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ai wo ataeru kemonotachi
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
愛を与える獣達シリーズ第三弾です。
今回は色々なカプの詰め合わせという感じでした(*´▽`*)
最初はダグラス、ゲイル、チカ達によるヒト族救出のお話でした。
自分もダグラスとゲイルに出会う前は辛い思いを沢山したから救いたいと思うチカ。
そこまで波乱の展開はありませんでした。
ここでエドガー(イヌ族)とリュカ(ヒト族)が番になるのですが
こうやって幸せは紡がれていくのだなぁと思いました。
ニケ(リュカの弟)が元気になってほんとによかったです。
他の村人もチカのお陰で元気になってよかった…!!!!
2つめ
ゲイルの父たちの番になるまでのお話です。
リカムさんがバージルさんに監禁されていたというお話は
過去に出てきたので知っていたのですが
その二人のお話を濃く読むことが出来て嬉しかったです(*´▽`*)
素晴らしい執着心でした(*´▽`*)
3つめ
ダグラスとチカ息子のリヒト×ヨハンのお話でした。
過去に、お話を読んでいて二人が結ばれたらいいなぁと思っていたので
二人が番だと言うことを知って嬉しくなりました。
ですが、ことは簡単には進まなくて…。
良いとは言えないきっかけですが、そのきっかけがあったおかげで二人はちゃんと番になることが出来ます。
そして二人が番になったことを知った、ヘクトルさんの慈愛に満ちた視線…。そこにグッときました。
きっとヘクトルさんはずっとヨハンに幸せになって欲しいと思っていたんだろうなぁ…。
4つめ
ミンツさんとグレンさんの出会いのお話です。
この二人のお話も気になっていたので読めて嬉しかったです♪
出会いから番になるまでが案外長かったんだな…!と思いました(*´▽`*)
5つめ
ミンツさんとパリスさん出会いのお話です。
こちらも読んでみたかったので嬉しかったです~(*´▽`*)
パリスさんもミンツさんも積極的ではなさそうだったんで
どう出会ってどう結ばれたのか気になっていたんです。
グレンが知らない間にはっぱをかけてたんですね(*´▽`*)
6つめ
アレクさんとグランツのお話です。
アレクさんも幸せになって欲しいなぁと思っていたのですが
相手がまさかのグランツでとてもびっくりしました。
番だったとは…!という感じです。
アレクさんはしっかりとした強い方と言うイメージがあったのですが
まさにその通りで完全にグランツを尻に敷いてて、それがすごくよかったです(*´▽`*)
グランツとアレクさんを見ているとグレンとミンツさんの関係を思い出します。
7つめ
キャタルトンの娼館で働かされているウィルフレド(ヒト族)とランドルフ(虎族)のお話です。
こちらはチカと重なる部分があり、最初すごく辛かったです。
そして腐りきったキャタルトンを改めて知りました…。
酷いって言葉だけじゃ足りないぐらいです。
ウィルフレド視点のお話と、ランドルフ視点のお話があるのですが
どちらも辛くて仕方なかったです。
また、二人のお話とは別にウィルフレドとチカに関するお話がありました。
二人は同じ時を同じ場所で過ごしてたんですね…。
今回もチカがいたからウィルフレドとランドルフは結ばれることが出来たんだなぁと思いました。
他にもお話があるのですが、どのお話も私はすごく好きでした。
辛かった受けたちが幸せを掴む姿はどのカプを見てもグッとくるものがあります。
『愛を与える獣達 無骨な熊と王者の獅子と異界の「番」』→『愛を与える獣達 むすんだ絆と愛しき「番」』に続くシリーズ3巻目。
異世界トリップしてしまったチカユキと、彼を愛する獣人二人の物語です。ちょっと特殊な設定なので、前作未読の方はそちらから読まれないと理解できないと思いますので、まずそちらから読まれることをお勧めします。
