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dragless sex
『ドラッグレス・セックス』続編は、オタク高校生・戌井×俺様ヤリチン・辰見をクローズアップ、まるごと一冊、二人の話です!
前作では、アイドルオタクがヤリチンをメス化させちゃうところがエロ激しめで描かれていましたが、今作は一冊まるごとですからね、二人の気持ちなんかもしっかり描かれていて、もーうエロさだけじゃなく、甘さも半端ないです^^
フェロモン症を抑える薬を飲み始めたら、女子に相手にされなくなった辰見。
戌井の部屋まで行ったのに、戌井まで薬飲んだら自分に興味ないのかと拗ねてるけど、そんなことはない!
戌井は前回の激しめレイプを反省して、辰見にやらしいことしないように必死に我慢してるんだよ~。
辰見も襲われるのは嫌と言いつつ、興味無さそうな態度を取られると悔しくて誘ってしまう天邪鬼ぶりがかわいい♪
でも辰見から触っていいと言われると、戌井はもう止められない!
辰見も「俺だけのものになって」と激しく求められる受け身のセックスが気持ち良くて…
友達の前で、デートの約束なんかしちゃって、二人はすっかり公認カップルです♪
辰見はいちいち嫌がる素振りを見せるんだけど、デートも、アイドルコスプレも、ハメ撮りも、イラマも、戌井に拗ねられると結局お願いを叶えてあげちゃうチョロさがおかしいw
それで辰見も気持ちよくなってトロけちゃってるのがかわいい♪
そんな時、薬でフェロモンを抑えてない辰見とヤりたい女子達に、戌井は襲われるんだけど、戌井は女子にはまったく反応しない。
そこに助けにやってきた辰見に「怖かった―」って泣きついちゃうかわいさったら!
辰見は嫉妬でマヂギレ、自分から戌井に乗っかって挿れちゃう!!!!!
辰見もすっかり戌井に気持ちを動かされてるー!
そして二人は大学生になって同棲。
付き合って二年経っても、戌井の辰見大好きぶりは(絶倫も♥)相変わらず♪
でも辰見はまだ男としての自分に未練があり、誘われるまま浮気しそうになった現場を戌井に見られてしまう…
(もう女を抱けるカラダじゃなくなっちゃってるのにねぇ…)
それから戌井は冷たくて、辰見のフェロモンにも反応しなくなり…
辰見は戌井に惚れられてるって自信満々で、ヤらせてやってるって高慢だったのに、すっかり自信を失くし、友達に「嫌われちまったの?」と弱音を吐き、戌井に「ぜってー別れねぇ」と泣いて縋る。
辰見はヤリ捨てた女が泣いて縋ってくるのをバカにしてきたのに、自分自身がみっともない女そのものになってる!
もう辰見も戌井にめちゃくちゃ惚れちゃってるじゃん!
仲直りエッチは燃えるものです!!!!!
戌井のストッパーも外れちゃってるけど、辰見も戌井を激しく求め、あんなにゴム無しは拒否ってたくせに、自分から中出しを懇願しちゃってる。
もーう、二人揃ってリミッター振り切れちゃってる激しすぎるエロシーン♥
そして事後に好きだと言い合っちゃってる甘さったら!
もうニヤニヤが止まんないよね^^
(辰見が戌井を好きだって、本作ならではの証拠もあって、とにかく甘い!)
そこから辰見はすっかり”戌井の女”になっちゃうのが本当にかわいいんだ♪
描き下ろしのおまけ。
本編で、戌井の誕生日に、辰見はアイドルコスプレをしてエッチさせてあげた。
事後、「これからもコスプレで毎年祝って」「どうせ今だけ」「一生惚れてるからずっと祝って」と戌井が辰見にしたお願い。
その約束がどうなったかのアンサーが描かれてます。
甘いというよりも、一緒にいるのが当たり前に思える二人。
その幸せな風景に思わず涙ぐんじゃいました…
前作は複数カップルのオムニバスだったこともあって、二人の心情はあまり掘り下げられていませんでした。
それと初めての『麗人』執筆で、エンゾウ先生はエロに気合を注入し、エロの読み応えはじゅーぶんだったけど、私はちょっと物足り無さがあったんですよ。
でも今作は、戌井は辰見にかわいく甘え、俺様な辰見が戌井に惚れきってる気持ちの変化をしーっかり描き、どこに出しても恥ずかしいバカップルに仕上がっているのが最高に甘くて良かったです♪
今作のエロもエンゾウ先生は気合入れて描いていて、めちゃくちゃエロいです!
