raraららら
4巻の最後で、光と彼にとっての「光」である春樹さんが涙を流して向かい合う姿が幸せで、まだ「恋人」と言えるような甘い関係ではないけど、少しずつ寄り添っていけるんだろうと思いました。
そんな二人のその後のお話です。
春樹さんの体の問題もあり、ずっと繋がっていない二人。光が望めば春樹さんは手で口で慰めてくれる。でもどこか壁があり、縮まらない距離。
贖罪で自分に優しくしてくれる春樹さんを解放してあげなければという思いと、自分を求めてはくれないことに苦悩する光の姿が主に描かれています。
すっかり大人しくなって健気な光を、「変わっていない」と言う春樹さん。
一方光は、「変わっていないのは春樹さんだ」と感じる。
光に変わって欲しくないのか、或いは過去に囚われたまま、光の変化に気づけないでいるのか。
本編中から春樹さんにも光を想う気持ちはあったと思うのですが、まだそれを受け入れて関係を進展させるのは難しいかもしれません。そういうことが体に表れたのかな、と。
若干病んでしまっている春樹さんを、今度は光が救い出してあげて欲しい。お互いにとっての「光」になれればいいなと思います。
「たぶん続く」とのことなので、二人を幸せにしてあげて欲しいと思います。切に。
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