条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
haru to natsu to nacchan to aki tofuyu to boku
pixivで好きだった作品が商業で連載されて単行本化と知り、即購入でした。
帯にもある通り、まさに萌えの塊。ひたすらに尊い。
既にくっついているカップルの日常話なので、大きく物語が動くことはないです。甘い日常の中でふと差し込まれる影がスパイスになっていますが、大体甘いです。
お話の形式も基本的には4コマで進んで行きますが、枠を超えた表現が美しいです。イラストの描き込まれ方も素晴らしく、目で見て楽しむことができます。
ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー
7月から始まり、季節を通して彼らの日常を読んでいく形式です。
この季節感の描写も細かくて、感動しました。
実際に寒さや暑さが伝わってくるようです。
シマとナツオの交流はただただ尊いです。
やることはしっかりやっているようですが、2人が纏う空気はピュア。
月日を重ねるごとにお互いに恋していくようでした。
攻めのシマはホクロのセクシーなイケメンで、ナツオ一直線な人。
受けのナツオは男らしい見た目ですが、可愛いです。子どもっぽく見える一面もあります。
彼らの日常話なので、学校でのエピソードも多いです。
同級生との関わりにもほっこりします。シマとナツオの関係性を受け入れている?といいますか、当たり前の日常として認識しているようでした。
甘い日常を過ごしていて端から見れば特に問題の無いように見える2人ですが、お互いの関係の有り方では影が差し込むことがあります。
これはそれぞれの気持ちの有り方であり、彼らにしか解決できないところですので、読んでいるこちらはもどかしい思いでいっぱいでした。
この一冊で完結していて大満足ではあるのですが、彼らがこの先どのような未来を選んでいくのか気になるところではあります。
心が浄化されるような尊い物語をぜひ読んでみてください。
読み終わった後、「天才…」と声に出してしまうような作品でした。
綺麗と可愛いづくし。
話が綺麗、絵が綺麗、話が可愛い、絵が可愛い、表情が可愛い、台詞が可愛い、行動が可愛い。
素晴らしいです…綺麗な上に可愛くて、しかも4コマで描ける日常にこんなに萌が詰まるものか、と常に感動しながらページを捲っていました。あんなに可愛いが詰まっているのにほぼ4コマで表現していること自体が天才すぎます。
また、現実味のあるやり取りも沢山で、それに日常さが増して、ああ、青春だなって感じられるお話も沢山でした。
あんなに沢山のお話が詰まっていたのに、もっと読みたい!と思える作品でした!可愛い幼馴染の可愛い恋、どうかお手にとってその素晴らしさを感じてほしいです!!
帯裏の「ひたすらに尊い」の文字通り、ただただ尊い作品でした…
2人を描き出して下さり、佐岸先生本当にありがとうございます!
話は、受のナツオのセンス溢れる殺し文句にひたすら、攻のシマがキュンキュンさせられる日常を綴る、という感じでしたが、その日常がたまらなく良い!!激アツ。
ナツオもシマも可愛いすぎ!!ナツオはあざとさ満点ですね…
ただ、この先一緒にいれるのか、という不安が話の端々に散りばめられ、切なさも凄く感じました。
2人ともお互いを好きで堪らないからこそ、不安になるんだろうな。
また、エッチシーンはほぼ無いに等しいんですが…いや、2人ともエロすぎない?
濡れ場描写が少なくても2人がどんだけイチャついてるのかが分かる…
これで濡れ場描写がっつりあったら、萌え死んでる所でした。
最近読んだBLの中で最もキュンキュンさせられた一冊になったかもしれません。
作者様の今後の作品がとても楽しみになるデビュー作でした!
また2人の続編か、作者様の他作品が出たら必ず買わせて頂きます!
しばらくは、2人のイチャイチャを読み返し続けたいと思います。
4コマ式か〜、どうなんだろう。。。と思いながら読み始めたのですが、この4コマ式が萌えの連続を生み、ページをめくるたびにキュン死しそうでした。恋に落ちた時の胸の苦しさが最初から最後まで続き、読み終わった後も余韻が残ります。
毎日幸せながらもどこか客観的で切ない思いを抱えるシマ。明るくバカっぽく振舞っているけど、ナツオはそんなシマをよく理解しているように思います。
続きが読みたいです!!
4コマ漫画のBLってギャグとかでは読んだことあるんですが、こんな風に純粋に萌えだけを切り取った作品は初めて読みます。
一応キッチリ4つにコマ割りしてありますが、構図や人物の描き方などは通常の漫画と同じ感じなので、いかにも4コマ漫画!という印象はありません。
最初はほのかな萌えだったものが、主人公2人の純粋さや可愛らしさに触れるにつれ、どんどん蓄積されていき、最後には溢れかえるほどに…
でまた、
「あっシャツ捲ったらちくび露出しちゃいそう!キャー!」
なんてシャツ捲りシーンにドキドキしたら、次のページでは全然違うシチュエーションの4コマになってたりするんだわー。
くぅーーっっっ!