そして気持ちがプラスされたエロの甘さの破壊力ったら…
私は前作よりも今作のほうがだんっぜん好きです!
辰見と戌井の続編!
続編ですが前作未読でも大丈夫だと個人的には思います。
フェロモン症という特殊設定についての説明も入ってました。
ちなみにアニメイト限定セットの有償特典8P小冊子は
イチャイチャ前のツンツンデレ期のお話でした♪
さて、続編ですが…。
めっっっっっっっっちゃ良かったです!!!
恋愛してる2人見て泣けたッッ(;///;)
エンゾウさんの脳内が表に出てくれてホント良かったです。
(↑カバー下のあとがきで言及されています)
(前の1話だけではここまでの甘さは想像出来なかったデスヨ…)
前巻の短編では、戌井は辰見と2次元キャラを混同させてる?と思えるセリフもありましたし、
辰見は思いも寄らぬ相手からガチレイプされて傷ついているようにも見えました。
(ヤリチンがオタクに泣かされるのが非常に萌えたのですが;(私がクズ))
コレ下手したら闇ルートに入るのでは…?と思っていたらッッッ!!!
気付けばラッブラブのイッチャイチャで、
果ては穏やかな未来まで見せてくれて、
スタートはアレなのにちゃんと恋愛してる姿に泣いてしまった(;///;)
レイプ始まりだった関係も、フェロモン症も、2人で解消し。
戌井の一方通行だった愛情も、互いに育むものへと変わり。
何よりも辰見のツンツン期からデレへの転換…!!!
はぁ…堪らんよこれ…。
辰見が可愛すぎて萌える。
で、割れ鍋に綴じ蓋カップルに笑いました。
辰見はグイグイ来られるとツンデレ発動してキレる割に、押されないと寂しい。
戌井は辰見にキレられると大人しく(´・ω・`)とするけど、許可出れば押しがハンパない。
そうなると押しに弱い流され受けの辰見はもう激流に飲まれるだけw
グズグズに流される辰見をみて、戌井は更に攻めを深めるというね!
この押し引きのタイミングが無限ループセックスへと誘う…( ´艸`) フフフ
いやはや、激しいエッチの連続で読んでる方も息切れしてしまうわ////
個人的に今回の一番の見所は、
辰見が「恋愛」を自覚したところだと思います。
戌井によって自分の中がどんどん作り替えられていく不安。
ほんの出来心でその不安を解消しようとします。
しかしこの一件が戌井を怒らせてしまい、すれ違いへーーー。
戌井を必死に追いかける辰見にもぉぉぉぉ泣けた(;///;)
なにがあっても戌井から愛され続けたいと思っていた心が露わになって、
戌井に嫌われたんじゃないかという怖さに怯えて。
痛々しいほどションボリしてる辰見は可哀想で可愛くて萌え泣きした。
あああ、#4〈前後編〉が萌えすぎる問題で語りたい←
辰見はフェロモンを嗅いでこなくて耐性がないってことは
これが初恋なのかな?(発症してた相手を好きになったことがないだけかもだけど)
自分から好きになった相手が戌井だけだとしたら嬉しいな~!
あと戌井が優しい表情をみせるのも胸熱です。
辰見が好きで好きでしょうがないという甘くて穏やかな表情で、
「宝物」「大好き」と言ったりするのにキュンキュンが止まらなかった!
