手洗いする伊瀬を見ながらの菱本さんのモノローグの落とし所がなんとも粋だなぁって思いました。
最後にリバ好きの私から一言言わせてください。
菱本さんの受けも見たいです。
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追記
伊瀬の部屋の窓際の干し柿、あれはまさかお手製でしょうか??
みみみ。さま
その後のお鼻の調子はいかがですか?ふふ。
まじで菱本さんにやられまくりました。
読み始めは、うーん?大したことない??と思ってたんだけど、途中から怒涛で、やばい……しか言えない自分。
いいものを読ませていただいたと思わず画面に向かって手をあわせたくなる気持ちでいっぱいでした。
そしてこのカプはリバ、絶対アリですよねぇ。
菱本さんが超絶どエロくなりそう。
考えただけで私も鼻血出そうです笑
フランクさま
私の鼻血が最後の一押しになったようで出した甲斐がありました笑
「ギラギラしてないけどオスとしては枯れていない絶妙な攻め」←これですよね!めっちゃ頷きながらレビュー読ませてもらいました!
そして私もリバ好きなのに菱本さんにトキメキ過ぎてリバの可能性を失念していました。リバありだと思います♡♡♡
めっっっっちゃくちゃ面白かったです。
起承転結一連の流れが完璧すぎて美しくて上手すぎる…
読み終わったあとにベッドの上で突っ伏しながら足バタバタさせたの初めてですよ…恋する乙女か…?
いつも丁寧な口調の菱本さんの「クソ…ッ」とか、その後の雪崩れ込むくだりとかえちえちで良いですな………この作品、意外にも(?)しっかりエロくてそこも素晴らしいですよね…
「落ちた恋のあとさき」の伝言のやりとりかわいい…!
あとほんと上田先生天才って思ったのが、元彼のパンツを洗うって苦い思い出が、この最後の2人のパンツを洗うシーンで幸せの象徴に変わってて……伊瀬くん良かったねぇぇぇぇってなりましたよ…幸せすぎて泣ける……
本当に本当に素晴らしいこの作品を私の語彙では伝えきれないので、とにかく全世界の腐に読んでほしい。
この気持ちを共有したい………!!!
主人公の伊瀬はゲイ。性格も良く家庭的で一途な受けなのに、これまで付き合った男はろくでもない人ばかりで、今回のお相手にも「母ちゃんみたいでめんどくさい」という理不尽な理由で振られてしまった。一方的に振られて傷付いていた伊瀬の上に降ってきたのは、洗濯済の男物の下着。落としたのは紳士的で清潔感のある中年紳士、菱本という男性だった。
落とした下着を拾ったお礼にと部屋に招かれる伊瀬だったが、菱本の部屋のあまりの散らかりように絶句。日常的に家事をしている伊瀬は汚い部屋を放置できず、菱本の片付けを手伝うことに。片付けながら元彼のことを思い出してしまい、涙する伊瀬。そんな伊瀬を菱本は優しく慰め、伊瀬は菱本が洗濯物を落とした本当の理由を知る。
この出来事をきっかけに2人は関係を深めていく。穏やかでさり気ない菱本の優しさに失恋の傷が癒されていくのを感じている伊瀬。しかし、これまで悲しい恋を繰り返してきた伊瀬は、菱本に惹かれている自分を自覚しながらも、もう恋で傷つきたくないと菱本を避けるようになってしまい…。というお話です。
表紙がめちゃくちゃ攻めてて大人なカプなのかなと思いきや、作者の上田先生があとがきで言われていた通り、大人を通り越した、穏やかな縁側カップルでした笑
攻めの菱本さんがめちゃくちゃ素敵なおじ様でたまりません…!紳士的で包容力があって色気があって…。まさにスパダリ。スリーピーススーツなんかを嫌味なくサラッと着こなしちゃう隙のない男性かと思いきや、家事は全然ダメというギャップもあり。彼の穏やかで優しい雰囲気に受けの伊瀬はどんどん惹かれていきます。
受けの伊瀬もめちゃくちゃ健気ないい子なんです…。本来はよく笑うおおらかな性格だと思うんですが、これまで恋によって付けられてきた傷のせいで恋愛に対してはとことん臆病、引っ込み思案になってしまっていて…。想いを自覚しながらも菱本さんに惹かれまいとする伊瀬はいじらしくもあり可愛らしくもあります。読後は素敵なお相手にやっとめぐりあえて良かったねと心から思いました。
上田先生は初めて読んだのですが、細かいところまでとても大切に描かかれる繊細な先生なのだなあと唸りました。1番素敵だなと思ったのは端々に現れる「手の表情」で。小さいキスシーンや、さり気なく2人が傍にいて触れ合っているシーンでも、受けに触れる手の位置や仕草、置き方で攻めがめちゃくちゃ受けに愛情を持っていることが伝わってくるんです…。
あとこれは攻めの菱本さんが紳士的な性格だからだと思うんですけど、セックスする時に、めちゃくちゃ荒々しく服を脱ぎ散らかした描写で攻めの切羽詰まった気持ちを表現したすぐ後に、受けを傷つけないようにか、セックスの前に攻めが腕時計をちゃんと外す描写があって。服を脱げば行為には及べるはずなのに、そもそも読者も描かれるまで時計をつけてるとこさえ気付かないのに、そういうところをちゃんと描いてるところが素敵だなあと思いました。コンドームつけてる時にも受けの足に頬を擦り寄せながら愛撫するんですよこの攻め。すごーく素敵でした。
あとキャラの表情がとてもとても素敵なんです。攻めの視点で見る受けの笑顔とか無防備な表情がめちゃくちゃかわいくて、好きになった理由がわかって共感できるし、攻めが受けを見る時、受けを思い浮かべた時の表情がとっても慈しんで愛おしんでいるのが伝わってくる優しい表情で…。好きで好きでたまらないのが伝わります。個人的に好きなのは本編後の短編で同僚に伊瀬をかわいいと自慢した時の菱本さんの横顔と、そのあとの洗濯してくれる伊瀬を見て手で顔を覆ってしまう菱本さんです。魅力的でたまりません~!
上田先生のほかの作品も読んでみたいと思いました。
すごーくすごーく面白かった!おすすめです!
待ちに待った上田アキ先生の新刊!
スーツが似合う素敵なおじさまと黒髪一重男子の恋、最高すぎる(^q^)
伊瀬くんを想う菱本のおじさまがあまりにも優しくて素敵でたまらない!
お互いが求めあってるのが凄く伝わる…。
菱本さんの伊瀬くんに触れる手つき、エロさしか感じなかった。。何?あの手袋脱がすシーン!
触れられてるわけでもないのに、物凄くぞくぞくした…!あぁ、もう思うことも沢山あるけど言葉に出来ない!とにかく最高、それに尽きる。
伊瀬くんは菱本さんに甘やかされて幸せになってくれればいい。幸せにならなきゃだめだ!
コミコミ特典、悶えた♡
お風呂でイチャつくとか、たまらなさすぎる!
続きほしい(゜ρ゜)