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kinou nani tabeta
1年一冊のペースで出てて、秋生まれのケンジ51歳、3月生まれのシロさん53歳。
かなりの熟年カップルなので、お墓の話題とかも出てきたりします。
職場での立場も責任あるものになったり・・・
美味しそうなごはんと共に、なんでもない日常だけど、なんでもなくない出来事も起こりながらまったり続いて楽しみな1冊です。
ジルベールと小日向さんのカップルも相変わらず。
タブチくんが元カノとより戻して、遂に店長ががががっ(笑)
美味しいごはんを一緒に美味しいねと言って食べられる二人の幸せ、ごちそうさまです。
また次は来年か・・・その前に同人誌あるかなぁ~♪
最近この「何食べ」にはまりまくってます。今出てるのが14巻までなので、この巻の感想というより同人誌3巻も含め、現時点での総括です。
主人公の筧史朗(シロさん)が40歳の時から相方ケンジと付き合って同棲を始めて現時点で53歳なんですが、穏やかな毎日を積み重ねての二人の愛の歴史が本当に良い。
単行本1、2巻の頃のシロさんって見た目は若いけどツンツンしてて、その割に人目を気にしてばかりで人として未熟な感じです。そこもまあ可愛いんだけども!感動したのは3巻で親の悪口ばっかり言ってるシロさんにいつも優しいケンジが本気で怒って「親は大事にしなよ」って諭す所。今までシロさんの付き合った男は「早くメシ作れ」とか身勝手な理由で怒る奴だったけどシロさんの為を思って怒ってくれるケンジ、最高に男前です。年下オネエ攻めだけども!
7巻でお正月にシロさんの実家でシロさん家族と会食した後、泣いて感動していたケンジなのに「気疲れするから来年以降は来ないで」って言っちゃうシロさんの家族。悪気はないにしてもちょっと無神経だと思います。数年後も「シロさんの家族と食事することなんてもうないんだろうなあ」と傷ついているケンジが切ないです。
これから起こるだろうイベントとしてはシロさんの職場でのゲイバレ。シロさんの性格ではカミングアウトできなそうだもんねえ。何か突発的な事が起こらない限り。
あと同人誌ももちろん出るのならもっと読みたい。デレデレでエロエロのシロさんがもっと見たいよう!個人的にはシロさんのイク時の顔をじっと見てるケンジの図が超萌え。ケンジがくっそ羨ましいです。
表紙の二人のファッションも毎回お洒落で可愛かったり格好良かったりです。14巻の浴衣も素敵!ちょっと透けるような紙質のカバーもお洒落です。
14巻。
順調に、健康に、時が過ぎてゆく「何食べ」。
ケンシロ周囲で、志乃さん夫婦やタブチ君、小日向&ジルベール、山田さん、ヒロ店長…
…のエピソードが多い印象の巻。
お料理も「おじいちゃんメニュー」とまでは言わないけど、地味安定というか。
セレブ系おもてなし系はこひジルに任せて、史朗は手間を惜しまぬ豚の角煮とか。
肉より魚がお高いから切り身で、とか。
その中で、やはり気を吐くのがケンジ。
ひとりメシはカツ丼だし、初詣はオールでなきゃ、とか。
まだまだヤング気分⁉︎
ところで驚くのがヒロ店長のフットワークの軽さ。失うものが無いから、なんて自嘲してたけど彼のポジティブはホンモノだわ…
今回は特に登場人物がバラエティに富んでいましたね。佳代子さんから始まって、志乃さんご夫妻、史朗の両親、田淵くんと元カノ、小日向とジルベール……。最後はとうとう店長が離婚しぴりりと辛い終わり方で(笑)。ケンジと史朗を取り巻くキャラクターたちの日常も些細な出来事から人生の節目まで、いろいろあって面白いですよね。元カノとよりを戻した田淵くん、なんだかんだで案外この彼女と長く続きそうな気がします。店長となってしまったケンジに、人生っていつ何が起こるか分からないものだなぁとしみじみ感じました。