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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
えーと、2巻を先に読んでから1巻を入手しました。
諸事情で入手後1回しか通して読めてないので、うろ覚えレビューです。
ストーリー自体はたまたまエクソシストの武器を手にいれた主人公のなんやかんやで、そのストーリーを追いかけるだけではもったいない小ネタの玉手箱。むしろ小ネタが本体。
中世くらいの西洋史、ゲルマン民族、錬金術、異端、等々。さらに読書体験も多い方がより愉しいんじゃないかな。
例えば、物語の終盤で悪魔の手に落ちないところはファウストに似ている…とか。某自己犠牲王子にも似てる?とかニヤニヤできてお得です(?)
同音異義語がテーマのひとつだろうけど、わざわざ「Gift」の英和/独和を載せてくるほどわかりやすいし、ゲルマンでやるところが興味深い。
目次に目を通せば、最終話は「Ja」だし。
こういった作品でSFに向かわないところがトジツキ先生らしい気がする。知らんけどw
本家のWikiや毒書架たちのレビューを道先案内に読むのが一番楽しくて良いと思います。
いつもレビューをご覧いただきありがとうございます。
オマージュ作品のレビューなので前置きから始めます。
レビュータイトルにピンと来ない姐さまは、自己責任でこの先をお読みください。
レビュータイトルにピンと来た姐さまは牛乳をご準備ください。
注意ーーーーーーーーーー
このレビューは誤字脱字、支離滅裂な文章で善良な悪魔か知性のカリエス病患者の荒らしのように見えるかも知れませんが健全なレビューです。
「おまえをみているぞ」
運営に連絡しないでください。
「みてんじゃねーよ」
ーーーーーーーーーー
また、このレビューを一度も検索使わずニヤニヤ愉しんだ姐さまは、愉悦ポイントクレクレ
ついでに「Gift」後エアレビューをおすすめします。
|天網恢恢疎にして漏らさず|
勿論「!」と来ない姐さまが楽しく読めないなんて事はありません。
You know nothing, John Snow.
なんなら原典未読でも姐さまが「魂の番」|「Dom/Sub」|「S&M」なら、初読で最大限に楽しめます。
|Dämon, zeig dich!|
因みに私は原典未読、映画と京極版を履修したくらい。
アンサイクロぺディアの記事が消えてて残念です。
前置きが長くなってすみません。本題です。
ひとつの器、ふたつの魂。
多分BLでは珍しいテーマに神と悪魔とエクソシスト、聖教会に錬金術に匂わせと盛りだくさん。ついでに2巻でアレもコレもソレもダメ押しの追加。先生の熱いリスペクトにニヤけます。
ひよこと秀逸な記事を思い出しますな
そういえば筆致を抑えて淡々と描写しているのも映画を彷彿とさせます。
ここまで読んで難しそうとか「通報しなくちゃ」と思うかも知れませんが、私は大丈夫です。中2時代に「ドグラマグラ」を読んだふりしたからかしら?
はっ!無限ループ!
ストーリー自体はそこまで難しくないし、ちゃんと面白いので安心してください。
スレを建てないでください。私は正常です。
とはいえ、流石はカルト・クラシック、オマージュとはいえ手強いです。
読んでいて面倒くさくなったらそこは無視して匂いだけを楽しんでください。2回目は初読で気になった部分に注目して読むもよし。匂いの別視点を楽しむも良し。
あからさまなヒントから読み返す準備をして、再読するのはむしろ義務。
初読と再読のハードルまで原典リスペクトじゃなくて良かった!!!