激しいエッチや意地悪するときとのギャップにやられる(∩´///`∩)
辰見からの「好き」が返ってくるようになって幸せそうです♡
描き下ろしでは30歳になった彼らがチラリ。
スタートがスタートだっただけに、紆余曲折を越えた姿にジーンときました。
読めて良かった…ほんと良かったとしか言えない(∩´///`∩)
何度も読み返してしまいました。辰見の変わっていく様が素晴らしかったです。
辰見は、表面的な快楽と他人との勝ち負けを意識して生きていて、モテてセックスするけど、満足できず次から次へと相手を変える中毒のような状態です。勢いはあってヘラヘラしてるけど、本当に求めるものは自覚しておらず手に入れていないので、寂しさを抱えていてキレやすいです。本当に求めるものは「自分だけを強く求める人から愛される受け身のセックス」ということが後々分かってきます。
戌井は逆に、オタクなので、世間の価値にとらわれず自分の本当に求めるものを追求していて、穏やかさとブレない芯の強さがあります。ただし他人との関わり合いにおいて、他人の感じ方に配慮することが苦手です。辰見のことが好きすぎるほど好きです。
この二人が出会って恋愛することで、どんどん変化が起きてきます。
辰見は、渋々という形で戌井とのセックスに応じますが、自分だけを求める戌井、自分が受け身になるセックスという、本当に求めていたものを経験して、体の方から徐々に満たされる反応をします。また自分が主体的になる今までのセックスができなくなってきます。
戌井は、辰見に思いをぶつけるだけでは傷つけてしまうことを学んで、辰見の感じ方に配慮する付き合い方を学んでいきます。服装に気を使うところなんかも辰見が教えてくれます。
何度も二人がセックスをする場面が出てくるのですが、少しずつ辰見が受け入れる部分が広がっていくのが、プレイの内容・体位・表情・事後の過ごし方などに表れていて、セックスの違いをここまで描いてくれてありがたいです。堪能させて頂きました。
そして、辰見はようやく自分の求めていたものを認めるのですがここがすごくよかったです。その後、自分から戌井に愛情表現をするように頑張っていきますが、慣れていない感じが可愛いくて萌えるところが多すぎます。
最後に十数年後の二人が見れるのですが、真逆の個性だった二人が一緒の時間を過ごすことで似た雰囲気が出てきています。また、辰見がすごく穏やかで色気があってカッコよくなっています。余計なものがそぎ落とされて本来の魅力が出ているような感じで驚きました。
他者との関わりを通して、自分が本当に求めていることを知ること、自分の枠を越えていくことが表現されていて、このような作品が読めて本当によかったです、ありがとうございました!
前作で読み切りだった、戌井×辰巳カップルの続編。
1冊丸々このカップルのお話だったので、すごく嬉しかったです。
前作で一番好きだったのがこのカップルのお話だったので(というか他のカップルのお話はそこまで好きなじゃなかった、すみません)。
前作より更にエロエロですね~。
どんだけヤるの?ってくらいヤリまくってます。
でもこの作者さんのすごい所は、これだけ激しく長く回数も多いエロシーンを描くのに、それだけで終わらない所ですね。
よくレビューに「エロを読みたいって人にはオススメの漫画です」なんて書かれてしまっている漫画がよくありますが、この作者さんの作品に関してはそういうレビューは書かれないだろうなと思います。
だってそれだけじゃないもん。深いもん。
さて、作品の感想ですが。
まず戌井。ちょっと頼りない所もあるけど、一途で大事にしてくれて、素敵な彼氏ですね。
そして辰巳!可愛い~!!恋をするとこうも変わるかというくらい可愛い。
前作を読んで「辰巳がもっとデレる姿を読みたかった」と思っていましたが、期待を大幅に超えるデレ。
ていうかもうデレとかいうレベルじゃない。
戌井に対してはメロッメロですね。
電子で読みましたが、かなり良かったので、単行本買おうと思います。
「すごい!!!」
この一言に尽きます!
キャラが濃い!匂い立つほどにエロが濃い!
久しぶりに大興奮でレビュー書いております。
これは私もフェロモンに当てられたかな?
