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elevatorman
建物に似つかわしくない高級スーツ
その男になぜか覚える不快感
オンボロビルに入る出版社 原稿を届けるたびエレベーターで出くわす男を知りたい
エレベーターにトイレの花子さん的に住み着いてんのかしら? 何かが?
って思うようなタイトルになぜか雰囲気ある男ふたり 気になりすぎて買ってしまったw
ううううん 短いッ!
偶然見てしまったエレベーター内でのキス
声をかける高級スーツに促されるまま乗り込むエレベーター
そんなところからはじまるお話 短い中に葛藤はあるんだが 恋がない
いや 斑(まだら)のどうしようもない苛立ちが高級スーツとスカしたような喰えない面構えのせい みたいな描かれかただからしかたないんだけど
この苛立ちこそ相手を強く意識していてきっかけさえあれば ってところに甘みがないのでね
それまで感じなかった男から感じる欲情の匂い
互いの腹の内を探れないのに情事にふけるふたりってのに駆引きやズルさを見せにくるので 甘ったるいだけの短話に飽きちゃったならおすすめしたい
利用された虚しさに激昂しながら受け入れてしまう斑のチョロさがね いい味だしてるのよ これがまた
もぉほんッと もっとじっくり読みたいぃぃいい((怒))
ハードボイルド風でありながらどこかほのぼの
これからのふたりの関係が持ちつ持たれつになるのか ちゃんと恋愛になるのか
いや もう恋ははじまっていますけどね
一目瞭然なわかりやすい恋になったりするのかなぁ とね