因みに私はストーリーと構造に破綻がないからこそ可能なんだと謎の視点で悦に入り、こんなレビューを最高に愉しく書いております。嫌味や皮肉ではなく、本気です。
ここまで作り込まれたオマージュは初めてで、いやホントに畏れ入った。そりゃ10年掛かるわ。
こんな貴重な体験をさせてくれたトジツキハシメ先生に心からの感謝と最大の賛辞を捧げます。
オマージュだと気づかせてくれた姐さまたち。
背中を押してくださり感謝しています。
ここから読まなくて良い捕捉情報とどうでも良い脱線です。お付き合いくださる姐さまだけどうぞ。
巻末おまけーーーーーーーーーー
まずは一番気になるだろう原典のエアレビューから。
(略)
因みに一番驚いたのは役小角や京極堂が散々推理した結果がすべて徒労だった所は知性のリトマス紙/カリエス病患者/統合失調症のパロディのように読めるそうです。
ぴえん。
あとがきーーーーーーーーーー
こんなに何度も推敲して時間かかったレビューは初めてです。
いつまでたっても終わらない。
でも愉しかった!!!
お気づきのように、このレビューも元ネタがあります。
当時すでサブカル腐婆だった私は大爆笑。強烈に印象にのこったため、何回か訪問するうちに(以下略)
再現やってみてすっごい疲れた。
最初は自力で書きながら何故か、元ネタの記事を思い出してしまい、オートグラフのように手が動く。
いっそのこと全力で寄せてしまえと思った。「時間泥棒!」等と供述しており…。
連行される際に「時代は再び廻るんじゃない、止まっているんだ」などどあてずっぽうな発言をしたとのことです。
「Il Pendolo di Foucault」
現場からは以上です。
Studio, its your turn.
ミスター?
失礼しました。
サム・スペードは次元旅行中のため不在のようです。
このまま現場から寝不足のまま続けます。
2007年発表の「ナインストーリーズ」の完全版という位置付けでいいのでしょうか。本作のタイトル表記は数字の9(NINE)ではなく「NEIN」(ドイツ語ではノー)の方になっています。
帰国した神父の後任として教会に赴任?してきたキリスト教関係者の父子。
その小さい男の子・千架(ちか)が教会の周りを歩いて、外壁に埋め込まれたマリア像に咲いていた花を手向ける。
するとマリア様が具現化して現れ、マリア像の下の石をはずしてごらん、と。
千架が言う通りにすると、石組みの奥に空洞があって中に銃のようなものが。
するとマリアが急に牡牛に変化して…
千架は思わずその「銃」で撃つ。すると空中に扉が現れて鎖と共に牡牛が閉じ込められ、そのまま空中に消えてーーー
その奇蹟を共に見た父が呼んだのが教義の研究者(?)の弟・一尋で、彼はその武器が中世のエクソシストの使う「天獄の鍵」だと言う。
…という冒頭で、現代に蘇る悪魔と悪魔祓い師の戦いの物語の様相を呈しています。
その武器そのものが、かつて「白金のエクソシスト」と呼ばれたギィジャルルクロオの魂であり、それが千架の体の中に乗り移っています。
「千架」は少し子供っぽい存在で、何かあると心の奥に隠れてしまう。クロオは千架のふりをして過ごします。もちろん全てを知っている父と一尋以外は誰も気付きません。なのに、千架の学校の先輩・沓澤だけがクロオに気付く。
時折現れる「悪魔」は、大きな鳥のような羽と両肩に鎧をつけたような姿で、顔は鳥の仮面のようなものをつけています。
クロオに武器を作ったのは中世の錬金術師で、クロオは彼の事だけを慕っている。しかし、悪魔はすでに体も朽ちて実体のないクロオの名を呼び、私が味方になる、と誘惑してくる。
一方沓澤もクロオに興味を抱き、その上、兄貴が悪魔を見たと言ってからおかしくなり自殺した、と千架を責める後輩の碵(せき)も登場し、クロオの世界がかき乱されていきます。
そんな中、悪魔が心の中で引きこもっている「千架」の方に話しかけ始め…
錬金術師xクロオ、悪魔xクロオ、沓澤vsクロオ、碵vsクロオ、一尋x千架、の執着心がグルグルと渦巻いている状況。さて、2巻はどうなる?