シリーズ三作目の新刊は、表題作『「番」と獣は未来を紡ぐ』に、+番外編。
医師として働く森羅親之は、ある日突然異世界トリップしてしまう。何故か少年の姿になった彼はとらえられ、そして珍しい「ヒト型」という事もあって娼館で性奴隷として働かされることに。失意の中、生きる希望も失いかけたときにチカを救い出してくれたのが獣人のダグラスとゲイル。
心も体も傷つき疲弊していたチカに、惜しみない愛情を注いでくれる二人の男たちに救われ、今は彼らとの間に子もでき、幸せに暮らしているチカ。
というのが前作までのお話。
表題作『「番」と獣は未来を紡ぐ』は、かつてチカが性奴隷として働かされていたキャタルトンで、いまだにヒト族が性奴隷として働かされている。彼らを救うためにチカの力を貸してほしい、とキリルさま(レオニダス国王の伴侶)に頼まれて―。
というお話。
かつての自身の過酷な境遇を思い出し、そのままにしておけないと、ダグラスとゲイルの力も借りて救出に向かうチカ。まあ、ダグラスとゲイルがいるのでピンチに陥っても大丈夫、という安心感もあり、さほどシリアスな展開にはなりません。
相変わらず甘々なダグラス&ゲイル×チカ、可愛い子どもたち、そしてヘクトルといった周囲の優しい人たち。通常運転の優しく温かなお話でした。
あ、あと、この作品では二輪挿しがあります。
いやいや、チカの身体でダグラスとゲイルの二人をいっぺんに受け入れるのはきつそうだよ?と思いつつ、なんだかんだ幸せそうな三人に気持ちがほっこりしました。
表題作は、分量としては1冊のうちの三分の一くらい。後半は『愛を与える獣達』の番外編が収録されています。
ゲイルの両親であるバージル×リカムの二人が恋人になる過程を描いた過去のお話や、ダグラス&ゲイル×チカの子どもたち(ヒカルやスイ、リヒト)が成長しそれぞれの伴侶とくっつくまでのお話、忘れちゃいけないセバスチャンの回想、グレン&パリス×ミンツの若き日のお話、など、過去の話やチカたちの子どもたちが成長してからのお話が盛りだくさん収録されています。
個人的に中でもツボだったのが、キャタルトンの騎士団団長のランドルフと、キャタルトンの娼館で性奴隷として働かされているウィルフレドのお話を描いた『憎悪と贖罪』。
彼らは本編では登場していないので、え、これって誰だっけ?と思いつつ読み進めましたが、薄幸受けさんが大好物なので、めっちゃツボでした。
慎ましやかに、家族とともに暮らしていたヒト族のウィルフレド。
ある日村が襲撃され、捕らえられ、娼館で働かされるように。ひどい扱いを客から受け続ける彼のもとに、一人の獣人が客としてやってくるが彼はウィルフレドを抱くこともなく普通に寝てしまうだけ。そんな客を不審に思いつつ日々過ごすウィルフレドだけれど、ある日騎士団によって救出されて―。
薄幸・健気受けのウィルフレドもツボでしたが、彼に償いたいと懸命に尽くすランドルフもカッコよかった。彼らの関係性にも萌えました。なぜランドルフが贖罪の思いをウィルフレドに対して抱いているのか、ぜひとも読んでいただきたいです。
もう一つ、ヘクトルの腹心の部下で裏仕事もこなすヨハンと、彼を愛しているダグラスとチカの子であるリヒトを描いた『黒き獅子は彼の人を想う』も良かったです。
ヨハンが個人的にめっちゃツボキャラなので、彼一筋のリヒトと結ばれて本当に良かった。
ただ、どちらもモブレ(というか、受けちゃんたちが望まない性行為。未遂も含む)があるので、苦手な方は注意が必要かもです。個人的にモブレってすごく苦手なので、ちょびっと飛ばし読みしてしまった…。
本編で生まれてきたお子達が成長した、その後の番外編も数多く収録されていますが、これって誰だっけ?とわからなくなることもあってちょっと混乱しました。が、序盤に登場人物の紹介ページがあるので、そちらで時々確認しつつ読めました。
『愛を与える獣達』の世界観がお好きな方にはたまらない1冊になっているかと思います。