前作では「好きにしたいよ」の真澄×藤生CPが衝撃的すぎて、この戌井×辰見はわりとサラッと読んだような?…という記憶しかないのですが…(ああ、ごめんなさい)
ん〜〜さすがエンゾウ先生。
一冊丸ごととなると、ここまで完璧にキャラを作り上げて下さるのかー!と、ますますファンになりました。
オマケを含めて、高校生〜30代までの2人を見ることが出来ます。
最初のほぼ一方的な戌井→辰見から、ラブラブになるまでの展開が楽しい。
戌井の人の話を聞かない、地味キャラなのに超〜〜強引に迫っていく感じは、ときに怖っ!ってなるくらい。
でも普段イキがってる辰見は、その押し潰してくるくらいに強引で、ときにねっとりとした絡みつくような愛情にどんどん絆されハマっていく。
全然違う形のピースが、どろどろに溶け合いながらひとつのパズルに収まっていくような、素直にはピタっとハマらない不思議な快感があります。
2人のキャラや性格の濃さに、これまた濃厚なフェロモンがこれでもかこれでもかと畳みかけてくる、本当に濃い一冊です。
爽やかさとは対極にあると思いますので、苦手な方はご注意を。
日ごとにBL愛が高まるのに反比例して、エロには耐性がついていってしまう。
そんなささやかな悩みを持つ今の私の脳みそを、ズドーーンと直撃してくれた本作に感謝(^^)
最近読んだBLの中でもエロさが際立っていたので、どこの出版社かと思えば竹…お前か…名に恥じぬ出来栄え褒めてつかわす。
(竹書房様には毎度質の高い萌を定期的に供給頂きましていつも大変お世話になっております)(竹はフジョシをほんとよく分かってる)
エンゾウ先生のドラッグレス・セックス(無印)の続編。これ単体でも楽しめるものの前作は読んでいた方が良い。一番好きなカップルのお話だったので発売前から楽しみにしておりましたが、期待を裏切らない出来でした。
ちなみに購入したのはAmazon電子書籍版。修正は白ヌキで全く見えません。ご参考までに。
感覚的に全ページ中6割くらいセックスシーンです。看板に偽り無く毎話激しい描写が挿入されております。しかし中弛みや飽きを感じさせず、一方通行な身体だけの関係から、完全な両想いになるまで毎度萌キュンを前面に散りばめてくるあたりが流石エンゾウ先生です。BL的ご都合主義展開も含まれるものの、舞台裏を感じさせることなく最後までアクセル全開で進んでいきます。ラスト数ページは、それまでの激しい描写から打って変わってのセンチメンタル。拝みたいこの才能。読了後の満足感が半端ない。
女の子に全く困ってない節操無しのイケメン(クソ野郎)がグイグイくる好き好き攻撃に押されに押されてベロベロに懐柔されるのって良いですよね。受の辰見くん、激しい快楽と甘い言葉に酔わされて前後不覚になっていくのですが、そこから始まる(理屈じゃない)愛というのもアリだと思う。あくまでフィクションの話だけど。
作者も言うように、とにかくラブラブカップルのBLが読みたい方へ。
『ドラッグレス・セックス』の続編が出るとのことで楽しみに発売を待っていました。タイトルに「辰見と戌井」の文字がある通り、前作で唯一しっかりくっつかなかった高校生のお話です。前作同様、複数のCPが出てくるのかと思ったら、こちらは丸々1冊この二人のお話。
正直、前作で一番ツボらなかったのが戌井×辰見の二人だったので(いや、ごめんなさい)ちょい微妙かなと思いつつも購入しました。
『ドラッグレス・セックス』の面白さは、フェロモンによって身体から入った二人が育てていく純愛、だと勝手に思っていますが、この作品はそれを見事に描き切っていたように思います。
オタクで、辰見一筋で、思い込んだら邁進してしまう戌井と、戌井に惚れこまれ、少しずつほだされていく辰見。
正直に言っちゃうと、「フェロモン症」を悪用して複数の女の子と関係を持ってきた辰見にも、「好き」という言葉を免罪符にフェロモン症を利用して辰見をレイプまがいに抱いた戌井にも好感を持っていなかったのですが、そんな彼らが育てていく恋心が非常に良かった。
自分の恋心を全く自覚していない辰見の可愛さと言ったら…!
