春の蛇

haru no hebi

春の蛇
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神12
  • 萌×26
  • 萌6
  • 中立4
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
4
得点
106
評価数
29
平均
3.8 / 5
神率
41.4%
著者
らうりー 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
レーベル
フルールコミックス
発売日
価格
¥679(税抜)  
ISBN
9784040652191

あらすじ

26歳のサラリーマン・中村佳斗は、同級生・三谷宏太郎と“偶然”出会う。
高校卒業以来の再会に話は盛り上がり、宏太郎を自宅に招いた佳斗は、
昔、宏太郎と体の関係があった事を思い出していた。

「……ねえ、久しぶりにしようよ」

そう言って誘う宏太郎に抗えず、何も気付かないまま、肌を合わせるが――…。

不器用すぎる男同士の心震える贖罪エロティカ!
描きおろしで最終話から数年後のエピローグ「春の跡で」を収録。

表題作春の蛇

リーマン、高校生~31歳
フリーター、高校生~31歳

同時収録作品春の蛇

宏太朗の父親、職業年齢不明
幼少期~学生時代

その他の収録作品

  • 描きおろし「春の跡で」
  • カバー裏「或る夜の日」

レビュー投稿数4

はじまるのが怖い。終わるのが怖い。

人外流行りの昨今、今度は蛇人間?ほら、カバーイラストにも鱗あるし。
と思ったら、人外じゃありませんでした。

ま、知ってたけどね。
人外は登場しないけど、ある意味、尋常ではない人間のお話ではあった。
SEX依存症の三谷と、三谷の同級生の中村。
この二人、どちらがやばいかと言えば、SEX依存症の三谷より、帯の「好青年に擬態した」って言葉の不穏さが示すように、むしろ中村の方なんじゃないのかなって思う。
中村がずっといつまでも三谷を思い続けているのって尋常な事じゃないよね。

4

続きが気になる。

最近になり巡りあった一冊ですが…
ふたりのその後が気になって
仕方ありません( ゚_゚ )

というか、あの描き下ろしがなければ
もやもやMAXでした(笑)

それまでのお話がよかったので
(些か色々と理由が駆け足ではありましたが)
最後の手紙で終わりという部分では
「ん??」と思いましたが…
その後を読み手に想像させるまでが
このお話なのかな、とも思います。

しかし描き下ろしをみたからには
ふたりのその後は
絶対に知りたくなる!!!

続編希望です(笑)

1

その先を少し下さい!

不幸が盛りだくさんだ。
1冊の中で、これだけ不幸な受けを読むのは久しぶり。
ここまでの受けの過去を描くなら、1つ1つもっと不幸を絡めながら、上下巻にして欲しいと思うくらい、突っ込んだ所を読みたかった!

受け三谷くんは、DV、近親相姦、セックス依存性、ドラッグ、人殺し、服役。
でも、三谷くんはもともとは被害者なんだけどね。
どこまで転げ落ちるのよ!と、途中で笑ってしまったよwww

攻めの中村くん、なかなかの2面性の、持ち主。これまた、癖のある人物。

この2人の両片思いは、長かったなぁ〜。
最後はハッピーエンドなんだけど、その先を・・・もう少し読みたい。

らうりー先生の容赦のない描写が好きです。

0

モヤる……

高校の時に体の関係があった三谷に声をかけられたからと言って部屋へ招くなんて
無防備だなと思ってしまいましたが
三谷からもらった絵を玄関に飾っておいている時点で忘れられなかったのでしょうね。
当時、三谷が目撃してしまった佳斗の裏の顔に興味が湧いたとありましたが
三谷に対してだけはわりと愛情をあらわしていたはずなので
承認欲求が強いのであれば佳斗を手放さないのではないのかな…??
佳斗の事を“好青年に擬態した男”と裏拍子に書かれていましたけど
高校の頃女子からもらったラブレターを破ったシーンだけだったので
あまり信憑性が無かったというかキャラブレを感じてしまいました。
三谷が父からの性的虐待のせいでセックス依存症になってしまった経緯は気の毒ですが
人ひとりを手にかけておいて逃げて普通にしている神経がわかりません。
死ぬつもりだったにしても普通は常に捕まってしまう恐怖に怯えるものじゃないでしょうか。すっかり病んでいたせいかもしれませんが釈然としませんでした。
らうりーさんの絵柄は好きなのでつい読みたいと思ってしまうけど
暗めのお話だからハピエンでも読後は晴れやかな気持ちになれなかったです。
真実の愛を見つけた二人だから本当なら喜ばしいことなんですけどね…。

0

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