「そのままなだれこむんじゃないんかい!」って突っ込みつつも、即、次のシチュエーションに萌えるという…。
そんな楽しみの連続。
一見4コマ漫画風じゃないから余計に、次のページに続きがあると錯覚してしまうというね。
何とも憎い演出っっ!
恋する高校生のストレートな気持ちにきゅんきゅんします。
幼馴染らしくジャレあったり、喧嘩したり、いろんな呼び名で呼びあったり。
でも周りの他の友達とは違う、2人だけの甘酸っぱい恋の世界が広がっていて、尊いとはまさにこのこと。
四季を描いた田舎のほのぼのした風景が、優しい懐かしさのようなものも感じさせてくれます。
その魅力を余すところなく伝えてくれる画力の高さも、評価を神にした理由の一つです。
デビューコミックス?本当すか…?驚き。
時折挟まれるシマのモノローグが好きでした。
詩的なんだけど、〔恋する文学少女が恋愛日記や自作の歌詞をノートにこっそり書いてます♪〕という感じの、少しむず痒いようなリアリティがあって。
男子の頭の中がこんな感じだったら最高だよなぁー♡
青春って本当に美しい!
これは失ってみて初めてわかる人生の輝き。悩みさえも美しく見えてしまう青春マジック。
ノスタルジックな田園風景と輝く青春と恋。
ぜひお好きな音楽をBGMに、ゆっくりと手に取っていただきたい作品です(^^)
大激賞です。
なにこれ、ナニコレ、なにこれかわいい!の連続攻撃。
萌転がるとか、萌え散らかすとか、萌禿げるとか、萌え死ぬとか、
幼馴染の高校生どうしが、仲良しすぎる幼馴染から恋人同士になって、照れたり、茶化したり、天然だったりの殺し文句の応酬。
1ページか見開きで1話の短いエピソードでつないでいくからこそ、ページごとに必ず殺し文句があって、萌の塊だけ差し出された気分。
この二人が、ただ仲のいい幼馴染から恋愛関係に踏み越えた、まさにそのきっかけやポイントは描かれていないけど、その辺を想像する余地がある所もまた味わい深いです。
シマの諦観とナツオの覚悟が時々見え隠れするのもドキドキするし、ガッツリなエロシーンは無くても、事前や事後のかわいい顔だけでも臭いまでしそうなエロさを感じます。
エピソードやセリフも激萌えだけど、絵の、特に表情の可愛さが更に萌を倍増ししていて、大絶賛です。
佐岸先生を知れたことにただただ感謝しています。素晴らしい才能とセンス溢れるデビュー作でした。BL漫画界に新たな風を吹き込んだと言ってもいいのではないでしょうか。ほぼ全ページが4コマ分割なんですが、時々2コマが繋がったり、人物だけはみ出したりと、4コマでここまでダイナミックに表現できるものだろうかと驚きました。コマの使い方がとにかく秀逸。それに加えて、この圧倒的な絵の美しさ。細部にまでとことん線を描き込まれていて、どのページにも思わず見惚れてしまいました。田舎の情景ともよく合い、春夏秋冬の空気感も鮮明に伝わってきました。
攻めのシマと受けのナツオは幼馴染の高校生で、既に付き合っている設定。青春を謳歌する恋人達の日常のやり取りが、ひたすら切り取られていきます。2人の馴れ初めや付き合うまでの葛藤なども読みたいという方には正直物足りないかも。ですが、BL漫画でくっついた後の2人が描かれた描き下ろしや特典ペーパーをずっと読んでいたい、そんな気分の時には断然オススメします。たわいもない日常の中に、時々ぐっと心を掴むような台詞があったり。青春に儚さを感じているシマのモノローグに、ちょっぴり切なさを感じたり。物語の流れを考えなくていい分、毎ページにオチや萌えを生み出さなくてはなりませんから、これはこれでかなり大変な描き方だっただろうとも思いました。
ナツオが強気で男前な性格なのでシマがたくさん照れるのも可愛いし、そんなシマが時々超男前な発言をしてナツオが盛大に照れるのも可愛くて、この関係性も絶妙なバランスでした。「#スーパーダーリン」で特にそう感じましたね。UFOキャッチャーに苦戦しながら、自分をカレシ、シマをカノジョ呼ばわりするナツオに、交代したシマがあっさりゲットした商品を彼にあげながら(誰がカノジョだ、バカめ)と内心思うんですよ。どれだけナツオが普段男前だとしても、これは完全にシマがカレシだなぁと思いました。ナツオにとって生まれながらにして永遠のスーパーダーリン。たとえシマが永遠を信じきれなくても、ナツオが隣にいる限り、彼はナツオのカレシでしかあり得ないのです。だから先のことは案じ過ぎず、存分に今を楽しめばいい。2人の恋が限りなく続くことを願っています。
「ページを捲るごとに染み渡る、萌えの塊」という帯の煽りを胡散臭く眺めていたんだけど、真実だった。
四コマ形式で、基本四コマ、多くて八コマというお話が集まってるんだけど、一話(四コマ)につき1キュンってくらい、萌えキュンが続く。
何、この子たち……かわいい……と思いながら読んでいったのだけど、途中でなんかあざとさを感じてしまったんですよね。
ほら、萌えますよね?