何なの、この子…!
ちゃんと自分の気持ちに気づいた後のたっつんの可愛さも犯罪級でした。
そして、彼らの友人たちが、これまた良い。
生ぬるい目で、けれど温かく二人を見守る彼らにGJを送りたい。
丸々1冊になったことで、彼らの想いや気持ちの変化が丁寧につづられていて非常に読みごたえがありました。
出来うるならば、『ドラッグレス・セックス』のほかのCPもこうして丸々1冊で描いてほしいな。
フェロモンを巻き散らかしてしまうフェロモン症、というバックボーンがある作品なのでエロに特化している傾向はありますが、この作品が描いているのは、そこから彼らが育てていく恋心、なのでそこも非常に良かったです。
エロあり、ラブあり、DKのモダモダする恋あり。
萌えがギューンと滾る、エロ可愛い1冊でした。
前作の元ヤリ○ン・辰見が地味な男・戌井に抱かれてしまう展開、嫌いじゃないですww
一度目の無理矢理行為はそりゃよろしくないですけど
痛くはさせられてないので割とセーフでした(どういう基準だ)
辰見は最初全く絆されそうにないタイプだったのに
なんだかんだで付き合ってあげちゃうあたり
根っからの嫌なヤツでは無かったし
なんといっても戌井のオタクっぷりが笑うwww
ナッつんのコスプレさせてハメ撮りなんていい趣味してる!!(褒めてます)
ていうかナッつんの衣装とハイヒール入るの凄いな!
似合ってない女装最高だと思うので心から戌井に賛同します。
したくてしたくてしょうがないのに必死に我満しようとする戌井、
めちゃくちゃ健気でしたね…。
結局許可がおりてしちゃうんだけどww
未遂とはいえ、女の子の誘いにのっちゃうのは
元ヤリ○ンの通る道なのかも……。
抱かれて気持ち良すぎて怖くなる男の足掻きなんでしょうけど
戌井にしてみればはっきり言葉で拒絶されてキツイよなぁ。
まさかの戌井の冷たい態度も
辰見には良いお灸になったと思います(偉そう)
なんなのもう可愛いが過ぎるんですけど辰見!!!
告白シーンにはつい特大ガッツポーズ決めたくなりました!!
高校生だもんね、気持ちイイこと覚えちゃったら止められないよね。
ましてや大好きな人のフェロモンにあてられてしまうフェロモン症なら尚更。
怒涛のおセッセ、圧巻の描写!!
エンゾウさん最高!!!
なんといっても描き下ろしのおまけに感無量…………。
満足感ハンパないので神です!!!
『ドラッグレス・セックス』に出てきた辰見・戌井ペアのお話が1冊丸々詰まっています。
オムニバス形式の前作に出てきた3組の中で、実はそこまで注目していなかったペアでしたが、アニメイト限定小冊子セットを予約してしまったのはエンゾウさんに対する信頼の表れです。
そして、その信頼と期待を見事に上回ってくる作品でした!購入して良かった!
まさか、ここまで辰見が可愛くなるとは予想だにしませんでした。
あのヤリチンでツンツンしていた辰見が、戌井に嫌われたくなくて泣いて縋る姿が見られます。戌井を好きになっていって、だんだん自分じゃなくなっていく気がして、そんな自分に動揺して怖くなっちゃう辰見が見られます。
でも、実際に泣いて縋ってしまうまで、自分が戌井を好きだということに気付けない鈍さ。怖さから逃れるために選ぶ方法の駄目さ加減が辰見らしくて、戌井は辰見のそんなところもひっくるめて大好きで。
戌井の盲目的で時に暴走してしまうけれど、だからこそ何よりも真っ直ぐな「辰見が大好き」という想いを文字通りぶつけられ続けて、徐々にその想いに満たされ浸され、ぐずぐずにされていく辰見が本当に可愛いです。
戌井はまごうことなきオタクで、若干(だいぶ?)変態ですが、辰見に向ける情熱や捧げる愛情もまごうことなき本物。彼の辞書に「押して駄目なら引いてみろ」という言葉は存在せず、「押して押して押しまくれ」という言葉の後に「拒まれることはあり得ないのだから」という謎の言葉が続きます(勝手なイメージ)
「人の話を聞かないのは仕様です」張りに暴走する戌井が可愛く見えてきて、つい応援してしまうのは彼の盲目的な愛情故でしょうか。盲目的なのに、辰見に対して文句を言うときははっきり物申すところが意外でした。でも、そこが単なる思い込みだけの愛情ではないと示してくれているようで好感が持てます。
辰見への愛が本当に全く1ミリも揺らがないところは素晴らしい!頭が下がる!感服する!
フェロモン症ならではのストーリーの組み立てがされていて、良さが出ています。
前作で一番最初の行為はタイトル通りのドラッグレス・セックス。その後はフェロモン症の辰見がドラッグ(正規の薬)を服用しての行為が続く。そして、やっと想いが通じ合うときに、満を持して2回目のドラッグレス・セックス。
相手や自分の感情を客観的に判断できてしまうフェロモン症の症状は、ある意味便利だけれど、とても切ないです。自分のフェロモンの匂いに戌井が気付いてくれなくてショックを受ける辰見の胸の痛みが、本当に痛い程伝わってきました。何故、辰見のフェロモンがわからなかったかの種明かしには安堵したけれど、思わず脱力しました(笑)
設定の立ち位置が異なるとは思いますが、オメガバース設定のようにフェロモン症設定も広がっていくと嬉しいなぁ、と密かに期待しています……。どちらも好き。
あとがきに、「今までの作品に出てきたカップルはみんなラブラブになっている」(文言不正確、ニュアンスで)と書かれていて、そのラブラブな日々を過ごしているみんなを是非とも拝ませていただきたい!と思いました。
あ、最後になりましたが、今作ももちろんとてもエロい仕上がりとなっています!エンゾウさんの安定して綺麗で力強さを感じさせる絵で読めるエロシーン。いつも萌えをありがとうございます!
辰見のナッつんコスは見物です!似合っていない!けど萌える!(笑)
もともとエンゾウさんの作品の追っかけでしたが、これは特にすばらしかった!馴れ初め→デート→受けからのキス・セッ→同棲・・・と段階を踏んでいくのが本当に二人だけの話なんだと感動しました。
最初のほうは無理矢理だったのに、攻めが逆レ○プされかけて怖さが分かって、そこからは合意の上だと思うとキュンとしました。笑った顔も雄の顔も大好きです!ヤンキーもほだされるのがわかる。。。
プレイの数々も流石でしたが、自分は大学生同棲のときの攻めの服がデートのときに着替えさせられた雰囲気に似ていて萌えました。一緒に暮らしているんだと実感しました・・・・・・攻めのしゃべり方が「かわいー」とかめちゃくちゃかわいい!たぶん攻めのしゃべり方が好きな受けは無自覚なんだろうと思います。
攻「○○して」→受「○○はやだ!」→攻「じゃあ××」→受「うう・・・」と○○をする事がよくあってオヤオヤ(笑)としていましたが、作者様の小冊子で受けは無自覚Mと記載されており納得しました。Mは目覚めさせられた感が強いですがハハ
喧嘩するところはどうなるかと思いましたが、すごいハッピーなエンドでおめでとう・・・・・と本を一度閉じました。尊い・・・ハッピーエンドからのラブラブは十八番ですねもう!好き!!
オタクを見る目とベットの上で攻めを見る目が全然違って大きなため息です。束ねてブーケ作るからだれか受け取って、、、、、潮○きと顔○を「AVの見すぎだ」の一言で許容する受け何!???ほんとにエッチすきなんだね・・・・・・・
も~~~~~最後の30代は最高です。どっちからプロポーズしたんだろ・・・・買い物行くときもつけてるのかな・・・・と妄想が膨らみます!続きが!!読みたい!!と作者のツイッター見に行ったら母親までも仲良くなっててああ~~~~~^^親から勘当されるホモ(別作品)描いておきながら家族の付き合いもあるホモも描くとかなに????GOD