これって萌えますよね?
ほら、こういうのお好きですよね?
みたいな。
(紙面上の彼らにその意図はないし、穿ち過ぎだというのは分かってるんだけど)
どうやら自分の中の萌えキャパがオーバーしちゃったみたい。
ちょっと狙いすぎ?とかえって冷静になるくらい、萌えが続くので。
そのくらい、彼らはかわいい。
それくらい、彼らはいちゃこらしてる。
そして、今、恋をしないで一体いつできるんだ?と必死さを感じるところが……なんだか切ない。
それが不確かで不安定な10代という只中に彼らがいることを常に感じさせる。
一冊読んで、一回もキュンすることができない作品やら、長編でせいぜい数回キュンがあれば上出来という作品に比べると、一ページにほぼ1キュンなので一冊続けて読むと疲れました。
すっごーーく贅沢で有難い悩みですね。
萌えキャパが大容量の方は、息切れせずに一冊読み続けて萌え死ぬことができるでしょう。
私は、好きなページをめくって数話読むとか、休みをところどころ挟みながら読むと、いい感じでした。
神か萌萌かで迷いましたが、萌だけではなく瑞々しい季節感をエピソードに織り交ぜていけるところがいいなと思ったので、神で。
短編とか長編になると、どういう描き方をされるんだろう?どういうお話を描けるんだろう?と興味が湧いたので、それらも読んでみたいです。
唐突に始まり、この二人はどんな関係?!幼馴染みで、恋人?いつから?
色々考えながら読み始め、気づいたら幸せであたたかい気持ちになっている。そんな作品でした。
キュンキュンがいっぱいです!
なっちゃんもしーちゃんと可愛く見えてくるし、こんな毎日を送っている男子高校生が身近にいたらとか考えて、またキュンキュンしました。
この二人はこのままでいて欲しい。
でも、まだ若いからなんとも言えない危うさもあり、そんな時期の他愛もない幸せが、全てのページに詰まっています。
BLはBLなんだけれど、出会ったことのない感覚のBL。
何度も読み返したくなる一冊です。
NO情報で作家買いやジャケ買いをするたちなので、買ってみて「おや?」と思うことが多々あります。
この「おや?」は良い「おや!?」だったり、悪い「おや…?」だったりするのですが、今回は良い方でした。
『オールドファッションカップケーキ』がいたく気に入ったので、こちらも購入してみたのですが、てっきり繋がりのあるストーリーだと思い込んでいました。
13話もあるー♪と喜びつつ、ページをめくって「おや?」。
4コマや8コマの短い一瞬をつなぎ合わせたものだったんですね。
田舎の男子高校生。
幼馴染でいつでも一緒。
家族ぐるみの付き合いゆえに、思い出も全部一緒。
そんなシマとなっちゃん。
2人が過ごす高2の7月から高3の6月までの1年間と、おまけ。
誰かのスマホに保存されたショートムービーを観ているような感覚です。
「けつめんぼ」という言葉が気になって調べたら、千葉の方言だとか。
「でれすけ」は結構広い地域で使われているけれど、「けつめんぼ」はお初。
シマがなっちゃんにべた惚れかと思いきや、なっちゃんもべた惚れ。
2人のいちゃいちゃを見守るバスケ部の仲間たちも、おおらか。
手を繋いで歩いても、誰かが来たら離してしまうシマよりも、「俺は失明した!」と言って強制的に手を繋がせようとするなっちゃんの方が、漢気に溢れてました。
181.4cmと大きいシマよりも、12cm小さい(しかも足のサイズは23cm!!)なっちゃんの方が、「今」よりももっと大きな未来を見ている感じ。
シマはわりと小心者で、すぐ不安になったりするけれど、そこをなっちゃんがすぐに気付いて掬い上げてくれるのが、何とも良いコンビ。
先のことは分からない。
だけど2人だけの思い出と今がある。
これから、シマは大学へ進むために地元を離れるかもしれない。
そこまでは描かれていないから分からないけれど、ずっとこのままでいてほしいなあ。
幼少期のムービーで、将来の夢を聞かれたなっちゃんが「なっちゃんやさん」と答えるシーンが可愛すぎて倒れました。
そのあと、今のなっちゃんに「なっちゃん、2つください」って言うシマもいい。
妄想癖激しいわたしは、いろいろなことを妄想してしまいました。
たとえば、大人になった2人が東京で2人暮らしを始めて、引っ越しの日に出てきた古いスマホを充電して、中に入っていたこのムービーを一緒に見てるとか。
もしくは、どちらかの結婚式の帰りの電車の、誰もいない車両で、スマホに保存したこのムービーを流したまま、ぼーっと外を眺めながら、涙を流す場面とか。
楽しい方にも悲しい方にも妄想が膨らんでしまいました。
願わくば、子供じゃないけど大人でもない年頃に芽吹いたこの恋が、ずっとずっと枯れない花を咲かせ続けていますように。